2017/02/16 - 2017/02/20
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PHOPHOCHANGさん
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例によって会社は3日しか休めず、予算も当然安けりゃ安い程良く、食べ物の好き嫌いの激しいPHOの旅先は毎度の中国です。
往復の航空券、4泊分の宿、現地での交通費、ぼったくりの世界遺産入場料、全ての飲み食い合わせて5万円台で済みました(片道3700円とかのキャンペーンは利用してません)。あっ、ケチケチしては居ませんよ(笑)。財布の紐はいつもと同じです。
中国語喋れないくせに、徐々にハードルを上げちゃって、情報の少なさにオタオタしつつも、いつも通りに走り廻って来ました。
重慶第2日目は、片道3時間をかけて世界遺産の大足石刻を見に行きました。
大足石刻について、詳しくはこちらをご覧ください。
http://g-tabi.com/guide/chongqing/dazu.php
北山の石刻群を始めに作ったのは、大足付近をおさめる役人だった韋君靖です。唐の将軍だった彼は、自分が多くの殺生を犯した事を恐れ、石工などを集め、892年、北山の崖に毘沙門天や千手観音を彫らせました。これが大足石刻の始まりとなったのです。
その後唐末から南宋にかけて5千体以上の仏像が造られました。総面積の半分は密教をテーマにしたものです。
ここの見どころは、晩唐から南宋にかけ、時代によって変化する石像のデザインを観察する事が出来る事です。例えば、9世紀末ごろはふっくらとした体躯で、細密な衣紋、薄い衣が身体に張り付くような、唐の流行を引きずったものです。10世紀中頃のものは小さくて巧み、複雑な模様をまとったものが多く、唐から宋への過渡期の様相がうかがえます。
初日、公園内で道に迷い、大変な思いをしましたが、この日も近くまで来ていながらたどり着けないもどかしさに、かなりストレス感じちゃいました。とは言え、楽じゃないのもPHOの旅らしくて、それはそれで刺激的♪とも思います。
これまでの旅行記は、
初Spring Japanは直行便☆の巻 http://4travel.jp/travelogue/11217241
謝々、重慶郵電大学生☆街歩きで遭難しかけるの巻 http://4travel.jp/travelogue/11217236
大足石刻宝頂山で出口ばっかり3回通過の巻part1 http://4travel.jp/travelogue/11217520
大足石刻宝頂山で出口ばっかり3回通過の巻part2 http://4travel.jp/travelogue/11219254
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宝頂山から205番のバスに乗って、大足の中心部まで戻って来ました。
バスターミナル前の交差点に停まっていたスクーターのおじさん(こういう人は大抵客待ちしてると思って間違い無いです)に『北山まで10元で行かないか?』と持ち掛けて、即スクーターの後ろに跨り出発♪ -
北山は龍崗山とも呼ばれます。
此処を上って行けって言われたんだけど、毎回毎回どうして階段ばっかり上ってるんだろ? -
やっとの思いで公園入口に到着。
となれば、北山石刻もすぐだと思うでしょ、ところが・・ -
此処まで来るのに15分以上を費やしました。感覚としてはもっとずっと長くかかったと思ってました。何しろ『北山石刻はどっち?』って道行く人に何度も尋ね、ようやくたどり着いたのです。『石刻は宝頂山だよ』なんて言うジモティも居て、其処まで知られてない存在なのか?と逆にビックリ。世界遺産なのにね
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どうしてこの案内がもっとあちこちに無かったのでしょう。
今在っても無意味だし -
ほらね、見えてるんだもん。
まず正面が毘沙門天 -
北山石刻は大足県の中心部から北へ約2kmの小高い山の斜面にあり、その範囲は500平方m以上。
晩唐、五代(10世紀)、宋代(10~13世紀)の石刻が点在し、仏像数は合計1万台ほど在ります。
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石窟は大きくないものの、1つとして同じ物は無く、趣向を凝らした造りになってます
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にしてもさ、勿体無い程誰も居ません
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一説によると、1窟ずつ庶民の寄付などで石工が仕上げていったので、その金額により、シンプルなのからゴージャスなのまで色々
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圧巻の五百羅漢
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PHOはさっきのお寺の山門のようなところから入って来ましたが、もしかすると此処が正面(中心)で、左右に翼のように広がって造られてるのかも
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数珠手観音菩薩像。
媚態観音菩薩とも呼ばれ、柔らかい曲線と表情、風になびく帯などとても軽やかな彫刻で、その姿は恥らう乙女のようだと言われています -
摩利支天女。
3つの顔と8本の腕を持ち、その腕全てに異なる武器を携えて釈迦を守っています -
水月観音窟
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経蔵窟
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金網の向こうなので、柵の隙間から撮影
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まだ未完成の部分も在りましたが、世界遺産となった現在、手を加える事は出来ません
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孔雀明王。
威厳をもって、丁寧に教え導くのが如来、直接手を差し伸べて教え導くのが菩薩であるとすれば、孔雀明王はそんな生やさしい 諭し方では聞き入れない者たちを叱り付け、剣を突き付け脅し、如来の理想とする生き方をさせようとします。
そのため明王は如来が怒った時の姿だとされます。つまり、明王というのは明呪(陀羅尼)を唱える事によって効験を表す仏であり、如来の命令を受けて悪を打ち破る使者の事です -
弥勒下生経変図
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くっ、首が!
この辺りの数窟のみ、首に掻き切った痕が残っています。何故なのかな?
説明を受けながら歩いている観光客が1組2人だけ居ました。説明は聞きたいですが、中国語判んない(´`:) -
観無量寿仏経変図。
上部は極楽浄土を表しています。
中央部は西方三聖(中央に阿弥陀如来、左に観音菩薩、右に勢至菩薩)。
下部は三品九生、未生怨の故事に因んだ彫刻となっています -
極楽浄土のアップ、皆さんの行く先ですよw
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多宝塔へって案内板が有ったので行ってみる事にしました。緩やかな階段を選んだにもかかわらず、これです(*_*;
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息を切らせて上った所に二仏も。この広場に飲み物やら玩具やらを売ってる露天商のおじさんおばさんが居ました。こういう人達の元気さ凄い☆
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多宝塔。
中には入れません -
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帰りは車の通る坂道をひたすら下り(途中でタクシーかスクーターに『乗ってかないか』と声かけられたら乗っちゃおうと思ってたのに、誰からも声かけられず)。
そんな途中、生活感溢れる村の光景を目に -
1枚目の写真に在る広場まで下りて来ました。この先もひたすら真っ直ぐ
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新年明けて、まだ3週間なので、あちらこちらにおめでとうサインは残ってます。
酉年を強調してるのが日本との差ですね -
なかなか雰囲気の良い道ですが、かなり沢山歩いて疲れてたし、お店を見てもお金使うだけだなと思ってスルー
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でもね、ホントに調子に乗って、大股で歩いて来たので、そのペースを崩さずに歩きたかったのです
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大足バスターミナルに着きました。
多宝塔からゆっくり歩いて40分でした -
18:00発のチケットが買えました(重慶行きはこの時、ほぼ10分おきに出ているようでした)。
このチケットはバスの番号(車次4507)だけじゃなく、座席番号(座号18)も記載されている指定席券でも有ります -
帰りは2時間かからず戻って来ました。
けど、此処は何処?
朝乗ったターミナルと違う気がするよ -
やっぱり違うターミナルです。
地球の〇き方によれば、700mくらい離れて地下鉄の駅が在るはず -
その前に腹ごしらえしておきます。
重慶名物酸辣粉を食べます。
半透明のプリップリ且つモチモチな麺が美味しい☆ -
此処で食べました。ターミナルを出てすぐのお店でした
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やっと地下鉄の石橋舗駅に到着です。
1号線なので、PHOの宿まで乗り換え無しで帰れます。そういう意味でも便利なロケーションに泊まってます☆ -
まだ9時前なのでスーパーに寄ってく事にしました。
6番出口がスーパーに直結しています。が、それって2号線寄りなんですよね(PHOは1号線に乗って来ました) -
6番出口から出ると即スーパー、永輝超市
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宿に戻って階段の下から和平路方面の夜景を見ると、こんな感じ
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1個買うと1個貰えちゃう、Buy1, Get1でヨーグルト買いました。まぁ、他にお菓子やら醤やらもシッカリ手に入れましたし
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早速1個夜食代わりに食べます。
中国のヨーグルトって大抵濃厚で、日本の普通の安いヨーグルトよりもず~っと美味しいですが、これも例外では有りませんでした -
翌朝に残りの1個。
こちらも負けず劣らずの美味しさでした。持ち帰れないのが残念です。
スーパーのレジでスプーンを貰わなかったので、フロントで借りましたが、どちらも蓋の裏にコンパクトなのが付いて来てました。
さて、3日目は一旦チェックアウトして武隆に向かいます
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