2010/01/03 - 2010/01/03
295位(同エリア728件中)
キートンさん
この冬、日帰り小旅行をいくつかしようと「青春18切符」を購入。
普通列車のちょっとハードな小旅行第4弾は、ちょっとパターンを変えて夜行のフェリーで出発し、1日かけてしまなみ海道をサイクリングします。
四国に上陸し今治のサイクリングターミナルからサイクリング開始。
6つの島を6つの橋と1つの渡船で結び、瀬戸内海を横断する「しまなみ海道サイクリングロード」。
世界有数のビッグな橋を渡りシーサイドを走り抜ける、日本でもトップクラスの風光明媚なコースです。
本編ではコース前半、愛媛県側今治から大島、伯方島、大三島の3島をお届けします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車
-
オレンジフェリー(夜行便)の朝は早い。
セットしたアラームよりも早く船内放送で起こされたのは東予港到着の30分前。
いよいよ長?い1日が幕を開けます。
定刻通り6:10東予港に到着、6:20発壬生川(にゅうがわ)駅行き無料接続バスに乗り込みます。
無料接続バスは壬生川駅行のほかに新居浜行と今治行があるようです。
壬生川駅行は7:00発の便もあり、出発まで船内でゆっくりすることもできるようです。 -
バスは約10分ほどで壬生川(にゅうがわ)駅に到着。
ここでこの旅初めて青春18切符の登場ですが、駅員が出勤前なので列車の乗務員に日付を入れてもらいます。
壬生川6:41発で波止浜を目指しますが、途中今治駅で約15分停車していたので、一旦下車して朝食のパン等を買い込んで再び乗車しました。 -
波止浜駅に7:24着。
ここから今治市サイクリングターミナル「サンライズ糸山」まで2kmの道のりを歩きます。
駅前の倒れた自転車は、風が強かったことを物語っているかのよう。 -
駅前からサイクリングコース入口までの案内板が設置されているのでわかりやすいです。
ちなみに「サンライズ糸山」はサイクリングロード入口の少し手前。 -
駅から20分程度歩くと来島海峡大橋の主塔が見えてきました。
でも上を走る車道の線形と主塔の位置関係がなんだか不自然な気がする。 -
8:00前「サンライズ糸山」に到着。
ロビーからは来島海峡大橋の全景が眺められます。
レンタサイクルの貸し出し時間は8:00からとジャストタイミングで早速手続き開始。
貸出料金1日500円、保証料1000円で、またここに返却すれば保証料は返ってきます。
今回は尾道で乗り捨てになるので保証料は返ってきません。
また、しまなみ海道の6つの橋を渡るには自転車料金が必要で、全500円分を綴ったサイクリングチケット(50円券10枚綴り)もここで購入。 -
今日1日約70kmの道のりをお供する自転車。
便宜上「しまなみクン」と命名。(なんのひねりもない)
できれば5段シフトくらいは欲しかったのですが、リュックを背負いたくなかったので前かご付きを希望したら、3段シフトでした。
8:20、いよいよこの旅のメインイベント「しまなみ海道サイクリング」のスタートです。 -
その前に、今日のコース紹介。
左側の今治をスタートし、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島と経由して尾道がゴールとなります。
全行程約70km。
本四架橋3ルートのうち唯一自転車や歩行者も渡れる、地元密着型というのが尾道今治ルートの最大の特徴です。 -
サイクリング道には「しまなみサイクリングロード」の表示があります。
-
いきなりの寄り道ですが、来島海峡大橋を渡る前に糸山公園にある「糸山展望台」に立ち寄りました。
展望台からは360度の展望。
こちらは北西方向で中央に見えるのは来島。
下に見える駐車場に「しまなみクン」を置いて上ってきてます。 -
来島を遠望
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北東方向は瀬戸内海、左側に小島、右下には「来島海峡展望館」が見えます。
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「来島海峡展望館」を遠望
後ほどあそこにも立ち寄ります。 -
来島海峡大橋
世界初の三連吊橋で、全長4105m。
向こうから「第一大橋」、「第二大橋」、一番手前が「第三大橋」 -
平山郁夫画伯は生口島の瀬戸田町出身の現代日本画家。
おしまれつつ永眠についたのはつい1ヶ月前のこと。
しまなみ海道の開通を記念して53地点でスケッチを描かれたそうな。 -
第三大橋主塔付近のデッキ。
車道と自転車歩行者道が分離されているのがよくわかります。 -
第三大橋の主塔から四国側にかけて。
雲の合間から差し込む太陽の光はスポットライト状態。 -
南方向の複雑な道路線形。
車道は大きく左カーブ、ループを描いているのが自転車道です。
通常2本のケーブルの間を車道が通るところですが、車道が大きくカーブしていたのですね。 -
自転車道の道路勾配を緩やかにするためにループを描いています。
後ほどそのスロープを上っていくことになります。 -
展望台から下りてきて、来島海峡展望館にやってきました。
橋を眺める彼女は銅像です。 -
先ほどの展望台より標高が低いので、大橋の床版をやや下から見るアングルとなります。
こうして見ると、第二大橋の床版中央部が高くなって縦断曲線を描いているのがよくわかります。
それにしても床版が頼りないくらいに薄く感じてしまう。 -
来島海峡展望館には工事展示室があります。
ちょうど9:00開館だったので入場しました。 -
しまなみ海道の説明板
-
主塔の工事模型
わりとあっさりめの展示で、個人的にはちょっと物足りない内容でした。
入場無料ですが、ひと月前に入場した瀬戸大橋記念館の展示が充実していただけに、比較してしまいがちになりました。
ただ、観光資料は結構充実していて、多くを入手しました。 -
9:00過ぎ、本格的にサイクリング開始。
先ほど展望台から眺めていたループを上って行きます。 -
主塔から伸びるケーブルとアンカーレイジ
主塔を通過してから道路がカーブしている様子がよくわかります。 -
先ほどの尾根に見える展望台や来島海峡展望館には、左にあるトンネルをくぐって行きました。
それにしても橋を渡り始めるまでに何回立ち止まっていることやら・・・
先が思いやられます。 -
「尾道まで69km」
いよいよ世界初の三連吊橋を渡ります。
なんだかようやくスタート地点に立った感じ。
今まではウォーミングアップやったんかい! -
渡り始めて見る海岸はなんと美しい!
海面の表情はいかにも流れが早そう。 -
自転車が橋を渡る時は通行料が必要です。
この来島海峡大橋の料金所には係員がいました。
係員曰く「今日は風がきついからたいへんやなあ・・・」
私「これできついほうですか?」
係員「昨日なんか無風やった」
年越し前後は風がきつそうだったので、2日より3日の方がましだと推定していた私の読みは大きくはずれていました。
ただ、この長大橋は風がきついことは覚悟していたので想定内ではありました。
話は変わりますが、この道路のウェイブはすごい。 -
最初に上陸する島「大島」
その海岸線はやはり美しかった。 -
一見ありえないアングルからのショット。
実はデッキが横に大きく張り出しているのでした。 -
上陸するとき自転車道は再びループで下りて行きます。
勾配を緩くして上りやすくなっているだけではなく、ループの途中でつい足を止めて眺めたくなる景色が随所に見られます。 -
ということで、やっぱり足が止まってしまいました。
-
橋の上から眺めた海岸を、また違ったアングルから。
-
大島の長浜海水浴場
順光なのでとても海の青が映えます。 -
大島の道の駅「よしうみいきいき館」から見る来島海峡大橋。
停まっているフェリーがなかなかカラフル。
ここからサイクリングロードは内陸部に入り2つの峠超えがあります。
特に二つ目の峠超えは、尾道までの全行程でおそらく最も長い上りでした。
橋に上る自転車道は自転車用に緩い勾配になっていますが、内陸部の峠超えは現道をコースにしているので、サイクリストにはこちらのほうがきつくなります。
コース上の風景も(地元の人には失礼ですが)正直なところ普通の田舎の風景っぽくてやや単調といった感じでした。 -
疾走するロード集団
二つ目の峠を越えると宮窪という町に出て、海岸沿いを走ります。
宮窪の交差点を逆に右に折れると「村上水軍博物館」があり、時間に余裕があれば寄ってみようと思っていましたが、後半時間の余裕がなくなるといけないのでやめにしました。 -
海岸沿いはフラットで走りやすく、島と島の間隔も狭くなってきて、景色もなかなかです。
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このあたりは潮流があまりに速く、潮流体験の観光船も出ているほどです。
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こんな海の流れ見たことない。
こうなると川を通り越して、まるで渓谷の流れのようです。 -
やがて第二の橋「伯方・大島大橋」が見えてきました。
天気も上々。 -
伯方・大島大橋へのスロープを上りきると現れる料金所。
最初の来島海峡大橋以外の料金所は全て無人で、人が通ると音声で料金の支払いを催促されます。 -
伯方・大島大橋は全長1165mの吊橋。
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上陸する伯方島の伯方ビーチが見えます。
「伯方の塩」でおなじみの伯方島は、しまなみ海道の6つの島の中では最も小さい島です。 -
コース上で伯方島を通る区間は短く、しばらく走ると第三の橋「大三島橋」への上りとなります。
この上りで「しまなみクン」のシフトチェンジの調子がどうも良くなくて、行く先の不安を抱かせる。
サイクリングロード上にはいくつかのレンタサイクル店があるので、場合によっては調整してもらうこともあるかも・・・ -
大三島橋は全長328mのアーチ橋で、本四架橋の橋の中では最初に開通した橋です。
本四架橋の橋の中で、アーチ橋は唯一この橋だけでしょう。 -
大阪市内にも長柄橋や銀橋など同じ形式の橋はあるし、自転車で幾度も通っていますが、こんな橋のど真ん中で立ち止まって眺めて見たことはありませんでした。
というより、こんな橋のど真ん中を普通は自転車で走れないし、ましてや立ち止まることなどありえない。 -
実は大三島橋を渡っているときから、第四の橋「多々羅大橋」は垣間見られていました。
よく「鳥が羽を広げたよう」と形容される斜長橋では国内最大の橋。
遠方から見てもその存在感は際立っています。 -
伯方島との海峡を航行するちょっと派手めな船舶。
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大三島の砂浜と多々羅大橋
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道の駅「多々羅しまなみ公園」から見た多々羅大橋
この道の駅に着いた時にちょうど12時の時報が鳴りました。
ほぼ予定通りのペースかな。 -
サイクリングロードから見た多々羅大橋
こんなアングルから見れるのもサイクリングロードの良いところ。 -
多々羅大橋展望台
多々羅大橋を間近で見られる展望台です。 -
多々羅大橋
全長1480mの斜長橋。
完成当時は世界最長の中央径間長(890m)を持つ斜長橋だったそうですが、現在では中国の蘇通長江公路大橋に次いで世界2位だそうです。 -
南方向には、道の駅「多々羅しまなみ公園」
なぜか、なにげに海上自衛隊のヘリが置いてあったりする。 -
西方向は、自動車道「瀬戸内しまなみ海道」が横切り、その向こうは多々羅スポーツ公園があります。
実は、多々羅大橋に上っていくサイクリングロードの入口が少々わかりにくく、間違えてこの方向に走って行きそうになり、少々のタイムロス。 -
多々羅大橋の上では、サイクリングする姿も見えます。
この橋の向こうはもう広島県です。 -
ということで、多々羅大橋を行きます。
-
多々羅大橋の主塔
とてもデザイン性に優れた主塔です。 -
サイクリストの特権ともいえる多々羅大橋の「多々羅鳴き龍」
最初、手をたたいただけではわかりにくかったのですが、右側にある木で「火の用心、カチカチ」と鳴らすとよくわかります。 -
その不思議な現象の秘密は、この下から見上げた主塔の形状にあるようです。
お遊びはこれくらいにして(ってずーと遊びやん!)、橋を渡っていよいよ広島県突入です。
「青春18切符・冬の旅〜しまなみ海道・生口島⇒尾道編〜」に続く
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