2007年2月16日（金）<br /><br />ＪＲ八郎潟駅から青森駅まで、二時間あまりの鉄道の旅だ。<br /><br />鉄道の旅は、何かしらゆったりしていて、私は好きである。<br /><br />おまけに、この区間は、私が始めて通る線区なのだ。<br /><br />昭和41〜42年ごろ、私は国鉄で全国の複線化工事の担当をしていた。<br /><br />今日通る区間はそのころ複線化工事が盛んに行われつつあり、懐かしい地名が多い。<br /><br />能代、大館、、碇ヶ関、弘前･･･、名前を聞いただけで、懐かしさがこみ上げてくる。<br /><br />八郎潟駅からバスで10分のところに、五城目（ごじょうめ）の町がある。<br /><br />この町には、500年の伝統を持つ朝市が開かれていると聞く。<br />一度行ってみたいものだ。<br /><br />10時7分、われわれを乗せた特急「かもしか1号」は、北に向かって走り出した。<br />次の停車駅森岳には、温泉が湧いている。<br /><br />この温泉は、昭和27年（1957年）、石油を掘ろうとして、湧き出たようだ。<br /><br />同じように、石油掘削中に出た温泉には、瀬波、月岡（共に新潟県）、羽根沢（山形県）、豊富、稚内（共に北海道）などがある。<br /><br />線路に沿って、次々に集落がある。<br />夫々の部落に、夫々の文化が育っているのだろう。<br /><br />日本のどこまで行っても、たくさんの人々が住んでいる。<br />これは、私にとって新鮮な発見、そして感動だった。<br /><br />米代川を渡る前に、列車は東能代から東に折れて、内陸を目指す。<br /><br />写真が、<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br />にありますので、ご覧ください。<br />

雪の東北巡り【42】行くところに村があり文化が生きる

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2007/02/16 - 2007/02/16

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#歴史・芸術

ソフィさん

2007年2月16日（金）

ＪＲ八郎潟駅から青森駅まで、二時間あまりの鉄道の旅だ。

鉄道の旅は、何かしらゆったりしていて、私は好きである。

おまけに、この区間は、私が始めて通る線区なのだ。

昭和41〜42年ごろ、私は国鉄で全国の複線化工事の担当をしていた。

今日通る区間はそのころ複線化工事が盛んに行われつつあり、懐かしい地名が多い。

能代、大館、、碇ヶ関、弘前･･･、名前を聞いただけで、懐かしさがこみ上げてくる。

八郎潟駅からバスで10分のところに、五城目（ごじょうめ）の町がある。

この町には、500年の伝統を持つ朝市が開かれていると聞く。
一度行ってみたいものだ。

10時7分、われわれを乗せた特急「かもしか1号」は、北に向かって走り出した。
次の停車駅森岳には、温泉が湧いている。

この温泉は、昭和27年（1957年）、石油を掘ろうとして、湧き出たようだ。

同じように、石油掘削中に出た温泉には、瀬波、月岡（共に新潟県）、羽根沢（山形県）、豊富、稚内（共に北海道）などがある。

線路に沿って、次々に集落がある。
夫々の部落に、夫々の文化が育っているのだろう。

日本のどこまで行っても、たくさんの人々が住んでいる。
これは、私にとって新鮮な発見、そして感動だった。

米代川を渡る前に、列車は東能代から東に折れて、内陸を目指す。

写真が、
http://4travel.jp/traveler/katase/
にありますので、ご覧ください。