旧萱野家(大石順教尼の記念館)

無料ともあり、期待もなく何気なく入った大石順教記念館。他に人もいなく、案内してくれた女性が説明してくれました。養父に両...  続きを読む腕を切り落とされたが、口に筆をくわえ、国文学と和歌、日本画を学び数多くの書画を残しました。説明を受けているうちにどんどん興味がわき、ビデオではとても感動し、記念館内にある多くの書画をみて感無量に。九度山にきたら是非寄ってもらいたい場所です。翌日、高野山に行った際は奥の院で彼女のお墓をお参りしました。エンタツアチャコの隣にあります。  閉じる

投稿日:2024/04/21

旧萱野家は、江戸時代中期に高野山真蔵院の里坊（不動院）として建立され、この里坊には大石順教尼がしばしば滞在されていました。...  続きを読む大石順教尼は17歳の身で両腕を切り落とされてしまいます。筆を口にくわえ書画の世界へと入られ、苦難の道を乗り越えて尼僧を志されました。館内には順教尼が描いた色紙等が展示されています  閉じる

投稿日:2021/09/08

大石順教尼の記念館は、真田幸村が家族と暮らしていたという場所だったという遍照寺の向かい側。
展示は、ハッとするほど美しい...  続きを読む筆致のかな文字とかの色紙など。しかし、それが口にくわえた筆で書いたものだと知ると、ちょっと衝撃的。障害を乗り越えて、ここまでの芸術の高みに至ったのはすべての人に勇気を与えるもの。世界中からお客さんがやってきますということでしたが、さもありなんという納得感がありました。  閉じる

投稿日:2019/01/22

古民家のような外観で趣きがあり，玄関にある松が見事でした。庄屋、門、蔵がある九度山町の指定有形文化財でもあります。色褪せて...  続きを読むいますが、襖が水墨画のようで情緒がありました。大石順教尼は口で筆を操れる人です。  閉じる

投稿日:2018/08/30

和歌山・九度山へ真田丸関連の様子を見に訪れた時に、立ち寄りました。
入場料は要らなかったですが、募金箱はありました。
...  続きを読む１５分位のビデオ説明と、男性が中を案内してくださいました。
大石順教さんは１７歳の時、養父の狂乱により両腕を切り落とされるという大きな災難に遭遇されます。
けれどもカナリアがくちばしで雛に餌を与える姿を見て、両手がなくても口で筆を使えると文字や絵を描く努力をされたそうで・・
後に尼さんになられてからも、身体障がい者の社会復帰事業の発展に貢献され「日本のヘレンケラー」とも言われています。
養父に対しての恨みつらみが一切語られていなかったことも、とても立派だと思いました。
また家の内部やお庭は撮影できませんでしたが、一女性の素晴らしい生き方を知ることが出来て一見の価値はあると思います。  閉じる

投稿日:2016/08/04

建物は主屋と門と倉が九度山町指定有形文化財になっていますが、ここの1番の見所は大石順教尼の人生を垣間見ることです。
入る...  続きを読むと、大石順教尼の人生を解説した映像を見るのですが、養父による6人の殺人事件（堀江事件）により、両腕を切り落とされながらも、その後口で筆を使い、絵までも書くことができるようになり、立派な作品を残しています。
また、障害者の社会復帰事業の発展に貢献するなど、自分のハンディをプラスに捉え、生きていく姿に感動を覚えます。  閉じる

投稿日:2016/08/01

旧萱野家は、高野山真蔵院の里坊として建立され、明治時代まで続いた由緒ある建物ですね。
この里坊には、大石順教尼が滞在され...  続きを読むていたので、大石順教尼の記念館となっています。
大石順教尼に興味のある方は、立ち寄ってみて下さい。  閉じる

投稿日:2016/04/27

大石順教尼の書や、日本画を展示する
記念館でした。
九度山の萱野家の方が、順教尼のお世話を
した縁からこの地に記念館...  続きを読むが出来た様です。

大石順教尼って、聞き覚えがあると思ったら
勧修寺と関係のある方だったのですね。
恐らく、そこで初めて出会ったと思います。

大阪 道頓堀の近くで生まれ直ぐに養子に。
成長して堀江のお茶屋の芸妓となり
中川萬次郎の養女となる。
そこで日本舞踊の名取となるが
養父による「堀江六人斬り事件」で一命を
とりとめたものの両腕を失い障害者となる。

その後、旅芸人として歌いをなどを披露して
生計を立てるが、鳥の餌付けからヒントを得て
口で筆を取る手法を習得する。
日本画家 山口草平氏と結婚。障害のある子に
描く事を教えたい一心で、自らも絵筆を。
これがきっかけで自らも日本画家となる。

ご自分にも2人お子さんがいらっしゃいますが
離婚後、尼僧になるべく金剛峰寺で得度。
勧修寺では障害者の支援をする場所を設立。
障害者の為に尽力された方です。

自分に障害者として試練を与えた養父にさえも
彼に与えられた良い人生もあったと
最後まで感謝されていたそうです。

この記念館では、彼女の書や絵画を見る事が
出来ます。自分と比べる事自体おこがましい
事かもしれませんが、観ているこちらが
恥ずかしくなる程の丁寧で力強い文字。
心が温かくなる様な優しい絵に
とても癒されました。  閉じる

投稿日:2015/12/05

「堀江六人斬り事件」で両腕を失いながら、口に筆をとって書を書いた大石順教尼の記念館で、彼女の書画や愛用品を展示している。建...  続きを読む物は、江戸時代に高野山真蔵院の里坊・不動院として建てられたもので、後に彼女が高野山で得度する際の菩提親となる萱野正之助の邸宅となった。
障碍者の記念館だけあって、バリアフリー対策が取られている。  閉じる

投稿日:2015/04/06