1972/10/20 - 1972/10/20
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ソフィさん
10月20日(金)
午後久々に雲が切れ、何日かぶりで太陽を拝む。
街のマロニエの並木はすっかり黄色に紅葉して、落葉も始まった。
ここの秋は、日本の「実りの秋」のイメージではなく、暗い感じだ。
「落着いてよろしい」と評価する人は多いが、私にとっては苦手である。
北緯49度のパリでは、日が短くなると、朝は暗いうちに出勤しなければならない。
もっと北にあるスカンジナヴィアならば、一日中夜なのだろう。
ヨーロッパは秋から冬にかけて日照が少なく、陰気なのだ。
この季節を賑やかにお祭で過ごそうとしたり、夏にはたっぷりヴァカンスを取ったりする気持が、ここに居ればよく理解できる。
パリの住人にとって秋は、ヴァカンス気分がすっかり取れ、落着いて仕事が出来る季節の到来らしい。
美術展やコンサートなどのシーズンが始まり、夜の街は活気づいているようだ。
行きたいのはやまやまなのだが財布が軽く、なお更ストレスが溜まる。
だが今晩我がスペイン館では、館長主催のピアノコンサートが予定され、我々館の住民が招待されている。
館全体がいつもと違い、お祭気分のうきうきしたムードが漂っている。
噂によればスペイン有数のピアニストで、ショパンが得意らしい。
おまけに館長からはシャンパンが振舞われ、飲み放題という。
今晩が楽しみだ。
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