2009/12/29 - 2009/12/29
78位(同エリア140件中)
キートンさん
この冬、日帰り小旅行をいくつかしようと「青春18切符」を購入。
普通列車のちょっとハードな小旅行第3弾は、兵庫県のお城めぐりをしました。
年末の3日間の天気予報で最も天気が良さそうな29日、午前中は山城として日本屈指の規模を誇る「竹田城」、午後はいわずと知れた世界遺産「姫路城」を訪れます。
好天に恵まれ、絶好のお城日和(そんな言葉あった?)となったのですが、第2弾に続いてまたも波乱の展開に・・・
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
-
尼崎、福知山、和田山と乗り継いで竹田駅に到着したのは9:17。
山陰本線と播但線の本数が少ないので、大阪発だとこれが最も早い便となります。
竹田駅の背後には山が迫っています。 -
その山頂には麓からも城の石垣が見えています。
最も高い天守台の標高は353m。
竹田の市街地の標高が100m前後なので、標高差は250m程度です。 -
踏切を渡ると4軒のお寺が並び小さな川沿いに寺町通りという風情ある通りがあります。
川には大きなコイが泳いでいるほか、キティーちゃんやピカチュウやドラえもんなども見られます。 -
駅で入手した資料その1
竹田城跡への登山道は主に5ルートありますが、そのうち表米神社登山道は現在工事中で通行止めのため、4ルートが通行可能のようでした。
竹田駅からは駅裏登山道が最短ルートですが、登りは歩きやすそうな南登山道で登ることにしました。 -
南登山道は大半が車も走れる舗装道で、最初の約1kmは一般道を歩きます。
ここからが本格的な登り。
とはいえ車が走れる勾配なので、ほかの登山道よりは緩やかですが、当然距離は長くなります。 -
やわらかな木漏れ日の中を歩いて行きます。
歩いているあいだに通った車は1台のみ。 -
あと少しというところでショートカットのルートがあったので、ラストはこちらから登りました。
-
駅で入手した資料その2
竹田城の縄張り(平面構成)が分かりやすい図です。
本丸を中心に北千畳、南千畳、花屋敷へと3方向へと放射状にのびる平面構成が見事です。
期待もふくらみます。
今回は南千畳から入場、いや入城します。 -
駅から歩くこと約50分、南千畳にたどり着きました。
眼下に円山川に沿って竹田の街並みや田園風景が広がります。 -
南千畳から本丸方向。
竹田城は縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう)」と呼ばれます。
しばしば円山川の川霧により雲海に浮かび上がることから、「天空の城」の異名をもっています。 -
南千畳から大手門、北千畳を遠望。
竹田城は南北約400m、東西約100mに広がっているので、あのベンチに座っている人までは300mくらいの距離があるってことになります。 -
南千畳から南二の丸方向。
山頂の割には広々としていて、建物が残っていないのがかえって開放感があり、気持ちいい空間となっています。
そう思えるのはこの穏やかな天気のおかげもかなりあります。
ところどころにある樹木がほど良いアクセントにもなっています。 -
ここは正門。
保存状態の良い石垣は「穴太(あのう)積み」と呼ばれ、安土城や姫路城と同じ技術だそうです。
石材は花崗岩で最大のものは5tにもなるという。
重機のなかった時代に250mもの標高差、これだけの石材を運搬した労力は計り知れないものです。労力の大半は牛や馬だったとは思いますが・・・
このような石垣造りの改修に、賦役のため農民は「田に松が生えた」ほどの困窮に陥ったり、村中が夜逃げするところもあったと伝えられるそうです。 -
南二の丸から竹田の街の方向。
-
本丸に登る石段。
人が上るにはかなり急です。
竹田城のことを「日本のマチュピチュ」と呼ばれることもあるそうです。
さすがに名前負けは否めないかと思いますが、こういうディテールはマチュピチュを彷彿とさせるものがあります。
ちなみに私はマチュピチュには行ったことないので、イメージで言っちゃいました。 -
本丸から北千畳方向。
円山川が流れていく先は和田山に続いてます。 -
竹田城の西側を走る播但自動車道の印象的な連続アーチ橋。
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本丸から見下ろした竹田の街。
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本丸から天守台に上る石段はなく、はしごが設置されていました。
高低差は3mもないくらいですが、下りるのが意外に恐かった。 -
天守台から北北東の北千畳方向。
天守台は12〜3mそこそこ四方と広くはなく、周りには視界をさえぎる物はないも同然。
「360度の展望」といううたい文句がよくありますが、こんな開放感のある360度の展望はほとんど記憶がありません。 -
北千畳と和田山に続く市街地。
遠近を圧縮した画像で高度感が感じられるでしょうか? -
天守台から北東の二の丸方向。
竹田城は但馬国守護大名山名持豊により建設され、築城は1431年、完成は1440年代と伝えられます。
その後、羽柴秀長から赤松広秀の城主時代の13年間に及ぶ修復工事により、総石垣造りになったそうです。
羽柴秀長は豊臣秀吉の弟。
赤松広秀は関が原の戦いで西軍に属し1600年12月に自決して竹田城は廃城となったという。 -
天守台から竹田の街を望遠。
竹田駅から円山川にかけて。 -
天守台から南の南千畳方向。
竹田城の写真でよく使われる代表的なアングル。
立体感のある城郭が竹田城の大きな魅力です。 -
南千畳と円山川と播但自動車道を遠望。
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天守台から花屋敷と西方向の山々。
天守閣等の建築物が残っていればもっとメジャーな観光スポットとなっていたのでしょうが、この開放的な眺めやのんびりと落ち着いた雰囲気は失われていたことでしょう。 -
天守台から北西方向の山々。
落葉樹の葉がなくなっている季節なので、より視界がきいています。 -
二の丸から見る天守台。
なによりこのうららかな小春日和が気持ちいい。 -
二の丸西側の奥殿から見る天守台。
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弐の門。
城内に植わっている樹木の多くは桜のようです。
ってことは花見の時期もなかなかいいかも。 -
三の丸から見下ろす大手門と駅裏登山道と竹田の街。
標高差250m程度だと少し物足りなさを感じそうですが、変化に富んだ地形や街並みを見下ろす距離感がちょうどフィットしている感じなのです。 -
北千畳から和田山方向。
蛇行する円山川、和田山周辺の地形が手に取るようにわかります。 -
帰りは駅裏登山道を下りて行きます。
-
駅裏登山道から三の丸方向を見上げて。
駅裏登山道はそこそこ登山道っぽい道なので、底の厚い靴でないと歩くのは疲れると思います。 -
駅裏登山道を麓近くまで下りて来ると、鹿あるいはイノシシよけのためかこのような扉があります。
鍵はかかっていないので、通った後は閉めておきましょう。 -
寺町通りの白壁とせせらぎ。
竹田駅から竹田城跡へのハイクはちょうど良い半日コースでした。 -
竹田駅12:10発に乗って次は姫路城に向かいます。
寺前で一度乗り換えますが、そこまでの列車は一両編成でいかにもローカル線という感じでした。 -
14:00前に姫路駅に着き、早速姫路城にやってきました。
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いわずと知れた世界遺産。
外人の観光客も結構見かけました。 -
三の丸広場から見る天守閣。
この春から「姫路城大天守保存修理事業」が本格的に始まり、天守閣がすっぽりと覆われてしまうので、しばらくの間はこの雄姿は見れなくなります。 -
近年まれにみる衝撃の瞬間!
なんだかこの前もあったこんなシーン、まるでPart2。
こんなシーンのプレイバックはたいがいにしてほしい・・・
事前にホームページを見ていたのに、またも見落としか? -
しかたがないので、お城の周りを歩くことにしました。
こちらは東側から見た天守閣。 -
姫路市立美術館
赤レンガ造りのレトロな建物は、1905年頃から1913年にかけて大日本帝国陸軍姫路第十師団の兵器庫・被服庫として建設されたものだそうです。
それはさておき、ここも休館日。 -
兵庫県立歴史博物館
「ミニチュアの世界―小林礫斎と手のひらの宇宙―」ってちょっと面白そうじゃない?
と思ったものの、またしても休館日。
こんな行楽日和の穏やかな日に、そろいもそろって休館日とは、いったい商売する気あるんですかねえ・・・
まあ、休館日と天気は関係ないか・・・ -
あまりにも面白くないので、天守閣をおもいっきり逆光で撮ってやった。
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こんな時は、お花でも撮ってあげよう。
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外堀の石垣の上を歩いてみた。
休城でなかったらこんなところは歩いていなかった。
姫路城は早めに切り上げて、次の訪問地を考え始めているのでした。 -
姫路駅に戻ったのは15:00過ぎだったので、時間帯から判断して夕景を見ようと訪れたのが明石海峡大橋。
ここは後日に予定していた訪問地でしたが、きれいな夕景はいつでも見れるものでもないので、快晴の今日訪れることにしました。
舞子駅に着いたのは16:00過ぎ。
駅舎を出るとまず巨大なアンカーレイジが目に入ります。 -
明石海峡大橋:全長3911m、中央径間1991m(世界最長)
ここから主塔まで1km近くもあるので、近くで見るとこんなふうに見えます。
主塔の高さは海面上298mで、国内では現時点で東京タワーに次ぐ構造物であるという。 -
舞子の沿岸は快適なプロムナードとなっています。
向こうに見えるのは「移情閣」。 -
移情閣は現存する国内最古のコンクリートブロック建造物だそうです。
孫文記念館にもなっており、外観が六角に見えることから「舞子六角堂」とも呼ばれています。 -
夕暮れまで時間があったのでこんなものも撮ってみた。
すでに月も出ています。
ちなみに夕景を撮ろうとスタンバイするカメラマンは結構いました。 -
アジュール舞子から見た明石海峡大橋の夕日。
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主塔越しに沈む夕日。
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海に沈む夕日。
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移情閣と明石海峡大橋。
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明石海峡大橋と淡路島の灯り。
今回の兵庫のお城めぐり、姫路城は拍子抜けに終わりましたが、竹田城は期待以上に感動的で最近の訪問地ではトップクラスのヒットでした。
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