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《April.2017》あみんちゅ試験・移動・そして学びの旅そのI~試験と移動編~<br /><br />昨年度の資格試験合格実績に味をしめて、今年度の資格試験〝最初〟のターゲットとして3月初旬に選んだ〝第一種衛生管理者〟。昨秋の〝第二種衛生管理者〟はたまたま出張試験が行われる時期だったこともあり大阪で受験しましたが、今回は出張試験が行われる時期ではないため、近畿地区の場合は加古川の近畿安全衛生技術センターへと向かわなければなりません。我が街南淡海の国からは2時間強掛かる場所ゆえ、前回訪れた時期すら覚えていない位に久しぶりです。勿論第一目標は試験合格なのですが、ここまで出向いてきたのなら…という思いに駆られ、After Testのお楽しみとして広島行きを胸に秘めて自宅を出発します。勿論試験勉強のこともありじっくりと予定を煮詰める時間もなく、旅物語はほとんどノープランでのスタートです。さあ試験のことを含めてどのような旅になったのでしょうか(笑)。<br /><br />【平成29年4月18日火曜日】<br />自宅  10:19<br />田舎駅  10:27<br />《ファミリーマート田舎駅前店:タバコ他794円<br />《セブンイレブン大津田舎駅前店:水130円》<br />            11:00 新快速姫路行き《交通費:6,400円》 <br />加古川 12:37<br />加古川駅北口 12:45 加古川医療センター行き《神姫バス:260円》<br />試験センター前 12:55<br />近畿安全衛生技術センター 13:00<br />《試験時間:13:30~14:35》<br />近畿安全衛生技術センター  14:46《水:100円》<br />神野 15:03<br />15:24 普通加古川行き《交通費:190円》<br />加古川  15:31<br />15:38 新快速姫路行き<br />姫路 15:47<br />《えきそば姫路駅店:320円》<br />《セブンイレブンハートインJR姫路駅改札内店:水130円》<br />姫路 16:03 普通播州赤穂行き<br />相生  16:22<br />16:25 普通岡山行き<br />岡山  17:30<br />17:31 快速サンライナー福山行き<br />福山  18:20<br />18:42 普通三原行き<br />糸崎  19:10<br />19:40 普通広島行き<br />海田市  20:49<br />20:57快速安芸路ライナー糸崎行き<br />呉  21:22<br />《セブンイレブンハートインJR呉駅店:水130円》<br />21:40<br />ビューポートくれホテル 21:50《宿泊費(朝食付):4,850円》<br />《ジョイフル呉駅前店(夕食):908円》<br />《セブンイレブン呉駅前店:飲み物タバコ644円》<br /><br />お小遣い明細:14,856円<br /><br />たまたまシフトの休みに4月15日がなっていたこともあり、そのまま18日までの休みを申し出たところ、さすがにNGが出ました。結局16日は早番で出勤17~19日までを連休にして今日の試験に挑みます。予定より少し早めに出発し、田舎駅前郵便局で軍資金の調達、そして馴染みのファミリーマート石山駅前店に立ち寄ってドリンク+コーヒー+タバコを購入して駅へと向かいます。<br /><br />昨日は大雨が降った我が街を含む関西エリア、福知山線沿線では土砂災害があったようで交通が乱れていました。今回の行動圏内では何もないようなので予定通りまずは加古川を目指すことにします。ここで関西の人しかわからないキップの買い方があります。乗り物というのは普通長い距離のキップを買えば買う程〝区間当たりの単価〟が下がります。そのため、短距離でキップを繋いで購入すると普通は割高になるのですが、関西人は敢えてそれを短区間に切って発券をします。〝回数券のばら売り〟をくっつける手法はかなり前から行われていました。しかしICカードの普及に伴い衰退化すると思われていたのが気が付けば各駅に1軒以上の金券ショップが店を構えています。今回もその恩恵を被れるように計算した結果…田舎駅~京都~大阪~三宮(神戸市内)~海田市~呉と4枚のキップを使うことにします。ただ一部計算をしないといけない部分があるため、前もって購入しておいた方が無難です。<br /><br />定刻11:00出発の姫路行き新快速電車に乗り、京都・大阪まではちょくちょく来ることもあり気にはならないのですが、それを超えると…暇を持て余してしまいます。大阪駅がほぼ中間にはなるのですが、田舎駅~大阪間と大阪~加古川間の時間の経ち方が全く違います。そしてとにかく1時間37分で加古川駅に到着し下車します。ここで忘れてはならないことが一軒あり、加古川で入場記録を入れておかないと後々揉めることになります。その旨は知っていたので駅員氏にお願いして処理をしてもらってから駅北口のバス停へと向かいます。<br /><br />神姫バス加古川医療センター行きバスは、ノンステップの中型車両です。10分程の田舎道を走り〝試験センター前バス停〟に到着します。2分程の遅れは離合が難しい狭窄路を通過することを考えれば仕方がないでしょう。そしてバス停隣に置いてあった会場である〝近畿安全衛生技術センター〟までの道程、いつも思うのですがバス停から徒歩5分って…。もう少し何とかならないかなといつも思います。とは言ってもはじまらないので人の群れとともに歩いて行き、13:00に会場に到着します。<br /><br />前回来たことは覚えていませんが、今日の試験で言えば第一種衛生管理者(特例)の試験は13:30~15:30となっており、免除科目の関係で1時間短くなっています。そして開始後1時間で途中退出が可能になるというシステムは、多くの国家試験に共通するものだと思います。そして試験開始となり鉛筆の音ダケがこだまする中、やはり1時間を待って多くの方が退出します。それに遅れること5分、当の本人も手を挙げて答案回収を済ませて退出します。<br /><br />多分多くの受験者は複数回の受験のようで、ほとんど試験会場に残る方がいませんでした。そこで気付けばよかったのですが、試験終了後の行程を見直していたこともあり出遅れてしまいました。そしてバス停へと向かうとそこには長蛇の列…。あの中型バスにこの人数が押し込まれると思うだけで乗る気が失せてしまい、他のルートをあたることにします。そしてふと思ったのはいつもよくやる〝ひとつ前のバス停〟まで歩くこと。しかしたまたま次のバスが来る方向と違ったため意味がなくなりました。それでは…ということで加古川線神野駅を利用することにします。利用したことはあるはずですがやはり記憶になく、その上付近一帯に新しいお店等ができていることもあったため、ここはどこ?私は誰状態にならないように〝スマホナビ〟に頼って到着しました。<br /><br />簡易自動改札が取り入れられている神野駅は、上下線の離合もできるそれなりに大きな駅でした。定刻15:24に到着した2両編成の加古川行きワンマンカーは、7分程で加古川駅に到着し、15:31に今回の〝試験旅行〟の範疇は終了になりました。は~ぁ…あとは発表か…。<br /><br />加古川での乗り継ぎは7分、ローカル線からの乗り換えだと〝乗り継ぎが悪い〟ということが定説でしたが、今は結構改善されているようでした。加古川からは新快速を利用し姫路へと到着します。もう一本後でも乗り継ぎはできるのですが、昼メシ抜き状態だったためなにか買っておこうと考えていました。そして姫路駅のホームで〝えきそば姫路駅店〟を発見し即入店。たまたまタイムサービスだった〝キツネそば〟を注文します。中華麵でのおソバ、一瞬見ただけでは違和感がありましたが、食べてみると…おいしいんですね~ぇこれが。ちなみにこの〝えきそば姫路駅店〟。うちの周りも知っている者がいる位に有名店だったことは後で知りました。マンゾクダネ<br /><br />その後飲み物を購入した後、姫路から相生へと移動します。播州赤穂行きの車両は223系の普通電車、それに20分ほど揺られて相生へと到着します。僅か3分で岡山行きに乗り継ぎますが、今までとは違う電車が待っています。115系濃黄色という筈ですが鉄男・鉄子では〝末期色(笑)〟というそうです。都市部で走っていた115系を集めて運用しているJR西日本岡山・広島をはじめとする支社の苦労が伝わってきそうです。ただシートは既に改造されており、転換型クロスシートになっているので特に違和感を覚えることもないかとは思います。<br /><br />相生から先は田舎のローカル線のような車窓が広がります。上郡から三石間で県境を越えて岡山県へと入り、瀬戸あたりから通学の高校生、そして確か西河原では就実大学の学生も乗ってきて急に車内が賑やかになりました。そして定刻17:29に岡山駅に到着し、そのまま向かいのホームに停車している〝快速サンライナー〟福山行きに乗り継ぎます。同一ホームは便利ですが…もう少し時間的には余裕は欲しいですね…。<br /><br />さすがに県庁所在地であり政令指定都市である岡山市の玄関口の駅〝岡山駅〟。4両編成の快速電車は結構混雑しています。ちなみにこの〝快速サンライナー〟は117系車両で運行されており、塗装は末期色に塗り替えられていますが、昭和55(1980)年に京阪神エリアで新快速として走っていた〝シティライナー〟の愛称を持つ素晴らしい過去を持っている車両です。アーバンネットワークの担い手として華々しくデビューを飾りましたが、国鉄民営化後JR西日本の新快速運用構想から離脱することになり、現在快速として運用されている221系にその地位を譲ります。その後関西エリアの新快速が223・225系の運行となり、最高速度130km/hの営業運転が始まると、最高速度115km/hの117系は本線すら走ることが少なくなり、草津線や湖西線などのローカル区間や岡山エリアの快速として今なお現役で走っています。ただこの〝快速サンライナー〟はワンマン運行化されており車掌は乗務していません。都市型ワンマン列車と呼ばれるこのワンマン運行、停車駅が有人駅だからできるローカル線のワンマン列車とは異なる意味を持っています。2扉転換クロスシート車という当時の近郊型車両としては画期的な装備は、大元は変わらず今なお見られることは、元乗鉄としては大変嬉しいことです♪<br /><br />評定速度の88.0km/hは今となっては目立つ速度ではありませんが、備中備前の〝韋駄天列車〟としての役割を担って行って貰いたいと思います。停車駅は少ないので心持ち早いような気がしたまま新幹線のガード下へと侵入して行き、福山駅に到着します。<br /><br />予定では福山に18:20に到着し、18:28発の岩国行き普通電車に乗るようになっていました。しか~し…自宅を出てから7時間が過ぎて集中力も欠けてきました。こういう時には〝時刻表〟があれば、一本後にすれば乗り継ぎや到着時刻まですぐわかるのですが、スマホの時刻表は〝無駄な時間〟を計算してくれないため、一番効率的な案を示してきます。なのでどこかで一息を入れるとか、気分的なものを入れるにはすごく勝手が悪い点があります。確か福山で1時間近く滞在しても呉到着は30分しか変わらない…なんて記憶もあったため、ここで敢えて乗る電車を一本遅らせます。適当に駅構内を歩き回り、18:42の三原行き普通電車に乗りました。<br /><br />このあたりの車窓は結構奇麗だということは聞いていたものの、さすがに西の国とは言え4月18日の19:00頃だとあたりは真っ暗でなにも見えません。尾道で〝来たこと〟を証明しようと駅名標を撮ってみましたが外が暗くって車内が反射していて何もわかりません。残念ではありますが仕方がないことゆえ、暗くなった車窓を眺めて電車は走って行きます。途中広島方面への乗り換えは糸崎で降りて下さいとのアナウンスが入っていたため、それに従います。19:10糸崎駅到着、あたりは真っ暗ですが、対向ホームに何やら見慣れた車両が停車しています。227系通称〝Red Wing〟、広島地区に32年ぶりに導入された新型車両です。見たことのない車両のはずですがまたDéjà Vuか…と思いきや、関西エリアを走っている〝225系〟と同じ顔。流行りの顔って言うんですかね…、でも一回乗ってみたかった…。<br /><br />そして19:26糸崎終着の電車は、元本四備讃線マリンライナーとして運行されていた213系車両で運行されていました。213系と227系のコラボは、距離を走る車両の多くがまだ115系末期色が多い中結構目を惹くものでした。カメラに収めようと頑張ってはみたものの、デジカメ・iPhone・写ルンですとも光量不足で撮れなかった…、ん~残念!<br /><br />久しぶりに電車の写真をパチコパチコしていると時間はすぐに経ってしまいます。19:40に広島行き普通列車が入線するも、これまた115系末期色。選んで乗れるほど余裕もないのでそのまま乗車します。初代三原駅として開業した糸崎駅を出発し、平成の大合併でできた東広島等を通って八本松へと到着します。東広島市の八本松駅と広島市の瀬野駅の区間には鉄道難所のひとつとして挙げられる〝瀬野八越え〟があります。22.6‰の急坂は重連機関車が取り付けられて峠を上って行く姿を目的とした〝撮り鉄〟の楽園ともいわれています。今では貨物列車位だそうですが、その補機を連結させるのに車両によっては可・不可があり、今入れ替わりの時期に入っている115系車両は〝補機が繋げられた〟ことが災いし、車両の若返りを妨げてしまったとも言われています。単純に見捨てられた訳ではなく、必要な要素が〝あった〟〝なかった〟で替えるに替えれなかったという背景もあったようです。その特徴を持ち合わせていた広島行き115系は、真っ暗な闇の中では〝そんな場所あったっけ?〟みたいな感じで軽快に走行し、糸崎を出発して約1時間10分で海田市に到着します。<br /><br />広島県安芸郡海田町にある海田市(かいたいち)駅は明治36(1903)年に作られた日本で最も古い駅舎を改築されたもののようです。駅の規模の割にはあまりにも大きなヤードを抱えているのは、戦時中に広島から軍港であった呉に列車で物資を運ぶ重要な中継点としての役割を担っていたことの名残です。また100年を超える歴史の中で昭和20(1945)年8月6日の原爆投下後、大勢の被爆者たちが海田市駅に避難したことの生き証人でもあります。またその当時は被爆した広島市街への交通が途絶えている状況でに於いて広島から東方面への移動拠点として機能したという歴史があります。山陽本線に属する駅でもあり呉線の始発駅でもありますが、運転上の理由により呉線の電車はすべて広島・若しくはそれ以西へと向かいます。今回は呉へと向かう行程だったため、ここで乗り換えることにします。<br /><br />10分程の連絡で入線した呉線糸崎行き〝安芸路ライナー〟はやはり115系の末期色でした。呉線は海沿いを走るため車窓からの眺めは良いのでしょうが、暗闇の中では全く分かりません。また快速とは言っても関西圏の新快速のようにぶっ飛ばすことはせず、ただただ停車駅が少ないだけという印象を受けます。そして電車に揺られること25分、到着メロディーの〝宇宙戦艦ヤマト〟が流れている中やっと本日のファイナルディスティネーション呉駅へと到着します。加古川を出てから6時間、自宅を出発してからであれば7時間半座りっぱなしだったことは、本当に久しぶりであったのですが、慣れていないため疲れました。鉄道旅行はしばらくは遠慮したいと改めて思います…。<br /><br />ちなみに今日一日の鉄道移動距離は、田舎駅~加古川(129.5km)+神野~呉(284.0km)=413.5kmでした。<br /><br />呉駅前には海の街を彷彿させるかのように〝海色の歴史回廊くれ〟のモニュメントがありました。翌日時間の関係で撮影できなかったことを考えて光量不足を承知でカメラに収めました。そして徒歩5分の道のりを歩いて行きますが、なんせ暗闇の中ゆえ東西南北左右がわかりません。海の方向がわかればいいのですが、それもわからず右往左往して、倍の時間を掛けてやっと今晩の宿海員会館ビューポートホテルくれに到着しました。<br /><br />入口隣にある海軍さんの麦酒館、呉海自カレーのひとつ〝潜水艦はくりゅう〟のカレーを提供されているとのことで楽しみにしていたのですが、部屋に荷物を置いてから行ってみると既に閉店していたようです。居酒屋を兼ねており、営業は23:00となっているもののラストオーダーは22:00となっていました。でもお目当の〝海自カレー〟はこの時間だと食べられないようなことをフロントで聞いたので、最寄りのファミレスを聞いて向かうことにしました。ジョイフル呉駅前店、24時間営業のお店ではありますが、ホテルの門限が23:00ということもあり、手軽に食べれるものをチョイスします。ガパオライス、タイ料理ですがなんとなく刺激物だ食べたくなって選びました。それとおきまりのドリンクバー♪呉まできてファミレスかよ~ですが、時間の関係もあり、無難なチョイスをします。でも多分本当のタイ料理だと食べられないと思うのですが、そこまでの辛さがないのは幸いでした。でも中途半端な辛さが胃袋を刺激してしまったのか余計にお腹が減ったようにも思います。ダイエットが必要な体つきではありませんが、腹八分目でやめておくことにします(笑)。<br /><br />お会計をしようとふと見た伝票に〝ハイボール〟と書いてありました。しか~し下戸の私がアルコールを頼むはずがありません。取消とはかかれているものの、入店時間もおかしいし・・・。最終的には加算されなかったので文句をいう必要もありませんでしたが、22:00以降の入店って深夜料金がついている筈ですが、それがなかったのはラッキーなのか?と思ってしまいました♪<br />という感じで食事を終え、今来た道をてくてく歩きます。若干門限を過ぎてしまいましたが、お腹も膨れたことで今日のミッションは終了~となりました。<br /><br />客室フロア最上階の10階1007号室が今日の寝床です。マウンテンビューの喫煙シングルルームは、決して豪華なものではありませんが、那覇海員会館に泊まった際も〝公共の宿〟の割にはサービスも良く、良いイメージがあったので今回も利用しました。宿泊サイトで手配すると数百円高くなりますが、ホテルのサイトで予約すると朝食付きで4,850円で宿泊できます。<br /><br />とりあえずシャワーを浴びて翌日の行程を確認しますが、歩くとそこそこの距離はあるもののレンタカーを借りるまでもない。ならば自転車か~と考えているうちに眠気が襲ってきます。最終的には起きた時間次第となるため、〝明日は明日の風が吹く〟と割り切って寝ることにします。呉と広島をどこまで回れるかを考えながらzzz。そして日が変わります。<br /><br />《次編に続く》

《April.2017》あみんちゅ試験・移動・そして学びの旅そのI~試験と移動編~

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2017/04/18 - 2017/04/20

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

《April.2017》あみんちゅ試験・移動・そして学びの旅そのI~試験と移動編~

昨年度の資格試験合格実績に味をしめて、今年度の資格試験〝最初〟のターゲットとして3月初旬に選んだ〝第一種衛生管理者〟。昨秋の〝第二種衛生管理者〟はたまたま出張試験が行われる時期だったこともあり大阪で受験しましたが、今回は出張試験が行われる時期ではないため、近畿地区の場合は加古川の近畿安全衛生技術センターへと向かわなければなりません。我が街南淡海の国からは2時間強掛かる場所ゆえ、前回訪れた時期すら覚えていない位に久しぶりです。勿論第一目標は試験合格なのですが、ここまで出向いてきたのなら…という思いに駆られ、After Testのお楽しみとして広島行きを胸に秘めて自宅を出発します。勿論試験勉強のこともありじっくりと予定を煮詰める時間もなく、旅物語はほとんどノープランでのスタートです。さあ試験のことを含めてどのような旅になったのでしょうか(笑)。

【平成29年4月18日火曜日】
自宅 10:19
田舎駅 10:27
《ファミリーマート田舎駅前店:タバコ他794円
《セブンイレブン大津田舎駅前店:水130円》
11:00 新快速姫路行き《交通費:6,400円》 
加古川 12:37
加古川駅北口 12:45 加古川医療センター行き《神姫バス:260円》
試験センター前 12:55
近畿安全衛生技術センター 13:00
《試験時間:13:30~14:35》
近畿安全衛生技術センター 14:46《水:100円》
神野 15:03
15:24 普通加古川行き《交通費:190円》
加古川 15:31
15:38 新快速姫路行き
姫路 15:47
《えきそば姫路駅店:320円》
《セブンイレブンハートインJR姫路駅改札内店:水130円》
姫路 16:03 普通播州赤穂行き
相生 16:22
16:25 普通岡山行き
岡山 17:30
17:31 快速サンライナー福山行き
福山 18:20
18:42 普通三原行き
糸崎 19:10
19:40 普通広島行き
海田市 20:49
20:57快速安芸路ライナー糸崎行き
呉 21:22
《セブンイレブンハートインJR呉駅店:水130円》
21:40
ビューポートくれホテル 21:50《宿泊費(朝食付):4,850円》
《ジョイフル呉駅前店(夕食):908円》
《セブンイレブン呉駅前店:飲み物タバコ644円》

お小遣い明細:14,856円

たまたまシフトの休みに4月15日がなっていたこともあり、そのまま18日までの休みを申し出たところ、さすがにNGが出ました。結局16日は早番で出勤17~19日までを連休にして今日の試験に挑みます。予定より少し早めに出発し、田舎駅前郵便局で軍資金の調達、そして馴染みのファミリーマート石山駅前店に立ち寄ってドリンク+コーヒー+タバコを購入して駅へと向かいます。

昨日は大雨が降った我が街を含む関西エリア、福知山線沿線では土砂災害があったようで交通が乱れていました。今回の行動圏内では何もないようなので予定通りまずは加古川を目指すことにします。ここで関西の人しかわからないキップの買い方があります。乗り物というのは普通長い距離のキップを買えば買う程〝区間当たりの単価〟が下がります。そのため、短距離でキップを繋いで購入すると普通は割高になるのですが、関西人は敢えてそれを短区間に切って発券をします。〝回数券のばら売り〟をくっつける手法はかなり前から行われていました。しかしICカードの普及に伴い衰退化すると思われていたのが気が付けば各駅に1軒以上の金券ショップが店を構えています。今回もその恩恵を被れるように計算した結果…田舎駅~京都~大阪~三宮(神戸市内)~海田市~呉と4枚のキップを使うことにします。ただ一部計算をしないといけない部分があるため、前もって購入しておいた方が無難です。

定刻11:00出発の姫路行き新快速電車に乗り、京都・大阪まではちょくちょく来ることもあり気にはならないのですが、それを超えると…暇を持て余してしまいます。大阪駅がほぼ中間にはなるのですが、田舎駅~大阪間と大阪~加古川間の時間の経ち方が全く違います。そしてとにかく1時間37分で加古川駅に到着し下車します。ここで忘れてはならないことが一軒あり、加古川で入場記録を入れておかないと後々揉めることになります。その旨は知っていたので駅員氏にお願いして処理をしてもらってから駅北口のバス停へと向かいます。

神姫バス加古川医療センター行きバスは、ノンステップの中型車両です。10分程の田舎道を走り〝試験センター前バス停〟に到着します。2分程の遅れは離合が難しい狭窄路を通過することを考えれば仕方がないでしょう。そしてバス停隣に置いてあった会場である〝近畿安全衛生技術センター〟までの道程、いつも思うのですがバス停から徒歩5分って…。もう少し何とかならないかなといつも思います。とは言ってもはじまらないので人の群れとともに歩いて行き、13:00に会場に到着します。

前回来たことは覚えていませんが、今日の試験で言えば第一種衛生管理者(特例)の試験は13:30~15:30となっており、免除科目の関係で1時間短くなっています。そして開始後1時間で途中退出が可能になるというシステムは、多くの国家試験に共通するものだと思います。そして試験開始となり鉛筆の音ダケがこだまする中、やはり1時間を待って多くの方が退出します。それに遅れること5分、当の本人も手を挙げて答案回収を済ませて退出します。

多分多くの受験者は複数回の受験のようで、ほとんど試験会場に残る方がいませんでした。そこで気付けばよかったのですが、試験終了後の行程を見直していたこともあり出遅れてしまいました。そしてバス停へと向かうとそこには長蛇の列…。あの中型バスにこの人数が押し込まれると思うだけで乗る気が失せてしまい、他のルートをあたることにします。そしてふと思ったのはいつもよくやる〝ひとつ前のバス停〟まで歩くこと。しかしたまたま次のバスが来る方向と違ったため意味がなくなりました。それでは…ということで加古川線神野駅を利用することにします。利用したことはあるはずですがやはり記憶になく、その上付近一帯に新しいお店等ができていることもあったため、ここはどこ?私は誰状態にならないように〝スマホナビ〟に頼って到着しました。

簡易自動改札が取り入れられている神野駅は、上下線の離合もできるそれなりに大きな駅でした。定刻15:24に到着した2両編成の加古川行きワンマンカーは、7分程で加古川駅に到着し、15:31に今回の〝試験旅行〟の範疇は終了になりました。は~ぁ…あとは発表か…。

加古川での乗り継ぎは7分、ローカル線からの乗り換えだと〝乗り継ぎが悪い〟ということが定説でしたが、今は結構改善されているようでした。加古川からは新快速を利用し姫路へと到着します。もう一本後でも乗り継ぎはできるのですが、昼メシ抜き状態だったためなにか買っておこうと考えていました。そして姫路駅のホームで〝えきそば姫路駅店〟を発見し即入店。たまたまタイムサービスだった〝キツネそば〟を注文します。中華麵でのおソバ、一瞬見ただけでは違和感がありましたが、食べてみると…おいしいんですね~ぇこれが。ちなみにこの〝えきそば姫路駅店〟。うちの周りも知っている者がいる位に有名店だったことは後で知りました。マンゾクダネ

その後飲み物を購入した後、姫路から相生へと移動します。播州赤穂行きの車両は223系の普通電車、それに20分ほど揺られて相生へと到着します。僅か3分で岡山行きに乗り継ぎますが、今までとは違う電車が待っています。115系濃黄色という筈ですが鉄男・鉄子では〝末期色(笑)〟というそうです。都市部で走っていた115系を集めて運用しているJR西日本岡山・広島をはじめとする支社の苦労が伝わってきそうです。ただシートは既に改造されており、転換型クロスシートになっているので特に違和感を覚えることもないかとは思います。

相生から先は田舎のローカル線のような車窓が広がります。上郡から三石間で県境を越えて岡山県へと入り、瀬戸あたりから通学の高校生、そして確か西河原では就実大学の学生も乗ってきて急に車内が賑やかになりました。そして定刻17:29に岡山駅に到着し、そのまま向かいのホームに停車している〝快速サンライナー〟福山行きに乗り継ぎます。同一ホームは便利ですが…もう少し時間的には余裕は欲しいですね…。

さすがに県庁所在地であり政令指定都市である岡山市の玄関口の駅〝岡山駅〟。4両編成の快速電車は結構混雑しています。ちなみにこの〝快速サンライナー〟は117系車両で運行されており、塗装は末期色に塗り替えられていますが、昭和55(1980)年に京阪神エリアで新快速として走っていた〝シティライナー〟の愛称を持つ素晴らしい過去を持っている車両です。アーバンネットワークの担い手として華々しくデビューを飾りましたが、国鉄民営化後JR西日本の新快速運用構想から離脱することになり、現在快速として運用されている221系にその地位を譲ります。その後関西エリアの新快速が223・225系の運行となり、最高速度130km/hの営業運転が始まると、最高速度115km/hの117系は本線すら走ることが少なくなり、草津線や湖西線などのローカル区間や岡山エリアの快速として今なお現役で走っています。ただこの〝快速サンライナー〟はワンマン運行化されており車掌は乗務していません。都市型ワンマン列車と呼ばれるこのワンマン運行、停車駅が有人駅だからできるローカル線のワンマン列車とは異なる意味を持っています。2扉転換クロスシート車という当時の近郊型車両としては画期的な装備は、大元は変わらず今なお見られることは、元乗鉄としては大変嬉しいことです♪

評定速度の88.0km/hは今となっては目立つ速度ではありませんが、備中備前の〝韋駄天列車〟としての役割を担って行って貰いたいと思います。停車駅は少ないので心持ち早いような気がしたまま新幹線のガード下へと侵入して行き、福山駅に到着します。

予定では福山に18:20に到着し、18:28発の岩国行き普通電車に乗るようになっていました。しか~し…自宅を出てから7時間が過ぎて集中力も欠けてきました。こういう時には〝時刻表〟があれば、一本後にすれば乗り継ぎや到着時刻まですぐわかるのですが、スマホの時刻表は〝無駄な時間〟を計算してくれないため、一番効率的な案を示してきます。なのでどこかで一息を入れるとか、気分的なものを入れるにはすごく勝手が悪い点があります。確か福山で1時間近く滞在しても呉到着は30分しか変わらない…なんて記憶もあったため、ここで敢えて乗る電車を一本遅らせます。適当に駅構内を歩き回り、18:42の三原行き普通電車に乗りました。

このあたりの車窓は結構奇麗だということは聞いていたものの、さすがに西の国とは言え4月18日の19:00頃だとあたりは真っ暗でなにも見えません。尾道で〝来たこと〟を証明しようと駅名標を撮ってみましたが外が暗くって車内が反射していて何もわかりません。残念ではありますが仕方がないことゆえ、暗くなった車窓を眺めて電車は走って行きます。途中広島方面への乗り換えは糸崎で降りて下さいとのアナウンスが入っていたため、それに従います。19:10糸崎駅到着、あたりは真っ暗ですが、対向ホームに何やら見慣れた車両が停車しています。227系通称〝Red Wing〟、広島地区に32年ぶりに導入された新型車両です。見たことのない車両のはずですがまたDéjà Vuか…と思いきや、関西エリアを走っている〝225系〟と同じ顔。流行りの顔って言うんですかね…、でも一回乗ってみたかった…。

そして19:26糸崎終着の電車は、元本四備讃線マリンライナーとして運行されていた213系車両で運行されていました。213系と227系のコラボは、距離を走る車両の多くがまだ115系末期色が多い中結構目を惹くものでした。カメラに収めようと頑張ってはみたものの、デジカメ・iPhone・写ルンですとも光量不足で撮れなかった…、ん~残念!

久しぶりに電車の写真をパチコパチコしていると時間はすぐに経ってしまいます。19:40に広島行き普通列車が入線するも、これまた115系末期色。選んで乗れるほど余裕もないのでそのまま乗車します。初代三原駅として開業した糸崎駅を出発し、平成の大合併でできた東広島等を通って八本松へと到着します。東広島市の八本松駅と広島市の瀬野駅の区間には鉄道難所のひとつとして挙げられる〝瀬野八越え〟があります。22.6‰の急坂は重連機関車が取り付けられて峠を上って行く姿を目的とした〝撮り鉄〟の楽園ともいわれています。今では貨物列車位だそうですが、その補機を連結させるのに車両によっては可・不可があり、今入れ替わりの時期に入っている115系車両は〝補機が繋げられた〟ことが災いし、車両の若返りを妨げてしまったとも言われています。単純に見捨てられた訳ではなく、必要な要素が〝あった〟〝なかった〟で替えるに替えれなかったという背景もあったようです。その特徴を持ち合わせていた広島行き115系は、真っ暗な闇の中では〝そんな場所あったっけ?〟みたいな感じで軽快に走行し、糸崎を出発して約1時間10分で海田市に到着します。

広島県安芸郡海田町にある海田市(かいたいち)駅は明治36(1903)年に作られた日本で最も古い駅舎を改築されたもののようです。駅の規模の割にはあまりにも大きなヤードを抱えているのは、戦時中に広島から軍港であった呉に列車で物資を運ぶ重要な中継点としての役割を担っていたことの名残です。また100年を超える歴史の中で昭和20(1945)年8月6日の原爆投下後、大勢の被爆者たちが海田市駅に避難したことの生き証人でもあります。またその当時は被爆した広島市街への交通が途絶えている状況でに於いて広島から東方面への移動拠点として機能したという歴史があります。山陽本線に属する駅でもあり呉線の始発駅でもありますが、運転上の理由により呉線の電車はすべて広島・若しくはそれ以西へと向かいます。今回は呉へと向かう行程だったため、ここで乗り換えることにします。

10分程の連絡で入線した呉線糸崎行き〝安芸路ライナー〟はやはり115系の末期色でした。呉線は海沿いを走るため車窓からの眺めは良いのでしょうが、暗闇の中では全く分かりません。また快速とは言っても関西圏の新快速のようにぶっ飛ばすことはせず、ただただ停車駅が少ないだけという印象を受けます。そして電車に揺られること25分、到着メロディーの〝宇宙戦艦ヤマト〟が流れている中やっと本日のファイナルディスティネーション呉駅へと到着します。加古川を出てから6時間、自宅を出発してからであれば7時間半座りっぱなしだったことは、本当に久しぶりであったのですが、慣れていないため疲れました。鉄道旅行はしばらくは遠慮したいと改めて思います…。

ちなみに今日一日の鉄道移動距離は、田舎駅~加古川(129.5km)+神野~呉(284.0km)=413.5kmでした。

呉駅前には海の街を彷彿させるかのように〝海色の歴史回廊くれ〟のモニュメントがありました。翌日時間の関係で撮影できなかったことを考えて光量不足を承知でカメラに収めました。そして徒歩5分の道のりを歩いて行きますが、なんせ暗闇の中ゆえ東西南北左右がわかりません。海の方向がわかればいいのですが、それもわからず右往左往して、倍の時間を掛けてやっと今晩の宿海員会館ビューポートホテルくれに到着しました。

入口隣にある海軍さんの麦酒館、呉海自カレーのひとつ〝潜水艦はくりゅう〟のカレーを提供されているとのことで楽しみにしていたのですが、部屋に荷物を置いてから行ってみると既に閉店していたようです。居酒屋を兼ねており、営業は23:00となっているもののラストオーダーは22:00となっていました。でもお目当の〝海自カレー〟はこの時間だと食べられないようなことをフロントで聞いたので、最寄りのファミレスを聞いて向かうことにしました。ジョイフル呉駅前店、24時間営業のお店ではありますが、ホテルの門限が23:00ということもあり、手軽に食べれるものをチョイスします。ガパオライス、タイ料理ですがなんとなく刺激物だ食べたくなって選びました。それとおきまりのドリンクバー♪呉まできてファミレスかよ~ですが、時間の関係もあり、無難なチョイスをします。でも多分本当のタイ料理だと食べられないと思うのですが、そこまでの辛さがないのは幸いでした。でも中途半端な辛さが胃袋を刺激してしまったのか余計にお腹が減ったようにも思います。ダイエットが必要な体つきではありませんが、腹八分目でやめておくことにします(笑)。

お会計をしようとふと見た伝票に〝ハイボール〟と書いてありました。しか~し下戸の私がアルコールを頼むはずがありません。取消とはかかれているものの、入店時間もおかしいし・・・。最終的には加算されなかったので文句をいう必要もありませんでしたが、22:00以降の入店って深夜料金がついている筈ですが、それがなかったのはラッキーなのか?と思ってしまいました♪
という感じで食事を終え、今来た道をてくてく歩きます。若干門限を過ぎてしまいましたが、お腹も膨れたことで今日のミッションは終了~となりました。

客室フロア最上階の10階1007号室が今日の寝床です。マウンテンビューの喫煙シングルルームは、決して豪華なものではありませんが、那覇海員会館に泊まった際も〝公共の宿〟の割にはサービスも良く、良いイメージがあったので今回も利用しました。宿泊サイトで手配すると数百円高くなりますが、ホテルのサイトで予約すると朝食付きで4,850円で宿泊できます。

とりあえずシャワーを浴びて翌日の行程を確認しますが、歩くとそこそこの距離はあるもののレンタカーを借りるまでもない。ならば自転車か~と考えているうちに眠気が襲ってきます。最終的には起きた時間次第となるため、〝明日は明日の風が吹く〟と割り切って寝ることにします。呉と広島をどこまで回れるかを考えながらzzz。そして日が変わります。

《次編に続く》

旅行の満足度
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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この旅行記へのコメント (1)

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  • わんぱく大将さん 2017/06/01 09:47:29
    おお〜
    たかティムはるついおまけまゆはんさん

    おお〜姫路では駅そばを食していただきましたか。私も長いこと食べていないですが。
    子供の頃は広島なんて、遠い、遠い所って思ってましたが、電車に乗ると意外に速い。

     大将

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さんのトラベラーページ

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