2008/06/13 - 2008/06/20
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Mark & Risbeauさん
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【http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/10430765/から続く】
首都ワシントン(以下DC)2日目の朝8時過ぎ、一日契約で借りていたレンタカーを返却する前に、ワシントン・モニュメント(記念塔)の麓でりす坊を降ろした。僕が車を返しに行っている間、彼女が長い列に並んで枚数限定の当日券を手に入れる分業である。駐車場があれば、停めて一緒に並ぶつもりだったが、全然駐車できる雰囲気ではなかった。
返却前にガス・ステイションを探したが、カーナビにも出てこない。心配になるくらい市街地から離れたところまで行ってようやくみすぼらしいガス屋を見つけた。首都保安上の配慮なのか、あるいは土地が高すぎて商売にならないのか。あれだけの車が走っている街なのに、みんなどこでガスを買っているのだろう?また街に戻ってくるまでに随分時間がかかってしまった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
-
さすが首都!朝から大統領府専用ヘリが上空を通過
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近未来な暗い雰囲気の地下鉄駅
その間りす坊は切符を手に入れ、感心にも次々と観光をこなしていたらしい。車を返したペン・ステイションから地下鉄に乗ってりす坊のいるナショナル・モールに向かうときに地下鉄一日券を買ったが、結局ニューヨークほど使い手がなかった。 -
ワシントン記念塔
モールとはいいながら、ナショナル・モールで買い物はできない。連邦議事堂(キャピトル)とリンカン記念堂の間に広がる長さ3キロ、幅2キロの公園の名前なのである。モールを取り巻いてホワイトハウス、幾多の博物館・美術館、官庁の建物が配置されている。
モールの西のはずれのリンカン記念堂まで足を延ばしていたりす坊と、記念塔の近くで待ち合わせふたりでホワイトハウスに向かった。ワシントン記念塔 建造物
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ホワイトハウス前
ホワイトハウスには、中央にある大統領公邸以外に、大統領執務室(オウバル・オフィス)や首脳スタッフの事務所がある向かって左のウエスト・ウイング、大統領夫人執務室と核シェルターがある右のイースト・ウイングが含まれる。19世紀初めの米英戦争で焼き討ちに遭い、1817年の再築時に外壁の焦げを隠すため白く塗られたことからその名で呼ばれるようになったそうだ。
ホワイトハウス内の見学ツアーを事前に申し込んでいたが、投票権のない僕らには結局切符が手に入らず、今回は外からだけ見て見学終了。ホワイトハウス 現代・近代建築
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見るもの盛りだくさんの航空宇宙博物館
本日の目玉その1、スミソニアン航空宇宙博物館に向かった。上に書いたとおりモールには実にさまざまな博物館・美術館があり、2泊の旅行ではとても見きれない。今回は代表して航空宇宙博物館を重点的に見ることにした。ここには、その名の通り航空と宇宙に関するありとあらゆる事物が展示されている。15年前日帰りで来たときには時間がなくて駆け足だったので、今回また来れてとても嬉しい♪国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ライト兄弟の複葉機
ライト兄弟の飛行機(フライヤー)のレプリカ前を通りがかったとき、ちょうど解説が始まるところだった。兄弟の成功までのいきさつや、飛行機の操縦方法の解説もなかなかよかったが、兄弟が企業秘密を守るため競争相手を片っ端から特許侵害で訴えて潰した話とか、秘密主義のあまり二人の死後全く技術が活用されなかった話など、子供にはあまり聞かせたくない裏話に発明家たちの人間臭さを感じた。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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スピリット・オブ・セントルイス
さて、それではこの博物館のハイライト。
リンドバーグが操縦して大西洋単独横断飛行に成功した愛機「スピリット・オブ・セントルイス」。翼よあれが巴里の灯だ、の翼はこれ。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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三菱重工開発、中島飛行機製零戦
第二次戦争で米国のマスタング、ドイツのメッサーシュミット、英国のスピットファイアとともに世界最先端の技術とされた日本の零式戦闘機、いわゆるゼロ戦。航空母艦から発着する艦載機だ。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ロケット・エンジン
人類を初めて月に運んだサターン5型ロケットの巨大なF1エンジン。2分半で3000トン(空っぽのジャンボジェット17機またはインド象600頭相当)のロケットを60キロ上空まで押し上げる推力があったそうだ。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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アポロ月着陸船レプリカ
アポロ計画の月着陸船のレプリカ。いまだに、月着陸はNASAのでっち上げという陰謀説があるが、1999年の世論調査(をするところが面白い)によると、疑り深いわりには89%のアメリカ人が人類の月着陸を信じているとのこと。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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アポロとソユーズのドッキング
1972年、米国と旧ソ連は協力して宇宙開発計画をすすめることに合意した。3年後米国のアポロと旧ソ連のソユーズが宇宙でドッキングし、それが実現する。両国の宇宙飛行士が敷居越しに握手している映像を覚えている人も多いだろう。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ハッブル宇宙望遠鏡のモデル
ハッブルは1990年にシャトルを使って打ち上げられ、いまも地球の600キロ上空を約一時間で一周している。地球上空から、宇宙の膨張は加速しているとか、他の星にも惑星が存在しうる、など夢はあるが実際僕らの日常生活に全くインパクトない情報を人類に提供してきた。これまでおよそ45億ドルとも60億ドル(≒6,600億円)ともいわれる総コストの是非は立場により意見が分かれるところだが、早ければあと2年位で大気圏に落下してしまうそうだ。国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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今日の逸品:金属メッシュ製の月探検車のタイヤ
なるほどパンクはないと見たが、乗り心地のほどはいかに?亜鉛メッキのピアノ線を編んであるらしい。
この博物館を訪れると改めて人類の叡智に驚かされるだけでなく、誰でも好奇心豊かな子供に戻った気分になれる。夏休みでたくさん訪れていた子供たち以上に、親たちが目を輝かせて展示に見入っていたのも全然不思議はないのである。ディズ◎ーランドでそんな体験ができますか?ちなみに、万人の入場料は豪気なアメリカ政府のおごりになっている。
【http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/11077710/につづく】国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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