2008/07/22 - 2008/07/22
114位(同エリア216件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記929冊
- クチコミ7097件
- Q&A回答49件
- 6,431,067アクセス
- フォロワー237人
前の日、甘粛省慶陽の西峰区郊外にある北石窟寺へのアクセスは、豪雨の後の悪路が災いして諦めたSUR SHANGHAI。
08年7月下旬は工事中だった北石窟寺への道が完成すれば、雨が降っても大丈夫になるんだろうな。
またこの辺を通って旅をする事もあるさ。北石窟寺はまたその時に…、と気持ちを切り替えて、この日は陝西省第2の都市である宝鶏へと移動します。
この旅でずっと乗り続けてきた長距離バス。
今日の甘粛省慶陽の西峰区から陝西省の宝鶏間もまたまた懲りずに乗ってみます。
今日はどんなバス旅になるだろう。
画像は、陝西省の宝鶏に着いた後の街角風景。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日の陝西省宝鶏への長距離バス旅の出だしになったのは、甘粛省慶陽市西峰区の長慶路と西大街の角そばにある西峰汽車站。汽車站と言うのはバス・ターミナルのこと。
これはチケット売り場と待合室が入っている建物。裏手が発着所になっていました。
二晩泊まった立派な慶陽賓館から1kmくらいの距離なのに、ずいぶん古びた建物。ここも取り壊されて新しく建て直されるんだろうな。 -
これは西峰汽車站の中に出ていた各地の時刻表。
画像をクリックして元画像で見てみても文字がはっきりしない時にはコピーで保存してから更に拡大してみると見えるようになると思います。
注: この時刻表では西峰から宝鶏へのバスは6:00発、7:00発、8:00発、19:00発(寝台バス)となっていますが、08年7月下旬現在の状況では19:00発の便は無くなっていて、8:00発も出たり出なかったりになっていました。
SUR SHANGHAIはこの時、6:00発の宝鶏行きに乗ろうと思って5:30には窓口に来て待っていましたが、窓口が開いたのは5:45過ぎでヒヤヒヤ。^^ゞ
西峰から宝鶏までは247km、チケットは60元。
結論から言うと、定刻の6:00に出発したバスが宝鶏駅前の機廠街汽車站に到着したのは13:00過ぎでした。
ついでに言うと、時刻表の下に出ているのは慶陽市西峰区市民の生活の基本とすべき4つの項目。
文明、礼儀、道徳、衛生を重視しましょうと出ています。 -
長距離バスに乗り込む前にしておくべき事は、まずトイレの用事を済ませておく事。西峰汽車站のトイレは有料で0.5元。
一旦走り出すと、次はどこでトイレ休憩があるのか分かりません。体調は整えておきましょう。
どうしても、という時は運転手さんに言うと停まってくれますが、事前に済ませておくのが無難。
ペーパーやウェットティッシュを持参すると憂い無し。
あとは、車内用の飲み物やスナックを買って行く事。
ターミナルの中に必ず売店があります。
で、画像手前の白いバスが今日の西峰→宝鶏行きの長距離バス。
中はどんな感じかと申しますと…、 -
…地方都市間のバスはこんな感じ。
それでも、これから向かう宝鶏は陝西省第2の都市なので状態がいい方。
中国の地方では、大きな都市→小さい都市へのバスや小さな都市間のバスだと、さらに古さと汚れが増します。
SUR SHANGHAIもこれまでに何度も経験済み。
上海のような大都市周辺の観光地を巡る豪華バスとは大違いになので、初心者の方は多少覚悟が必要になります。 -
ドア付近に陣取って出発を待つ。
「今日はどんな景色や人に出会えるのかな。」という期待のほかには、「神様仏様、今日も無事な旅が出来ますように、アーメン、ナムナム…。」
…という気持ちもあるのが、長距離バスに乗る時の正直な気持ち。 -
SUR SHANGHAIを含む乗客を乗せた陝西省宝鶏への長距離バスは定刻6:00に出発。
定刻出発というのは日本では当たり前でも、ついこの間まで「いつ発車するの〜?」状態が多かった中国ではこれだけでうれしくなってしまう。
ターミナルを出るゲートで運転手さんが降りて、何やら書類に記入中。
そのあとはめでたく出発進行。
安全運転でお願いしま〜す。 -
途中、トイレ休憩をしたガソリン・スタンドの脇に咲いていたユリの花の仲間。
小雨の中、籠を抱えてこの花を摘んでいた人をあちこちで見た。
花部分だけを摘んでいたから、観賞用じゃなくて食用にするユリの花なのかも。
そう言えば、中華料理用の乾物の中にはユリの蕾の干物もあるし…。
この可憐な色と形を見ていると、食べてしまうのが可哀想。 -
山越えの道で見かけた一軒の民家。
ん? こんな所にもパラポラ・アンテナがあるけど、すっかり錆付いてしまってる。
まだ使えるのかな。
バスを呼び止めたのはこの家の人。
この後すぐに孫らしい10歳くらいの女の子を連れて出て来たのはおじいさん。
訛りがあってよく聞き取れなかったけど、
「○○までいくら?」と運転手さんに聞いたらしい。
答えを聞いて「じゃ、乗らない!」という結末になって、バスは再び出発。
あの2人はどこへ何をしに行こうと思っていたんだろう。今も気になる…。 -
途中で降りたり乗ったりの入れ替わりが結構あったこの日の陝西省宝鶏行きの長距離バス。
途中で乗り込んできた子供連れの女性。
この日この時この空間で一瞬出会った短い縁。 -
あ、陝西省の省都西安への道と甘粛省の省都蘭州への道の分岐点。あれは西安と蘭州近くの定西を結ぶ312号線かな。
甘粛省の慶陽西峰区からここまで2時間40分。
今日の目的地陝西省の宝鶏は西安にずっと近いので、SUR SHANGHAIの乗ったバスはここで左折。 -
上の画像の分岐点から2分後には陝西省入り。
最初の漢字のこざとへんが見えませんが、≪陝西人民歓迎您≫の横断幕が出ています。
您(ニン)は你(ニイ)より丁寧な言い方。
念のため、陝西省の陝西は日本語では「せんせい」と読みますよ。 -
バスの窓からとっさに撮った写真で文字が全部写ってませんが、陝西省に入ったばかりの道筋で見た標識。
1000km以上も先の地名が出ている!
しかもその一つはわが上海。1680kmだって。
上海の上に出ている地名は、上海とはお隣と言ってもいいほど近い安徽省の省都の合肥、だろうな。
間違っていたらすみません。m(_)m こちらは1121km。
今、自分が旅している場所は上海あたりからこんなに遠かったんだ、と実感したこの数字。 -
この日は朝早くから起きてバスに乗ったし、道もよくて揺れずに済んだので、ウトウトする事が多かったSUR SHANGHAI。
たまに目が覚めて、目に入った物や人をパチパチ。
ボクちゃん、かっこいい髪型だね。 -
イチオシ
陝西省に入って道沿いの町の規模も段々大きくなってきたら、短距離だけで乗るお客さんも増えてきた。
一度「え?こんな田舎の町で?」と思うようなターミナルで、ギンギンのパンク青年とその彼女らしい人物が乗り込んで来た時には全員が唖然。
中国の片田舎の青少年も変わりつつある…。
その証拠写真を撮りたかったけど、すぐに降りちゃった。
このあと、210省道に入って両亭鎮という村を通ったり、羊引関という峠を通ったのまではうつらうつらながら覚えてる。 -
その後もウトウト状態が続いているうちに陝西省宝鶏に到着。7時間の道のりでも、道の状態がよかったからそんなに苦にならないバス旅だった。
寧夏回族自治区の固原から甘粛省慶陽の西峰区への230kmほどの道で9時間かかってしまったのから比べるとずっといい。
運転手さん、安全運転してくれてありがとう。
この画像の右手が宝鶏の機廠街長距離バスターミナル。
左手に見えている青い屋根の大きい建物が宝鶏の列車駅。
う〜ん、今朝出てきた甘粛省慶陽の西峰も天気が悪かったけど、ここもどんよりした曇り空。
駅の裏手に見えている小高い丘の中腹に今日の宿にしようと思っている宝鶏大酒店があるので行ってみます。 -
上の画像の宝鶏の駅前から、ちょっと楽をしようとタクシーで向かった宝鶏大酒店。距離的には1km位で5元。
建物外観は新しい感じなのに、先に部屋を見せてもらおうと思って案内されたガラス張りエレベーターのガラスが形容を超越した汚れ具合でびっくり。
ムム…、宿の選択を間違えたか…。^^ゞ
それでも一応見せてもらった朝食無し220元のお部屋は、この画像以外の居間風スペースも付いていて「あ、すごいまとも!」
トイレの方は? とチェックを入れると…、 -
…おお! ◎0◎ この宝鶏大酒店ではトイレが1番立派なスペースなんじゃないの?
これだけ見たら高級マンションのモデル・ルームみたい。
さっき見たエレベーターのあの想像を絶する汚れ具合と雲泥の差でまたびっくり。
このトイレを見たから、というわけではないんですが、このホテルに決定。
ちょっと残念だったのは、ホテル周辺に一人でも気安く入れそうな食堂がなかったこと。
列車駅前にある広場周辺の方が、宿もその他のお店も多くて便利じゃないかなと思います。
宝鶏大酒店の所在地:中山西路210号 -
イチオシ
宿も決まった後は宝鶏の列車駅あたりまで行って、明日の行動の段取り。
その目星も付いた後は、駅裏手の小高い丘の中腹にある宝鶏大酒店の周辺を探索。
丘の上の方には金台観という道教のお寺さんもあるらしいのでちょっと行ってみます。
その途中の道端で見つけたのは、立派な額縁に囲まれたように見える毛主席の肖像。
こんなに立派なのを見たのは久しぶり。
下に見えている「招待所」というのは旅社と同じように安宿のことを意味します。
ちょっと前まで、このクラスの宿は外国人は宿泊不可でした。
今では外国人バックパッカーも利用している招待所や旅社があるのを見かけます。
興味がある方は覗いて見てみては? -
宝鶏大酒店から金台観を目指して、丘の斜面のジグザグになった車道を歩く。
道端に不思議な印象の家を発見。
舞台セットのように、奥行きがないようにも見えるんだけど…。
ここに住んでいるらしい人が出入りしてるのも、行き過ぎる人や椅子に腰掛けている人がいるのも劇の中の一場面のよう。 -
金台観を目指して緩い坂道を歩いて行くと、これまであったらしい古い町並みが崩れている一画が。
一瞬、この08年の5月に起こった四川大地震の影響かと思ったSUR SHANGHAI。
でも、これは今の中国ではどこでもよく見る区画整理と新しいビルを建てるための取り壊し作業。
あちこちの民家の壁に、取り壊しが決まったと言う印の≪拆≫の字が書かれていました。
この陝西省の宝鶏の街でも事情は同じだったんだな。
で、瓦礫の向こうに見える大きな建物が、SUR SHANGHAIの泊まった宝鶏大酒店。 -
宝鶏大酒店のあたりから1kmほど車道を登った所にあった金台観の門。
観というのは道教の寺院を示す名なのだそう。
車道に面していたのですぐに分かりました。
この日の午後6時過ぎにはまだ門が開いていて、チケットを買って入って行ったSUR SHANGHAI。
チケットは10元でした。 -
金台観境内にあった高台から見下ろした宝鶏市街地。
右手に見えている大きい建物がSUR SHANGHAIの泊まった宝鶏大酒店。
左手に列車駅が見えるはずだけど、木や別の建物の陰になってるんだろうな。
お天気と夕暮れのせいで霞んで見える宝鶏の街。それでもその規模がよく分かった眺め。
陝西省では西安に次ぐ第二の都市宝鶏は、市区だけでも人口が135万人を超える街。
古代には周秦の都として栄え、青銅器の故郷と呼ばれた宝鶏。
現在では市内を流れる渭河沿いは技術産業開発区になっているんだそうです。 -
午後の6時を回った金台観では、どの建物ももう扉が閉じられていた。
廟のほか、ちょっとした博物館のようにこのあたりの文物が展示されている建物もあるらしいですが、内部の見学は出来ず。 -
金台観の黒いレンガ塀に取り付けられていた小さい祭壇。
その祭壇と中の女神様らしき小さな像がカラフル。
≪陳寶堂≫と書かれたこの祭壇の中の像は、道教の中のどの女神様なのかSUR SHANGHAIには分かりませぬ。 -
金台観の境内の一画には補修用(?)の瓦がうずたかく積まれた場所があった。
それを側面から見ると、期せずして出来た現代アートのように見える。 -
金台観の境内。
小さい廟やその他の建物が点在。
この日はもうお参りに来る人もいなくて、静まりかえった夕暮れ時。 -
金台観の廟の一つの扉を飾る切り紙細工。
中国では切り紙細工は剪紙と言って、お土産屋さんでもカラフルなものがいろいろ売られています。
古典的お土産の一つ。
小は掌に乗る大きさから、大は壁一面と言ってもいいほどの大きさ。
絵柄は中国の花鳥風月、京劇や物語の一場面などなど。
額に入れて飾れるので、お好きなものがあったら買っていってみては? -
金台観の境内に立っていたこの飾り物(?)を見たら、一瞬インドネシアバリ島のブサキ寺院を思い出した。
バリ島の宗教はバリ・ヒンズーだけど、似たような飾りがあちこちのお寺さんに立ってたなあ。
その類似性にちょっと驚き。 -
イチオシ
金台観を出て、今度は車道沿いではなく、民家取り壊し作業が進んでいる道を通ってみることに。
金台観の門脇の階段を下りて、ちょっと振り返る。
これから丘の上の家に戻って行くらしい女性が2人。
手に持っている袋の中身は今日の夕ご飯の材料?
2人の着ている青と赤の色が印象に残った夕暮れの町角。 -
宝鶏の列車駅後ろの小高い丘。
この08年7月には、金台観がある辺りから下の区域は民家取り壊し地区になっていて、その作業が進行中。
地滑りの危険があるからという横断幕もあったけど、どうかなあ。
この時は瓦礫の山になっていたこのあたり。
これからは遠くに見えるあのマンションのようなビルが立ち並ぶに違いない。
あれ? 今日の宿になった宝鶏大酒店がここからも見える。画像中央奥の建物がそう。 -
取り壊しのための立ち退きが迫っている小さな商店。
取り壊しが決まった家屋には赤い≪拆≫という字が大きく壁に書かれているのですぐ分かります。
その店先にあった冷蔵庫。
ん? ≪阪神 リフリジエレーター≫なんて書いてある。
アジアのあちこちでは日本の車や大型電気製品の中古品が使われているのを見かけるけど、この陝西省宝鶏でも出会うとは思わなんだ。
この冷蔵庫もここまで長い旅をしてきたんだなあ。
あれ? でも、よく見てみると、阪神に中国語の読みのBANSHENも振ってある。
一体全体、元々は日本製? 中国製? -
半分取り壊された民家の向こうに新しく建築途中のマンションらしき建物が見える。
中国の大きな街では、どこでもこんな新旧交代的な眺めが見られます。
上海あたりでも、膨張する市街地に追われるようにしてそれまでの民家が立ち並ぶ地区がどんどん取り壊されているし…。
現代化には必要な過程には違いないけど、こんな都市風景はSUR SHANGHAIには寂しく思える。 -
イチオシ
上の画像の半分取り壊された民家に近寄ってみたSUR SHANGHAI。
一つの窓の向こうに無数の窓が見えるシュールな風景。 -
取り壊し地区を過ぎて、新しいビルが並び始めたあたり。
建設途中のビルの写真を撮ろうとしていたら、自転車で通りかかったおじさんが「何を撮ってんだろう?」的にその方向を見上げる。
このおじさんは子どもの頃の宝鶏も知っているんだろうし、これからの宝鶏の変化もつぶさに見ていく住民の一人になるんだろうな。
さ、今日の探索はこれでお仕舞い。
明日は宝鶏の近郊を見て、この夏の一人旅も終わりを迎えます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
★夏の一人旅
-
★夏の一人旅(1) −青海省 省都の西寧到着、そして日月山へ
2008/07/14~
青海省
-
★夏の一人旅(3)青海省 青海湖西岸にある鳥島へ
2008/07/15~
青海省
-
★夏の一人旅(5)青海省 西寧郊外のタール寺へ
2008/07/16~
西寧
-
★夏の一人旅(6) −青海省の西寧から夜行バスで甘粛省の天水へ
2008/07/16~
甘粛省
-
★夏の一人旅(7)甘粛省 天水郊外の麦積山石窟へ
2008/07/17~
甘粛省
-
★夏の一人旅(8)甘粛省 天水郊外の仙人崖、浄土寺、そして南郭寺へ
2008/07/17~
甘粛省
-
★夏の一人旅(9)甘粛省 天水市内の見所へ
2008/07/18~
甘粛省
-
★夏の一人旅(10) −甘粛省天水から寧夏回族自治区の固原へ
2008/07/18~
寧夏回族自治区
-
★夏の一人旅(11)寧夏回族自治区 固原から須弥山石窟へ
2008/07/19~
寧夏回族自治区
-
★夏の一人旅(12) −寧夏回族自治区 戦国秦長城のあたりと固原の街
2008/07/19~
寧夏回族自治区
-
★夏の一人旅(13) −寧夏回族自治区の固原から甘粛省慶陽の西峰へ
2008/07/20~
甘粛省
-
★夏の一人旅(14)甘粛省 北石窟寺の周辺へ
2008/07/21~
甘粛省
-
★夏の一人旅(15)甘粛省慶陽西峰区から陝西省宝鶏到着
2008/07/22~
陜西省
-
★夏の一人旅(16、完) 陝西省 宝鶏の見所へ そして旅の終わり
2008/07/23~
陜西省
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ★夏の一人旅
0
34