2007年2月16日（金）<br /><br />旅行は早くも三日目を迎える。<br /><br />それにしても、初日大阪から山形経由仙台まで、二日目は仙台から盛岡、秋田を通って男鹿半島の先端まで、陸上交通は便利になったものだ。<br /><br />本日の予定は、JR八郎潟駅から奥羽本線の特急「かもしか1号」に乗り、青森駅でバスに乗り換え、「雪の回廊」を通って酸ヶ湯で名高い総ヒバ造りの千人風呂に浸かって、大鰐町（青森県）にある島田温泉に泊まる予定になっている。<br /><br />昨日までの大荒れは、少しおさまったらしい。<br />朝食をとりながら眺める日本海は、まだ波は騒がしいものの、大暴れではない。<br /><br />その日本海を眺めながらいただく手作りの味の、なんと美味しいことか。<br /><br />バスはほとんど真西に向かって八郎潟を横断し、ＪＲ奥羽本線八郎潟駅に着いた。<br />この駅の開業は1902年（明治35年）とあるから、日清戦争終わって間もなくなのだ。<br /><br />はじめは五城目（ごじょうめ）、次いで一日市（ひといち）と呼ばれていて、現在の八郎潟という名前は1965年（昭和45年）からのものらしい。<br /><br />奥羽本線は、福島から青森に至る、長さ500キロ近い長い線路である。<br />しかし山形新幹線や秋田新幹線が出来たので、全線を同じ車が走ることが出来なくなっている。<br /><br />同じ名前の線にもかかわらず、もともとの狭軌区間、標準軌区間、ごく一部だが両方の軌間を兼ねてレールが三本並んだ区間もある。<br /><br />工事は福島からと、青森からと両方の端から行われ、1905年（明治38年）に全通した。<br /><br />写真が、<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br />にありますので、ご覧ください。<br />

雪の東北巡り【41】100年以上前に完成した奥羽本線

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2007/02/16 - 2007/02/16

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#鉄道・バス

ソフィさん

2007年2月16日（金）

旅行は早くも三日目を迎える。

それにしても、初日大阪から山形経由仙台まで、二日目は仙台から盛岡、秋田を通って男鹿半島の先端まで、陸上交通は便利になったものだ。

本日の予定は、JR八郎潟駅から奥羽本線の特急「かもしか1号」に乗り、青森駅でバスに乗り換え、「雪の回廊」を通って酸ヶ湯で名高い総ヒバ造りの千人風呂に浸かって、大鰐町（青森県）にある島田温泉に泊まる予定になっている。

昨日までの大荒れは、少しおさまったらしい。
朝食をとりながら眺める日本海は、まだ波は騒がしいものの、大暴れではない。

その日本海を眺めながらいただく手作りの味の、なんと美味しいことか。

バスはほとんど真西に向かって八郎潟を横断し、ＪＲ奥羽本線八郎潟駅に着いた。
この駅の開業は1902年（明治35年）とあるから、日清戦争終わって間もなくなのだ。

はじめは五城目（ごじょうめ）、次いで一日市（ひといち）と呼ばれていて、現在の八郎潟という名前は1965年（昭和45年）からのものらしい。

奥羽本線は、福島から青森に至る、長さ500キロ近い長い線路である。
しかし山形新幹線や秋田新幹線が出来たので、全線を同じ車が走ることが出来なくなっている。

同じ名前の線にもかかわらず、もともとの狭軌区間、標準軌区間、ごく一部だが両方の軌間を兼ねてレールが三本並んだ区間もある。

工事は福島からと、青森からと両方の端から行われ、1905年（明治38年）に全通した。

写真が、
http://4travel.jp/traveler/katase/
にありますので、ご覧ください。