araさんのクチコミ(11ページ)全245件

福岡からシェムリアップへはベトナムエアーが最も早く行けるが、空きがなかった。次善の策としてアシアナでインチョン経由で往復した。シェムリアップ着は深夜になるが、仕方ない。ただインチョン空港の搭乗ゲート前は狭い。団体さんであふれ不快だった。もう少し広いコーナーはないものか。

アンコール・トムでバイヨンと並んで、見て，立っておきたい場所。１２世紀後半、ジャヤヴァルマン７世が創建し、王族がこのテラスから閲兵したそうだ。テラス前は見渡す限りの大広場。レリーフにあるように往事、異国との戦いに勝利し、何十頭もの象を従えて凱旋するクメール軍はさぞかし壮観だったろう。テラスに立って大広場を眺めると、想像をかきたてられる。３００メートルの壁に象、ガルーダの彫刻が並んでいる光景もすばらしい。

堅牢な石積みもいずれは崩れ朽ち果てていく。そんなことにお構いなく、樹木は光を求めて茂りまくる。石積みを崩してまでも。生命って強いなーなどと、この遺跡を見ると思ってしまう。それほど石積みと熱帯樹は対照的だ。時を感じさせてくれる。ただ中国、韓国のツアー客にははしゃぐ人も多く、遺跡全体が騒々しい。比較的静かなベン・メリアの方がいい。

寺院内を回ったら、第一回廊南側から芝生に下りて正面の小さなゲートに向かい、そのまままっすぐ伸びる道を歩いてほしい。観光客はほとんど来ない。道の両側は南洋樹が高く茂り、静寂そのもの。気持ちが洗われる。数百メートル先には朽ち果てた門がある。そこにしばし座ってワットを振り返ると、時は流れ、時代は大きく変わったのだとあらためて教えてくれる。アンコールは２度訪れたが、ワットでは一番落ち着ける場所だ。

猛烈なスコールに遭い、飛び込んだ。華僑系の店。トゥクトゥクのお兄さんが勧めたのが麺類。確かにうまかった。２人で3、4品頼んでビール飲んで２千円でおつりがきた。格安だった。パブストリートの店より格段安い。制服警察官もグループで来ていた。それほどとけ込んでいるのだろう。観光客にとっては安心感がある。いわゆる大衆食堂。この雰囲気が好きなら、街中にあり入りやすいので最適な店だろう。

　人気の週末フリマ（フリーマーケット）で夏は屋外だが、寒い冬は屋内でと大きな倉庫の２階で開かれていた。話題のラーメンバーガーなど屋台村も併設され、多くの人でにぎわっていた。次男はヨーロッパのブランドメガネを格安で、連れ合いは孫の服と指輪をそれぞれ買った。孫の服は売り主の女性によると、ヨーロッパのブランドでここだけ？とか。本人用の指輪は店主の黒人女性のオリジナルだった。雑貨、家具などなんでもあり、見て回るだけでも楽しい。カードが使える店もあった。会場周辺はちょっと寂しい場所なので地下鉄の場合は日没前に引き揚げた方が無難か。地元はほとんど車できていた。

評判の小籠包をお目当てに訪ねた。うまかったが、台湾のディンタイフォン本店で食べたときほどの感激はなかった。うまい小籠包を知ってしまったせいかもしれないが、何か足らなかった。店のつくりも平板でサービスもいまひとつだった。

特定の店に行っただけ。ぶらついたわけではない。全米一と言われるサンフランシスコのチャイナタウンと比べると、人出は相当だが、街並み、雰囲気はどうなのか。クチコミで取り上げられていた店は期待外れだった。今度、再訪するときはぶらついて自分なりのお気に入りの店を探した方がいいのかもしれない。

ブルックリンブリッジを渡って、ダンボ界隈などをぶらついた後に寄ったのがこの店。ブルックリンを代表するイタリアンと評判の店。少人数の予約は受け付けていない。夕方、開店早々に行った。すぐに満席になった。コースは頼まず、パスタなどをアラカルトで注文したが、どれも申し分なかった。イタ飯好きならぜひ。

メトロポリタン美術館内のカフェ。エジプト展示場から回ると、ちょうど一休みしたくなる場所にある。ロダンなどヨーロッパ彫刻コーナーの横。ビールが飲め、それなりのランチがいただける。高い天井に大きな窓。採光たっぷりで明るく、いかにも美術館のカフェといった雰囲気。地下のフードコートよりは断然いい。

NY仕立てというか、おしゃれな雰囲気のコリアンレストランといったところか。いわゆる韓国風ではない。そのセンスが受けているのだろう。若い人が多く、訪ねた夜１０時近くでもほぼ満席だった。寒い日だったので海鮮鍋にしたが、うまかった。日本的なメニューもあった。鍋以外に数品注文したが、どうかなという品もあった。

ホテル近く、マレーヒル地区にあるカフェバー。早朝と昼すぎ、ちょっと喫茶店にという感じで寄った。店の雰囲気もよく、気軽に入れるのがいい。朝はベーコンエッグサンド、昼はチーズトーストを頼んだ。ＮＹ仕立てだそうでどちらも濃厚、ボリュームがあった。マレーヒル地区なら寄ってもいい店だろう。

ＮＹまでユナイテッド便を利用したので、往復ともこの空港だった。ＪＦＫを利用したことがある連れ合いによると、ここは混雑していない半面、活気に欠けるそうだ。行きも帰りも入出国手続きはスムーズだった。ただ帰りのお土産はあまり期待しない方がいいかも。定番の店しかなかった。フードコートでピザなどを食べたが、カード決済の方法が分からず戸惑った。しかもまずかった。
　交通費は、マレーヒル地区のホテルまで乗り合いのシャトルバスで１人２１ドル。帰りはウーバー（新形態の呼び出しタクシー、現地の知人が手配）で約８１ドル。

ブロードウェイとは通りの名称だが、ミュージカル、劇場の代名詞として知られる。夜は人々が開演前の劇場に並び、深夜１１時すぎは劇場から一斉に出てくる人でまたにぎわう。そうした喧噪の前、日中は比較的静か。ミュージカルに関心がない人でも通りを飾る連続オブジェを楽しめる。

カタツムリ状の白亜の建物はユニークそのもの。その魅力に引かれて入った。らせん状に上っていくが、展示物はこの建物ほどのインパクトはなかった。CityPASSがあり、優先入場なので入ったが、現金でしかも並んでまでして入ったかどうか疑問。メトロポリタン美術館を見た後だけに余計にそう思った。

福岡ー成田ーＮＹを往復した。ネットのクチコミでは悪評ばかりが目立った。予約時には懸念したが、乗ってみれば特段問題、不満はなかった。機内食もまあ普通、まずいということはなかった。欲をいえば、機内映画の旧作にも日本語字幕ものがほしかった。次も割安なら利用したい。

高い天井の大空間に大星条旗。アメリカらしい中央駅だった。高い天井のせいか、ここに来ると不思議と落ち着き、和んだ。脇のマーケットにはマグロからチョコ、生花までさまざまなものが売られ、ぶらつく価値十分。地下のフードコートでもいろいろな小店があり、一休みにはもってこいの場所だ。

グランドセントラルターミナル周辺の散策で寄った。外観は壮麗な建築で美術館のような雰囲気。絶好の写真ポイントになっていた。中に入ってみたが、図書館なので皆さん、静かに熱心にお勉強中だった。邪魔しないよう早々に外に出た。裏の公園もこじんまりしていてよかった。

近くのフルキッチン付きのホテルに9泊した。NYは外食が高いので、節約のためここに寄って食材を調達した。肉売り場のお兄さんが勧めたサーロインステーキがうまかったこと。レストランなら一人一万円は取られただろう。お土産のチョコなどもここで。食材の水準が高い割には高くはなかった。

廃止される路線を空中公園にしようという市民の発想が素晴らしい。それに応えた市もたいしたもの。市民主導のまちづくりのお手本だろう。そうした経緯を知って歩くと、住民の喜びもよく理解できる。再度、花が咲き乱れるころに歩きたいものだ。