サイザンスさんのクチコミ全10件

弾丸トラベル11月は、三連休を利用してのシンガポール。
北京経由で来たため、現地滞在は24時間程度。

本当は、ミーハーにベイサンズに泊まりたかったが、日程の都合とご予算の関係で、セントーサに泊まることにした。リゾートセントーサのサイトでUSSチケット込のプロモ料金で予約。

■良い点
・部屋が広い。バスルームも広い。天井が高いため、より広く感じる。バルコニーへの窓も床から天井までの大窓で、解放感抜群。比較的新しくできたホテルなので設備も新しい。

・部屋に煙を入れない前提で、バルコニーでタバコが吸える（フロント確認済）。フロントでマッチもくれる。北京経由であったため、羽田でライターを没収され困っていたので、非常に助かった。

・カジノ、USSに近い。徒歩10分から15分程度。近隣に夜中の人影はないが、基本ホテルの宿泊客とカジノで遊べるくらいの層なので、特に危険を感じることもなく非常に安全だと思われる。昼間はホテル間循環のバスで移動できる。

・テーマ性が薄く無難。おじさんにはありがたい。非日常を楽しみたい人や子供連れなら、系列の別のホテルのほうが満足できると思う。

■悪い点
・朝食時、案内された席に戻ってみると、まだ使用していなかったからか、見事にテーブルセットが片付けられていた。さすがに朝からげんなり。料理の撤収も早い。他のホテルでもあることだが、客がいる間にビュッフェの食事を片付け始めるのはいかがなものかと思う。できることからクロージングの準備をしたい気持ちはわかるが、非常に不愉快。

・タバコは売っていないか、とフロントで尋ねたところ、「すべてのリクエストは部屋から電話して」と言われた。いや・・・それはハードル高いですよ。好みの銘柄がない場合の会話の流れとか、たばこ1個をわざわざ部屋まで持ってきてもらうのとか、何よりきっとお高いに違いない・・・と思い、結局翌日まで残りの数本を大事に吸った。

・ホテル内はおろか、近隣にコンビニなどのお店がない。カジノやUSS付近に行くと深夜でなければ営業している店はある。翌日になってわかったのだが、最も近いコンビニはUSSと鉄道駅の間にあるセブンイレブン。タバコも売っている。

・バスアメニティのうち、シャンプー、コンディショナーが大きなボトルに補充するタイプ。この手のホテルで使い捨てのミニボトルでないのは珍しいので、軽く驚いた。

■シンガポールTIPS
・5本～6本のたばこ（1箱の吸い残し）は、関税の課税をお目こぼししてくれるようだ（厳しいとのことだったので、律儀に申告に行ったら、不要といわれた）。

・空港にSIMは売っているが、選択肢は少ない。データ専用のものはないと言われた。

・地下鉄の自動券売機は、使える金種が限られているうえ、金種的には使える表示があっても釣り銭切れだと購入できない。駅員が日本のように券売機の裏に詰めていて、常にケアしているような作りではないようで、複数の券売機が釣り銭切れで使えなかった。チケットは紙カードにICチップが入っているもので、2回目以降チャージして使う。

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弾丸タイ2日目は、インターコンチネンタルに移動。

満足のホテルだったが、良くも悪くも、とにかくゆるい～。

■良い点
・繁華街にあり、にぎやか。対してホテル内は、静かで落ち着いた雰囲気。

・男性スタッフは快活。対して女性スタッフは、なんともゆるい雰囲気。英語の発音と顔立ちが、そう思わせるのだろうか。

・ゴールドアンバサダー特典で、きちんとアップグレードしてくれた…ようだ。というのも、事前に何度か、前日にも到着予定のメールして返事もうけとっていたが、やはり部屋は現場合わせになった。

・最上階のラウンジ横で、ウェルカムドリンクをいただきながらのチェックイン。上述の通りの準備だったが、立ちっぱなしではないのは救われる。

・ラウンジアクセスできる部屋の予約だったため、準備ができるまで、アフタヌーンティー。言い忘れてミルクたっぷりの甘冷コーをいただく。

・部屋は2部屋構成のコーナーのスイート。やや変形の作りだが、ベッドルームは静か。リビングもお隣さんに恵まれ、静か。

・バスルームは十分な広さ。シャワーブース付、バスタブは浅め、洗面台は一人分のスペース。

・バスアメニティはインターコンチネンタル標準ではなく、タイのブランド？のものだった。これといって不足なし。

・ここでも水ボトル大量＆大量補充してくれた。例によりフルーツを冷蔵庫に入れてしまうとフルーツも補充してくれてしまう。

・ラウンジはサーブするスタッフ、食べ物の内容共に良かった。混雑に対しても、十分満足できるレベルの気配り。

・部屋のWifiはゴールド会員以上無料。来年2014年からは平会員も無料。ロビーは、もちろん無料。

・チェックアウト後、きちんと人の目に触れないバックヤードで荷物を保管してくれた。ありがたかったのでお礼の気持ちに20バーツ渡した。

■悪い点
・喫煙場所が少ない。深夜は屋上のプールサイドが閉まってしまうため、玄関脇か、トイメンのホリディイン前に行く必要がある。ホテルのベルが、座れるからとホリディイン前を勧めてくれた。

・コンシェルジェがフレンドリーではなかった。SMSで送られてきたタイ語を読んで欲しかっただけなのだが、厳しい表情。目が悪かっただけかしら？

・朝食はラウンジではなく、2F？のバンケットで取ったのだが、案内がイマイチで、こちらから人の少ない開放感のある席を要求した。ホールの人数が少なく忙しいのか、対応は良くない。食事自体は、麺や粥のメニューもあり、味はまずまず良かった。

・プールはかなり小さい。その割に人気があるようで、ファミリーを含めて人でそこそこ混んでいたので、結局入らなかったというか、入れなかったというか。頼めばラウンジから、ドリンクを運んでくれそうな様子。脇の喫煙スペースには運んでくれた。

10月の連休はバンコクに。
タイは、金曜深夜羽田発でバンコクに早朝着、月曜の遅い夜にバンコク発で、翌朝に成田にも羽田にも帰れて、そのまま出社できるオススメの弾丸旅程。

明けて11日の早朝、スワンナプーム国際空港着。中国や韓国からの便が到着する前はかなりすいていて、すぐに入国できる。
SIM調達の後、ARLとBTSを乗り継いで、1泊目のW Bangkokに向った。

■良い点
・禁煙ホテルということもあって、部屋がキレイ。

・到着が朝の8:00だったのにもかかわらず、超アーリーチェックインさせてくれた。荷物預かってもらうだけで良かったのに、ありがたいことです。

・スターウッドは、アジアのホテルのプロモが多く、安い。朝食付で半額のレートで泊まれた。StudioタイプのSuiteに宿泊。値ごろ感あり。

・眺望はまずまず。タイは昼間だと、低層ビル屋上の汚さが目立つような。

・水ボトルをたっぷりくれる。コンビニで買ってきていたのだが、買う必要なかった。

・お風呂はオシャレなバスタブ付。間仕切りが一切ない部屋だったので、若干寒々しいが、タイなので実際には寒くない。

・バスアメニティは一通り揃っている。個人的には、レモンとセージの香りというのが苦手で、自分が肉になった気がした。

・部屋でwifiは使えるが有料。ロビーは無料。SPGゴールド以上なら特典で無料にできるが、sim調達済なので、スターポイントをGET。

・プールは大きくないが、夜遅くまで利用できる。タオルは同じフロアのジムで借りられる。ただし、更衣室はなく、脇のトイレで着替えるように言われるので、部屋で着替えていったほうが良い。プールサイドは喫煙可能。

■悪い点
・事前にリクエストをメールしておいたが返事がなく、結局チェックイン時にすべて説明しなければならなかった。ただし、リクエストはほぼ満たされた。

・レイトチェックアウトが、15:00までだった。許す限りというのが条件ではあるが、16:00にして欲しかった。

・リモコンの挙動が謎。壁スイッチとの連動も謎。小洒落るあまり、ユーザビリティが下がっているような。

・朝食時、妻の食事中の皿やナイフ&フォークを下げられた。ナプキン椅子に置いてるのにな～。他でも経験あるので、何かマズいのかも。

・おじさんなので、なんというかラブホ風で居心地はイマイチだった。妻は喜んでいた。

■バンコクTIPS
・電車は飲食禁止。妻が日本の感覚で、缶ジュース持ったまま入ろうとして、一気飲みさせられていた。

・自動改札が閉まるのが早い。スーツケースがある場合は、態勢を整えてからチケットをタッチなり挿入しないと、あっさり挟まれる。

・コンビニでカードが使えない。

・鉄道の自動券売機は、使える金種が限られている。駅員のいる窓口で両替のみしてくれる。スイカやパスモのような共通ICカードはないので、逐一チケットを買うのでいいと思う。

8月最終の週末にサイパンへ。
トリップアドバイザーの口コミで評判のよかった、こちらAqua Resort Club Saipanに2泊、ガラパンのHyattに1泊の予約を入れました。

ん～、度胸英会話に自信の持てないシャイ日本人を自認する人には、お勧めではないでしょうか。静かでいいところではあるし、日系ですので、何をするにも一定の安心感はあります。

■良い点
・リクエストに応えてくれる。予約の後、ころあいをみて客室のリクエストのメールをすると、英語のメールに対して日本人のゲストリレーションから日本語でメールを送ってくれた。客室はほとんどツインなのだが、ベッド2台をくっつけて、こちらの希望するキングサイズ1台の状態にしてくれた。

・ホテル内のレストランや売店の価格が手ごろ。ある意味で隔離環境下におかれる訳で、ある程度の出費は覚悟していたが、飲食等の価格設定は比較的良心的だった。すべて部屋付けにできるので、滞在中はキャッシュやカードを持ち歩く必要がない。

・フロントは日本語で対応してくれる。チェックアウト時に対応してくれたのは、おそらく韓国系のスタッフ。こちらとしては特に問題なかったのだが、日本人スタッフがそそくさと駆けつけてくれた。

・チップを要求しない。こちらが日本人だからか、日系ホテルだからか、スタッフ誰一人としてチップを要求するそぶりを見せることはなかった。結局、チェックイン後に部屋まで荷物を運んでくれたお兄さんに、タクシーから荷物をおろしてくれた駐車係の人とシェアしてくれと、5ドルだったか10ドルだったかを渡しただけだった。枕銭は置かない派なので、ハウスキーパーには渡していない。

■悪い点
・日本語、英語共にウェブページが分かりにくく情報量も少ない。本当は、ホテルのウェブページで直接予約したかったのだが、プランと料金が良く分からないのと、紐付けてある予約システムのページが（言語を英語にしても）さらに良く分からないことになっているので、無難に楽天トラベルを経由して予約を入れた。独自のポイントシステムもなく、特に直接予約が割安ということもないようなので、結果的には楽天ポイントがもらえて正解か。

・徒歩圏内には、小型のスーパーマーケットくらいしかなく、夜遊びに出かけるところはおろか、食事のできる店すらない。まぁ、これは静かに過ごしたい人には良いところでもあるのだけれど。

・ホテルの前のビーチで泳げない。ナマコ好きにはたまらないかもしれないけど・・・。

2013年9月の3連休第2弾は、香港へ。
航空券があまり安くなかったため、総予算を抑えるためにインターコンチネンタルゴールドアンバサダー特典を使って、1泊無料で2連泊した。

1点を除いて非常に満足度の高いホテル。
部屋、サービスともに申し分ないステイとなった。

■良い点
・決して新しいホテルではないが内装はキレイ。アドバンスドパーチェスや、エクスペディアなどのOTA経由で予約すれば、無料宿泊を使わなくても、相応に安いレートで予約できる。インターコンチネンタル香港に予算的に手が届かないなら良い選択肢になる。

・部屋のグレードとラウンジアクセスは分離されている（これはデメリットでもあり、逆に言うと、いくら高い部屋に泊まってもラウンジアクセスは付いてこない）。総予算を抑えつつも、ラウンジアクセスを希望するなら、安いレートの部屋を取って、追加料金を支払えばよい。予約は必要なく、チェックイン時に現地で選択できる。

・外国人相手であることを意識して、ゆっくりと明瞭な英語で話してくれる。日本人ゲストリレーションズもおり、複雑なリクエストは彼に依頼するのが良いと思う。

・部屋に入った途端に電話で連絡があり、ハーバービューだがバスタブのない部屋から、眺望は落ちるもののバスタブのあるジュニアスイートに、さらに無料でアップグレードしてくれた（ゴールドアンバサダーであることが利いていると思われる）。

・毎日水やフルーツを十分に補充してくれる。実は、フルーツは食べてしまったのではなく、常温であるため冷蔵庫で冷やしておいたのだが、外から部屋に帰ると補充されており、食べきれない量になってしまった。

・バスアメニティはインターコンチネンタル標準のものだが、特大サイズだった。これは、おそらくジュニアスイート以上の部屋の特典なのだろう。

・ちょうど巨大台風Usagiが来襲していた時期で、外出から部屋に帰ると即座に電話が鳴り、帰りの便の心配をしてくれた。その際、もし欠航になったらもう1泊部屋を確保できる旨を伝えられ非常に安心できた。

・ゴールドアンバサダー特典は、すべてもれなく提供された。基本外国人はざっくりしているので、何かしら不足があるのだが、何ら要求しなくてもすべてきちんと提供された。

・チップを要求する素振りはなかった。部屋変更の際、荷物を移動してくれたポーターの青年に、細かい香港ドル札がなかったためUSドルで1ドルを手渡しただけだった（外出先でも、トイレおじさんに出会うこともなく、要求されることもなかった。昔はもっといたような・・・）。

■悪い点
・唯一残念だったのは「壁が薄いこと」。その性質上、どうしても中国人の発声は響くので、リビングにいる際、特にお隣さんが廊下にでると、外の声がかなり大きく聞こえた。ただ、ベッドルームにいるときは、外の音がまったく聞こえなかったので、そういう意味でもスイートへのアップグレードはありがたかった。

■IHGリワーズクラブTIPS
・無料で入会できるホテルの会員システム。直接予約でポイントがもらえる。直接予約のレートが最低料金である保障をしているので、個人的には常にホテルサイトで直接予約している（OTAのダイナミックツアーの数千円割引よりメリットを感じる）。

・平会員でも、状況が許せば14:00までのレイトチェックアウトができる（ゴールドアンバサダーなら、インターコンチネンタルブランドに限り16:00までレイトチェックアウトできる）。

・2014年からは、無料で無線LAN（Wifi）が使えるようになる。

2013年9月連休第1弾は、国内の宮崎へ。

楽天トラベルからのスパムメール、否お得な旅行情報に触発され、国内は宮崎に旅行することにした。SPGのポイントが欲しいので、もちろん予約はSPGサイトでダイレクトに（思えば、SPG「ダイレクト」は、ホテルチェーンに対してダイレクトであって、必ずしもホテルの経営主体に対してダイレクトではないという・・・）

■良い点
・アップグレードしてもらったおかげで、料金に対して十分な部屋となった。窓が広くさほど高層階でなくても眺望がよい。ただし、コーナーの部屋は、エントランスからバスルームに至る部分に、結構な面積を取られているので、さほど良い間取りとは言えない（それでも十分な広さではあった）。

・喫煙可能な部屋であっても、それほどタバコの臭いが染みついているわけではない。同居の家人に喫煙者がいる場合、気にならないレベル。もちろん嫌煙者にはお勧めしない。

・アメニティは、シェラトン標準のものが洗面台にあった。シャワールームやバスルームに持ち出すと補充してくれていた。

・インスタントの粉ではなく無料のレギュラーコーヒーバッグがあったのはうれしかった。

・（おそらくどのプランも）温泉付きなのはうれしい。ホテルであろうと旅館であろうと、やはり大きいお風呂は心地よい。1泊につき夜と翌朝の分、2枚の無料チケットをくれる。

■悪い点
・なんと予約がとれていなかったことがチェックイン時に判明！！早々にSPGサイトで予約してコンファームのメールも受け取っていたのだが・・・。要するに、歴史的な経緯からか、ホテルサイトでの直販や旅行代理店（日本のOTAも含む）との関係が強固なのに対し、フランチャイズに加盟していてもスターウッドとの関係は、それより落ちる（集客が少ない）ようだった。

・SPGプライオリティレーンも（申し訳程度に表示があったが）、ずいぶんあいまいに運用されている印象。

・結果としては、ルームアップグレードの恩恵にあずかれたのだが、SPG会員だからという理由ではなく（もっとも当時は平会員だったので特典に含まれない）、予約したタイプの部屋が全部埋まっていたからのようだ。

・というわけで、当然部屋の準備ができていなかったため、フロントでビニール袋に入った水ボトルをSPG特典だと言って手渡された。些細なことだが、部屋の準備ができるまで待たせたのだから、その一環として部屋に準備してほしかった。

・SPGサイトに表示されていた部屋の仕様と実際にホテルが提供している部屋の仕様にギャップがあるようで、その解決のために手間を取られた（ホテルのフロント係にも手間を取らせてしまった）。

・地下の売店でタバコを買おうとしたが、少額だからと言ってカード決済を断られた。部屋付けにできないかと尋ねたが、それもNG。一応コンビニだと称しているのなら、少額でも決済させてほしい。

■宮崎TIPS
・ほぼすべてのタクシーでカードが使えない。窓に貼ってあるステッカーは利用可能なタクシーチケットの表示なので注意。少ないながらJCBのみ利用可能な車はあった。VISAが使えないというのは初めての体験で、使えると思った車もドライバーが伝票を所持しておらず、利用できなかった。カードで決済するにしても、伝票にカーボンで刻印を残す方式なので、都市部の感覚は捨て現金で決済したほうがスマート。

・宮崎交通の1日定額バス券とJR九州のペア券は利便性が高い。おすすめ。

・駅員、コンビニ店員、観光協会ブースの係員、皆親切で丁寧。わからないことは、恰好をつけないで素直に尋ねたほうが良い。ベストな行動計画になるようにバックアップしてくれる。

サイパン3日目は、繁華街ガラパン地区のHyattに移動。
同じホテルだと飽きるのと、翌日早朝（ほぼ深夜）に空港へ移動するには、Aqua Resort Club Saipanが空港から遠かったこと、HyattでDELTAのマイルが欲しかったのが移動の理由。

Aqua Resort Club SaipanからHyattへの移動はDFSの運行するバスでタダで移動できる。ただし、スムーズに進行していると時刻表より「早く」出発してしまうことが当たり前のようで、時刻表を信じるのは危険。フロントではなくエントランスのスタッフに確認したほうが良い。そうとも知らず、結局1時間待ってしまった・・・。
また、バスの巡回経路的に先にHyattへと向かうのだが、ドライバーに「荷物を置いた後でDFSに行くから・・・」と交渉してもNGで、仕方なくDFSのカウンターに荷物を預けて買い物をしてから、徒歩でHyattに向かうハメになった。歩けない距離ではないが、機内持ち込みサイズの小型とはいえ、スーツケースをガラガラ引きずって暑い中を移動するのは快適とは言えないので、移動経費節約派でなければタクシーを使ったほうがいいかもしれない。

さて本題のホテル。
Hyattブランドとはいえ、大都市にあるホテルとはかなり趣が異なるので、そういう認識でないとがっかりするかも。個人的には、ずっとガラパンに滞在するつもりならHyattへの連泊はお勧めしない。理由は、他の評判の良いホテルのほうが（おそらく）キレイで安いから。HyattのStay数やポイントを稼ぎたい人や、すでに上級会員の人なら、いろいろな部分に目をつぶってアリということになるだろう。

■良い点
・ビーチに近い。かなり遠いところまで歩いて行けるので、泳ぎが苦手な人でも楽しめる。水も十分な透明度でシュノーケリングしている人も少なからずいた。ビーチやプールで使用するグレーのタオルは、スパの入り口で無料で借りられるので、部屋のタオルを持っていかないほうが良い（というか本当はダメなのだろうが、ホテルの庭を部屋から見下ろした際、部屋のタオルをビーチに持参している人をちらほら見かけた）

・公園が近い。ホテルの脇から公園が広がっているので、夕方～夜にかけて散歩するのに最適。ただ、戦争というテーマから切り離せない公園なので、その手のものが「重い」人はモニュメントや記念館には行かないほうがいいと思う。逆に関心がある人は、アメリカ側の視点が体感できて興味深いだろう。

・繁華街が近い。繁華街のノリが熱海感覚ではあるが、それなりに楽しめる。結構遅い時間から食事に出かけたが、かなりの店が遅くまでOPENしていた。

・夜、特にリクエストしていないのに追加のタオルを持ってきてくれた。想定外だったので、チップを渡し損ねた。ここでも日本人相手にチップを要求する素振りはなかった。

・平会員でもHyattの会員だと無料のドリンクを部屋まで持ってきてくれる。入会にお金がかかるわけではないので、出発前に入会しておいたほうがいいと思う。本来は翌朝のサービスなのだが、出発が早いから夜のうちに持ってきてほしいとリクエストすると、快く応じてくれた。ただしイレギュラーなのか、届くまで30分以上時間がかかった。リクエストはルームサービスではなく、ゲストリレーションにしなければならなかった。

・日本人スタッフがいる。英語が苦手な人にとっては助かるだろう。対応してくれたのは、明朗で感じの良い女性だった。日本人でなくてもホテルの女性スタッフは笑顔で感じが良かった。比較的男性スタッフの印象は暗かった。

・超早朝にもかかわらず、指定の時間にちゃんとタクシーを手配してくれ、モーニングコールもしてくれた。タクシー代支払いの選択肢は2つあり、ホテルの料金と一緒にあらかじめ定額を払うオプションと、直接ドライバーにメーター料金を払うオプション。ドライバーとのコミュニケーションが心配なら、ホテル料金と一括で定額を支払うほうが、スムーズでメリットがあるかもしれない。料金もさほど割高ではないとのこと（実際にメーター料金で空港に行くと、やはりメーター料金のほうが割安ではあったが）。

■悪い点
・バスルームを含む部屋全体がとにかく古い。ペンキを塗り直して補修してあるのだが、いかんせん建物自体がかなり古いため、あちこちの傷みが目立つ。とはいえ、清掃は行き届いており、部屋全体、バスルーム、ベッド、すべて問題なかった。

・ロビー奥の売店は、少額だとカードが使えない。失念してしまったが、たしか20ドルか30ドル以上でないと使えないと言われた。部屋付けにもできなかった。

・シャワーの水圧が低い。シャワーだけではなく、洗面台の水の水圧も弱かったので、サイパン全体の水圧が低いのだろう。さほど高層の建物ではないので、もしかしたら屋上の給水塔に汲み上げたりしていないのかもしれない。