アルプス・北部イタリア周遊記(5)　第３日目　北イタリアの巨大ウサギ

2008/08/11 - 2008/08/11

イタリアを中心に、車で欧州７カ国１７世界遺産を巡る旅、

３日目のこの日、イタリア北部湖水地帯から向かう先は、ミラノでもトリノでもジェノバでもありません。当初はそういったところを巡る予定で計画を建て始めましたが、ミラノにおいて『最後の晩餐』を見るには予約が必要らしく、計画を建て始めた２，３週間前では既に遅すぎたことを知りました。実際、何らかの手段で見ることができたかもしれませんが、結局、ミラノだけでなく、超有名どころを外した世界遺産巡りをすることにしました。

そういった流れからすれば、北部でゆったりしてるか、そこから一気に南下するのがベストかと思いますが、北部イタリアには前々から気になっていたモノがありました。

それがこちら。
GoogleMap：
http://www.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&ll=44.244304,7.769705&spn=0.001779,0.003433&t=h&z=18

ウィーンの芸術家グループが、ほし草と毛糸の手編みで作った現代アート、ピンクの巨大ウサギ。２００５年に制作され、２０２５年まで展示（放置）予定。

この機会を逃しては二度とお目にかかれないだろうと、今回の旅のメインの一つと据えて、かなり遠回りになってしまいましたが、現状を確認して参りました。


2010.7 再編集

エリア その他の観光地(イタリア)

宿泊していたコモ湖から高速道路に乗ってミラノ・トリノを次々に通過。ほぼ無休憩でまっしぐらに向かった先はArtesinaというイタリアの片田舎にある村。Artesinaはフランスとの国境にほど近く、スキー場があります。夏場なのでスキー場には雪はなく、ファミリー客狙いのちょっとしたレジャー空間となっていました。

写真は駐車場から撮影したスキーロッジ。

ちなみに、ここへ来る手前のところでMondoviという町を横目に通過しましたが、丘の上とその麓に出来た街の風景がとても絵になるところでした。後の予定に余裕があれば寄ってみたかったところ。

GoogleMapの地図を見た限りでは、"ピンクの巨大うさぎ"が展示されている山頂部までは歩いて登らなければならないとある程度覚悟をしていましたが、チケット売り場に置いてあったスキー場のパンフを見ると、目的のところまではリフトで向かえそうだということが判りました。

ということで、さっそくリフトに乗って現場へＧＯ！

徐々に目的とするものが見えてきた感じ。

人が乗って遊んでる？

リフトの終点。ここからは徒歩で現場へ。

どーん！

なんかもう、大夫荒廃してしまった感じが…。

一組の親子が立ってる辺りが、ちょうど口の部分になります。
（といった説明が必要なほどの荒廃ぶり。）

だいぶ汚い感じになってしまってましたが、それでも子供達はこの巨大うさぎの上で飛び跳ねて楽しんでいるようでした。

この巨大うさぎ、元々"はらわた"が飛び出たようなちょっとグロなデザインになっているのですが、そういった部分は荒廃によって他よりもさらに汚い感じになってました…。

はたして２０２５年まで保つか？

（※写真はウサギの左手部分）

下山時はリフトでなく、ボブスレーで帰れます。

結構楽しい。

チンクエ・テッレ編へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10475861/