リンダーホーフ城

2005/07/03 - 2005/07/03

オーバーアマガウとはルードヴィヒ２世によって17世紀後半に建てられたリンダーホーフ城がある街で、伝統の木彫り人形と民家を飾るフレスコ画が有名な所です。
１０年に１度、「キリスト受難劇」が村人により演じられるらしい。ドイツ語専攻の友達の先生が「いやぁ。良かったヨぉ〜！」と感想を言っていたそうだ。

ルードヴィヒ２世が建てたお城で有名なのは、フュッセン近くのノイシュバンシュタイン城かな。とりあえず国が傾くほど国の財産を使いまくって贅沢をつくして建てられたお城で唯一完成したもので隠遁生活用のプライベートな別邸です。

内装はキンキラの部屋とか、やたら天井が高い寝室とか、音楽を聞く部屋とかありました。
やたら天井が高い寝室は、暖房が効きにくいから苦労したそうな。もうちょっと考えて建築しようよ！
魔法の食卓と呼ばれる部屋は料理が並んだテーブルが、エレベーター式に階下からせり上がってくる仕掛けもあります。ここは王が１人で食事をとる為だけの部屋です。

この前「下妻物語」の小説を読んで、ロココに触れてから「パンがなければお菓子を食べれば良いのに」オホホホホという台詞が頭を離れません。この城を見学中も思い出しました。

白の裏手にはヴィーナスの洞窟（人工）があって、この中に小さな池があり、そこに金ぴかの小舟を浮かべて当時の最新技術を使ってライトアップされた中でオペラを聞くという道楽をするつもりだったそうです。
ここは夏期のみ見学できるので、この時期いかねばいつに行くという勢いで行って来ました。

今回はDB(ドイツバーン。ドイツの鉄道。JRみたいなもん)のバイエルン州５人まで鈍行乗り放題、バイエルンチケット２４ユーロを使って友達と２人で行って参りました。（当時ミュンヘンに住んでいました）
ちなみに１人だとバイエルンシングルチケット１７ユーロというのがあります。
（注：２００６年現在バイエルンチケット２５ユーロ、シングルは１８ユーロに値上がりしています）

最近は雨が続くミュンヘンの天気でしたが晴れて良かった。
山が凄くきれいに見えてさすがスイスと国境近くまで来たアルプス地方だ〜と思った。
帰りにガルミッシュ・パルテンキルヒェンの街に寄った。ここはドイツで一番高い山の登山口がある街で、登山装備の人たちをよく見かけた。

私の働いている職場のドイツ人の趣味が山登りだそうだ。もしかしたら山登りに行くチャンスが来るかも・・・添乗員時代にご用達だったトレッキングシューズを日本から送ってもらおうかしら・・こっちで買ってもゴアテックスのは高そうだし、上下のレインコートも必要だろうし・・・。ついでにじゃがりこサラダ味が食べたい。
（その後２回ほどオーストリアかスイスの山に登りました）

エリア オーバーアマガウ(ドイツ)

城の内部

庭

城

離れの東屋

噴水