スペイン＆北欧の旅１１　Uボートのおかげでスメオリンナ観光

2009/08/20 - 2009/08/20

シリヤラインで10：00にヘルシンキ到着
今日はヘルシンキを十分見る時間があります。ホテルに荷物を置いて、まずテンペリアウキオ教会へ。
なぜなら今日は金曜日。土日は教会のイベント等で見られない確率が高いとトラベラーさんの情報がありました。

午後はフェリーで世界遺産のスメオリンナ島へ。
スメオリンナ島は18世紀中ごろにスウェーデンが作った要塞。
1808年ロシアに降伏してロシアの海軍基地になったそうです。
フィンランドがロシアから独立したのは1917年。

スメオリンナ島と一口にいっても、4つの島が橋でつながれています。
ガイドブックを見ても地図を見ても、どこが見どころか良くわかりませんでした。
ここへ行ったトラベラーさんの旅行記の場所が見たいのに。

まず、遠くの島から行ってみました。
さんざん歩いたんですが、スメオリンナ島ってたいしたことない。
もう帰りのフェリーの時間だから帰ろうと思って戻りましたが
潜水艦を見ていないので、それだけは見て帰ろうと急いで近くへ。
ここで、潜水艦（Ｕボート）中に入ったらもうフェリーは次の便。1時間遅くなると
上着がないので寒いかもしれません。
でもフェリーは次の便にしようと決めて入りました。フェリーを逃したついでにもう少しこの島も見ていきましょう。
実は、この島が見所だったんです！

Uボートのおかげで見逃さずに済みました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: フィンランド航空

テンペリアウキオ教会。

岩のなかの教会です。

カンプ・ギャラリアのホテル・グロからは中央駅までの
距離の倍あったんですが、楽に歩いていける距離でした。

中に入ると、噂どおりの素敵な空間が広がっていました。
周囲の窓からの光がきれい。
静粛な空間です。

ちょうど、女性がピアノを弾いていたので、
しばし近くに座って聞いていました。

入場無料なので少し献金箱に入れてきました。

トイレは有料（1ユーロ）。

正面。
十字架もシンプルで教会にあっています。

国会議事堂。

このあと、カフェ・アアルトで軽く食事して
(別の旅行記に書きます）
ホテルにもどり部屋にいったん入ってから
遅くならないうちにスメオリンナ島へ向かいます。

スメオリンナ島へのフェリーは、マーケット市場の前から出ます。

ＪＴラインの船は、10分か20分ぐらい待ったでしょうか。
到着して乗り込みます。

バイキングラインが港に泊まっています。

スメオリンナ島で、丘の上から航海していくのを見ました。
タリンに向かうのでしょうか？

今朝これにのってヘルシンキに着いたシリヤラインが
まだ泊まっています。
１７：００に出航します。

小さな島を通過。

船がいっぱい泊まっています。
ここに住んでいたら自家用船が必要ですね。

スメオリンナ島に到着。

ＪＴラインは、インフォメーションのすぐそばに到着。
まず、一番遠い島まで橋を渡っていこうということに。
もう15：00だからインフォメーションとか博物館に入っている暇もあまりないし、興味ないって言うので
どんどん歩きます。

途中、教会があったので、入りました。
もう少しすると、オルガン・コンサートが
始まるらしくてリハーサルしていました。

公共フェリーの船着場。

女性が船を待っています。（私じゃないです）

なんか絵になる。

公共のフェリー

往復３ユーロ

ＪＴライン（6.5ユーロ）より、こちらの方が安かった！
ＪＴラインの乗り場がマーケット広場の入り口で
先に見つけたので、すぐ乗ってしまいました。
ガイドブックで読んでいても、いざその場になって忘れている。

この橋を渡ってきました。

名前のわからない鳥がたくさん何かをついばんでいます。

なんか、普通に人が住んでいるところですねえ。

（人口900人だそうです）

そのアパートをまわり込んで、草をかきわけ丘の上に
登ってみます。

あ、やっと大砲発見！

隠れていませんが。

武器の名前なんか知りませんが、高射砲？

廃墟

あ、やっと隠れている倉庫を発見！

帰る予定の船の時間がもうすぐなんですが、まだもう一つの島を見ていないので、ざっと見に行きます。

長い廊下のような洞窟があって、それに横穴がたくさんついていました。

そうだ、潜水艦があったんだ！と思い出し、見に行きました。

でも、この内部に入るともう絶対予定していた船には乗れません。
1時間後の船にすると寒くなるかも知れません。

しばし悩んで、よし！次の船にしよう。
せっかくだから潜水艦の中に入ろう！

内部は狭いのに、4ユーロ（学割２ユーロ）もしました。

これは、ロシアの潜水艦、（Ｕボート）ヴェシッコ号

魚雷

実際に使われていた潜水艦だそうですが、

中は機械で一杯。
後ろの方に狭い寝棚があります。

機械の熱で汗かいてもシャワー浴びれないし、
何日も潜っているし、男何人も乗って
・・・くさいだろうなー

潜水艦から出ると、乗るつもりだったフェリーが通っていきます。

手を振ってみました。

もちろん、振り替えしてくれましたよ！

一本後のフェリーに乗ったら、この近くにも寄港しました。
知っていたらそこから乗ったかもしれません。
乗ってしまったら、一番いい場所を見損ねていたんですが。

そして、この島の奥へ歩いていくと

あ！ここだったんだ！

あるトラベラーさんが、「山のフリしています」と
表現していた武器庫群。

ぼこぼこ緑の丘陵地で一見きれいです

でも、ところどころに大砲。

海を向いています。

山の中がつながっていて歩けるし、なにか暗くて見えないけれど横穴があります。

フラッシュを焚いてみると、こんなになっていました。

今は、こんなにのどかな島になっていて、あちこちで
円座になってレクリエーションしている若い人たちが
いました。

この旅行記へのコメント （2）

• べるつくさん 2009/10/09 12:31:14

  Uボートでしたか

  夏さん、こんにちは。
  
  これが潜水艦の中に入られた、というときのですね。
  そうそう、匂いはすごいらしいです。
  展示されてる潜水艦の艦内は平気でした?
  
  べるつく

  夏への扉さん からの返信 2009/10/12 01:20:28

  RE: Uボートでしたか

  べるつくさん、こんばんは
  
  そうなんです、ガイドブックには潜水艦としかて書いてないんですが、
  現地でもらったパンフにはちゃんとSubmarine U-BOOT と書いてありました。
  
  > 展示されてる潜水艦の艦内は平気でした?
  
  特に何も感じなかったからー
  
  図書館にリクエストしていた「海の底」借りられました。
  冒頭しかまだ読んでいませんが、おもしろそうです。
  
  明日、でなく今日ですが読む時間あるかなあ？
  
  なつ