東京のスヌーピータウンショップ

2007/02/17 - 2007/02/17

東京都内にはミニ・キオスクを含めて5店舗ものスヌーピータウンショップがあります。それぞれに内装も異なりスヌーピーファンならすべて行ってみたいと思うのではないでしょうか。エリアは旗艦店である原宿にしましたが、お台場・上野・豊洲・八重洲にまたがります。

追記:キオスク上野店が07年秋に閉店し、以後08年の1月から3月の間にすべてのスヌーピータウンショップが閉店となりました。ただしららぽーとリテール事業部の経営からキディランドの経営に変わり、まずは3月上旬に東京駅一番街店がリニューアルして移転復活しています。続いて横浜・梅田・原宿にもオープン済みです。横浜みなとみらい店については別旅行記を作成していますのでそちらをどうぞ。

2008.6　台場店の跡の写真を追加しました。
2008.8　原宿店の跡の写真を追加しました。

エリア 原宿(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

【スヌーピータウンキオスク上野店】
まずは上野駅の構内にあるスヌーピータウンキオスク上野店。乗り換えの合間にも立ち寄れる営業時間も長いお店です。

キオスクだけあってモチーフは駅員姿のスヌーピー。

ショップの上部にあるカラフルなパネルです。

店内の柱にもスヌーピーの足型が。

スヌーピータウンショップ各店にはそれぞれタウンアートとしてそのお店限定の独自のグッズがあります。ここは上野のお山の西郷さんにちなんで西郷さんとその犬に扮したチャーリーブラウンとスヌーピー。

【スヌーピータウンミニ東京駅一番街店】
続いて東京駅一番街にあるスヌーピータウンミニ。東京駅の八重洲地下中央口を出ると行きかたを書いた看板があります。

それにしたがって左に行くとテレビ局などのキャラもののお店が集まった一角があります。ここにあるのがスヌーピータウンミニ東京駅一番街店。八重洲地下街とつながっていますが、別物のようです。

いろいろな表情のスヌーピーのいる落ち着いた色合いの内装。

ここのタウンアートは駅員姿のスヌーピー。鉄道好きなスヌファン必携。もともとキオスクが駅員姿のものをモチーフにしていましたが、仙台・新潟と増えたためか地域性を重視するようになり、東京駅に近いここが駅員ものになっています。

レジのある側の壁面に大きなおすましスヌ。

【スヌーピータウンミニ豊洲店】
有楽町線で豊洲へ。開業時よりは落ち着きましたがまだまだ人出の多いららぽーと豊洲です。駅から歩いてくるとこの角が近い入口となります。

造船所跡の広い敷地はポート(港)とシップ(船)に分かれています。スヌーピータウンミニ豊洲店があるのはノースポートの2階。東急ハンズの近くです。

同じミニでも東京駅一番街店とはまた違うデザイン。

店頭にはここだけの柄も含むメダリオン。アメリカによくあるペニープレスの日本版です。もっとも日本では貨幣を変形はできないため丸い銅板をプレスします。またアメリカだと51セントですが、日本は100円。最近テーマパークでもよく見かけます。

ここのコンセプトはずばり「和」。

浮世絵風のパネルも。

赤が一種のテーマカラーのようです。赤というよりは朱でしょうか。

【スヌーピータウンショップお台場店】
ここからゆりかもめでお台場に出ればメディアージュ(アクアシティと一体になっている)の中にもスヌーピータウンがあります。

長方形の2辺が出入口になっています。入口左右にはコミックストリップ。

クリスマス期間は入口左右のパネルがクリスマスバージョンになっていました。

店名の左右にもコミック。

別の側の入口にもふんだんにコミック。

50年代のコミックにはスヌーピーの初登場シーンも。(上から2番目)
最初はこんな普通の犬でした。

タウンアートシリーズのお台場ではお台場にある自由の女神に扮したスヌーピーもありました。店頭にパネルがあります。
これのマスコット買っとけばアメリカ旅行にちょうどよかったのにもう売り切れでした。

スーベニアメダルはわりと特色のないデザインです。

ここはスヌーピータウンショップ、でスヌーピータウンミニではありませんが、どうしても狭く感じます。

店内奥の上のほうに寝ているスヌーピーをアップで。ZZZの文字がモビールのようにまわりにぶら下がっています。

店内の写真。
入口周りでも分かるようにここの店舗のデザインコンセプトはコミックです。

店内の壁にもコミック。チャーリーはけっこう悪筆。

ひな人形とかウエディングでスヌーピーとセットになっているのは、彼女でも奥さんでもなくて妹のベルです。もちろん女装スヌーピーなんかでもないですよ。

そして驚愕のエピソードも。
スヌーピーの兄のスパイクはハリウッドへ行ってミッキーマウスと会って彼から靴をもらっていた!!
ちなみにこのコマ数が多いのは日曜版のコミックです。普通の横長のものは平日の新聞に50年近くにわたって掲載されたもの。

レジの上。金属製なのかマグネットのスヌがくっついたりぶら下がったりしています。右下のアルファベットスヌはちょっとこうもりみたいだぞ。

別の側の壁には映画館でのシーンのコミックも。

スヌーピーが寝ている側の壁の上にはコミックの1シーンをモチーフにした一部立体のイラストがあります。左から順に。
これはシュローダーとスヌーピー。ピアノをひくシュローダーにちょっかいを出すのはルーシーが多いですが、スヌーピーもよくやってきます。

ハロウィンの夜にかぼちゃ大王を待つライナスとそれにつきあうサリー。
ライナスによる説明を聞く限りではグレート・パンプキンとはサンタのハロウィン版のような存在のようです。

ルーシーの精神分析スタンド(こころの相談室)のお客はたいていチャーリー・ブラウンですが、ここではスヌーピーがなにやら大笑いされていますね。

犬小屋の屋根でのスヌーピーとウッドストックのやりとりも定番です。

ライナスの安心毛布をスヌーピーがぶんどったり、いっしょにのっかったりも定番シーン。

毎年ルーシーが支えるフットボールを蹴りにいってすかされるチャーリー。もはや風物詩です。

そして凧食いの木。チャーリーが凧揚げすると凧をこの木に食べられてしまいます。
サンタローザのシュルツミュージアムの中庭には実物の(?)凧食いの木がありました。

【スヌーピータウンショップ原宿店】
そしてJRの原宿駅前にあるのが旗艦店でもあるスヌーピータウンショップ原宿店。

改札のすぐ前なので目立ちます。前顔のスヌーピーはちょっと珍しいかも。

ピーナッツコミックの主要キャラもそれぞれ外装にあしらわれています。

両側の気球のウッドって動きそうですが、動いているのは見たことないです。

フライングエースやビーグルスカウトのイラスト。足跡のワンポイントがアクセント。

弁護士や小説王。

ここはアジア系のお客さんも多いお店です。場所柄だけでなくたぶんそっち系のガイドブックで紹介されているのでしょう。アジアでもスヌーピーは人気です。

床屋のサイン。ピーナッツの主人公(実はスヌーピーが主人公ではありません)のチャーリーブラウンのお父さんは床屋さんです。そしてピーナッツの作者シュルツ氏のお父さんも。
セントポールのシュルツ氏の実家跡はバーになっていますが、店内に床屋のサインがありました。
http://4travel.jp/traveler/berutsuku/album/10203182/

店内は駅前のわりにけっこう奥行きがあります。奥の壁にあるタペストリー。

店内には紐を引くと動くような仕掛けがいろいろとあります。でも壊れたっきり補修されていないようなものも多いですが。
これはクリスマス時期の偽サンタのスヌ。

チャーリー・ブラウンはバレンタインのカードをいつも待ちぼうけます。だからこれは彼の夢かな。他にもそれぞれのキャラクターの仕掛けがあります。

アイス4段重ねのスヌーピー。31アイスのキャンペーンの景品とかでよくこんな柄が使われています。

バスケのシュートをするスヌ。バスケットボールが上下に動きます。

その奥にはウッドストックやフライングエースのイラストパネル。

スケボーをするジョークール。これは動きはなし。

買い物についてきて車で留守番のシーンなんかでこういう絵をよくみます。

ライナスの安心毛布を横からかっさらおうとするスヌーピー。

なぜアポロ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スヌーピーはNASAのマスコットともなっているのです。
そして月面着陸の事前探査として1969年に月に向かったアポロ10号は、司令船に「チャーリー・ブラウン」、月面探索船に「スヌーピー」というニックネームをつけられました。このときアポロにはスヌのぬいぐるみも乗ったそうです。今でもNASAは有人飛行関連の功労者にシルバースヌーピーアワードという賞を贈っているそうです。

ウッドストックとオラフ。そりゃ体重の差は歴然でしょう。

マーシーとペパーミントパティは学校で前後の席に座っています。

近くで見ると意外に気づかないですが、棚にも大きなスヌーピーがあしらわれています。

2008.6.29追加
ひさびさにお台場に行ってみました。スヌーピータウンショップの跡は石屋さん(?)になっています。

天然石とシルバーアクセサリーのハワイアンなお店になったようでした。

2008.8 原宿駅前のタウン跡は犬小屋のデザインはそのままに違うお店に変わっていました。

この旅行記へのコメント （2）

• JOECOOLさん 2007/06/09 13:39:09

  べるつくさん、こんにちは。JOECOOLです。

  書き込みありがとうございます。
  東京のミニショップには行きたいと思いつつ、東京そのものに行く機会がなくて...やはり関東に住んでいるといいですね。近いうちに、このために東京へ行こうと、べるつくさんの旅行記を見て思う今日このごろです。
  ところで、スヌパジェのことなんですが、実は「買い替え」ではなくて２台とも持ってるんです（白が自分用、黒がwife用）。全国で２台とも保有しているのは私たちだけではないかなとそれが一番の自慢です。
  白のスヌパジェは、私が通勤＆仕事用としてずっと乗っていますので、走行距離が24万kmにもなってしまいました。今年の４月に７年目の車検を通しましたが、いずれ走らなくなった時にどうしようかと今から悩んでいます。スクラップにするのはしのびないし、置いておく駐車スペースもないし...
  またお便りします。
  
  written by JOECOOL

  べるつくさん からの返信 2007/06/10 18:05:44

  2台保有!!

  いや、すごいですねぇっ!
  スヌパジェを白黒同時に保有というのはきっと本当に全国でもJOE COOLさんだけですよ。それはすごいです。走らなくなっても保管すべきでしょう。うん。
  東京はまあタウンは多いですね。なんだかんだで増えて5店ですからね。横浜も2店目ができたのは意外でした。札幌とか名古屋にないのはアンバランスですが。
  自分は仙台と新潟のタウンが未訪なのでいずれ行ってみたいところです。