サン・ホセの火祭り（FALLAS DE SAN JOSE）に行ってきた。

2006/03/18 - 2006/03/19

サン・ホセとはスペイン語でイエス・キリストの父親の事です。また、彼が大工だった事から、木工職人達の守護聖人の名としても知られています。

ラス・ファリャス（又はラス・ファジャス）というこのお祭りは、サン・ホセの日に古い材木を集めて大きな焚き火をしていたところ、 張子の人形を火の中に投げ入れたのが周囲の人々に面白がられ、それがきっかけとなり色々な人形が作られるようになりました。

毎年祭りの後半の日程、道の真ん中など街中に展示されている張り子人形は人気投票が行われ、１位になったものだけが焼かれずに博物館に保存されます。（実際には裕福な人が多く住んでいる地区の作品が、この人形にも経費をかけることができるので優勝する事が多いそうです）

街では絶えず爆竹音が聞こえ、中心にいくと、もう人ごみで身動きできません。
きらびやかな民族衣装をきた人たちのパレードや屋台のチュロス、パエリア、出店のお土産物は私たちの目をとお腹を潤してくれます。

有名なカフェに入り、ホットチョコとチュロスのセットを食べました。こちらではチュロスをホットチョコにつけて食べるらしいです。
このチョコレートは全然甘くなく、カカオ分が濃いものでした。でも熱々のチュロスと食べると凄くおいしい（＞＜）

夜には川沿いで花火があがり、一段と盛り上がります。一週間もの祭り期間、地元の人たちはとてもパワフルですね。

宿はどこも満室で、ほとんどの宿は祭り期間中の連泊する人に貸すようです。
何件か電話してみたのですが、空振りです。
私も例に漏れず宿が取れなかったので、花火を見学し終えた深夜２時頃に、夜行バスに乗って首都マドリッドへと移動しました。

エリア バレンシア(スペイン)

張子人形

張り子人形

ちょっと遠いですが、パレード

これはかなり大きいサイズですね。

ちょっと曇っていてみにくいですが、奥の作品がコンテストの投票対象の作品です。

マリア様、後ろから。
毎年テーマとなる色は変わるそうです。