真夏の台湾縦断No.03　2日目　九分編

2009/07/16 - 2009/07/21

今までの台湾旅行では、台北近辺をチョロチョロしているだけだったので、今回は５泊６日で台湾縦断をしてみました。

台北〜高雄〜台南〜嘉義〜台南縣白河鎮〜台中

エリア 九分(台湾)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン

故宮博物院を見た後、九分へ行きます。地下鉄で士林から忠孝復興まで来て１番出口を地上に出ると、基隆客運の九分行きバス停があります。このバスに乗ろうとしている人が７〜８人ほど待っていました。
ちょっと嫌だったのは、タクシーの運ちゃんが、九分までタクシーに乗っていけと勧誘してきます。１人１５０元で４人集めて６００元でどうだと言っています。こちらはせっかく買った悠遊カードを使いたいので断りました。バスだと１人８７元です。一度断ったらそれ以上は誘わず他の客に声をかけていました。
それほどしつこい訳ではありません。次のバスは何時何分だと親切に教えてくれます。

１０分ほど待つとバスが来ました。

さっきまでかんかん照りの強い陽射しだったのに、途中から急にものすごい大粒の雨がスコールのように降り始めました。台風が近づいているので、大気の状態が不安定なようです。
写真は、バスの中から撮った瑞芳駅です。ものすごい雨でしょう。

九分の旧道バス停に到着です。台北から１時間以上を覚悟していましたが、５０分くらいで着きました。雨もほとんど止んでいます。
下車するときにまた悠遊カードをピッとかざすんですね。

バス停のそばに展望台があり、よく紹介されるそこからの光景です。セブンイレブン右側の小さな道が、基山街の入り口です。

展望台からは海も見通せます。

左手遠くに基隆港も見えます。

平日でも意外なほど多くの数の観光客が歩いています。
食べ物屋、御土産屋がずっと続きます。

１０分ほど歩くと、豎崎路と交わります。
九分名物の芋円を目指します。看板に従って登っていきます。

途中、民家の軒先に猫溜まりを見つけました。台湾は野良犬が多いですが、このように猫もたまに見かけます。特に九分は猫が似合うような雰囲気。
猫好きな人は、「キャー、かわいい〜〜！」と叫んでいます。

阿柑夷芋円がすぐありました。並んでいます。
いくつかの具から組合せチョイスし、ここで注文したらすぐカップに盛って渡されます。

それを持って店の奥へ奥へと進んでいくと結構広い食べ所があります。海を見渡しながら食べます。

これも有名なお茶屋さんのようです。何も買いませんが中に入ると店員が声を掛けてくれて、この先を行くとどうのこうのと言っているようでした。店の中をどんどん下って行きます。

天空之城にたどり着きました。レトロです。中はオシャレな喫茶、レストランになっています。

こういう猫デザインの灯ろうが建物の周りにたくさん置かれています。
売っているものならば欲しいくらいです。

天空之城から歩くとすぐ、これもまた九分の良く紹介される非情城市の看板のある光景です。
４時頃ですが、夕暮れ時の提灯に明かりが灯った時分が雰囲気あっていいのでしょうが、スケジュール的にあまりのんびりしていられません。

再びバスで台北に戻ります。
今度は乗車時、写真のようなお札を渡されました。下車時に運転手に回収されたのですが、どういう仕組みなのか良くわかりません。
札には「下車站→松山」と書かれていますが、あまり意味はないようです。連れは全く違った記載のお札を受けとっていましたので。

台風の影響なのか、とにかく空模様がめまぐるしく変わります。
スコールのような雨の後の強い日差し。バスの中から撮った写真のように、虹も出来やすい条件ですね。

今日の夕食はショウロンポウです。忠孝復興から地下鉄で中山駅まできました。６時近くになっていましたが、夕食にはまだちょっと早いので、妻がシャンプーをしたいとのことで、昌華飯店の近くにあったお店に行きました。私はその間、近辺をブラブラして時間をつぶします。

目指していた京鼎楼（ジンディンロウ）です。なぜ京鼎楼なのかといえば、鼎泰豊（ティンダイフォン）は以前行ったし、横浜高島屋の鼎泰豊に対抗して、横浜そごうが京鼎楼を出店しています。大変うまかったので、是非、本場で食したいと思ったからでした。

ここの客はほとんど日本人観光客なのでしょうか。
店の前の掲示していたメニューも雑誌の切り抜き紹介記事もほとんど日本語のもの。
店に入ったら店員にすぐ地階フロアに案内され、日本語メニューを渡されます。
周りのほとんどのテーブルから日本語が聞こえます。

定番のショウロンポウです。

排骨揚げ。

えびワンタンメン。ぷりぷりワンタンが大量。

酸辣湯（サンラータン）。

他、空芯菜炒め。

完食しました。ビールとかも飲んで、２０００円弱くらいだったかな。

感想は？
うまかったけど特に感動もなくという感じ。横浜そごうの京鼎楼に行ったときの方が感動が大きかったからかも。

明日は高鐵で高雄に向かいます。ホテルに帰る途中、台北駅でチケットをゲットします。
出発前に日本でインターネット予約し、クレジットカード決済も済ましていたので、予約完了メールのプリントを窓口に出したらスムースに発券してくれました。
この窓口のおねいさん、わざわざ御丁寧に、発券されたチケットを、便名、時間、車両、座席をひとつずつ説明してくれるんですよね。英語で。

発券されたチケット２名分。

こちらの券売機でも予約番号を入力すれば発券できるようです。ＪＲ東日本の駅ネットと同じですね。
窓口が混んでいたらこちらでどうぞ。

一般的に台湾では、自販機があっても、多くの人は窓口を利用する傾向が強いようです。窓口に混雑していても券売機はガラガラという光景を他の都市でもよく見かけました。

この旅行記へのコメント （3）

• むんさん 2009/08/08 00:03:54

  台湾新幹線で高雄へ！

  akichaanさん、こんにちは。
  はじめまして。
  
  台湾新幹線で高雄に移動されたんですね〜。
  私たちも来週台湾旅行を予定しています。
  台北から高雄まで台湾新幹線を利用する予定でおり、
  インターネット予約について検討しているところでした。
  窓口でのチケットの引き換えはじめ、とても
  参考になりました。
  ありがとうございます。
  

  akichaanさん からの返信 2009/08/08 08:21:27

  RE: 台湾新幹線で高雄へ！

  旅行記見ていただきありがとうございます。
  書き漏らしているのですが、窓口でのチケット受取り時にパスポート提示を求められますのでご注意ください。私はコピーしか持っていませんでしたがＯＫでした。券売機受取りの場合はどうなのでしょうね。
  

  むんさん からの返信 2009/08/08 11:29:24

  RE: RE: 台湾新幹線で高雄へ！

  akichaanさん、返信ありがとうございました。
  
  パスポートの件、情報ありがとうございます。
  気をつけたいと思います。
  助かりました。