1972/10/20 - 1972/10/20
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ソフィさん
1961年10月20日(金)
パリの北郊、とは言っても、サン・ラザール駅から僅か5分のところにあるアニエール。
セーヌ河に面し、工場が増え鉄道が通った19世紀後半には、パリの工場に働く人たちの憩いの場であった。
印象派の画家たちも、その風景を好んで描き、とくにジョルジュ・スーラの大作は、今も愛好する人が少なくない。
私の今日見たアニエールは、リゾート地だったアニエールは様変わりして、やや場末の工場地帯を思わせる。
私はこのような雰囲気が好きで、何かしら古い時代への懐かしさを感じた。
フランス国鉄の枕木注入工場もここにあるが、ルイ・ヴィトンの工房は、暇があれば一度行ってみたいところだ。
ルイ・ヴィトンの先祖は、ジュラの田舎からパリに出て、独創性と先見力、そして何よりもお客を大切にする姿勢で発展を続け、パリが手狭になった時ここアニエールに新工房を造った。
ルイ・ヴィトンの発祥地ともいうべきこの工房では、ルイ・ヴィトンの伝統ともいえるトランクや特別注文品が製作されている。
何百本の釘を一本一本手作業で打つなど、熟練した職人たち技を間近に見ることができるようだ。
特注品はあまり公開されないが、例えば1926年インドのマハラジャの狩猟用ティーセット収納ケースや、有名オペラ歌手の生活道具用トランクなどがあると聞く。
作曲家ストコフスキーのデスク・トランクには、ピアニストらしく爪磨きの収納スペースまでも用意されたという。
ルイ・ヴィトンは伝統を守り、現在でもお客さま一人ひとりの要求に、誠実に対応している。
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