デブと某医さんのクチコミ全5件

　ネツトの評判が芳しくなく、期待していませんでした。しかし、大雑把なつくりながら広々として寛げ、私は気に入りました。しばしば行くなら定宿にしたいくらいです(たぶんもう行く機会はありませんが…)

　ホテルを出て左に３～４分歩くと、公園墓地の広い森があり、カップルや家族がたくさん散歩していました。更に１kmほど行くと野外音楽堂(グランド)があり、大通りに面しながら交通量は少なく歩道も広いので、散歩にもジョギングにも適しています。

　ホテルを出て右に行くと、日本大使館、ビリニュス大学医学部。更に行くと旧市街に出ます。裏に入ると瀟洒な住宅街、保育園などがあり、治安もたいへん良いところです。

　

　朝食(ブッフェ)は質量ともに豊かで、とりわけポテト(バター炒め)を美味しく頂きました。席を見渡して…かなり国際色豊かな顔ぶれ？でした。大きな規模のホテルにしてはテーブル(席)が少なく混雑気味でした。少し早い目に行かれた方がいいと思います。

　すぐ前がダウガヴァ川で、川沿いに散歩・ジョギングを楽しめなくもありません(私はジョギングしました)。ホテルの裏通りに入ると雑然とした「暮らしのにおい」が感じられますので(笑)、そちらに散歩することもお奨めします。

　３０？号室は替えて貰って下さい。折角のオシャレな部屋の洗練された窓、カーテンから見える景色は、酒場や裏通りの汚い屋根ばかり…です。
　とりわけ週末の３０？号室は避けて下さい。隣の酒場のテラス(約２０席)からドンチャン騒ぎの喧噪が明け方までつづきます。とてもじゃないですけど寝てられません。ひきだしに耳栓が入っていたことに朝になってから気づきましたが…。
　ホテルのすぐ斜向いにカジノがありますし、近くで昼間から十数人がタバコの煙をもくもく上げながらたむろしていますので、そのあたりには近づかない方がいいと思います。
　アメニティは石鹸、シャンプーぐらいで、残ったら置いて行く程度の品です。スリッパ・歯ブラシはありません。部屋備え付けの珈琲・紅茶は美味しかったです、余ったら頂いて帰りましょう(無料)。
　どこかのクチコミで朝食のバイキングの評価が高かったのですが、私はもう一つ…。ビリニュスのクラウンプラザがＢ、リガのラディソンＢＵＬダウガヴァがＡとすれば、このサヴォイ・ブティックは量・質・種・調理いずれもＣでした。ただし、ホテルのレストランの料理はとても美味でしたし、スタッフも好印象でした。
　

　「夢みなとタワー」を主目的に訪れる方は殆どいらっしゃらないと思います(笑)。タワーのすぐ近くの「みなと温泉」「おさかなセンター」などあたり一帯を目指して来られるか、境大橋を境！に美保関や松江・出雲方面に向かわれる方、逆に米子・鳥取(砂丘など)・蒜山方面へ向かわれる方が、「おっ！これ何？」と立ち寄られるか…でしょうね。

　まず温泉ですが、泉源は皆生温泉とほぼ同じだと思いますので、温泉だけが目的であればベラボーに高い皆生温泉より大人５００円の「みなと温泉」はグッとお得！です。家族風呂(個室)もありますから、ご家族やご夫婦での一風呂！もいいと思います。

　海産物のセンターは「新鮮で廉いから」買われるのでしょうが、このタワーのすぐ近くと、少し離れたところにあるセンターは、あくまで「土産物店」です。確かに都会と較べれば新鮮で廉いのは事実でしょうが、境大橋のすぐ近く(ここから４～５km)にある海産物センターが「ほんとうの中卸し」で、地元の人はみなこちらへ行きます。

　その中卸しの近くの岸壁で漁船から陸に荷揚げしている場面を見られたら、ぜひ行かれることをお奨めします。荷揚げ中に落ちた魚などをビニール袋に入れて「売って」くれます。かなりの量でも、１袋５百～千円、場合によっては百円で手に入ります。カニとかブリのシーズンでしたら特に狙い目！だと思います。

　「体験時期」は今年９月となっていますが、地元出身で今でも時々帰省しますので、「通年」と思って下さい。

　奇岩群も素晴らしいですけど、足許の草むらにも関心を！　
　訪ねたのは今年６月２日。草むらをすばしっこく走りまわる小動物を発見！しました。ネズミではないしリスともちがう…。数枚撮った写真の２枚にバッチリ撮れていましたので、帰ってから色々調べて「プレーリードッグではないか」と。
　本来は北米に棲んでいる動物ですが、トルコの民と同様、様々な旅を経てここに流ついたのかもしれません。
　なお、「ともたく」さんの『トルコ旅行記番外編２』にも取り上げられています。これから行かれる方、写真を撮ってＵＰして下されば…と思い記しました。