2009/12/14 - 2009/12/22
398位(同エリア1037件中)
唐辛子婆さん
ヴィエンチャンは世界遺産のルアンパバンほどではないにしろそこここにお寺のある街でした。
散歩の途中で寄ってみたのは3軒だけです。
このお方はワット・シームアンのお庭にいらっしゃる大地の女神ナーン・トラニー(タイ語ではプラ・メー・トラニー )です。
ブッダパークでもご説明しましたのでしつこいようですが。
修業中の釈迦が悪魔マーラの軍団に襲われた。
釈迦は祈った。
「大地の女神よ、私が今までに積んだ善行を証明して下さい。」
地中から現れた大地の女神は長い髪の毛を絞って大洪水を起こし、悪魔を溺れさせた。
徳を積むということは大地に水を施すことと同じなので、釈迦は500回生まれ変わるまでに洪水を起せるほどの徳を積んできたのだ、ということだそうです。
大地の女神はヒンズーの神様だけれども釈迦を救ったということで人気があるようで、バンコクでは水道局のロゴだし、マリア崇拝みたいな感じかしら、いろんなところでお目にかかります。
★Laos ロングステイの下見旅 (1) 18編のサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10412540/
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これは私の一番のお気に入りの大地の女神です。
タイのどこかの古〜〜いお寺の壁画です。
背景が暗いのでわかりにくいのですけど両手で長い髪をしぼっています。 -
さて、はじめに訪れたのはワット・シーサケート(Wat Sisaket)
回廊の壁に小さい仏様がい〜っぱいのお寺です。
場所は凱旋門の通りとセタティラー通りのぶつかる角のところ。 -
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白いブーゲンビリア -
仏像の数は1万体にものぼるそうです。 -
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おだやかなお顔 -
こちらは
ランナータイ(タイ北部)の仏様とも
またちょっと違う
切れ味のあるお顔です。 -
どうも一時代の一地域の仏像
というのではなく
いろいろな仏様が混在していらっしゃるような。 -
痛ましや、おててが折れて。 -
ナーガはどこの寺院にもいますねー。
ヘビって日本では気味悪がられますけど
お釈迦様の背後にかぶさるようにして
雨風をよけてあげたりしてるので。 -
ああ疲れたね、と座り込む観光客。
午後はあづい。 -
高名な方のお墓の前で。
市場で精彩を放っていたお供えのマリーゴールドも
ドライフラワーになっていました。 -
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ラオスではめずらしくふくよかなママ
しあわせそう。 -
ここからはワット・シームアン(Wat Simuang)
サームセンタイ通りとセタティラート通りがぶつかってタードゥア通りとなるY字路にあります。 -
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これはどういう場面なんでしょ?
阿修羅みたいに3面を持った神様がブッダの使命をうけたまわっているところなのか?
ブッダの教えをはいはいと聞きながら裏では何かたくらんでいるのが人間だということか?
ご存知の方、教えてくださいまし。 -
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ここはヴィエンチャンでもっとも多くの参拝客が訪れるお寺だそうです。
昔、ここを建てる時にシーという女性が自ら人身御供となったことから、女性の人気が高いとか。
私達が訪れた時も、沢山の人がお説教を聞きに集まってました。でね、お説教されてるお坊さんを撮るのは遠慮したんですの。
あとでふと見たらそのお坊さん、札束数えてたのでびっくり。
タイでは僧侶はお金に触れてはならないので
そういう雑事は寺男がするものと決まっておりましたが。 -
境内は平日なのに参拝客がいっぱいでした。 -
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ハーイぼくはウルトラ・ブッダ -
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そしてカラフルな神様もいっぱい。 -
ワタシはここのマドンナよ。 -
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ラオスの像のお口にはどれも舌がある。 -
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なんだかいいな。
あたたかい。 -
みんなが仏教の発祥の時代を
生きているような -
生活の中に仏教がいきいきと存在してるような -
熱心に勉強中です。 -
お寺の外にあったキャノンボールの木 -
キャノンボールの花
ザボンぐらいの黄緑色の実になるんです。
それが砲丸と呼ばれる所以です。
爆弾花と呼ぶ人もいるとか。 -
ここからはワット・ホーパケオ(Wat Ho Phakeo)
「王の保護寺院であるため僧侶がいない。」(地球の歩き方より)
ここにもナーガがいます。 -
ナーガは魚を捕まえてる -
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この模様はワット・シーサケートにもありました。 -
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王の保護寺院だけあって格調高くシブい趣味。 -
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しか〜し -
排水口(?または空気穴?)に
こんなユーモラスなお顔が。 -
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そして狛犬がある意味とてもリアルな迫力で -
吼えてます。 -
狛犬の尻尾がヘビ?を飲み込んでる? -
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みなさま
葉隠れという言葉の由来はここから。
仏像のお顔が葉っぱに隠れてます。
なんて、でたらめです。
でもこういうの初めてみました。 -
もしやこれって -
ドヴァラヴァティ?
ああ
昔習ったことはみな忘れてしもて。
違ってたらごめんなさい。 -
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とても美しいレリーフ。
これでラオスの旅はオシマイです。
ラオスは山がちで海のない閉ざされた内陸国として発展が遅れてきましたが
日本の支援でメコン川に2本の橋がかけられ
今後さらに2本の工事が予定されているとか。
「ラオスはこれから
『閉ざされた内陸国(Land Locked Country)』から『インドシナをつなぐ国(Land Linked Country)へ』と進化していくでしょう。
(IDCJ国際開発センターの資料より)
ダイナミックに変貌を遂げる国って目が離せないですね。
ブアソン首相、ぜひとも長期滞在ビザを発行してくださいませ。
15日じゃー短すぎまっせ。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- コクリコさん 2010/01/29 17:27:14
- わーん、面白い。
- こんにちは〜
表紙の金髪の女人は大蛇をからませているのですか?
世の中ではタイやカンボジアの仏像ばかり知れ渡っていますが、ラオスも魅力的な仏像がいーっぱいなのね。
- 唐辛子婆さん からの返信 2010/01/30 10:43:50
- RE: わーん、面白い。
- > 表紙の金髪の女人は大蛇をからませているのですか?
いえいえ
長い髪の部分を染めるにはヘアカラー液が足りなかったんですぅ(笑)
髪をしぼって水を滴らせてる。
←これも大地の女神ナーン・トラニーなんです。
> 世の中ではタイやカンボジアの仏像ばかり知れ渡っていますが、ラオスも魅力的な仏像がいーっぱいなのね。
今回はお散歩の途中に寄っただけなので詳しいことは何一つわからないまま。いつか一体一体ゆ〜っくりと眺めてみたいです。
ブッダをとり巻く世界、ヒンドゥーのさまざまなお話は面白いですね。
最近のazianokazeさんのスリランカのガネーシャのお話、読んで見てください。プージャという新年の儀式に参加した編です。
- コクリコさん からの返信 2010/01/30 22:49:37
- RE:コメントが入りましたね!
- こんばんは〜
> 長い髪の部分を染めるにはヘアカラー液が足りなかったんですぅ(笑)
> 髪をしぼって水を滴らせてる。
> ←これも大地の女神ナーン・トラニーなんです。
表紙の説明でやっとわかりました!
髪の毛で釈迦を守った女神なのですね。
こういう神々の説話ってとても興味深くて面白いです。
もっと書いて〜〜
> 今回はお散歩の途中に寄っただけなので詳しいことは何一つわからないまま。いつか一体一体ゆ〜っくりと眺めてみたいです。
そうよね、一度見ただけではわかりませんものね。
解説書などあるの?
> ブッダをとり巻く世界、ヒンドゥーのさまざまなお話は面白いですね。
そうそう、ナーガってヒンドゥーにも仏教にも出てくるわね〜。
釈迦を大雨・洪水から守ったり、ヒンドゥーのヴィシュヌ神が海を漂っていた時に船の代わりになってあげたり。
http://4travel.jp/traveler/coquelicot/pict/11811018/
↑これ私が見たヴィシュヌ神を運ぶナーガ。
日本も神仏混合ってあるけど、仏教とヒンドゥーも混合していて面白いですね。
> 最近のazianokazeさんのスリランカのガネーシャのお話、読んで見てください。プージャという新年の儀式に参加した編です。
ガネーシャってシヴァ神とパールヴァティーの子よね。
スリランカにはガネーシャのお祭りがあるんだ〜
本当に4トラの旅行記って奥深いですね。
私、アジアの旅行記あまり見ていないから知らない旅行記たくさんある。
ガネーシャって日本に入ってくると歓喜天になって秘仏の聖天様になってしまうのが面白い。なんでそうなったの?
以前奈良のお寺に泊まった時、「部屋にたくさん歓喜天が置いてあった」とある人に言ったら
「えーっ、聖天さまだろ?普通は秘仏なのに、いいのかね。そこで寝たのか!」
と驚かれました。
普通に置いてあったので「わーい、歓喜天だぁ!」と喜んでシゲシゲ見てそこで寝ました(^^;)。
もうそこのお寺泊まれないから残念。唐辛子婆さんが喜びそうなお寺だったのに。
しかし、百体も仏像のあるお寺って壮観です。
白いブーゲンビリアも、日本のお寺でよく見る白木蓮みたい!お寺に白い花の咲く木は似合う。
カラフルな仏像、神像、舌出したり、日本と全く違うので比べてみるのも面白いです。
以前、唐辛子婆さんの紹介でしたっけ、どなたかのタイの地獄寺の旅行記も面白かったです。
では、スリランカのお祭り見てきますね。
投票したか忘れたので、投票してみますね(^^)
- 唐辛子婆さん からの返信 2010/01/31 13:51:30
- RE: RE:コメントが入りましたね!
- > 髪の毛で釈迦を守った女神なのですね。
場所によっては長い髪からお水が出るようになってるのもあるそうです。
> もっと書いて〜〜
そ・そんなには知らないんですけどね。
コクリコさんのほうがよくご存知だと思いますよ。
あ、そうだ!
ちょっとここには書けないお話を思い出しましたので今度お会いしたときにね(*^_^*)
> 解説書などあるの?
お寺で聞けばあるんでしょうね。多分。観光客の多いお寺でしたから。
> http://4travel.jp/traveler/coquelicot/pict/11811018/
> ↑これ私が見たヴィシュヌ神を運ぶナーガ。
さっそく拝見しました。
そしてコクリコさんの知識に驚嘆しました。
> 日本も神仏混合ってあるけど、仏教とヒンドゥーも混合していて面白いですね。
もともとインドの人はブッダをヒンドゥーの神々の一人ととらえているようで。ブッダはヒンドゥーのカーストを否定してるし、終らない輪廻からの脱却をテーマとしているんだから、ヒンドゥーとは相対する存在だと思うんですけどね。
スリランカなどでは、ブッダは強力なパワーを持った神様と化しており
お祈りすれば何でもかなう、みたいな。
欲を捨てて、とはまったく別の方向だあ。
> 私、アジアの旅行記あまり見ていないから知らない旅行記たくさんある。
azianokazeさんはほとんどが「ひとりで現地のガイドと一緒に回る」スタイルなので詳しい話を知ることができるのです。
> ガネーシャって日本に入ってくると歓喜天になって秘仏の聖天様になってしまうのが面白い。なんでそうなったの?
あはは、もともと甘いものがだ〜いすきってことで欲望に弱い神様なのかも。
> 普通に置いてあったので「わーい、歓喜天だぁ!」と喜んでシゲシゲ見てそこで寝ました(^^;)。
あはは、コクリコさんたらぁ。
わたしゃこないだチベット展で初めて見てビックリしましたよ。
> 以前、唐辛子婆さんの紹介でしたっけ、どなたかのタイの地獄寺の旅行記も面白かったです。
多分けーしちょーさんの紹介だと思います。あそこも面白そうですねえ。
投票ありがとうございました!
- コクリコさん からの返信 2010/01/31 14:53:51
- RE: RE: RE:コメントが入りましたね!
- > ちょっとここには書けないお話を思い出しましたので今度お会いしたときにね(*^_^*)
では、川越で寺院巡りなぞする時に。
> > 解説書などあるの?
> お寺で聞けばあるんでしょうね。多分。観光客の多いお寺でしたから。
解説書がないのに、こんなに詳しいコメント書けるなんて、唐辛子婆さん凄いわ。
> さっそく拝見しました。
> そしてコクリコさんの知識に驚嘆しました。
さっき、私の掲示板への書き込みの返事でも書いたけれど、ギメ美術館の日本語オーディオ・ガイドを聞きながらメモしたのよ。
メモした字が 見難くていい加減なこと書いたかもしれないです。
> もともとインドの人はブッダをヒンドゥーの神々の一人ととらえているようで。ブッダはヒンドゥーのカーストを否定してるし、終らない輪廻からの脱却をテーマとしているんだから、ヒンドゥーとは相対する存在だと思うんですけどね。
そうか〜なるほど。
今日本で大人気の阿修羅もヒンドゥーの神(鬼神?)だったわよね。
日本の興福寺の阿修羅さまの美男子ぶりと違いギメ美術館や先日行った『アンコールワット展』で見たアシュラのごつい顔(^^)
帝釈天ももともとはヒンドゥーの神だ〜数えてみるとたくさんいらっしゃいますわねぇ。
> スリランカなどでは、ブッダは強力なパワーを持った神様と化しており
> お祈りすれば何でもかなう、みたいな。
> 欲を捨てて、とはまったく別の方向だあ。
日本の神様みたいだ〜現世利益・・・商売繁盛、学業成就・家内安全・良縁祈願・安産・無病息災・・・
> azianokazeさんはほとんどが「ひとりで現地のガイドと一緒に回る」スタイルなので詳しい話を知ることができるのです。
理想的なスタイルの旅!
> あはは、もともと甘いものがだ〜いすきってことで欲望に弱い神様なのかも。
ガネーシャって甘い物が好きなの? かっわいい!
ますますガネーシャファンになってしまった。
とんぼの本だかなんかのインドの神々の本まで買ったのに、まだ全部読んでないのよ(^^;)
唐辛子婆さんの仏像旅行記を深く理解するために読まなくては。
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