国立ハンセン病資料館
美術館・博物館
3.31
クチコミ・評判
1~12件(全12件中)
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資料館付近のあちこちにも史跡が残っており、敷地がとても広いことが隔離施策のすさまじさを感じさせる
- 4.5
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
- 11
ハンセン病は感染力が弱く、乳幼児期にしか感染しない、今では優れた治療薬もある。されど当時の日本の対策は非科学的かつ時代遅れ... 続きを読むであり、行き過ぎた隔離施策により社会は患者を敵視していた。
密告による検挙などもあり、患者を狭い住居に押し込め低賃金で働かせ、断種手術や中絶手術も半ば強要すらされている。また、逃走防止対策は特に酷く、非人道的であり禁錮房では多くの人が亡くなっている。
一連の隔離政策が終わったのが1996年であり、終了に至るまでの壮絶な歴史を俯瞰して学ぶ。
療養所は逃走防止と視界を遮る為に2mから3mの壁に囲まれ、離島に設置されることもあった。厳しい隔離故に自前の映画映写機、消防設備などが必要となり、それらが館内一角に展示されている。
資料館は国立療養所多磨全生園内にあるのだが、あちこちに過去の名残の施設も残っており、敷地がとても広いことが隔離施策のすさまじさを感じさせる。
映像ホールでは解説映像を見たが、いくつもの動画上映があり、こちらからもたっぷり過去の歴史を学ぶことができる。
日本各地の記事はこちら
https://jtaniguchi.com/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac/
閉じる投稿日:2022/10/12
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過ちの過去を知らないと同じことを繰り返す
- 5.0
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
- 1
東村山の国立療養所多磨全生園にあるハンセン病資料館を久しぶりに見学しました
こちらの療養所は1909年に設立、療養所とは... 続きを読む言うものの実態はハンセン病患者を隔離し強制収容を目的とし一度入所したら二度と出られない施設でした
ハンセン病資料館には療養所の歴史や療養者が使った日用品、らい予防法の成立までの資料などが映像と共に分かり易く展示されていました、前回見学した時よりも一層見やすくなったようです
ギャラリーでは東村山在住の写真家・宇井眞紀子さんの写真展「いのちの森に暮らす」も開催されていました
「過ちは繰り返しませぬから」と刻んだ石碑はこちらにも置かれるべきでしょう 閉じる投稿日:2022/06/23
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東村山
- 3.0
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
- 1
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「青い芽」の版画展
- 5.0
- 旅行時期:2021/04(約5年前)
- 2
前回時間が足りなかったので再び予約しました。
今回は2階の常設展からじっくり見学。
男性病舎のジオラマや各地の療養所で... 続きを読む実際に使われていた品々が展示されています。
どのように病状が進行していくのか、どのような精神状態だったのか、どのような決まりの中で生活していたのかを隅から隅まで読みました。
「感染症であって伝染病ではない」という説明なのですが、微妙にわかりにくい。
主な感染経路は罹患者の呼気を「乳幼児」が吸引すること。
その原因の特定が困難であったから、罹患者に近寄れば誰もが感染する、伝染する、遺伝もするという誤解と偏見と差別が長く続いたのでしょう。
遺伝でない事だけは確かです。
医学の発展と共に原因がわかり治療法が確立しましたが、それ以前はやはり恐れられる病気だったのです。
酷い事だけど当時は仕方がなかった。
自分がその時代に生きていたら恐れずに罹患者と接する事はできた?
そう問うてみると答えはNOです。
治る病気だとわかっている今だから「偏見や差別は良くない!」と声高に叫ぶことができるのだと感じました。
治癒して退所する例もあったようです。
中学生の患者達が彫った版画展「青い芽」。
療養所内や修学旅行先の描写が数多くあります。
全ての作品は彼らの日常なのですが、何故か強い生命力を感じました。
版画の作者である中学生達は治癒して退所するケースが多かったようです。
それは医学が進歩したからでしょう。
今回も常設展全ては見られませんでした。
入所していた方達のインタビュー映像はひとつも見られず終了。
なのでまた予約したいです。
2階の常設展と企画展の撮影は不可。
1階ならば大丈夫です。
閉じる投稿日:2021/05/12
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1時間半の予約制
- 5.0
- 旅行時期:2021/03(約5年前)
- 2
以前から関心を持っていた資料館。
現在はコロナの影響で「1時間半」の予約制となっています。
展示室は一階と二階。
ハ... 続きを読むンセン病については勉強しており理解していましたが、改めてその歴史背景から読み始めました。
この時点で40分経過(まだ一階)。
それも焦っているので流し読み。
急いで二階へ。
こちらは3部構造に分かれていて更にわかりやすい説明書きと展示品が並んでいます。
なぜハンセン病に罹患するのか。
罹患した患者や親族に対する偏見と差別。
難航する治療。
入所者の証言も流れています。
隅々まで見学していたら、3部構成のうちの1部の途中で時間切れ。
その先にはジオラマや更に詳しい体験談コーナーや入所者の生活、作り出した作品等、見たいものがいっぱいあったのに… 。
企画展ももちろん観られず。
それだけ見応えのある施設なのです。
ここで見学終了なんてありえない!
また予約します。
療養所が建てられた頃は、医師看護師事務方がほぼ居らず、患者自身でお互いの介抱や畑仕事や埋葬まで行っていたそうです。
本当にほんの少ししか見学できなかったけれど、療養所内での生活を一部知っただけで怒りに近い衝撃を受けました。
次は時間配分に注意しながら、企画展まで見せてもらおうと思います。 閉じる投稿日:2021/04/06
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ぜひ一度は!
- 5.0
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
- 3
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まずは知ることからだと思います
- 5.0
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
- 7
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差別の歴史がわかる
- 4.0
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
- 2
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お花見
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
- 2
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絶対行くべき隠れたお花見スポット「国立ハンセン病資料館」
- 4.0
- 旅行時期:2017/04(約9年前)
- 2
2017年の桜はどこも足踏み状態で4/1(土)では殆ど蕾状態でした。
でも、ここの桜は特別です。
隔離されたハンセン病... 続きを読むの患者さんたちが、「いつかは近隣の人達と共に花見が出来る日が来るように」という思いで昭和30年から植樹した桜が、今は大木の桜並木となって迎えてくれます。
多分、今週末(2017/4/8~)頃は見頃になるのではないでしょうか。
資料館は新しい施設で入園無料。
行って見て「こんな人権無視の時代もあったのか!」と改めて憤りの思いが湧きます。
お酒を飲んで盛り上がるお花見も良いのですが、患者さんの想いと、ハンセン病への間違った認識を払拭する為にも是非、訪れる事を“推奨”ではなく“お願い”したいと思います。
過去の事ではなく、未だに「ハンセン病」は伝染する不治の恐ろしい病だとの根強い誤解が蔓延っています。
でも、全然そんなことはなく間違った認識なのです。
日本全国で1年で発病する人は数人だし、発病しても薬で完治できるそうです。
そのことを学べるよい施設です。
資料館のある園内は一つの街になっています。
今では誰でも自由に立ち入れるのですが、隔離政策の法律が撤廃された今日でも未だにここで暮らして居る元患者さん達も200人弱いらっしゃいます。
病院は勿論、ショッピングエリアや、各宗教施設、故郷を偲んだ望郷の丘や、食堂「なごみ」などもあります。
私の拙いクチコミなんかでは表現し切れません。
桜が咲いているかどうかとは別次元で誰でも一度は行くべきスポットであると思います。
余談ですが当日、小池都知事も、ここで生涯を終え、故郷のお墓に入ることも許されなかった入所者の納骨堂に献花されていました。 閉じる投稿日:2017/04/04
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偏見と差別の歴史が分かりやすく展示されています
- 4.0
- 旅行時期:2015/11(約10年前)
- 2
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自分の目で事実を直視して「国立ハンセン病資料館」~東村山~
- 4.0
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
- 2
東京都の東村山市にある施設がここ「国立ハンセン病資料館」。ここは、ハンセン病の患者さんに関わる施設のあるエリアに建てられた... 続きを読む施設になっており、過去から感染者の患者の方々の辛い歴史などを垣間見ることができます。そのため、施設内撮影禁止になっており(プライバシーを守ることも。)、過去からのハンセン病に関する資料を保有するしている博物館的なスポットです。様々なメディアでも出ていた、以前の政策の不備、差別などうかがうことができます。ハンセン病というものの知識不足が悲しい状況w生み出していたこともあるので、この施設で自分の目で確かめながら、まずは、事実を知るということから始めたらいかがでしょうか。 閉じる
投稿日:2014/10/25
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