龍馬展見た後黒崎出津教会

2017/02/03 - 2017/02/04

ランタンフェスティバルを見た後ホテルにチェックイン。翌朝テレビを見ていると、長崎歴史文化博物館で龍馬展をしているとのコマーシャルを見て、予定が全くなかったので行ってみました。

その後は西彼杵半島の外海を通り、帰路につきました。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎歴史文化博物館に到着。

長崎歴史文化博物館 美術館・博物館

なかなか歴史を感じさせる、博物館らしくない建物です。

左手はカフェやお土産店。

中に入るとここにもランタン。この時期、長崎はありとあらゆるところにランタンがぶら下がっています。

この博物館は常設展と特別展(龍馬展)に分かれています。

こちらは常設展。

これは韓国から輸入された漢方薬の材料だったか?
いい香りがしていました。

こちらは中国関係の展示。

そして何と言っても隠れキリシタンの展示。こちらはおなじみの踏み絵。

こちらはマリア観音。隠れキリシタンの信仰の深さがうかがえます。

おっこれは、VOC(東インド会社)のマーク。
やはり長崎と言えばオランダとの交易ですね。

龍馬展は撮影禁止でしたが、ここだけ唯一撮影ができたところ。
手前の箱は当時のカメラで、感度が悪かった当時の露出時間をそのまま体験できました。

ちなみに左に写っている「おゆう」は龍馬と同じ土佐出身。ただし龍馬と違い、土佐の西の方なので、方言は龍馬が発していたものとは全く違います。

お次は長崎奉行所ゾーン。
こちらは当時の輸入品の展示などがありました。

そして寸劇が上演されました。

オランダの国旗を揚げて長崎に入ってきた偽装イギリス軍艦の事件にまつわる話でした。

左の方が長崎奉行。右の人は鍋奉行。

さて、博物館を後にし、お昼は長崎名物のちゃんぽん。どこで食べたかって?　もちろんリンガーハットです。

なんやかんや言っても、ちゃんぽんはやっぱりリンガーハットに限る。

リンガーハット 長崎大橋球場前店

満腹になったところで西彼杵半島の外海を走ります。

国道を走っていると目の前に教会が見えてきました。

駐車場に車を停めると、父ヨゼフと子供時代のキリストでしょうか。

こちらが正面。

先日放送されたNHKの探検バクモンではここで子供が走り回って遊んでいましたが、この日は静かでした。

マリア様はそんな子供たちを見つめていたのでしょう。

ここは遠藤周作文学館付近からの眺め。

遠藤周作文学館 美術館・博物館

意外と島がたくさんあります。

一番奥が池島という有人島です。

更に海岸沿いを走っているとまたまた教会が見えてきます。

出津教会。

出津教会 寺・神社・教会

ここも探検バクモンで紹介されていましたが、ここで活動されていたド・ロ神父という方が、この地区の英雄のようでした。

隠れキリシタンの悲話がたくさんあるこの地で、当時の信仰方法をNHKの探検バクモンで再現していましたが、その光景を見て、あの太田が言葉を失っていたのが印象的でした。

そして多分中東にルーツがあるサヘルの最近の中東問題で、世界中に広がるイスラム圏への弾圧のような空気、とくに某国の大統領が変わってからひしひしと感じる、というコメントで、人類は全然進歩していない、というのを再認識してしまいました。

ド・ロ神父の資料館などもあったのですが、時間切れ。

隠れキリシタンも見ていたであろう景色を見ながら帰ったのでした。