2006/04/27 - 2006/05/06
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spacecowboyさん
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ゴールデンウィークにドイツへ行ってきました!
◎ 4/27 大阪→フランクフルト→ベルリン
◎ 4/28 ベルリン
4/29 ベルリン→ポツダム→ベルリン
4/30 ベルリン→ゴスラー→ハーネンクレー→ゴスラー
5/1 ゴスラー→ヴェルニゲローテ→ドレスデン
5/2 ドレスデン
5/3 ドレスデン→ライプチヒ→バンベルク
5/4 バンベルク→ニュルンベルク→ミュンヘン
5/5 ミュンヘン→フランクフルト→
5/6 大阪
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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-
3年半ぶりのヨーロッパ旅行に選んだ行き先はドイツ。ゴールデンウイークを利用して出かけることに。
ゴールデンウイークということで、関西空港ではチェックインカウンター、ボディチェックともエライ並ばされ、それ以外の時間つぶしもすることなく、定刻に搭乗しました。あんなに人があふれかえってる関空は初めて見ましたね〜。
飛行機(LH741便)は定刻(9:55)に関西空港発。航空券購入時に通路側を主張していたのが奏効して、真ん中の列が3列から4列になるところの通路側の席でした。足も伸ばせるうえ、隣も空席!最高の条件の席でしたね。
で、飛行機に乗って驚いたのがトイレ!機体中央部に、階下に下りる階段があり、そこに5つのトイレが並んでいます。1つ1つのトイレのスペースもちょっと広めだし、客室も広く取れる。いい工夫だと思いました。
フランクフルトには定刻の15:05分、Bターミナル着。降りたところに日本人の案内人が立ってて、乗り継ぎ案内をしてくれるけど、遠いのなんの。
まず、入国審査まで、Bターミナルの中を500mくらい歩く。しかも看板とかないから結構不安。
で、入国審査を受けて、階段を降り、Aターミナルに向かう通路がこの写真。長さは5〜600mはあるかな。この移動だけで結構ふらふらになったので、早速ATMでお金をおろし、水を買います。
でも実はルフトハンザ航空、搭乗客にコーヒーと紅茶の無料サービスをしてます。後で気づいたんだけど。。 -
フランクフルトからベルリン行きのLH188便に乗り、ベルリン着は定刻から10分遅れの18:10分。
ベルリンのテーゲル空港ではゲートから到着ロビーまでの距離の短さにびっくり!飛行機を降りて、即、荷物用ターンテーブル、そして即、出口。オーストラリアとかインドの地方空港でもあれだけ距離が短いところはなかったような。。
市内へ向かうバス停は工事中だったこともあって、少しわかりにくかったです。とりあえず、市内へ向かうべく、TXL(テーゲル)番のバスに乗ります。 -
まず向かったのは、写真のポツダム広場。地下にはドイツ鉄道の新しい駅を建設中(というよりほぼ完成)です。ニューヨークのロックフェラーセンター、ロンドンのピカデリーサーカスに並ぶ場所として、今後もベルリンの発展の中心になる場所でしょう。
左手がソニーセンターとドイツ鉄道本社、右手がダイムラー・クライスラーセンターになります。 -
が、飛行機到着18:00、ポツダム広場着19:00で、今日、向かったのはショッピングセンターではなく、ポツダム広場の奥にある、文化フォーラム。
この中には、絵画館と呼ばれる美術館があり、木曜日は22:00まで開館。到着日が木曜日だったので、これを有効活用しなければ!ということでホテルにも行かず、直接ここに来たというわけです。
木曜日に関していうと、開館時間延長のうえ、無料!ということで、遅い時間でも相当な数のお客さんがいます。
ここは想像以上に広く、相当な時間がかかります。絵の下の、ほぼ床に近いところに作者名と絵のタイトルが書いてありますが、最初は気づかずに見落としてしまっていました・・。
ちょっと残念だったのが、レンブラントの「金の兜の男」が、本家オランダへ貸し出し中だったこと。まあ、しょうがないんだけども。
ルーベンスの、「モーセの十戒」が印象に残りました。 -
絵画館を出たあと、ポツダム広場の駅まで歩き(10分くらい)、Sバーン、Uバーンを乗りついで、今日から3連泊する宿、ツィルクス・ザ・ホステルへ向かいます。本当に駅前で、とても便利でした!
2件隣のホットドック屋さんで夜食を調達し、シャワーを浴びた後、11:30頃に死んだように就寝・・。 -
翌朝、7:30にホテルを出て、Uバーンでアレクサンダー広場へ向かいます。
ここで朝食、とばかりに地下鉄駅のスタンドで買ったプレッツエルの塩味がかなり強烈で、食べきれませんでした・・。絶対身体に悪いと思うんだけど。
そこからお世辞にも趣味がいいとはいえないデザインのテレビ塔をみながら、9時に開館する大聖堂へ向かって歩いていきます。写真はその途中の公園にあった噴水。いかにもヨーロッパらしいです。 -
東側から見た大聖堂。なかなか迫力のあるドームです。8:50分についたので、9時の開館を待ちます。
ウンターデンリンデンを挟んだ反対側には、廃墟と化している大きなビルがあり、不気味な雰囲気をかもし出しています。後から知ったのですが、その建物は旧東ドイツ外務省だったとのこと。冷戦の中心となっていた場所のすぐ側に、この大聖堂はあります。 -
入り口上部の彫刻。見落としがちなところですが、これだってエライ手間隙をかけて造られているはずで、単体で美術館に飾ってあったら絶対に足を止めると思います。
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首都で一番の大聖堂だけあり、内装はとても豪華です!写真は正面の祭壇上部のステンドグラスです。
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ドームの内側も、この通り。とてもきれいです!
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天蓋にも登ってみました。が、ちょっと残念なことに、ドーム内部には入れず、外側しか見ることができませんでした。まあ、展望台としての眺めは抜群なので文句はありませんが。
写真はポツダム広場。ソニーセンターにかかっているドームが、昨年の愛知万博の夢見る山と形が似てませんか? -
北側には博物館の島の博物館群が見えます。正面のギリシャ神殿のような建物が旧ナショナルギャラリー、左奥がペルガモン博物館です。この「博物館の島」は世界的に貴重な文化財を保有する博物館が集まっていることから、世界文化遺産に登録されています。
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旧東側の街並み
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正面から見た大聖堂。堂々とした、威圧感のある風格です。
背後には趣味の悪いテレビ塔が・・ -
大聖堂を出て、この日のメインイベント、ペルガモン博物館へ向かいます。大聖堂からは歩いて10分くらい。ここも10時開館で、着いたのは9:50分くらいということで、開館まで少々待ちます。玄関には既に結構な数の人だかりができていました!
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入っていきなり目に飛び込んでくるのがこの「ペルガモンの大祭壇」。背中にぞくっと来るものがあります。もはや博物館ではなく、遺跡そのものといったレベル。スケールが違います。古代文明での神への信仰心にただただ感嘆するばかりです。
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反対側から見るとこんな感じです。
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大きさに圧倒されがちですが、細かい彫刻だって見逃せません!
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階段側をクローズアップ
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全体を再現した模型。いかに大きい建物だったかという実感が、目の前の実物と比較することでわいてきます。
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本来、「ペルガモンの大祭壇」の次の見所として、「ミレトスの市場門」というものがあるのですが、残念ながら改修工事中でした。
ということで、次の見所は「バビロニアのイシュタール門」。この青さ、大きさに圧倒されます。オリジナルは上にもう一層あったそうです。
この展示の本当の凄さを実感するここから。 -
門にタイルで描かれた馬の絵。
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イシュタール門の側壁。青さがとてもきれいです。
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そしてすごいのが、イシュタール門に続く通路、「行列通り」。バビロニアの城壁内がそっくりそのまま移築、再現されたというわけです。
通りを歩いて、門まで歩くと、その凄さに本当に驚かされます。
ベルリンにこれを移築したドイツ人も凄いですが、オリジナルを作った古代バビロニア人はもっとすごい!その繁栄
ぶりを窺い知ることができる、貴重な文化遺産です。 -
そしてその全体像を再現した模型。ただ単に城砦を築いただけでなく、美しさにもこだわったところが素晴らしい!
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部屋が代わり、古代アッシリアの石像です。
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馬車に乗り、獅子を狩る人々の絵。当時の生活様式が垣間見えます。
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古代ギリシャの展示も見逃せません。
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かなり大きな神殿の柱の一部。この大きさの柱が並ぶ風景たるやもの凄い風景だったと想像できます。アテネのゼウス神殿に匹敵するものですね。
以上が大満足のペルガモン博物館でした! -
次に向かったのは、写真の旧博物館。建物自体も18世紀のドイツを代表する建築家、シンケルの設計でなかなか見応えがあります。
ここは1階にアンティーク陶器などの常設展示がありますが、今回のお目当ては2階でやっていた特別展。 -
シャルロッテンブルクにあるエジプト博物館が改装中で、そのコレクションが今ここで展示されているのです。効率よく見れるので結果的にはラッキーでした。
ミイラのマスクのコレクション。 -
有名な「皇女ネフェルティティの胸像」
気高い王族のプライドがそのまま伝わってくる作品です。
夜中に一人で見たらめっちゃ怖いでしょうけど(笑)
ボーデ博物館、新博物館が工事中だったこともあり、博物館の島を出ます。
その2へ続く。
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