京都駅と奈良駅という2大観光地を結ぶ路線ながら単線のローカル線で併走する近鉄京都線に負けている、というのはもう過去の話。...
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多分ジャパンレールパスの恩恵を相当受けている路線。というのは、京都から奈良まで乗りとおす外国人旅行客がかなり目立ち、4両編成の電車だと結構混雑する。近鉄はジャパンレールパスが使えず、最近外人に人気のある伏見稲荷はじめ宇治、東福寺を通らないというのもあるが、やはりここ10年のJRの輸送改善が功を奏したのである。
JR化すぐに快速の運転が始まったが、2001年、一部複線化完成とともに30分間隔の「みやこ路快速」が登場し、普通電車も京都から城陽の間は日中1時間当たり4本の運転に増発された。
これで特に東福寺や伏見には並走する京阪線より便利になり、現在に至る。
車両はやや古いが221系転換クロスシート車が快速と一部の普通に使われ、近鉄や京阪宇治線にはないサービスとなっている。旧式な103系の運転も依然多い。
宇治の市街地、伏見稲荷へは京阪の駅よりこちらの方が近い。ただし、伏見稲荷の玄関、稲荷駅と御陵のある桃山駅には快速は停まらない。
快速だと京都-奈良間は約45分であるが、シーズン中はやや遅れ気味。
奈良線は、複線化工事が現在も行われており、5年後にはさらに便利になっているだろう。
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投稿日:2017/04/11