2008/07/17 - 2008/07/20
34位(同エリア67件中)
ショコラさん
バート・イシュルからザンクト・ヴォルフガングへ向かう途中に大雨に遭ったものの、町に着いたときは雨はあがっていました。旅行1日目はあいにくの天気になったけれど、ほとんど傘なしで過ごせたのだから、まあいっか。
今回の旅ではザルツカンマーグートの景色をゆっくり楽しみたくて、ザンクト・ヴォルフガングに3泊することにしました。この(3)ではザンクト・ヴォルフガングの町や湖の様子について、(4)でヴォルフガング湖クルーズについてまとめることにします。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
PR
-
右の建物が宿泊ホテル《Seeboeckenhotel zum Weissen Hirschen》。町の中心にあって、ヴォルフガング湖は目の前という抜群のロケーションです。
オペレッタ『白馬亭にて』で有名な《Hotel im Weissen Roessl》はこの広場をはさんで左にあります。
☆Seeboeckenhotel zum Weissen Hirschen のURL:
http://www.weisserhirsch.at/englisch/seeboecken_frame.htm -
ホテル名は『白鹿亭(Weissen Hirschen)』ですが、看板は金の鹿。
-
泊まった部屋。広々した部屋で、これなら快適に過ごせます。
3泊するので、眺望にはこだわって湖側の部屋をリクエストしました。 -
バルコニーに出てみたら――うわ〜っ、レイク・フロント!
湖側をリクエストしたとはいえ、もしかしたら身を乗り出さないと湖が見えない部屋かもと思っていたので、この眺めにはびっくり。ここを予約してよかった〜♪ -
部屋に荷物をおろしたあと、玄関前に停めていた車を移動させるため外に出ました。ホテルの敷地内には駐車場がないので、ホテルから渡された駐車カードを使って公共の駐車場に停めることになります。
写真は、駐車場からホテルへ戻る途中に見つけたお菓子屋さん。 -
ウインドーを覗くと、おいしそうなお菓子がたくさん。真ん中の棚のトリュフがとりわけおいしそうに見えたので、10個買ってホテルへ持ち帰りました。でも食べてみると、それはトリュフじゃなかった――わたしの苦手なマジパンにココアパウダーをまぶしたものだった……(がっくり)。
* * * * * * * * * * * * * *
1日目の夕食は宿泊ホテルのレストランにて。雨模様でテラス席はクローズだったので屋内で。夫が注文したマスのグリルがめちゃくちゃ美味〜。外側はカリッ、中はほっくり。味付けはおそらく塩だけなのに、なんでこんなにおいしいの? 魚が新鮮で、塩がいいのか? 塩の名産地ですもんね。わたしが注文したローストビーフもそれなりにおいしかったけど、やっぱり地元料理のマスにするんだった……。
☆ホテルのレストラン(屋内)のURL:
http://www.weisserhirsch.at/englisch/seeboecken_frame.htm -
2日目の朝、ちょっと町を散歩。
シャレー風の家が軒を連ねていて、とてもかわいい街並みです。 -
ディズプレーがとても素敵なお塩の専門店。店内には料理用ソルトとバスソルトがぎっしり。
去年、ザルツブルクのクリスマス市に行ったとき、このお店が出店していました。その屋台で買ったバスソルト(バラのポプリ入り)がとても気に入ったので、今回は3種類を購入。料理用ソルトは旅先で買ったものが家にまだあるので買いませんでした。でも、やっぱり買っておけばよかったかな。わるくなるものじゃないし……。 -
窓辺にはお花がたくさん飾られていて、見て歩くだけですごく楽しい♪
-
すばらしくセンスのいいディスプレイを発見。
勝手ながら、あなたさまにザンクト・ヴォルフガングのベスト・ディスプレイ賞をさしあげます! -
思わず目にとまった、ワイン・レストランの鉄看板。
-
バルコニーにあふれんばかりに飾られた花々。きれいだ〜♪
晴れていればゴーザウ湖とハルシュタットへ行くつもりでしたが、曇っているのでそれは翌日に延期。この日はヴォルフガング湖をクルーズして、ザンクト・ギルゲンへ行くことにしました。それについては、旅行記(4)と(5)でまとめます。 -
午後、ザンクト・ギルゲンからザンクト・ヴォルフガングにもどってきて、また町をちょっと散歩。
写真は通りすがりに見つけたホテルの鉄看板。「空きあり」の表示が固定されているけど、これって、年じゅう空きありってこと? -
-
かわいい看板、またミッケ! おもちゃ屋さんですね。壁のフレスコ画も素敵。わたしのほかにもこの看板の写真を撮っている観光客がいました。
-
赤い建物は、Hotel im Weissen Roessl のスパ施設のようです(ここのホテルはいくつかの建物がつながっているみたい)。上階は客室かな。パステル調の建物が多いなか、かなり目立つ色ですが、不思議とまわりと調和しています。
-
教区教会前の広場。
右手の大きな建物はホテル《黒馬亭》。
この町だけでなく、ドイツやオーストリアで、とくに代々続いているようなホテルに「馬」とか「鹿」とかの名を冠したホテルをよく見かけるけれど、なんででしょう? 昔はこういう身近な動物の名を宿名にすることが多かったのかしら? -
この町で一番気に入った路地がここ。静かなたたずまいと路地に並ぶ建物の色合いがとても好き。
-
お散歩中のわんこ。毛がふわふわで、なでなでしたら気持ちよさそう。ゴールデン・レトリーバーを見ると、天国にいってしまった実家のゴールデンを思い出しちゃう。
-
ホテルに戻って、夕食の時間までバルコニーの椅子に座ってのんびり。ほんとにいい景色〜〜。湖のミルキー・グリーンの色が太陽や雲の具合によって微妙に変化して、いつまで見ていてもあきません。曇りがちだった空に青空が広がって、湖の色が一層きれいに見えます。この分だと、明日はいいお天気になりそう♪
-
2日目の夕食はお隣りのホテル Weissen Roessl(白馬亭 )のレストランにて。1階の郷土料理レストラン(Seerestaurant)の予約がとれなかったので(団体の宿泊客で連日予約がいっぱいのようでした)、2階のグルメレストラン(Kaiserterrasse)を予約しました。1階のほうが湖に近くてよさそうに思いましたが、ここのホテルのスタッフによると、2階も1階同様に眺めはいいとのこと。
写真はホテルの看板の白い馬。
☆郷土料理レストラン(Seerestaurant)のURL:
http://www.weissesroessl.at/en-restaurants-lakeside_restaurant.shtml
☆グルメレストラン(Kaiserterrasse)のURL:
http://www.weissesroessl.at/en-restaurants-romantic_dinner.shtml -
ホテルのレセプション&2階のレストランの入り口。
-
レストランの様子。
こちらのホテルもわたしたちが泊まっているホテルもどちらも4つ星だけど、レセプションやレストランの雰囲気はこちらのほうが高級感があるなぁ。わたしたちが泊まっているホテルは田舎のロッジ風で、それはそれでいいけど。 -
窓際の席をリクエストしていたら、この席に案内されました。窓が大きくて、たしかにいい眺め♪
グルメレストランとのことだったので、お値段高いのかなと思ったら、そうでもありませんでした。サービス係りの方がとても親切で、いろいろと料理の説明をしてくれました。この日のおすすめは、なんと?神戸ビーフ?! これは月に1〜2回しか入荷しないのだそう(日本からはるばるここまでやってくるなんて、そっちのほうがわたしは驚きましたが)。ドイツにいると、おいしい日本の牛肉はめったに食べられないので、夫もわたしも「それにしますっ!」と即答。
ヒレ肉かと思ったらサーロインでしたが、やわらかくておいしい♪ 日本の牛肉はやっぱり最高〜。暮れゆく湖の景色を眺めながらゆっくり食事をして、満ち足りた気分になりました。 -
こちらは1階の郷土料理レストランの様子。夜9時を過ぎ、お客さんはだいぶへっています。
そういえば、この町のレストランは夜の開店時間が早いのか、お客さんの出足が早く、昨日の夜7時半頃にレストランへ行ったときは、もう食事を終えてデザートを食べている人もいました。 -
ホテルの部屋にもどり、ふと窓から外を見ると、まん丸のお月さま! カメラを手に急いでバルコニーへ出て撮りました。
湖面に月が映ってる〜。
でも、雲や風の影響か、湖面に映る月は数秒で消えてしまい、撮れたのはこの1枚だけ。 -
それでもシャッターを押し続けていると、今度は湖面に2つの光のたまりが。幻想的な美しさに、言葉を失ってしまいました。
あとでカレンダーを見たら、この日は満月でした。本当に美しかった……。三脚を用意する暇がなかったのが残念。 -
3日目はお天気に恵まれ、ゴーザウ湖でハイキング&ハルシュタットを観光してザンクト・ヴォルフガングに戻りました。
※これについては、旅行記(6)(7)でまとめます。(引っぱってすみません)
夕方、またちょっと町を散歩。
写真はギャラリーの鉄看板。あっ、でもよく見ると「Markt 10」ってなってますね。番地のプレートも兼ねてる? それともこのお店、店名=番地なのかな? -
石鹸の専門店。壁のフレスコ画がとても美しい。
写真を撮ったときはお店は閉まっていましたが、昨日通ったときは開いていて、通りまですごくいい香りが漂っていました。 -
リカー・ショップの看板。オシャレ〜♪ 瓶には本当に液体が入ってる?
-
教区教会。
ここに3日も滞在していたというのに、中を見そこなってしまいました。 -
湖の色、なんてきれいなの〜。
左手はわたしたちが泊まっているホテルのレストランのテラス席。今日の夕食はここで食べることにしています。 -
こちらが宿泊ホテル。泊まっている部屋は、右側面の一番上の階にあります。
-
夕食までまだしばらく時間があったので、部屋のバルコニーで休憩。夫はビールを飲んで、すでにほろ酔い気分。
日が傾きはじめ、山や湖の色が少しずつ変化していきます。 -
-
-
今日の夕食は宿泊ホテルのこのテラスレストランにて。わたしたちの席は、写真の左側のテーブル。昨夜、レセプションにいたのがたまたまホテルのオーナーで、彼にテラス席の予約を頼んだら、こんなにいい席を用意してくれていました〜。
☆ホテルのテラスレストランのURL:
http://www.weisserhirsch.at/englisch/seeboecken_frame.htm -
湖をゆくモーターボート。気持ちよさそう。
-
料理を待っていると、スズメが遊びにきました。こんな至近距離までくるなんて、かなり人慣れしている様子。いつもおこぼれをもらっているのかな?
わたしが注文したのは、おととい夫が食べたマス! おいしかったけれど、夫が食べたときのほうがいくぶん焼き加減がよかったような……。この日は夫は何を注文したんだっけ? 忘れちゃった。 -
テラスの様子。
今回3泊したので見どころはだいたい見られましたが、それでもザルツカンマーグートの景色を楽しむには十分じゃありませんでした。いつかまたここに来ることができたら、そのときは1週間くらい滞在したいな〜。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅
-
前の旅行記
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(2)~孤独な皇帝フランツ・ヨーゼフの夏の別荘 カイザーヴィラ in バ...
2008/07/17~
バート・イシュル
-
次の旅行記
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(4)~ヴォルフガング湖クルーズの巻
2008/07/18~
ザンクト・ヴォルフガング
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(1)~陶器の町 グムンデン
2008/07/17~
グムンデン
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(2)~孤独な皇帝フランツ・ヨーゼフの夏の別荘 カイザーヴィラ in バ...
2008/07/17~
バート・イシュル
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(3)~ザンクト・ヴォルフガング 街歩きの巻
2008/07/17~
ザンクト・ヴォルフガング
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(4)~ヴォルフガング湖クルーズの巻
2008/07/18~
ザンクト・ヴォルフガング
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(5)~ザンクト・ギルゲンで空中散歩
2008/07/18~
ザンクト・ギルゲン
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(6)~ゴーザウ湖でハイキング
2008/07/19~
ザルツカンマーグート周辺
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(7)~湖畔の美しき町 ハルシュタット
2008/07/19~
ハルシュタット
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(8)~映画のゆかりの町 モントゼー
2008/07/20~
モントゼー
-
ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅(9)~フシュル湖のほとりの古城ホテルでランチ
2008/07/20~
ザルツカンマーグート周辺
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (5)
-
- スーポンドイツさん 2008/08/29 20:38:38
- 上も向いて〜♪
- 素敵な旅行をされましたね。ドイツからだとひょいひょい!?羨ましいです。
どこも窓辺の花がきれいですねぇ。ヘンなことを伺いますが、ドイツに住むと、常に花を飾っておかなければ近所の人に注意されるって聞いたことがありますが、本当でしょうか?
それより、なにより、上も向いて歩いてこられて・・可愛いお宝がいっぱい\(~o~)/嬉しくなってしまいました。
湖水を望むホテル、湖面に映るふたつの満月、ロマンチックで素敵な思い出になりましたね。
スーポン
- ショコラさん からの返信 2008/08/30 06:29:49
- RE: 上も向いて〜♪
- スーポンドイツさん、こんにちは。
コメントありがとうございます〜。
たしかにドイツ(西部)からだとザルツブルクまで飛行機で1時間なのでとても近いなあと思いました。おまけに早朝便だったのでフライト料金も格安でした。旅行には便利な環境にいますが、その分、回数が増えて家計を圧迫……(^^;)。
窓辺の花ですが、わたしもそういう話を聞いたことがあります。枯れた花をそのままにしていると注意されるとも。ただ、わたしが住んでいる町ではそういうことはないようです。少なくとも花を飾っておかなくちゃならないということはないです。まあ、庭が草ぼうぼうだったりすれば近所からクレームがつくとは思いますが。ドイツの田舎町などでは窓辺に花を飾っている家々をよく見るので、そういう町では花は必須なのかもしれませんね。
オーストリアでもかわいい看板をたくさん見つけました(^^)。コミュにも早くアップせねば。
ショコラ
-
- maki5963さん 2008/08/23 00:52:00
- 待ってました!
- ショコラさん こんにちわ。
やっぱりお天気がいいと湖や山がきれいに見えていいですねぇ。
ヴォルフガングからあの特徴のある山を見たかったのですが、雲がかかってとうとう見る事ができませんでした。
かわいい町の写真を見るとまた行きたくなってしまいます。私は天気が悪かったのと滞在時間が少なかったのとで、あまり町の写真を撮らなかったのでショコラさんの写真を見せていただいてとても良かった♪
レイクサイドのホテルはいかにもバカンスリゾートという感じで素敵ですね。できればやはり1週間くらいは滞在してゆっくり楽しみたいですよね。ヨーロッパの人たちがこうしてゆっくり夏のバカンスを過ごしているのを見ると、本当に人生を楽しんで生きてるな〜と羨ましくなります。
ハルシュタットやゴーザウなどもお天気に恵まれたそうで続きを楽しみにしています。
- ショコラさん からの返信 2008/08/23 03:57:25
- RE: 待ってました!
- makiさん、こんにちは!
旅行記の続きを見てくださってありがとうございます(投票もしてくださったみたいで感謝です)。
ヴォルフガングのあの山もシャーフベルクも、たしかにちょっと雲が出るとすぐに隠れてしまってました。あのあたりは雲が出やすいのかな。makiさんはシャーフベルクへ行かれたのですね。この旅行の3日目は晴天でしたが、ゴーザウとハルシュタットへ行ったので、結局、シャーフベルクへは行けませんでした。でも、makiさんも行かれたツヴェルファーホルンからヴォルフガング湖を見ることができたから、それだけでもよかったかな。
ところで、makiさんは植物にとてもお詳しいのですね。わたしは花は大好きなのですが、知識が全然ありません(生け花をやっていたというのに……)。知識があると見る目も違って、より一層楽しめそう。
そうそう、ヨーロッパの人たちのバカンスの過ごし方、わたしもうらやましく思います。3週間くらい休めますしね。日本もこんなふうに長い休みがとれるようになるといいですよねぇ。
ショコラ
- maki5963さん からの返信 2008/08/24 18:15:58
- RE: RE: 待ってました!
- ショコラさん こんにちわ。
> ところで、makiさんは植物にとてもお詳しいのですね。
イエイエ、それほどでもないですよ。日本の花は昔から花目当てで山にも行きましたので結構見分けるのですが、ヨーロッパなど海外の花はまた違うし分からないので図鑑で調べました。でも図鑑でも載ってるのは多くないし、細かな区別やカタカナ名前は難しくてあまり自信がありません。間違ってるかも、、と思うのもあるんですがまぁ当たらずとも遠からず、、ということで書いちゃいました。もし間違ってるのに気づいたらどうぞ指摘して教えてくださいね。
maki
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ザンクト・ヴォルフガング(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
295円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ザルツカンマーグート 湖水めぐりの旅
5
40