Laos　ロングステイの下見旅 (8) ナムグムダムの湖

2009/12/14 - 2009/12/22

地図で見るとヴィエンチャンの町がぜ～んぶ水没してしまいそうな
巨大な湖、ナムグムダム湖。
1971年に日本の援助で完成したということに驚いてしまいました。
だって東京オリンピックが1964年。
そのころの日本はまだまだ先進国と呼べるような国ではなかったやうな。

ヴィエンチャンから2時間の山奥に道路を作り川を堰きとめダムを作り。
泊まる所も食堂も自前で用意しなければ何もない。
調査も設計も施工もどんなにか大変なことだったでしょうね！！

生態系が破壊されたという批判もあるそうですが
ラオス市民に電気をもたらしたことは確か。
電気はタイにも輸出しているとか。

それに、巨大湖はとてつもなく豊かな漁場をつくりだしたようです。
表紙は米軍が捕らえた大きな魚の写真。レストランに飾ってありました。

★Laos　ロングステイの下見旅 (1)　18編のサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10412540/

エリア ビエンチャン(ラオス)

凱旋門の通りルート13をひたすら北上します。

明日からホリデーに出発のお忙しい中、Ｓさんが
ハッピー・スマイル・ツアーに連れて行ってくださったおかげで
とても慎重な運転をするドライバーを予約できました。

Happy Smile Tour
005/02 Unit;02, Ban Anou, chanthabouly District, Vientian, Lao P.D.R
tel:[phone]
[e-mail]
http://www.happylaos.com

田んぼはすでに稲刈りがすんで秋の風景。
雨季に来たらさぞや美しいでしょうね。
こんなに田舎の風景なのに鳥がほとんど見られないのは不思議。

市場でラオハイのことを聞いてもらってる間に
ちょっくら中を見物。

TOTOの肌ぶとんぢゃとお？？
TOTOって布団も作ってるのお？
これってあとで、町のどこにでも売ってるとわかりました。

ラオス名物ソーセージ作り

野菜やスパイスのほかにお酢もいれるのかしらん？
いつも酸っぱく感じるのは私だけ？

このソーセージがハーブたっぷりで脂があんまりギタギタじゃなくて
とってもおいしいんですよ～～！

お魚の開き方が日本と違うやうな

そして、これから向かったのは壷入りのお酒ラオハイの村。
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10412605/

ラオハイの村から本線に戻って一路ナムグムダムへと向かいます。

養魚場

ダムに到着です。
地球の歩き方にはバスで2時間とでていましたが、途中で寄り道したので
たっぷり2時間半以上かかりました。

手前はダムから流れ出てるナムグム川。

ダム湖とダムを一緒に撮りたかったんですけど、撮ったんですけど
ホントは禁止らしかったので削除しちゃいました。
運転手さんに迷惑がかかったりしたら大変なので。

湖のほとりの村に着きました。

どんな田舎にもあるパラボラアンテナ。

カオニョ（蒸したもち米）を入れる器を売っていました。
でも買わなかった。
日本では全然使わないことを知っているから。

ボランティアグループのバザーで売ったことがあるんです。
でも一個も売れなかったの（涙）
みんな賢い。

織物のような柄のバスケット。
嵩張るからやめたけど欲しかったです。

ヴィエンチャンの空港では嵩張るものを
10ドルで梱包してくれるサービスがあるんだそうですけどね。

我が家の羊歯の鉢カバーに買いたかった（涙）

唐辛子婆はなぜかバスケットに目がないの。
こういうの見ると自分で編んでみたくなっちゃうんです。

さて、一番奥のレストランにしなさいとＳさんに言われてたんでした。

入口の素焼きの壷

これももって帰りたい（涙）我が家の羊歯のそばに置いたなら・・・。

本当はこういう蓋つきなの。
こういうアジアン・テイストってたまりませぬ。

入口のかわいらしい屑物いれ

湖の魚たち

ひろい湖面に銀色の魚がい～～っぱいキラキラひかって見えました。

ここのマダムはこんな若くて美しい女性でした。
ところで、ラオスは軍人（または共産党本部の人たち？）が
かなり偉いんでしょうね。

母親と一緒に下へもおかぬいたれりつくせりの歓迎振りでした。
次から次へとご馳走並べてつきっきりでご飯をよそって。

あ、でも私達が待たされたってことじゃないんですよ。
Ｓさんオススメのパーニンのから揚げ、と～ってもおいしかったです。
バジルなどの葉も一緒にカリッと揚げてあって甘酸っぱいソースが絶妙。
タイのソースより甘さが控えめ。

空芯菜もシャキっとした炒め具合が申し分なく
大豆ツブツブの調味料（トウチとかいいましたっけ？）がまろやかで。

遊覧船が男島、女島の周囲もまわるそうですけど
私たちはのんびりとランチを楽しんで村の生活をのぞき見て。

煮干って川魚でもできるんだー。
って、おバカなことに驚く唐辛子婆。

魚のすり身を蒸したもの

この村にはエンゼル・トランペットがそこかしこに咲いていました。

これはメコンにあらず。とうとうと流るるナムグム川です。
もうもう美しくて車をとめて降りていきたいほどでした。

フランス人が作ったとかいうリゾートがあるとか。
今度来るまでに調べておかなくちゃ。

日の暮れかかったパトゥーサイ（凱旋門）に戻って楽しい1日が終りました。