トリノっ子とトリノ　200712トリノと王道の街④

2007/12 - 2007/12

お仕事終わったトリノっ子のお友達と待ち合わせ。

日本大好きなお友達、わたしがトリノに行くって決めたころ、友達も東京に来るってチケット予約済み。

短い時間だったけど、楽しかったわ☆

エリア トリノ(イタリア)

ポー通りのサンティッシマ・アンヌンツァータ。

教会に入るのかと思ったら、プレゼピオ見に行こうって。

サンティッシマ アンヌンツァータ教会 寺院・教会

ワ〜オ、教会の地下いっぱいにプレゼピオ。

星はキラキラしてるし、水車回ってるし、こんな大掛かりなものだとは思ってなかったわ。

牛が水飲んだり、らくだが後ろ通ったり、うさぎが飛び跳ねたり、子どもも大喜び。

プレゼピオのコンテストもやってたの。

わたしは、一番これが好きかな。

せっかくだからって、教会の中にも入ってみたけど、真っ暗で何にも見えなかったの。

夜だからかと思って、昼間にもう１回行ってみたけど、やっぱり暗かったの。

教会出たら、モーレ・アントネッリアーナがよく見えた。

わたしも〜♪って友達もバッグごそごそしてカメラ取り出した。

確かに、特別なことがなければ、普段カメラなんて持ち歩かないかも。

モーレ アントネッリアーナ 博物館・美術館・ギャラリー

トリノ大学のロゴ入りグッズを扱うお店。イタリア人もこんなものを買うのね。

大学のロゴは、サヴォイア家の文化に対する貢献を表したものってこと。

太陽（神様）が牛（トリノ）の上に立つ（支配する）ワシ（サヴォイア家）を照らしてるんだって。

しかも、牛が寝てるのは聖書の上なんですけど。。。

どこのお屋敷かしら〜って思ったら、トリノ大学だって。

ドアに飾りあったり、ランプが灯ったりする大学って素敵。

お友達のお買い物につきあって、ガストロノミア。

クリスマス前のお買い物する人で、お店はいっぱい。

クラテッロにパンチェッタにタン。

さすが北の街ね。ラードがあるわ。

うす〜く切って、お口に入れたらとろけるの。

バゲットとかに乗せたりしても、おいしいのよ♪

いろんな種類のチーズ。どれもおいしそ〜

ピエモンテだったらトゥーマかパリエリーネよね〜☆

もうパリエリーネったら、もう、とろけ出しちゃって、今食べてって言ってるし。。。

友達が、食べたいのはどれ？って聞くから、それはパリエリーネでしょ♪とか言ってたら、お店の中探検してる間に買っててくれた。

ホテル追い出されても、友達でいてねって、どういうこと？

カンノーリ食べた〜い！！

これから夕飯でしょって友達にとめられなかったら、絶対食べてたわ。。。

思わず買いたくなっちゃう化粧品屋さんのディスプレー。

1780年創業の Fiorio。トリノでジェラートだったら、ここが１番なんだって。

フィオリオ カフェ

中は、ソファーとか赤基調で、ロマンティックな雰囲気らしい。

友達のおじいちゃんは、ここでおばあちゃんにプロポーズしたそう。

昔から、ここは男の人が政治の話をする場所なんだって。

ジモティと一緒だと、街歩きも一味違うわ。頭は疲れるけど。。。

ジモティの友達がいなくっても大丈夫。

名所、旧跡には、ちゃんとこういう案内板があるから。

カステッロ広場に近いガッレリア・スバルピア。


老舗がたくさん並んでるんだって。

Balatti&Milanoがあるのも、このガッレリア。

バラッティ エ ミラノ カフェ

かわいいわね〜

アンティーク？

こういうボリュームあるアクセサリーが似合うようになるには、もうちょっと時間がかかりそう。

銀器は磨くのが大変よね。

トリノの建物はとっても素敵で、中だってすっごくきれいなのに、オフィスやアパートとして使われてるから、旅行に来るだけじゃ見るチャンスがないわよね〜って残念がってる友達。

で、２人で開発？しましたよ、旅行者でも楽しめる方法を(笑)

これをするなら、暗くなってから。

わかります？　シャンデリアに灯かりがついて、天井のフレスコ画がよく見えるの。

こんなふうに美術館になってれば、チャンスがないこともないけど。

こういう模様の木のドアが、トリノのおうちの特徴なんだって。

ふつうのアパートだって、螺旋階段よ。

日焼けサロンだって、ヴォールトかかって、天井こんなに高いしね。

トラムが通り過ぎると、パチパチって火花が散るの。

けっこう音が大きくて、びっくり。

他の街って、こんなに音した？

さっき見たマダマ宮の白い天井、外から確認。

マダマ宮殿 城・宮殿

電気がつくと、さらに雰囲気が華やかになるわね。

星座みたいなこのイルミネーションは、友達が子どものころから変わらないんだって。

１階は、老舗のカフェ、NORMAN。

友達がいうには、ここのアペリティーヴォは、１回行く価値あるらしい。

飲み物１杯たのむと、パニーノからパスタまでテーブル見えなくなるくらいいろいろ出てくるらしいの。

友達が子どものころは、たまご屋さんだったんだって。

1882年創業。たまごって書いてある。

昔の生地とか、レースとか売ってるお店なんだって。

刺繍は全部、手でしてるんだって。

どのくらい時間がかかると思う？気が遠くなりそうね。

ちょっとこの鳥、、安っぽい。

ポルティコの柱に、こんなふうにブースが付いてるのに気が付くはず。

わかる？

友達によると、昔、ちゃんとしたお店をもてなかった人が、こうやって商売を始めたんだって。

今は、近くのお店のショーウインドーがわりに使われてるみたい。

なんだか、盆踊りの提灯みたいじゃない？

友達は、この広場を見せたかったみたいで、確かにきれい。

市庁舎広場 広場・公園

でも、わたしがもっと興味があるのは、こっち(笑)

おまわりさん素敵♪

だけど、仕事してるようには見えないわね。

休憩中？

お買いものする人たちでにぎわう大通り。

わたしが着く前までは、すっごく寒かったんだって。

あったかいから、みんなクリスマスのお買いものかも。

友達の話によると、中２階にはお手伝いさんが住んでたんだって。

他の街もそう？

この建物にはないわね。

この変わり、バルコニーにすっごい飾り。

この冬、イタリアじゃ、パープル系が人気。レディースだけじゃなくってメンズもね。

友達に、日本じゃあんまり紫の服見ないねって言われたんだけど。。。

会社で許されないとか、キャッチのお兄さんみたいとか、いくつか理由はあるけど、１番の理由は「似合わない」よね。

ぜんぜんイタリアっぽくないお店。

意外と込んでる。

実は、イタリア人もこういうキュートなものが好きだったのね。

このお店は、ビール飲むための道具の専門店だって。

イタリアって、そんなにビール飲まないと思ってたけど、愛好者もいるのね。

友達が、１番好きだっていう教会、コンソラータ。

メインの礼拝堂は、お祈りしてる人がいるから、ちょっと遠慮して、別の礼拝堂。

コンソラータ大聖堂 寺院・教会

フラッシュたけないから、ブレちゃった。

助けてもらったら、こんな風に何してもらったかを絵にして奉納するんだって。

病気が治ったとか、事故のけががよくなったとか。

大きいのは、やっぱりお値段も高いのね。ここのはわりと大きいけど、手のひらサイズの小さいのもたくさんあった。

ガイドブックだと、いつ建てられたとか、誰がお金だしたとか、有名な人の作品とかはわかるけど、こういうことって書いてないもんね。

ジモティと一緒だと、観光も１味違うわ。

厩って、馬飼ってるところって意味じゃないの？

ここのピレゼピオは羊版。

困ったときにみんながお願いするのが、このマリア様だそう。

コンソラータのある広場。

1763年創業でトリノの一番古いカフェ、アル・ビチェリン。

カフェ カフェテリア アル ビチェリン カフェ

ソルフェリーノ広場。

昼間も交通量多いけど、夜になっても減らないわね〜

東京みたいに大きい街じゃないから、見るところあんんまりないでしょって友達はいうけど、ジモティならではの解説もあって、充実。

わたし、自分の街、こんなに人に案内できないわ。

昼間見たカステッロ広場とは別の顔。

昼間も大人だけど、夜はもっと大人でオシャレ。

マダマ宮もライトアップ。

マダマ宮殿 城・宮殿

ただね、マダマ宮は最初からきれいだから、こんな風に飾らなくってもいいと思うのよ。

空が暗くなったら、上のボールにも電気がついた。

光が反射して、道路標識もかわいく見えるわ。

トリノの老舗のお菓子屋さんGHIGO、できたのは1870年なんだって。

パスティッチェリア ギロ スイーツ

ウインドーもかわいいけど、吸いつけられちゃったのは、このお菓子のせい。

GHIGOの雲だって。

クリスマス限定、バターたっぷり特別なパンドーロ。

口も手もお部屋も、粉砂糖で真っ白になっちゃいそうだけど、次のチャンスは逃さないわよ〜

待ち合わせしたヴィットリオ・ヴェネト広場のライトアップ。

むこうにぼんやり見えるのはグラン・マッドレ・ディ・ディオ。

偉大な聖母教会かな？

モーレ・アントネッリアーナもよく見えるわ。

ポルティコのしたの灯りもあったかい。

友達がレストラン予約しといてくれた。

ピエモンテの伝統的なお料理が食べられる、ジモティにも人気のレストランなんだって。

ポルト ディ サヴォーナ イタリアン

グリッシーニが、モーレ・アントネッリアーナ。

もったいなくって、開けられないわ。

クリスマス・ディナー楽しむ人でレストランはいっぱい。

せっかくだから、アンティパスト・ミスト。だって、いろいろ試してみたいじゃない？

サクってしたパイの器の中で、チーズがとろけてるでしょ。

赤いのは、ペパロニ。バーニャ・カウダのソースがかかってるの。
バーニャ・カウダ、もう日本でも有名だけど、アンチョビとニンニクをオリーブオイルで煮込んだソースね。

下のお豆は、クリスマスと新年の定番、レンティーケ。お金持ちになれるようにって願いを込めて。

四角いのはフラン。おしゃれなチーズ・オムレツって感じ？

それから、ヴェネツィアのとは違って、中にチーズとかとろけてる、ピエモンテのポレンタ。

もうね、これだけで、おなかほとんどいっぱいよ。

だから、これ頼んじゃったのは、失敗かも。

トーマとゴルゴンゾーラのタリアテッレ。

タリアテッレって、もっちりしてるから、すぐにお腹いっぱいになっちゃうんだった。。。

友達のプリモはこれ。

フランに、マルサラ酒で煮込んだとりのレバー。

友達がセコンドに頼んだのは、フィナンツィエーラ。

つくづく友達がイタリア人だな〜って思ったわ。

わたしは、チーズっぽいものばっかり頼んだけど、友達は肉＆肉。

レストランでお土産にもらったパネットーネ。

小ぶりでかわいい。だけど、パネットーネは大きいほうがおいしいのよね。

本当よ。小さいのはちょっとパサパサなの。

ちょっぴり変わったデザインでいつも楽しませてくれるコチネッレ。

友達も好きなんだって。かわいいお店があるのよ〜って連れて行ってくれた。

日本にも入ってきてるけど、やっぱり無難なデザインが主流なのよね。

ここでお友達とはお別れ。

東京とは違って危ないから、気をつけて帰ってねって、わたしもう十分大人よ。

大人だから危ないんだって〜

お友達に買ってもらったチーズ。

お買い物してるとき、わかったの。厳重に袋に入ってるのに、ときどき匂う。

そして、買ってもらったのは、とってもうれしいけど、こんなに大きいの。

捨てるなんて、もったいないし、ミラノまで持っていくのもヤだな〜

レストランででたグリッシーニ、友達の指示でお持ち帰りしてきてよかった♪

とろっとろで激ウマ☆

やっぱり、においがきついかも。

厳重に包んで、喚起のいいバスルームに保管(笑)