2010年1月　伊豆の旅　第１日　浄蓮の滝(再)、天城峠、七滝温泉

2010/01/23 - 2010/01/24

大好きな伊豆を旅してきました！
第１日は、天城峠越えです。

第１日：箱根ターンパイク−伊豆スカイライン−浄蓮の滝−旧天城トンネル−七滝温泉泊

「暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。」（「伊豆の踊子」川端康成）

エリア 静岡

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

午前中に用事があり、昼前におもむろに出発しました。
私はいつも、沼津ＩＣからではなく、小田原厚木道路から箱根ターンパイク、伊豆スカイラインを走って伊豆に行きます。交通量も少なく、お勧めです。
箱根ターンパイクと伊豆スカイラインの間にある天閣台から見た芦ノ湖。

伊豆スカイラインの滝知山から見た太平洋。
大島も見えます。

高原を走る伊豆スカイライン。

冷川ＩＣから天城街道に向かい、百選の滝・浄蓮の滝に行きます。

駐車場から、こんな感じの歩道を降りていきます。
５回目くらいの訪問だろうか。百選の滝の中では、一番親しんでいる滝だ。

浄蓮の滝。
「日本の滝」というと、この滝や払沢の滝あたりをイメージしてしまう。小ぶりだが、素直で清涼感あふれる滝である。

「天城越え」の楽譜と石川さゆりの写真（たぶん）が。。。

なお、「伊豆の踊子」には、浄蓮の滝は出てこない。

これから天城越えです。
いのしし注意。

国道から旧道に入りました。
川端康成と「伊豆の踊子」の記念碑。

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。」

つづら折りの道です。
以前、歩いて天城越えをしたこともあるが、今日は楽をして車で行きます。

旧天城トンネルが見えてきた。
駐車場とトイレも完備。

少しだけ歩いて中に入ってみます。
かなり先に、向う側出口の明かりが見える。

入った方を振り返って見る。

車でトンネルを通過します。
対向車があれば、狭くてすれ違えないだろう。

トンネルの途中にて。
夜中に通るのは嫌だろうな・・・怖い噂もたくさんあるみたいだし。。。
左上に写っているのは、カーナビ画面の反射なので、ご安心を。

ようやく出口に着いた。

反対側より。

今夜の宿の七滝温泉に向かいます。
途中で通るループ橋。
高低差をぐるっと回りながら上り下りします。

つり橋のある宿でした。

渓流やつり橋を眺めながら入れる露天風呂。

天城と言えばいのしし鍋。

冷たくて美味しい抹茶をいただきながら、貸切の抹茶風呂と露天風呂に入れます。

貸切の露天風呂。

伊豆に行くときはいつも持参する「伊豆の踊子」を読んで、感慨にひたってから寝ました。