冬の午後蘭方出島さるくけり

2015/02/20 - 2015/02/21

軍艦島から長崎に戻り、ランタンが灯るまでの間、出島を歩きます。

注意！　この旅行記は投稿日の約2年前の2015年2月のものです。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JR特急 徒歩

出島ワーフを歩き出島へ。

ちゃんぽんはなんだかんだ言ってもリンガーハットが一番うまい。

この電車が急に曲がるところが出島です。

出島は歴史の教科書で見たことがありますが、今は周辺は埋め立てられてしまい、一部分だけ「あの」扇形の湾曲部が残っています。

出島は歴史の教科書で見たことがありますが、今は周辺は埋め立てられてしまい、一部分だけ「あの」扇形の湾曲部が残っています。

入口はこちら。

出島 名所・史跡

当時の面影が再現されています。

内部も公開。

天秤ばかり。これで輸入品の砂糖などの重さを量っていたとのこと。

貸衣装で記念撮影。

当時の人々。

これはオランダから輸入された砂糖だったかと。

長崎ではカステラ、福岡では千鳥饅頭など、九州では甘いお菓子がたくさんありますが、当時出島で輸入された砂糖が九州北部に流通し、これらのお菓子が作られたそうです。

そしてその帰りの船は空船で帰るわけにはいかないので、重し代わりとして有田焼や伊万里焼などをオランダに輸出していたとのことです。

そんなことを知ると、カステラも感慨深く食べられます。

これは平賀源内が発明したエレキテルの模型。
エレキテルとは、静電気発生装置なんですね。

「バシッ」と火花が飛ぶ瞬間を撮影したつもりでしたが、写ってませんね。実際は現地へ行って見てください。

当時の時計。

火縄銃ではなくてピストル。

長崎と言えばもちろん海援隊。

展示物がたくさんあってなかなか見ごたえがあります。

ガス灯は江戸時代にはなかったような・・・

旧出島神学校。ここが反対側の出入り口になっています。
これは明治時代に建てられたそうです。

これも明治の建築、旧長崎内外クラブ。
外国人と日本人の交流の場だったそうです。

出島の模型もありました。

陽がだいぶ傾いてきました。

こんなところに大砲が。

この大砲には、当時、オランダの東インド会社を表すV.O.CとアムステルダムのAの文字の刻印がうたれているとのこと。
じっくりと見ましたが、"A"の文字は確認できますが、V.O.Cはわかりませんでした。

さて、この辺で出島を後にし、メインイベントのランタンフェスティバルに向かいます。