岡山~松山を3時間弱で結ぶJR四国の特急。一日15本運転。もともとは四国初の特急列車として、高松~松山~宇和島を結ぶ特急で...
続きを読むしたが、1988年4月に瀬戸大橋線(本四備讃線)開業に伴い岡山発着に変更、2016年3月に松山~宇和島間が特急「宇和海」に系統分離された全て電車での運転になりました。伊予西條発上り1本を除き全て高松発着の特急「いしづち」と併結。新大阪6時6分発山陽新幹線「ひかり」591号に乗れば、岡山発下り始発7時23分発「しおかぜ」1号に乗り換えられ、松山着10時5分に着くことができます。東京からの場合も東京6時発「のぞみ」1号に乗れば、9時25分発「しおかぜ」5号に乗り換えられ、12時10分に松山に着くことができます。予算線は電化はされているものの、多度津から先は単線でカーブが多いため、振り子式の電車特急車両8000系、8600系を使用。8000系は1992年デビューでえりやや古さを感じますが、グリーン車として移籍車はリニューアルされており、最前部と最後部にはパソコンとコンセントが設置されました。しかし、2014年こら投入されている8600系は、各座席に座面連動リクライニング機構付きのシートで、全席コンセプト付きでさらに快適。いずれの車両もオレンジとグリーンが車体色に用いられており、松山の名産みかんをイメージさせます。予讃線内は松山行きの場合、右手に瀬戸内海、左手には四国の山が見え、車窓もなかなか楽しい。高知行き特急「南風」とともにJR四国を代表する看板特急です。
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投稿日:2020/11/15