長谷部虎杖子句碑

銭函の国道5号線の道路の傍らにあります。銭函駅前から来た道路が国道5号線に交わって少し札幌寄りに行ったところです。句碑のほ...  続きを読むか、長谷部虎杖子の略歴、そして御膳水宮が祀られていますが、車で5号線を通ると一瞬で見逃してしまうかもしれません。
解説版は略歴と句の出典が書いてあるのみなので、何故この句碑がここに建つに至ったのか分かりません。目の前には叙情的な句の車とは、裏腹にびゅんびゅんと自動車が行き交っています。幸い、歩道があるので、徒歩で訪れるとゆっくり立ち止まって見ることができます。
近くに御膳水の地名標の付いた信号があります。明治天皇が北海道行幸の際、当地の沢水を召したとのことで、御膳水という地名が付いたそうです。句碑の隣にシンボルのように御膳水宮の小さな祠があります。なお、すぐ裏手は傾斜地になっていて、傾斜に沿って走る国道5号線を行くと、今でも沢水が流れている箇所を見かけます。しかし崩落防止のためコンクリートで固められ、更に斜面の上は住宅地になっています。天皇に献じたほどの昔の自然豊かな雰囲気や、句にある叙情的な雰囲気は今では失われているようです。  閉じる

投稿日:2015/04/27

「車組むや　一滴の油　地にひらく」という句の碑があります。交通量の多い国道5号線に面してあります。ふと足を止めてみるとよい...  続きを読むでしょう。
また、隣りには、1881年（明治14年）に明治天皇が、小樽から札幌に向かう途中にここの沢水を飲んだという言い伝えから、御膳水宮があります。  閉じる

投稿日:2013/06/25