ぎずもさんのクチコミ全28件

四国松山の道後温泉と同様に、明治時代の共同浴場（温泉）の風情を伝える施設です。

日本最古の木造建築共同浴場（明治22年建築）で、御影石の湯船は平成5年に再現されたとか。洗い場に蛇口がないのには驚きましたが、「明治時代はこういう入浴方法だったんだ」と、風呂の歴史を疑似体験できました。

ほか８か所ある飯坂温泉の共同浴場は、近代的設備を備えています。蛇口がないなど不便で、最初は戸惑いがあるかもしれません。そこも含めて風呂の歴史の勉強を楽しみたいところ。

入浴料200円という値段も嬉しいですね。

開店15分後（朝８時45分）に着いたら、既に行列が出来てました。でもサイドオーダーが少ない朝食タイムは待ち時間も少ないようです。５分待たずに席に通されました。

注文したのは「ういかゆ（五味粥）」普通サイズ。上から見えるのは油条（揚げパン）と青葱だけですが、牛肉・豚肉・鶏肉・豚スネ肉・ピータンの５種類の具が、粥の下に沈んでいます。

薄く塩で味付けされているので、醤油たれをかけた白髪葱を適量のせて食べ始めます。アツアツですが、旨味ははっきり分かります。そして徐々に下から具材も顔を出してきます。

大テーブルで相席でしたが、てきぱきした対応と素早い配膳で、9時15分には御会計となりました。また食べに行きたい店です。

「大珍樓」本店の実力を考えると、４～５人集まってきちんとした宴会をしたほうが満足度は上がるとは思いますが…。

今回は気ままな夫婦２人旅。しかも前年、別の店で「無残な食べ放題」に当たってしまい、リベンジしたい気持ちもあったのです。電話予約で席を確保して、平日夜の2380円オーダー式バイキングに挑戦してみました（消費税増税後は2480円）。結果は成功。

ホームページで食べたい料理を“予習”していたので、五目おこげ、エビの紙包揚げ、芝海老の蒸し餃子、レンコンとひき肉の挟み揚げ、芝エビとアスパラの炒め、北京ダック等を次々オーダー。２人で小皿20種類を平らげました。

どの料理も平均点以上でしたが、炒めものの火加減がシャキっとしていてとても気に入りました。

「朝食に、横浜中華街でおかゆが食べたい」と妻が言い出したので、リーズナブルなホテルはないか？と探し出したのがこちら。タイミングがよかったのか、ロフトのあるスーパールームが予約できました。

横浜中華街の玄武門（北門）脇にあり、中華街は徒歩１分。横浜スタジアムや山下公園、元町公園への移動もすぐと、非常に便利なロケーション。

部屋はさほど広くありませんが、普通のベッドでテレビを見ていても、ロフトで寝ころがれるとか使い勝手は上々でした。

女性にはシャンプーやローション、フェイスマスクなど、嬉しいサービスも。セルフサービスで先着順ですが、枕もいろいろ用意されていました。

無料の朝食サービスは、種類豊富なパンとサラダほか。朝がゆを食べるミッションがあったのでわが家は軽く済ませましたが、ファミリーのお客さんたちはしっかり召し上がっていたようです。

共同浴場めぐりを楽しむなら、鯖湖湯と共に楽しみたいのがココ「波来湯」。摺上川の崖に建っている共同浴場で、建物は新しいですが約1200年の歴史があるそうです。

入り口を入って、階段をおりる感じで受付フロアへ。浴場は思ったより狭いですが、飯坂温泉独特の熱い湯と、ゆる湯の２つの浴槽があります。鯖湖湯にはカランがなくて身体を洗うときに戸惑いましたが、こちらは近代的。

今回の訪問では、福島交通「いい電１日フリーきっぷ（飯坂温泉共同浴場入浴券付）」800円を購入。入浴券は波来湯（300円相当）の支払いに、鯖湖湯は現金200円で入りました。

郡山駅西口から5分ほど、焼き鳥屋や居酒屋、スナックなど多いエリアで営業しているラーメン店。

カウンターのみの狭い店ですが、飲んだ後のシメの一杯、そして営業を終えた飲食店スタッフが次々やって来るため、夜営業は24時まで。地元では知られた人気店のようです。

「中華そば」は、黄金色した透明スープを小鍋で丁寧に温めて作ります。色は真っ黒ですが、塩辛さが少なく、鰹節や昆布の出汁が香るスープです。

穏やかな店主さんが、とても丁寧に対応してくれました。

人気店なので、遅い時間は満員かも。予約して行ったほうがよさそうです。

和泉精肉店の裏で営業している、焼き鳥・串焼きメインの居酒屋。入り口が見つけにくいので注意。

いくつか独自ルールがあるので記すと

・メニューは壁に貼られている
・注文は渡されたメモに書く
・メニューにない「メンチ」が人気

カウンターの焼き台で焼く串焼きのほか、もつ煮や揚げ物を頼むと、壁の向こう(隣の精肉店の厨房)から料理が運ばれてきます。

焼き鳥も牛タンも、大きくて安くて旨い。メニューにないけど人気のメンチカツは、大人の足ぐらいの巨大サイズで、1人で食べきるのは難しいのでご注意ください。

18きっぷなど各駅停車旅のとき、いつも途中下車して立ち寄ります。駅改札から徒歩8分、店が混んでいなければ、次の電車までの1時間で食べて戻ってこられます。

ご夫婦2人で営まれており、白河らしい平打ちの手打ラーメンが提供されます。地元客が多いことからも、人気ぶりが分かります。

お薦めは「ワンタンメン」。啜り心地のいい麺と、喉越しツルリ！のワンタンは名コンビ。

基本的にオーソドックスなラーメンですが、「ホワイトラーメン」という変わり種も。牛乳なのかクリームか、乳製品で“色付けした”塩ラーメンで、レモンとバターが浮かんでいます。3回目の訪問でついに実食しましたが、見た目の奇抜さと裏腹に、実においしいラーメンでした。

巴波川の舟下り(蔵の街遊覧舟)乗り場から徒歩２分、うずま公園の入口にある駄菓子屋。新築したばかりで、もキレイです。隣の銭湯・金魚湯のご一家が経営しています。

「じゃがいも入り栃木やきそば」では、大豆生田商店、焼きそば里と並ぶ人気店。３店の中で一番アッサリ味で、テイクアウトもたくさん出ます。値段も最安で１皿350円。

店前に建られた「焼きそば小屋」で焼いてもらうのですが、店内で座って食べることも出来ます。また群馬県伊勢崎市、茨城県大洗町と並んで、昔スタイルの子供もんじゃ（もんじ焼き）が残っているのも見逃せません。

Ｂ級グルメ、ご当地グルメ好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。日曜・水曜が定休日なのでご注意を。

伊予鉄道市内線・道後温泉駅の目の前に、このカラクリ時計が建っています。

あさ８時から夜10時まで０分になると音楽が流れだし、約５分間にわたり小説「坊っちゃん」の登場人物が次々と姿を現します。主人公・坊っちゃんと乳母のキヨ、マドンナ、山嵐とバンカラ学生、校長と赤シャツなどなど。

たぶん、誰もが一度は読んだことのある物語。あら筋を忘れていても、人形が出てくると急に尾も出すから不思議なものです。

通常は１時間１回ですが、夏休みなど繁忙期は30分に１回動きます。

各駅停車旅だと、必ず乗り換えになる黒磯駅。
乗り継ぎ時間が40分以上あったら、ぜひ途中下車して休憩したい駅前カフェです。駅正面にあるので改札から1分。

1980年代に建てられ一度閉店した喫茶店を、カフェとして再生させました。カフェオレは本国式の大きなボウルで出てきますし、カプチーノ類も充実。女性バリスタが美味しいコーヒーを淹れてくれます。ケーキやランチ類も用意されています。

３世代の女将が切り盛りする民宿。料理自慢、観光地至近、サラリとした気持ちいい接客で、私もリピーターになりました（２回訪問）。

地元漁師から仕入れた魚中心の夕食は、オプションの「生ウニ」または「ホヤご飯」、そして「海の香りの種差海岸　八戸せんべい汁」を追加したいところ。満足度がUPします。

海側の部屋の窓からは、晴れた日は太平洋から太陽が顔を出す瞬間を見ることもできます。駅から1分、種差海岸にも徒歩5分くらいと観光にも便利です。

全国ご当地やきとりを一同に集めた東京・大手町の「全や連総本店」に、今治代表としてレシピ提供したのが、こちらの「まる屋」。炭火ではなく、鉄板でスピード調理する今治やきとりが味わえます。

初訪問なら、代表メニューを揃えた「しまなみ」セットに、仕上げの「つっきね」(月見つくね)を追加すればパーフェクト！

セットで登場するのは、鉄板焼きで脂を落とした鶏皮、せんざんき(唐揚げ)、せせり(首の肉)、おまかせ串もの3本、野菜焼き。ここに、丸い鶏肉ハンバーグ「つっきね」が加われば無敵！

クニュクニュした皮、歯ごたえあるせせり、黄身が流れだすつっきねと、食感も豊か。値段もリーズナブル。
年齢不詳の若い女将さんと息子さんが、とびっきりの笑顔で迎えてくれるアットホームな焼き鳥居酒屋です。

いらち（短気）な今治人の心と胃袋をガッチリつかんだご当地グルメが、「今治やきとり」と「今治焼豚玉子飯」。早い、安い、旨いの三拍子が揃ってます。

中華食堂のまかない飯として誕生した焼豚玉子飯（ヤキブタタジマゴメシ）は、平皿に盛ったご飯に、薄切り焼豚と白身が少し固まった目玉焼きを載せ、焼豚のたれをかけまわしたもの。早いときは注文から２分で出てくる驚異的ファストフードです。

発祥の店・五番閣は閉店しましたが、そこで修行した店主の店が「シゲハン」こと重松飯店。人気ぶりはすさまじく、観光客にとどまらず、地元サラリーマンも昼に行列を作ります。

騙されたと思って食べてみてください、庶民の味だけど強烈に記憶に残ります。かなりの年配ご夫婦が、ラーメン＋玉子飯のセットを元気にぺろりとたいらげたのも納得の旨さ、食べやすさです。

夏目漱石の小説「坊っちやん」で、主人公が乗ったと書かれているのが『マッチ箱のような汽車』。実際に道後温泉まで走っていた軽便鉄道の姿を、2001年に復元した観光列車が「坊っちゃん列車」です。

本物は蒸気機関車でしたが、その姿を忠実に再現したディーゼル機関車が、道後温泉を起点に松山市駅（または松山駅）まで昼間はほぼ１時間おきに走っています。客車も木造で再現されて、明治時代の雰クラシックな囲気を味わえます。1回の乗車料金は大人300円。

折り返し駅では、方向転換を見ることが出来ます。機関車の下に隠れているジャッキを伸ばして浮かせ、後は人力でぐるりと回します。旅の思い出に、絶好のシャッターチャンスです。

ラーメン本にもクチコミサイトにも情報が少ないけど、栃木市民（特に中高生）はよく知っている激安食堂。2014年の消費税アップ後でも、ラーメン350円から。

看板にもあるとおり、青竹手打ちの自家製麺。量はさほど多くないので、学校帰りの生徒は大盛りにするかチャーハンなどを一緒に注文する人も多くいます。

野菜をふんだんに使った「あんかけ麺」シリーズは、もやし（醤油味）、タンメン（塩味）、五目麺（醤油味）など３種類。北関東なので醤油の色は濃いですが、塩辛さは比較的控えめです。

もう１つ、佐野市や栃木市など栃木県南部エリアでよく見られるのが、もつ煮（豚もつ煮）とラーメンの組み合わせ。昔ながらのラーメン食堂に多いですが、萬来軒にも「もつ煮セット」があります。

老若男女に人気なので、ランチタイムは10台入る駐車場が満杯になります。

栃木市の観光名所を結ぶ「蔵の街大通り」に近い焼きそば専門店。味のよさと値段の安さで、地元ッ子が「大豆生田商店」「こうしんの店」と並んで推薦しています。

戦後に広まったご当地グルメ・じゃがいも入り栃木焼きそばは、駄菓子屋やリヤカー屋台で売られていたもの。そのスタイルを守り、おばあちゃんが１人で店を守っています。

ひと口大に切ったじゃがいもを鉄板で炒め、ソースをかけて焼きそばと合体させます。肉が入らない代わりに「肉だし」と呼ばれるスープをかけるのが味の秘密。作り方は企業秘密ですが、豚肉や野菜、フルーツも使っているとか。

かつて居酒屋だった狭い店はカウンターのみで、休日昼ともなると観光客で満員になることも少なくありません。

栃木市のご当地グルメ「夕顔ラーメン」と「じゃがいも入り栃木やきそば」が両方楽しめる老舗食堂。観光名所、巴波川（うずまがわ）のほとりで営業しており、何度も通っています。

夕顔ラーメンは、特産のかんぴょう（夕顔の実）の粉末を練り込んだ麺で作るラーメンのこと。通常よりシコシコ感が強くなると言われます。

長栄軒のラーメン類は、すべて夕顔麺を使っています。基本は醤油ラーメンですが、地元で一番人気なのは担担麺。芝麻醤と特製ラー油をたっぷり使った、大人の味の担担麺です。

じゃがいも入り栃木やきそばは、駄菓子屋で売られていたいもフライと、ソース焼きそばが合体したもの。蒸かしたじゃがいもを一口大に切り、二度蒸しして茶色くなった栃木独特の麺と一緒に焼き上げます。色は黒いですが、味はマイルド。

地元客には、担担麺、夏の冷し中華、レバニラ定食、鶏唐揚げ定食が人気です。

旅行で立ち寄るというより、日常的に使いたい中華レストラン。

勉強は大阪で、修行は東京で積んだベテラン料理長がオーナー。料理のレパートリーが幅広いく、ランチは世代を問わず食べられるよう優しい味に仕上げていますが、大人だけで食べるエビチリや麻婆豆腐は、しっかりした辛さに仕上げてくれます。

できれば宴会で、料理の希望を相談して作ってもらうのがベスト。宮廷料理風の飾りつけや、魚丸ごと揚げてのヒトサラなどを出してくれます。

直線で数百メートルと短い距離ですが、江戸時代から残る木造アーケード「小見世」が残る中町こみせ通り。夏冬ともに何度訪問しました。静寂の中に歴史の感じられる、非常に好きな場所です。

冬は豪雪から、夏は強い日差しから通行人を守ったといいます。豪雪で歩きにくい厳冬期、小見世を作った先人の知恵とありがたさが実感できました。

こみせ通りエリアには、無料三味線ライブが楽しめる「こみせ駅」や、夏は庭園見学できる酒蔵・菊乃井（鳴海醸造店）、国指定重要文化財「高橋家住宅」があります。

どの施設も閉まるのが早いので、訪問するのは昼前後が狙い目です。