2006/10/11 - 2006/10/20
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kojikojiさん
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今回の旅行のハイライトの一つでもある漓江下りに出発です。
「 桂林山水甲天下」とは「桂林の山水は天下に甲たり」という意味ですが、昔から憧れていた漓江の川下りが実現しました。まずは前日と同じガイドさんと車で桂林市内から30キロほど南に下った「竹江埠頭」まで移動しました。
ここから観光船に乗り込んで、陽朔までの5時間ほどのクルーズです。
前年に蘇州から杭州まで京杭運河を一晩かけてクルーズしたのに続くリバークルーズです。天候は曇り時々小雨でしたが、カンカンに晴れ渡っているよりも風情はあったように思います。河岸に見られる生活に密着した地元の人々の暮らしも魅力あるものでした。もちろん船の両側を流れていく奇岩の眺めは言葉では表せない美しさです。有名な景観は「象山水月」、「斗鶏雄峙」、「九牛三州」、「冠岩幽境」、「半辺奇渡」、「楊堤風光」、「画山観馬」に興坪などがあります。山水画の連続のような景色を眺めていると、まだまだ見ておかないといけない景色は世界中にたくさんあるなと感じました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルを出てくるまで40分程で竹江埠頭に到着しました。ここから漓江下りの船が出ますが、思っていたより閑散としています。中国の人が乗る船は別の埠頭から出るようで、ここは外国人専用のようです。
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たくさんの遊覧船が係留されています。これが毎日全部運航するわけではないので
いろいろなルールや利権があるのだと思います。 -
乗船前に記念写真を撮りました。ガイドさんは同行して、車は先に陽朔に行ってしまいます。車だと1時間ほどの距離です。
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最後尾の厨房で昼食の準備をしている船が本日運航する船だと分かります。
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このシステムは蘇州から杭州へ行く船でも同じでした。湖南省や貴州省のレストランでは、厨房は店先に置かれ、その食材を見て料理や店を選ぶシステムになっています。日本から考えると不思議な光景ですが、中国ではごくごく当たり前なのでしょう。
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ちょっと意味が違うけれど、本格的なオープンキッチンです。実際料理はどれも美味しかったです。
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予定の時間に竹江埠頭を出港しました。
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出港してしばらくすると竹筏がやってきます。何かと思っていると土産物の販売でした。何故ここで売らなければならないのか分かりませんが、実際に買う人もいるしパフォーマンスと思えば面白いものです。後年ナイル川クルーズの船に乗ったときはもっと面白かったですが。
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時期的には漓江の水量が少ない季節だったようです。
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カルスト大地の奇岩の景色も素晴らしいですが、水辺の生活感が感じられる風景も魅力があります。誰かが飼っているのかアヒルも船と一緒に流れていきます。
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川の中ほどに真っ黒い鵜が並んでいます。
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桂林の鵜飼は日本のものと違って、鵜の首に紐を結びません。魚を呑み込んだ鵜は自分から鵜匠のもとに戻ってきて魚を吐き出します。鵜の種類も違って少し大型なような気がします。
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「百里の漓江、百里の画廊」と漓江を称えた言葉がありますが、どこまでも続く山水画の巻物の中を船に乗って流れていく気分です。
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カルストという語はスロベニアのクラス地方の地名に語源がありますが、英国の著名なカルスト地形学者が桂林を訪れた際に、「もしもここの石灰岩地形が最初に研究されていたなら、カルストに代わってグイリン(桂林)という語が生まれていたことだろう。」と語ったそうです。
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景色はどんどん変わっていくので、ずっと見ていても飽きることがありません。
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天気は心配した通りにあまりよくはありませんが、曇っていることのよってより幻想的な雰囲気を感じました。
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乗船前は船から見える有名な景色を見逃さないようにと思っていましたが、途中からは自分の心に残る景色を探そうと思いました。
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川の幅は広くなったり狭くなったり、流れも速くなったり遅くなったり変化があります。
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観光船はかなりの距離を置いて運航しているようで、前後の遠くに船影が見えるだけです。聞こえるのは自分の船のエンジン音くらいで、後は周囲の自然の音だけです。
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車では全く分かりませんでしたが、中国やほかの東南アジアで見掛けるような濁った水面ではなく、あまりにも澄み切った水面が続きます。
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漓江は全長430キロメートルで、途中で桂江と名前を変え、中国三大河川の1つの珠江に至ります。この美しい河が最後には広州でナイトクルーズを楽しんだあの濁った川になってしまうのかと思うと複雑な気分です。
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誰かが飼っているアヒルなのですが、周囲にそれらしい人も家もありません。航行中はほとんど人工的な建物を見ることはありません。
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水中で茂る水草がたゆたう様子が手に取るように見えます。静岡の三島の南にある柿田川湧水にいったことがありますが、あの美しさが延々と続いているような感じです。
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おじいさんとおばあさんが自分の竹筏で川を渡っています。この人たちの家がどこにあって、どこへ行こうとしているのかが見当もつかないような風景です。
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乗っている観光船は1階の室内にイスとテーブルがあり、2階と3階はデッキになっていますが、あまりに景色が美しいので下に降りる事が出来ません。
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珠に小雨が降ったり、岩山は霧に霞んだりもしますが、傘もささずに眺めていました。
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霧の中から巨大な岩山が現れたりすると思わず声が出てしまいます。こんな天気でよかったなと思える瞬間です。
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左側の山頂が2つあってアルファベットのUの字を描いた山が羊蹄山です。この地域は羊蹄に似た形の山があることから羊蹄村と名付けられていました。
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現在ではこの羊蹄(Yangdi)村の発音をそのまま別の字にして揚堤(Yangdi)という地名になっています。羊蹄山のすぐ先にあります。このあたりから漓江下りは佳境に入ってきます。
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今までよりも奇岩の形がワイルドになり、その位置も川に迫り来るような感じがします。
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この辺りが揚堤と呼ばれる集落でしょうか。
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中国の20元札の裏側はこの漓江の風景を描いたもので、「黄布倒影」と呼ばれています。100元の紙幣に印刷されている北京にある人民大会堂には行きましたし、5元の紙幣の「泰山」はこの後に行き、1元の紙幣の杭州にある西湖の「三潭印月」も見ました。後は10元札の長江三峡下りと50元札のチベットのポタラ宮にも行かなければなりません。
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船のデッキはこんな感じです。この当時はタバコを吸っていたこともあり、ほとんどデッキにいたような気がします。
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そうそう船の中ではお昼も提供されます。我々2人でこんな量でした。それ以外にメニューがあり、好きなものも注文できます。中国出張中に休みを取って旅行している日本の会社の方々が注文した別料理を御馳走にもなりました。特に田螺の甘辛煮がとても美味しくて、陽朔の町でも食べていました。
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食事をしている間も漓江下りは続いているので、どんどん景色が流れて行ってしまうので気が気ではありませんでした。
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小雨が降っていますが、妻もデッキに上がってきました。すぐに逃げちゃいましたけどね。
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かなりの船が下っているのが分かります。後半はたくさんの船が詰まってきました。この辺りは水位が浅いようでスピードも落ちてきています。
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水牛も川で遊んでいます。
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水牛が流されないほどの水位を大型の船が航行しているわけです。
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中国北宋時代の臨済宗楊岐派の禅僧の廓庵(かくあん)作った「十牛図(じゅうぎゅうず)」は、悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したもので、「真の自己」が牛の姿で表されているため十牛図といい、自らは牧人の姿で表されています。そんなことを思い出させる風景です。
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船が航行する水位のある所は子供の遊び場でもあります。
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水鳥と水牛が遊ぶ川辺は自然のままだから残る風景で、日本のように護岸をしてしまったら何の風情も無くなります。土地が広いので多少の河川の氾濫を許容できるのでしょう。
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そしてまたアヒルが流れていきます。
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双子の女の子が手を振ってくれました。もちろん手を振り返します。
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日本では見かけることが少ない水牛です。
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妻もお昼寝に飽きたのかデッキに戻ってきました。
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子供のころから漓江と共に生きているのが分かります。
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こんな竹筏には乗りませんでしたが、自分の子供の頃の川遊びを思い出す風景です。
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かなりの浅瀬を航行している事がさざ波からも分かります。スピードも落ちるので船の間隔が狭くなってきます。
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羽を休める鵜の姿も見えました。
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追いついてきたのは中国の人たちの船です。昔は外国人は専用の船にしか乗れなかったようですが、現在は一緒に乗れるそうです。
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川を渡るおばさんたちは何となくヘッピリ腰です。
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言葉が聞こえなければ日本の女の子と違いはほとんど分かりません。女の子ばかりの船なので乗り換えたい気分です。
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5時間のクルーズでしたが、飽きることはありませんでした。途中20元札の裏側の景色を見られたり、興平村も見つけられましたし、食事もなかなか美味しいものでした。
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陽朔の港で船を降りて西街?行街 を抜けたところに車が迎えに来てくれて、「世外桃源」へ向かいます。
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