山菜迷人さんのクチコミ全137件

　弥生町、末広温泉町と言えば、鳥取市内中心部の飲食店街である。そのはずれに味暦あんべがある。小さな四角い蛍光灯の看板が出ているが、民家のような佇まいは、注意していないと通り過ぎてしまいそう。入口に、スポットライトを浴びた当店自信の一品、親ガニ丼、ぜひどうぞの掲示板が下がっている。
　入口の引き戸を開ける中に入ると右手にカウンターが並んでおり、その奥に個室が３部屋。小さな店だ。今日は、鳥取の飲み友達の案内で、親ガニ丼会席コース（７品、6,000円）を肴に一杯やる。小鉢は、サザエの肝を醤油で煮つけたもの、お造りは、どこから来たかを尋ねたうえで県外からの客には蟹の刺身が付いている。焼き蟹は、小さな七輪で自分で焼いて食べる。焼き物はブリ。締めに本日の目的でもある親ガニ丼。
　親ガニは味噌汁の椀に入るくらい小さい。その親ガニを塩茹でし身をほぐし、ご飯のうえにのせる。とても一匹では足りないので、おそらくこの丼いっぱいに何匹もの親ガニを使っているのだ。丼にのっている身の半分は味噌であえてある。中央部分にはオレンジ色をした内子を広げ、その真ん中に濃い紫色と言ったらいいのだろうか外子を丁寧にほぐしたものが盛られている。そして、親ガニの甲羅に大葉を敷き内子を蒸したものをを盛り付け、丼の縁に沿って置かれている。生の内子の濃厚な味わい、味噌をからめた身の旨味、外子のプチプチとした食感、この一杯に親ガニの色々なうまさが凝縮されており、文句のつけようのない旨さである。
　味噌汁には大根と親ガニの甲羅を外して二つに割ったものがそのまま入っている。良い出汁がしみ込んだ大根が旨い。丼とセットで実に良い仕事をしているのだ。
　かなりお酒をいただいた後だったけれど、一口食べたらもう止まらない。口もきかずに丼を抱え、一気に平らげてしまったのだった。

※親ガニ丼単独だと2,500円です！

　出張帰りに昼飯を食べるために立ち寄ったのが、JR新大阪駅の中にあるカレーハウスカリーカリー。野菜たっぷりカレーを食べましたが、スパイスの効いた辛いカレーで、僕好みのカレーライスでした。☆半分減点となったのは、ジャガイモが美味しくないんですね。おそらく、調理している場所は別にあって、店の奥では再加熱しているのだと思うのですが、そうするとどうしてもジャガイモが美味しくならないのですね。再加熱しているであろう料理屋さんで、ジャガイモを食べると必ず同じような匂いがします。このちょっと嫌な匂いが処理できるようになったら、世の中のカレー屋さんはもっと評価が高くなるのになぁと思いますね。
　でも、今度新大阪方面に出かけたときには、また、行ってみたいと思っている僕がいるので、基本的には満足できる味なんですよ。少しだけ気になったので☆半分減点させてもらいました。

【メニュー】
・ビーフカレー　650円
・玉子とほうれん草カレー　700円
・ロースカツカレー　870円
・海老フライカレー　840円
・コロッケカレー　650円
・牛肉と野菜のカレー　780円
・野菜カレー　850円
・チキンカレー　750円
・茄子ミートカレー　790円
・ミックスフライカレー　890円
・オリジナル　ハヤシライス　680円

●今日の昼飯：ねぎらーめん　680円＋一口餃子5個180円

　博多ラーメンの幟を立てているが、博多ラーメン独特の豚骨の匂いがしない。僕の友人は、「人類は麺類」と言い切るほどの麺食いだけれど、僕は、「麺類は麺類」だと思うよ。この店の豚骨ラーメンは、岡山市内の豚骨ラーメン人気店のベスト３に入ると思う。その理由の一つが、「豚骨の匂い」の扱いだと思う。ラーメンを食べれば確かに豚骨ラーメンなんだけれど、店の周りや店内に豚骨独特の決して良い匂いだとはいえない例の匂いが全くと言っていいほど漂ってこない。女性にも人気なのはその辺に理由があるのだと僕は睨んでいるのだ。食べてみると、かなり濃厚な豚骨スープなんだけどね。
【メニュー】
・博多らーめん　580円
・ねぎらーめん　680円
・チャーシュー麺　800円
・替え玉　100円
・半替え玉　50円
・ごはん　120円
・明太ごはん　280円
・替えめし　120円
・トッピング
　半熟玉子　100円
　ひとくち餃子　5個　180円
　ひとくち餃子　10個　360円

　麺の固さは、?こなおとし、?ハリガネ、?バリカタ、?カタめ、?ふつう、の中から選ぶ。当然数字が小さいほうが固い。
　僕は、最初普通で頼んで、半替え玉をカタめで頼んだ。普通でもすごく旨いけれど、カタめの方がこの細麺にはあう気がした。けど、それ以上固いとどうなのか、試してみたい気もするが、怖くて頼めないような、微妙な感じですね。
　写真の海苔に注目！日本語の「ありがとう」のほかに、中国語、ドイツ語、英語、フランス語･･･あと･･･わからんけど、各国語で書いてあるんですよ。岡山市高島のどちらかというと中心部から外れたところで、世界を視野に入れて商売をしているところがすばらしいじゃないですか！感心しました。

　日本国内には他に、低い山何カ所かある。しかし、国土地理院の地形図にのっている自然の山としては、この弁天山が一番低いとされている。
　弁天山はかつて海中の小島であったが、室町時代に海水が引き湿地帯となり、小島が小山となり、水田開発が進み現在に至ったものと推測されている。昔、海であった関係上、海の守り神、市杵島姫命（イチキシマノヒメノミコト）を神様として、厳島神社（弁財天）が祀られている。
　写真の赤い鳥居が山の登り口、わずか数十歩で山頂に到達することができる。ホームページでリアルタイムに弁天山の様子を見ることができ、すぐ近くの食堂で登頂記念カードを発行してもらうこともできる。

　人工の山（築山）では、次の低い山が有名である。
●天保山 - 4.53m。大阪市港区。二等三角点のある山。国土地理院の地形図に山名と共に載っている山では最も低い。
●蘇鉄山 - 6.84m。大阪府堺市堺区。一等三角点のある山では最も低い。
●大潟富士 - 0m。秋田県南秋田郡大潟村。干拓地の0メートル地帯にあるため比高は3m77cm6mmだが標高0mである。国土地理院の地形図には載っていない。
●日和山 - 6.05m。宮城県仙台市宮城野区。天保山などが調査されるまでは、最も低い山とされていた。現在は「日本で2番目に低い」と言われる。

　自然の山では、御山（3.6m）がある。香川県東かがわ市松原にあり、自然の山で日本一低いとうたっているが、国土地理院の地形図には載っていない。

くうちゃんさぬきうどん本店
住所：岡山市田中599-5
電話：086-245-3500
営業時間：ＡＭ11：00～ＰＭ9：00
定休日：不定休
今日のランチ：カレーうどん（500円でお釣りがきたような･･･）☆

　岡山市の古新田から西長瀬までの区間が開通している岡山西バイパスの御南中口信号交差点の北東角にある、セルフの讃岐うどんの店である。素材にはこだわりを持っており、自家製の麺と出汁は定評がある。
　だしは花かつお・さば・めじか・うるめ・こんぶ・いりこなどの天然素材を使用し、科学調味料は一切使っていないということである。

　メニューを見ていたら、今日は、カレーうどんが喰いたいという気分になった。うどんの汁がベースとなっているようで、旨味のある甘口のカレーうどんだった。テーブルの七味唐辛子で辛さを効かせていただきましたが、コシのある麺がカレーにあっていると思いましたね。

ラーメン一久
岡山県笠岡市大宜1881-1
tel：0865-66-0611
営業：10:00～19:00
定休日：水曜日
今日の昼飯：中華そば大盛800円
アクセス：笠岡から井原へ向かう県道三号線を北上し右の角にファミリーマートがある信号交差点を右折してすぐ。

　笠岡ラーメンでは有名店の一つ。醤油の味のする麺汁はさっぱりしている。出汁は何でとっているのかな･･･旨味が足りない感じ。麺は普通の太さのストレート、茹で過ぎで軟らかく、「どうもこれはいけませんな。」という感じでした。具材は煮鶏、シナチク、ネギ。煮鶏が固いですね。もう少し薄くスライスするか、軟らかく煮た方が旨いと思いました。
　気難しそうな大将が頑張っており、「一、大声を出す人は前もって申し出てください。一、五分間話したら、五分間休憩してください。一、他人に迷惑をかける行動はおやめください。一、これらのことを守れる人は必ず幸福になれます。」などと注意書きが書いてある。みんな、黙々とラーメンを食べ、ぼそぼそと話し、帰って行きます。前評判が高かったもので、少しがっかりしました。

山本うどん店
香川県香川郡直島町２５２６−１
０８７−８９２−４０７２
営業時間：（平日）１０：００〜１６：３０
　 （土）１０：００〜１６：３０
（日・祝）１０：００〜１６：３０　※日曜日のみ休み。祝日は営業。
今日の昼飯：肉うどん620円、いなり（2個）150円、ぶっかけうどん480円　☆☆

　宮浦港から徒歩10分、三菱直島生協の棟続きにある島で唯一のうどん屋。手打ちの美味しいうどんが食べられます。一切機械を入れていない、本当の手打ちうどんで、聞くところによると35年余の歴史があるとか。

　直島の地中美術館を見に行った帰り、昼飯に立ち寄ったこの店。まず、評判の肉うどんとおいなりさんをいただきました。肉うどんは、甘辛く煮た肉の味が麺汁に染み出して、少し甘い汁になっています。温かい汁の中でうどんは、少し柔らかめ、でも旨い！一気に食べてしまったのでした。で、うどんのコシと味、そして僕のお腹をもう少しうどんで満たしたいという気分に押され、「すいません。ぶっかけうどん追加で！」とおばさんに声をかけてしまいました。
　ぶっかけをいただき、コシの強いうどんに感動。麺に甘さを感じる。出汁の風味も良し。島で唯一のうどん屋さんと聞き、本音を言えば余り期待はしていなかったのだけれど、大きく期待を裏切られた一杯でした。また、行きたいと思います。

寿司割烹　喜怒哀楽
〒700-0052 岡山県岡山市下伊福2-9-21
Tel:　086-254-4455　　0120-20-3092 (フリーダイヤル)
営業：11:00～14:30(L.O.14:00)　17:00～22:00(L.O.21:00)
定休日：月曜日
予算：4,000円（通常平均）　3,000円（宴会平均）　1,500円（ランチ平均）
今日のランチ：イクラ丼　1,365円　☆

　サラーリマンのランチとしては少し高い。にもかかわらず、昼の部はけっこうお客さんが入っている。特に、アラフォー世代が多いのは、立地が市街地を少し外れた住宅地にあるからだろうか。
　ドライブスルーの持ち帰り寿司もやっているので、電話をかけておいて、受け取り時間を指定し、その時間に車でドライブスルーのコーナーに車をつけ、待ち時間なしで受け取るなんてこともできる。また、岡山独特のばらずしなど地方発送も受け付けているので、ホームページでご確認を！

　喜怒哀楽のＨＰは、http://www.kidoairaku.co.jp/　です。

　店内は、空間を巧く配して、豪華さを感じさせる。落ち着いて食事のできる空間、旨い寿司やランチメニューの数々、ちょっと贅沢したいという時にお勧めのお店ですよ。
　今日のランチは、イクラ丼。イクラの量が少ないかなと思ったけれど、食べてみれば、十分満足しました。丼の右手にお吸い物、奥左上から素麺（半熟ゆで卵入り）、果物、お漬物、美味しくいただきました。

「むかーし、昔の話ぢゃ。吉備の国に温羅(うら)というそれは恐ろしい鬼がおってのう。西国から都に送る荷物を取ってしもうたり、女子どもをさろうたりしておったぁ。この温羅は山の上に根城をかまえておった。温羅の乱暴ぶりはやがて天皇の耳にも届き、武勇で知られる吉備津彦命（きびつひこのみこと）が温羅退治に遣わされたんぢゃ。

　命（みこと）は吉備の中山に陣を構えて合戦が始まったんぢゃ。命は中山から弓矢を打って打って打ちまくった。しかし、温羅は矢が放たれたと思うと岩を投げて矢を次々と打ち落としたんぢゃ。なかなか勝負がつかんかったぁ。

　困り果てた命に、ある日のこと住吉大明神から夢のお告げがあったんぢゃ。「一度に二矢をつがえて打て、一矢は食い合い、一矢は当たる」お告げの通り命が２本の矢を打ったところ１本は岩で落とされ、１本は温羅の左目を射抜いたんぢゃ。

　真っ赤な血を流して逃げる温羅。温羅はキジに姿を変えて山へ逃げれば、命は鷹となって追う。温羅が鯉になって川へ逃げれば、命は鵜となって追いつき、温羅の化けた鯉をつかまえたんぢゃ。

　温羅はさらし首にされ、皆が安心したのも束の間、生首が夜な夜な気味の悪い声で泣きわめくんぢゃ。ある夜、命の夢枕に温羅が現れ「わしの首を吉備津神社のかまどの下に埋めてくれれば、釜をならして吉凶を占ってやる」と言ったんぢゃ。命が願いを聞き入れると、鳴き声はその夜からピタリと止まったそうぢゃ。」

　この伝承が、桃太郎の鬼退治の原点であるといわれているわけですが、物語の主人公大吉備津彦の命（おおきびつひこのみこと）とその一族を祀っているのが吉備津神社です。
　本殿拝殿は国宝とされており、本殿の大きさは桁行き48尺3寸(約14.6m)、梁間58尺3寸6分(約17.7m)、棟高(土台下端から箱棟上端まで)39尺6寸(約12m)、建坪 78坪3強(約255?)の大建築であり、京都の八坂神社につぐ大きさで、また、出雲大社の約2倍以上の広さがあります。この伝承にまつわる史跡も残っており、ゆっくり古の吉備の国をたどる旅も良いと思いますよ。

☆☆☆

※伝承に出てくるお話の現在の地名や行事
温羅の山の上の根城：鬼ﾉ城
矢を次々と打ち落とし岩と矢が落ちた場所：矢喰岩（やぐいのいわ）
血を流してできた川：血吸川（ちすいがわ）
鯉をつかまえた場所：鯉喰神社（こいくいじんじゃ）
釜をならして吉凶を占う：鳴釜神事（なるかまのしんじ）

ロマラン洋菓子店　本店
岡山市番町１−１１−１７
Tel:086-222-5838 / Fax:086-222-5839
営業時間：09:00 〜 20:00　定休日：木曜日
モンブランのX'masケーキ４号(12cm)　2,730円　☆

　店長は、日本酒とうどんが好きで、僕の昔馴染みである。お父さんの後を継いで、昔からこの場所で洋菓子を焼いている。僕は見ていないのだけれど、TBSの「はなまるカフェ」で紹介されたこともあるらしい。
　クリスマス限定の『モンブランのX'masケーキ』を買って、相棒と一緒に食べたのだけれど、甘いけれどもしつこくなく、栗の風味が豊かで美味しいケーキでした。左党の僕は、日頃めったにケーキは食べないのだけれど、このケーキはとても美味しくいただきました。店長のほんわかとした個性の表れた優しいケーキです。

真木山般若院 長福寺　☆
岡山県美作市真神414
本尊：十一面観音

　寺伝によれば、天平宝字元年（757年）に鑑真が孝謙天皇の勅命により開いたという。その後衰退していたが、鎌倉時代の弘安8年（1285年）に円源が天台宗の寺院として再興した。もとは真木山山上にあったが、昭和3（1928）年に現在の地に移転。山上に残されていた三重塔、山王権現堂、金毘羅大権現なども昭和26年5月、現在地に解体移築されている。
　三重塔は国の重要文化財で、岡山県下最古の木造建築。高さ22.7mで棟札の銘から鎌倉時代の弘安8年（1285年）に大工棟梁、藤原国右衛門尉によって建立されたことが窺える。大正10年4月に古社寺保存法に基づく国宝に指定され、昭和25年文化財保護法の施行により重要文化財となっている。
　全盛期の江戸時代初期には40余坊を数えたが、徐々に衰退し、明治9年2月の火災で奥の院を焼亡し１か寺のみとなる。
　この三重塔はとても美しい姿をしていると僕は思う。全国に数ある三重塔の中でも最もプロポーションの良い塔の一つであると思っている。真木山の麓、真神の集落の端にあり、山懐に抱かれた塔のある風景は、僕の好きな場所の一つでもある。

元祖じゃんがららぁめん
岡山市中山下1-11-5
086-227-0152
営業：11：00～22：00　※土・日曜、祝日は21時まで
昼飯：じゃんがらラーメンＣ辛　細麺ストレート　820円

　「じゃんがらは、野菜とお肉を長時間煮詰めたもので、各種香辛料で味付けしています。これをスープに溶いて食べると、スープに旨味とコクが増します。」とメニューに書いてあるので、元祖じゃんがららぁめんというくらいだから、やはりこのじゃんがらラーメンをいただかなければならないであろうと、じゃんがらラーメンＣ辛　細麺ストレートをたのんだ。
　まず、辛さがＡからＦまで６段階に分かれており、麺も２種類あって、中太麺か細麺を選ぶことができる。麺は黄色っぽい色の麺で、卵麺のようである。独特の甘そうな匂いがある。カンスイはたくさん使ってないようで、嫌な匂いではない。じゃんがらを混ぜる前にスープをいただく。パンチのないのっぺりした味だ。そこで、じゃんがらを混ぜる。確かに、これによりコクと旨味が増すけれど、とすると、この店で普通のラーメンを食べた人はどう思っているのだろうと気になる。Ｃ辛は、スパイシーな香りがし、ちょい辛いという感じで、濃厚なじゃんがらが混じったスープはまずまず旨かった。

　

手打ちうどん専門だいご
津山市河辺757-1
Tel：0868-26-6701
ランチ：だいご定食

　手打ちうどん専門とあるように、店内奥に、ガラス張りの麺打ちコーナーがあり、中で店主がうどんを打つ様子が見えるようになっています。
　席に着くと女性がおしぼりとお水をもってきて、「いらっしゃいませ。ご注文がお決まりになりましたら、お声をかけてください。」と･･･、なかなか良い感じの店だと思う。セルフ流行りだけれど、こうしたお店は落ち着く気がします。
　だいご定食（うどんとサラダ、ご飯、から揚げの餡かけ、香の物）をいただきました。うどんが柔らかめでコシも弱く、麺汁はダシがきいているけれど、全体としてぼんやりした感じのうどんでした。から揚げの餡かけは、鶏のから揚げに甘辛い餡がかけられており旨いと思いました。すぐ北にセルフうどんの店ができており、こちらの駐車場は満杯でしたが、だいごの方は僕らの他にもう一組という寂しい感じがしましたが、このうどんがその理由を物語っているように思えました。
　うどんが食べ終わると、「お茶をどうぞ」と熱いお茶を出してくれるなど、サービスも行き届いているし、女性たちの対応も良いので、本業のうどんをもう少し頑張ってほしいと思います。

鉄板焼 かや乃
岡山市中央町６−８
Tel：086-233-8800
営業時間：月〜木曜　PM５：３０〜１０：３０o.s *金・土曜　PM５：３０〜AM２：００o.s
定休日：日曜・祝日の月曜、年末年始
晩飯：特選銀菜　11,000円　☆☆

　どうも写真が良くないですね。旨そうに見えません。先付け、前菜盛り合わせ、季節の焼き野菜、季節のサラダ、黒毛和牛ステーキ（サーロインかヒレを選びます）、ご飯に味噌汁、香の物、わさびのアイスクリームがコースのメニューです。
　おじさんばかり三人で行ったのですが、料理人が一人付き、お酒を飲み、料理を食べる速さにあわせて、料理を出してきます。前菜三種盛は白身魚のカルパッチョ、ローストビーフ、丸い小さな少し固めのパンのサンドイッチ。季節の焼き野菜は、銀杏、シメジ、アスパラガス、芋･･･。野菜サラダのあと、主役の和牛ステーキ！写真は和牛ステーキですが、料理人が一口サイズに切り分けてくれます。焼き具合も指定できるので、自分の好みで食べることができます。僕はレアでいただきました。
　うまい料理と、軽妙な料理人の語り。友との語らい、静かに流れる時間がとても心地よい店です。

なか卯岡山中山下店
岡山県岡山市中山下１−８−１　ロイヤルコーポ１Ｆ
営業：24時間
アクセス：岡山電気軌道　郵便局前駅　徒歩約3分
昼飯：親子丼と豚汁のセット　670円　☆

　誰でも気軽に食べられる庶民の味方、牛丼（どん）。吉野家、松屋、すき家がひしめき合う岡山県内に、関西を中心に展開するなか卯（大阪府）が進出してきた。これで４大チェーンがそろい踏みし、牛丼商戦は激化の様相を呈している。今年８月、岡山市中山下１丁目の中心市街地に岡山１号店をオープンしたなか卯。９月には同市浜野２丁目の県道沿いに２号店も。
　そのなか卯で親子丼と豚汁のセットを食べてきました。親子丼は旨いですよ。チェーン店と侮るなかれ、とろとろの半熟親子丼の上に三つ葉が添えられ、彩りも、味も、価格も満足の一杯！豚汁はもう少し具の量を増やしてほしい気もするけれど、独特の香ばしさがあって旨い豚汁だった。

スパイス国王 玉島店
岡山県倉敷市玉島1-9-1
Tel: 086-522-9839
営業：11:30～15:00 17:30～21:30　※無休
URL:http://www.supaisu.co.jp/
昼飯：スパイシーきのことシーカバブカレー（サラダ付セット）980円

　店内に漂う香辛料の香りが食欲をそそる。「インド人が作るインド料理」が謳い文句であり、ウェイター君も厨房の中にいる調理人もインド人である。店内は木目調の濃い茶色が基調になっておりやや暗い感じがする。店の奥にテレビが置かれているけれど、インドの映画が流されており、字幕もないのでどんな映画なのかさっぱりわからないけれど、厨房の会話も含めて何だかインドにいるような錯覚を覚える。
　メニューを見せてもらって、季節限定メニューの「スパイシーきのことシーカバブカレーサラダ付きのセットでナンではなく、ご飯で」を頼んだ。写真を見ての通り、ステンレス製のトレーにご飯は直接盛られ、カレーの入った皿、サラダの小鉢が載せられているのだけれど、ステンレスってのは、落としても割れなかったり、合理的なのかもしれないが、味気ないなぁ。やっぱり、陶器の食器にしてほしいなぁ。
　メニュー写真にはソーセージのようなシーカバブにシメジが盛られているのだけれど、実物は、キノコの姿は見かけない。かき混ぜたら出てきたけど、広告に偽り有って感じ。
　お味のほうは、サラダは醤油の入ったドレッシングかけられていて、日本人好みにしてある。カレーはスパイシーで旨いが、シーカバブという肉が何の肉なんだろうね、濃い匂いがする。インドの調味料で下味をつけているからなのか、判別はしにくかったけれど、僕には好ましい臭いではなかった。ご飯をすくってカレーの皿につけていっしょに食べる。シーカバブというお肉を除けばスパイシーで旨いと思う。

　お店の場所は、旧2号線を倉敷から玉島方面に向かって西に走り、玉島警察署南の信号から100mほど行った左手にある。

はなまるうどん岡山大安寺店
岡山市大安寺南町１−１−６５
Tel：086-214-1870
営業：10:30〜23:00　無休
昼飯：かけうどん中210円　☆
URL：http://www.hanamaruudon.com/

　はなまるうどんは、吉野家ホールディングスが主要株主であり、東京が本社の讃岐うどんの全国チェーン店である。製麺工場は、国内4か所（高松、千葉、静岡、沖縄）、オーストラリア産ASWと国産小麦をブレンドして使っている。水、出汁、葱などにこだわって、消費者ニーズに応えようという姿勢は末端にまで行きとどいているように思う。
　かけうどん中は、うどん2玉にシンプルに刻み葱がのっただけである。このシンプルさゆえにうどんの善し悪しがはっきりする。毎日各店で「煮干し」「さば節」「昆布」「うるめいわし節」を独自の配合でブレンドし出汁を取っているという麺汁は万人受けする完成度。うどんの方は、地元讃岐で食べるうどんと比べるとコシが弱いと思うけれど、まずまず旨いうどんだとおもう。こう世の中が不景気になると、何よりもその安さが魅力的だね。

悠庵 （ゆうあん）
岡山県真庭市蒜山湯船６１６−１３
Tel：0867-66-5457
営業時間：11時~14時
定休日：3月〜12月の火曜・水曜
昼飯：おろしそば　☆☆

　最近食べた蕎麦の中では茹で加減がベストですね。硬いのではなく、ちゃんとコシがあって歯触りが良い。丼に蕎麦、蕎麦汁をかけた上に、刻み葱、天かす、鰹節、中央に蒜山大根のおろしたのがのっています。蕎麦汁の醤油が少し多い気もしますが、東京風の汁を思い出した。東京の蕎麦汁はだいたいこんな感じだったなぁ。
　具材と蕎麦を少しづつ一緒に食べる。それぞれの具材の旨味が蕎麦と一緒になって旨い。けど、これだと、蕎麦の風味を味わうってことにならないなぁ。具材の風味の方が濃いからね。でも、天かすにまで気を使っている様子が感じられて、旨かった！！
　店主と常連さんの話が聞こえてきたので、聞くともなしに聞いていたら、どうやら近くにもう一軒店を出す準備が進んでいるようだ。そちらの店は『久庵（きゅうあん）』と書くようだ。二軒合わせて『悠久』を表現しているとの由。
　場所は蒜山の自然のど真ん中。山懐に抱かれ、近くに牧場が広がっている。観光地の蕎麦屋、流行り廃れの波に翻弄されることなく残ってほしいお店だなと思いました。

伊達なそば処　あさば
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅3F
Tel：022-266-3233　Fax：022-266-3233
営業時間：8時~22時30分（L.O.22時）　無休
電子マネー：Suica　が使えます。
10時のおやつ　もりそば　600円　☆（地産地消と常陸秋種に）

　仙台愛子産の常陸秋種を使った手打ち蕎麦がうりの店。県内産のものをできるだけ使おうという姿勢は評価したい。もりそばを食べたのだけど、蕎麦の風味が強く、良い蕎麦だなと思いました。ただ、茹で加減が少し硬い。最近、硬く茹でる店が多い気がする。この茹で加減だと、かけそばなど温かい汁物には良いと思うけど、もりそばだと歯触りが悪いと思うのは僕だけかなぁ。
　蕎麦汁は鰹節の匂いがするが旨味が足りない気がする。蕎麦汁が蕎麦に負けていると感じた。旨い蕎麦なので、蕎麦汁をもう少し工夫してほしいですね。
　店内は禁煙ゾーンと喫煙ゾーンに分けているが狭い店内、意味がない。駅ビルの中であり、喫煙場所は他にもあると思われるので、食事の場所は禁煙にするべきでしょうね。

（株）壱番屋　カレーハウスCoCo壱番屋　岡山大安寺店
〒700-0064
岡山県岡山市大安寺南町1丁目7番3号
Tel:086-214-1677　Fax: 086-214-1678
営業：11:00～深夜 2:00　無休
昼飯：牡蠣フライカレー（780円）☆
　※ご飯を標準から100g減らしてもらって△50円。
　　3辛に追加で60円加算。差し引き790円でした。

　株式会社壱番屋は、「カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋」を運営するカレー専門店最大手である。キャッチコピーは店名にちなみ「カレーならココ一番や！」。カレーの辛さとご飯の量を選ぶことができるほか、トッピングも30種類以上の中から自由に追加できる。
　本社は愛知県一宮市で、昭和57年創業の26年の歴史を持つ老舗である。
　季節限定カレー、期間限定メニュー、地域限定メニュー、新型店舗限定メニューなど基本のメニューに様々な限定メニューが存在し、店舗によっては、24時間営業の店があり、また、宅配サービスをやっている店もある。ちなみに岡山大安寺店は、新型店舗であり、外観は旧型の黄色基調ではなくダークブラウンが基調となり、内装はウッドスタイル、制服も旧型店の黄色系統ではなくブルーのシャツに黒のエプロンという装いである。そして、宅配サービスもやっている。
　僕が食べる３辛は、一口目はとても辛いと思うのだけれど、二口目からはあまり辛さそのものは感じなくなるが、だんだん額に汗が滲み、しばらく食べ続けると鼻水まで出てくるというけっこうな辛さなのだ。これが旨い。で、冬の味覚牡蠣、冷凍食品だけれどこの牡蠣フライはけっこう旨い。辛いカレーと旨味たっぷりの牡蠣フライ。満足、満足。