大通公園を会場として、毎年、6月下旬に開催されます(2014年は6月21日~29日 10時~18時)。畳2畳ほどのスペース...
続きを読むに、花とハンギングバスケットやガーデニングの飾り付けがなされ、参加団体ごとに路上展示しています。
6月上旬に開かれるよさこいソーラン祭りの後、7月下旬からのビアガーデンが始まるまでの端境期に行われます。
大通公園の4丁目~7丁目に渡って開催されています(2014年)。4・5丁目は花の展示ですが、6丁目は食べ物や小物のお店(露店)。7丁目は植木市です。
花より団子ということで6丁目に行くと、いくつかの地元グルメなどの店がありますが、大通公園で行われる他のイベント(クリスマスマーケットやオータムフェストなど)に比べると小規模です。しかし、夏らしく、木陰の多い同エリアでは、椅子またはテーブルも並べられ、野外ステージでミニコンサートも開かれていました。夕方5時以降は、会社帰りの人などが腰を落ち着けてゆったり聞き入っていました。
(※同時期の札幌は、蝦夷梅雨でシトシト雨の降る日もありますが、晴れると、東京の冬晴れの日に似た抜けるような青空が広がり、日差しはあっても、湿度が低く木陰などは爽快な気候となります。6月中は、日中は気温が上がっても夕方になると温度が下がってくるのが北海道の気候です。)。
7丁目は植木市(花市場)です。露店が建ち並び、ちょうどその時期の花などが売られていました。6月下旬。札幌市内ではバラが咲くころです。12丁目まで行くとバラ園があるのでとてもきれいです。7丁目ではバラが販売されているほか、ガーデニング用の花がありました。アジサイやルピナス、そしてこちらも市内では咲き始めたばかりのラベンダーがありました。大きい鉢では¥1,000円を超える物もありますが、¥400円という手頃なラベンダーもありました。
また、山野草も見られ、サンカヨウやヒメカンゾウ、フウロウソウの仲間、ノハナショウブ、キバナシャクナゲなど販売されているのが北海道らしいです。ハスカップの木や北見産の日本ハッカの苗などもありました。
北海道らしくない花も販売されています。ハイビスカスや多肉植物、シペラスやスイレン(北海道ではスイレンのことを”ハス”と呼ぶ人を時々見かけます。地方なまり?)がありました。ただ、スイレンは札幌市内の屋外の池でも育ちますし(北海道庁の前庭の池にあります)、品種も寒冷地用のものだと思います。5丁目会場には、テントの中で、蘭パビリオンがあり、蘭の展示のほか、即売も行われていました。カトレア、オンシジウム、デンドロビウムなどがあり、品評会が行われ、4月に赤平市で行われる蘭フェスタを彷彿とさせます。蘭フェスタでも出店していた地元の生産農園、赤平オーキッドさんがこちらでも出店していました。
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投稿日:2014/06/24