年金生活に入って人生を楽しみたい。 会社人生に先が見えてきた頃から、いろいろと考えていた。 知らないところを訪れたり、そこに住む人々と対話するのは、旅行大好き人間にとっては、やりたいことの筆頭だ。 学生時代から、学割周遊券を使って当時の国鉄の全線を乗りつぶす計画は、会社人間になってからも継続し、2万1千312キロで、ウチ止め。 辺鄙なところの支線ばかりが残り、効率の悪さを嘆いているうちに、民営化のあおりで未踏破の支線が消えていくのが、潮時となった。
会社の仕事が、国外出張の多いものに変わったのが幸いし、期間中にはさまるウイークエンドを有効に活用して、各地を見物して廻った。 ヨーロッパの国への出張が多かったが、とりわけイタリアへはたびたび出かけたこともあって、「オレよりも、この国をよく知っている」とイタリア人に言わしめたほど。そんな中から、長期の夏のバカンスを楽しんでいる人々を見て、いずれはオレもと考えた。 会社生活を終える数年前から、インターネットを生活の一部に取り入れることで、「いずれオレも」がだんだんと現実の物となってきた。 情報の質と量とスピードがこちらの抱える問題の解決に極めて有効なものとなった。
?無駄な出費をおさえた、一国長期滞在型の旅行。
?みずから旅行計画を作ることを楽しむ。
?普通の市民と対話ができるよう、その国の言葉になじむ。
?インターネットで必ずしも健康とは言えない老親のモニターをする。
?外国語を殆ど使ったことのない妻のために、最初は英語圏を選ぶ。
1999年 秋<年金生活に入る>
2000年 春<オランダーアイルランドー英国ーベルギーーオランダ (最初なので欲張る)>
2001年 初夏<ポルトガルースペイン(ガリシア、アンダルシア)>
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