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イタリアを中心に、車で欧州7カ国17世界遺産を巡る旅、<br /><br />2日目のこの日、宿泊していたドイツのフライブルクを立ち、スイスを経由し、イタリア湖水地帯へと目指します。<br />前日、フランスのストラスブールへと寄ったものの、まだ距離を縮めるためだけの移動、もしくは日帰り観光のノリが否めませんでしたが、この日からはいよいよ未体験ゾーンへの突入ということで、気持ちも大夫高揚してきました。<br /><br />この日のイベント、<br />1)ドイツからスイスへの入国<br />2)スイス、2000m超のスーステン峠<br />3)悪魔の橋<br />4)ベリンツォーナ旧市街にある3つの城、城壁と要塞[世界遺産]<br />5)サン・ジョルジオ山[世界遺産] (←通過するだけですが)<br />6)イタリア、コモ湖湖畔オッスッチョのサクロ・モンティ[世界遺産]<br />7)イタリア、コモ湖湖畔レッコ(宿泊予定のホテル所在地)<br /><br />表紙写真:スイスアルプス・スーステン峠にて<br /><br />2010.7 写真追加・加筆

アルプス・北部イタリア周遊記(3) 第2日目 スイス縦断

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2008/08/10 - 2008/08/10

37位(同エリア46件中)

じん

じんさん

イタリアを中心に、車で欧州7カ国17世界遺産を巡る旅、

2日目のこの日、宿泊していたドイツのフライブルクを立ち、スイスを経由し、イタリア湖水地帯へと目指します。
前日、フランスのストラスブールへと寄ったものの、まだ距離を縮めるためだけの移動、もしくは日帰り観光のノリが否めませんでしたが、この日からはいよいよ未体験ゾーンへの突入ということで、気持ちも大夫高揚してきました。

この日のイベント、
1)ドイツからスイスへの入国
2)スイス、2000m超のスーステン峠
3)悪魔の橋
4)ベリンツォーナ旧市街にある3つの城、城壁と要塞[世界遺産]
5)サン・ジョルジオ山[世界遺産] (←通過するだけですが)
6)イタリア、コモ湖湖畔オッスッチョのサクロ・モンティ[世界遺産]
7)イタリア、コモ湖湖畔レッコ(宿泊予定のホテル所在地)

表紙写真:スイスアルプス・スーステン峠にて

2010.7 写真追加・加筆

  • フライブルクを出た後、すぐのところ。<br />すがすがしい朝の風景。

    フライブルクを出た後、すぐのところ。
    すがすがしい朝の風景。

  • スイスの通行許可証(ヴィニエット)<br />前日、ストラスブールとフライブルクの間のSAガススタにて購入。@28ユーロ(今年分、来年の1月31日までスイスの高速を走れます。たぶん、来るのは今回1回きりだと思うけど)。貼る位置は運転席から見て、フロントグラスの内側左下か左上、中央上部のいずれかに。<br />アウトバーンでスイスへ入国する際、パスポートチェックなどもあるのかと思って一応すぐ出せるようにしてましたが、このヴィニエットをちゃんと確認できる程度に徐行で通過すれば良いだけでした。<br />なお、国境通過時、ヴィニエットの準備が出来てる人は、「mit vignette」と書かれたゲートへ。準備が出来てない人は「ohne vignette」と書かれてるゲートを目指せばそちらで購入できるようです。

    スイスの通行許可証(ヴィニエット)
    前日、ストラスブールとフライブルクの間のSAガススタにて購入。@28ユーロ(今年分、来年の1月31日までスイスの高速を走れます。たぶん、来るのは今回1回きりだと思うけど)。貼る位置は運転席から見て、フロントグラスの内側左下か左上、中央上部のいずれかに。
    アウトバーンでスイスへ入国する際、パスポートチェックなどもあるのかと思って一応すぐ出せるようにしてましたが、このヴィニエットをちゃんと確認できる程度に徐行で通過すれば良いだけでした。
    なお、国境通過時、ヴィニエットの準備が出来てる人は、「mit vignette」と書かれたゲートへ。準備が出来てない人は「ohne vignette」と書かれてるゲートを目指せばそちらで購入できるようです。

  • スイス入国。

    スイス入国。

  • 高速道路を外れてスーステン峠を目指すと、雄大なアルプスの山々に囲まれながら、あまり経験したことのないなんとも気持ちの良い風景が続きます。

    高速道路を外れてスーステン峠を目指すと、雄大なアルプスの山々に囲まれながら、あまり経験したことのないなんとも気持ちの良い風景が続きます。

  • スーステン峠の駐車場に到着。<br />

    スーステン峠の駐車場に到着。

  • 牛。

    牛。

  • 氷河。

    氷河。

  • 山。

    山。

  • 大自然。

    大自然。

  • スーステン峠で綺麗な空気をいっぱい吸い込んだ後、<br />「悪魔の橋」へと向かいました。<br /><br />「悪魔の橋」はきついカーブの続く峠道の途中にあり、駐車場も道沿いにちょこっとあるだけなので、ここに駐車できるかどうかはタイミング次第。

    スーステン峠で綺麗な空気をいっぱい吸い込んだ後、
    「悪魔の橋」へと向かいました。

    「悪魔の橋」はきついカーブの続く峠道の途中にあり、駐車場も道沿いにちょこっとあるだけなので、ここに駐車できるかどうかはタイミング次第。

  • 何段にも続く滝。なんとも険しい地形です。

    何段にも続く滝。なんとも険しい地形です。

  • これが「悪魔の橋」と呼ばれる鉄道橋。<br /><br />車を停めていた間に電車は来ませんでしたが、一度この道の先まで行ってユーターンして戻ってきた時に、ちょうど電車が来てました。トンネルへ入るところでしたが、観光のためか、そこが険しいためか、人が歩くぐらいのゆっくりしたスピードで進んでました。しびれを切らさず、もう少し待ってれば良かったな、、、。

    これが「悪魔の橋」と呼ばれる鉄道橋。

    車を停めていた間に電車は来ませんでしたが、一度この道の先まで行ってユーターンして戻ってきた時に、ちょうど電車が来てました。トンネルへ入るところでしたが、観光のためか、そこが険しいためか、人が歩くぐらいのゆっくりしたスピードで進んでました。しびれを切らさず、もう少し待ってれば良かったな、、、。

  • 続いて向かったのはスイス北部の町、ベリンツォーナ。<br /><br />「悪魔の橋」からイタリア方面へ向かい、約1時間。途中、反対車線(ドイツへ向かう方面)に渋滞も見られましたが、この間、特に混雑も無く、すんなり来られました。<br /><br />ベリンツォーナには3つのお城があり、世界遺産に登録されています。この旅、2件目の世界遺産。<br />一つめは平地にあるこんもりした断崖の上に、2つ目は山の中腹に、そして3つ目は山の上の方にあります。<br /><br />まず初めに訪れたのは平地の方にあるお城。一番山の上のお城には行ってませんが、一番ここが大きいお城かと思います。このお城に隣接するように、割りとしっかりした地下駐車場があったので、そこへ駐車しました。

    続いて向かったのはスイス北部の町、ベリンツォーナ。

    「悪魔の橋」からイタリア方面へ向かい、約1時間。途中、反対車線(ドイツへ向かう方面)に渋滞も見られましたが、この間、特に混雑も無く、すんなり来られました。

    ベリンツォーナには3つのお城があり、世界遺産に登録されています。この旅、2件目の世界遺産。
    一つめは平地にあるこんもりした断崖の上に、2つ目は山の中腹に、そして3つ目は山の上の方にあります。

    まず初めに訪れたのは平地の方にあるお城。一番山の上のお城には行ってませんが、一番ここが大きいお城かと思います。このお城に隣接するように、割りとしっかりした地下駐車場があったので、そこへ駐車しました。

  • お城は断崖の上に建てられているので、エレベータで上がります。中にGrotto(レストラン)などありますが、お城の見学自体は無料。ここのお城は&quot;優雅&quot;というよりも、本当に守るためのお城といった感じ。現在はその中庭に数々の像が展示されてる青空美術館でもあります。<br /><br />正面左側の壁の上には通路があって、中央に見える塔へと渡れます。

    お城は断崖の上に建てられているので、エレベータで上がります。中にGrotto(レストラン)などありますが、お城の見学自体は無料。ここのお城は"優雅"というよりも、本当に守るためのお城といった感じ。現在はその中庭に数々の像が展示されてる青空美術館でもあります。

    正面左側の壁の上には通路があって、中央に見える塔へと渡れます。

  • こんな感じで。<br /><br />この塔へ登るにはこの狭い通路を通らなければなりません。最初、塔へと向かう道が見つからず、塔の足下をうろちょろとしてしまいました。なんとも探検のしがいがいのあるお城だ。

    こんな感じで。

    この塔へ登るにはこの狭い通路を通らなければなりません。最初、塔へと向かう道が見つからず、塔の足下をうろちょろとしてしまいました。なんとも探検のしがいがいのあるお城だ。

  • 衛兵になった気分で覗きましょう。

    衛兵になった気分で覗きましょう。

  • 平地にあるお城から、残り2つの城を眺める。

    平地にあるお城から、残り2つの城を眺める。

  • 眼下に広がるベリンツォーナの旧市街。

    眼下に広がるベリンツォーナの旧市街。

  • このお城にはなんとかなく、『ICO』とか『ワンダと巨像』の雰囲気を感じました。

    このお城にはなんとかなく、『ICO』とか『ワンダと巨像』の雰囲気を感じました。

  • 城壁。<br />半分、現代の街に埋もれてしまってますが、雰囲気は満点。

    城壁。
    半分、現代の街に埋もれてしまってますが、雰囲気は満点。

  • 山の中腹にある2番目のお城。<br />1番目のお城から車で移動。<br /><br />駐車場から出る際、自動精算機でスイスフランが必要でした。しかし、スイスフランの持ち合わせが無かった、というか両替をしておかなかったので、近くの銀行でデビットカード決済でスイスフランを引き落とし。街の人曰く、レストランなどではユーロも使えるらしいです。ただ、駐車場は日曜だったためか、無人でなんともできませんでした。

    山の中腹にある2番目のお城。
    1番目のお城から車で移動。

    駐車場から出る際、自動精算機でスイスフランが必要でした。しかし、スイスフランの持ち合わせが無かった、というか両替をしておかなかったので、近くの銀行でデビットカード決済でスイスフランを引き落とし。街の人曰く、レストランなどではユーロも使えるらしいです。ただ、駐車場は日曜だったためか、無人でなんともできませんでした。

  • 1番目のお城よりは小さいですが、やっぱり「守ってる」感の感じるお城。

    1番目のお城よりは小さいですが、やっぱり「守ってる」感の感じるお城。

  • 2番目のお城から見る、1番目のお城。

    2番目のお城から見る、1番目のお城。

  • 2番目のお城から3番目のお城を眺める。

    2番目のお城から3番目のお城を眺める。

  • 2番目のお城は、ぱっと見、「あ、ちょっとど〜かな〜」って感じでしたが、なかなか堪能できました。<br />ちなみに、こちらの駐車場は無料です。

    2番目のお城は、ぱっと見、「あ、ちょっとど〜かな〜」って感じでしたが、なかなか堪能できました。
    ちなみに、こちらの駐車場は無料です。

  • ベリンツォーナを出て、イタリアへ向かいます。<br />写真はその途中で通過したサン・ジョルジオ山[世界遺産]。この旅、3件目の世界遺産(と言いきって良いのやら…)<br /><br />世界遺産と言っても、化石発掘現場として登録されている自然遺産ですので、以前訪れたドイツの「メッセル・ピット化石地域」同様、どこをどう見たら良いかわかりにくい。<br />(この近くのMerideという町に博物館があるらしいです。近くにMelideという似たよう名前の町があるのでご注意を。)<br /><br />【参考】メッセルピットの旅行記<br />http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10220689/

    ベリンツォーナを出て、イタリアへ向かいます。
    写真はその途中で通過したサン・ジョルジオ山[世界遺産]。この旅、3件目の世界遺産(と言いきって良いのやら…)

    世界遺産と言っても、化石発掘現場として登録されている自然遺産ですので、以前訪れたドイツの「メッセル・ピット化石地域」同様、どこをどう見たら良いかわかりにくい。
    (この近くのMerideという町に博物館があるらしいです。近くにMelideという似たよう名前の町があるのでご注意を。)

    【参考】メッセルピットの旅行記
    http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10220689/

  • サン・ジョルジオ山、拡大。<br />高速の途中の小さなパーキングエリアから、フェンスをよじ登っての撮影。。。<br /><br /><br />イタリア・コモ湖編へと続く。<br />http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10266627/

    サン・ジョルジオ山、拡大。
    高速の途中の小さなパーキングエリアから、フェンスをよじ登っての撮影。。。


    イタリア・コモ湖編へと続く。
    http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10266627/

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