霧の重慶は再開発の嵐★ガラガラの世界遺産でウロウロ〈世界三大鍾乳洞の芙蓉洞は突然閉鎖 in 武隆の巻〉

2017/02/16 - 2017/02/20

例によって会社は3日しか休めず、予算も当然安けりゃ安い程良く、食べ物の好き嫌いの激しいPHOの旅先は毎度の中国です。
往復の航空券、4泊分の宿、現地での交通費、ぼったくりの世界遺産入場料、全ての飲み食い合わせて5万円台で済みました(片道3700円とかのキャンペーンは利用してません)。あっ、ケチケチしては居ませんよ(笑)。財布の紐はいつもと同じです。
中国語喋れないくせに、徐々にハードルを上げちゃって、情報の少なさにオタオタしつつも、いつも通りに走り廻って来ました。

重慶3日目は大足同様に同じ市内ですが、東へ170キロ余り離れた武隆に在る世界遺産『中国南方カルスト』を見に行きます。
当初は到着した午後に芙蓉洞巡りをし、翌日2つのハイキングルートを歩く予定にしていたのですが、道に迷わずともアクシデントは連続し‥

此処までの旅行記は、
初Spring Japanは直行便☆の巻　http://4travel.jp/travelogue/11217241
謝々、重慶郵電大学生☆街歩きで遭難しかけるの巻　http://4travel.jp/travelogue/11217236
大足石刻宝頂山で出口ばっかり3回通過の巻part1 http://4travel.jp/travelogue/11217520
大足石刻宝頂山で出口ばっかり3回通過の間際part2

エリア 重慶(中国)

このモスク、実は較場口駅の4番出口の真っ正面。この右脇の駐車場の奥に在るビルに宿が在ります。
スーツケースを預け、チェックアウトして、今日は武隆に向かいます

向かうのは、昨日大足へ向かったバスターミナルでも、大足から戻って来たバスターミナルでもないターミナル(^_^;
繰り返しますが、東京も以前は中央高速方面が新宿から、三浦半島方面は品川からって分かれてましたモンね(今も昼便はそうですね)。
で、両路口で3号線に乗り換え四公里駅で下車

空港へはこの3号線で1本(行き先表示見えるでしょ)

この出口からバスターミナルへ向かうんですが、何処？

高架橋の下を左に歩き、エスカレーターを下りた所がターミナルです

紐って文字がどうにも馴染みません

ターミナルビルに入る前に振り返ってみると

まず武隆行きの切符を買いに1階へ

インフォメーションブースで武隆行きは何処で買えるか？と(窓口に行けば良いのは判ってるんですが、英語が通じない場合が多いので、敢えてインフォメーションブースで)尋ねると、此処で買えるよとの事。並ばずに済みました☆
ところが、バスいつ乗るの？今日。じゃあ19時40分～とかって言うのです。はぁ？もうすぐ9時なので、せめて10時までに乗りたいと言いましたが、19時40分を繰り返します。
ようやく満員にならないと発車しないので、時刻は決まってなくて、最終の19時40分より前ならいつでも乗れる事が判明。6番乗り場で待てと言われて60元の切符をゲット

満員になったら発車するとなると、悠長に朝ご飯食べてる暇無いかもと、ターミナル内の、それも6番乗り場前の売店で菓子パンを買いました

チーズかと思ったトッピングがノシ烏賊を細切りにしたような、中華系あるあるで、味は今ひとつ。
乗り場前の椅子に座ってかじってると、目の前に立ち止まる影。
顔を上げると、何と前日大足石刻まで一緒にバスに乗ったカップルが其処に！
思わず彼女と手を取り合って盛り上がっちゃいました

一応並んでる人も居たので、PHOらも

このバスで武隆まで

バスに乗ったら見えた景色。何故か皆シャッター押してました

ターミナル周辺はお約束の工事中

9時45分にバスはターミナルを発車し、1時間後に休憩が有りました。が、何となく給油の為っぽい‥。11時丁度に出発しましたが、辺りは霧の中

重慶から2時間20分程で武隆に到着。此処で世界遺産の在る仙女山方面のミニバスに乗り換えます

仙女山まで9元です。これも満員になったら発車

観光客より地元のお爺さんお婆さんが大きな籠背負って乗って来るので、車内は身動き取れず。な中、そのお婆さんから何やら買い物し始めるおじさん出現。升で黄色い稗粒のような物を量って、ついでにパクチーも売れて6元だったかな

バスを降りて、一緒にお昼ご飯を食べる事にしました

このお店、他と比べて明らかに繁盛してました。
彼女(だけが英語を話せる)が注文してくれたので、分け合って食べるモノと思ってたら、椀や皿が2セットしか来ません

回鍋肉

ジャガイモの炒め物

胡瓜のスープ

彼女らはドンドン食べ始めちゃうのです。あれれ？
だもんで、自分も別に注文した方が良いのか？と思ったら、待っててねと。
で、運ばれて来たのが、1人用定食風なセット。羊の煮込みは武隆名物なので、それを選んでくれたのでしょう。けどPHOは大皿料理が良かったんだけどな、彼女たち目一杯残してたし

これからどうするの？芙蓉洞に行くよ。えっ、芙蓉洞閉鎖中だよ。え～っ！
で、仕方無くハイキングルートを歩くと言う彼女らと別れ、宿へ向かいました。其処に荷物を置いて、どうするかを相談しようと思ったのです。
霧はいよいよ濃くなってます

バス停から1.6キロ、ちょっと遠いけど時間は有るしね。電話して迎えに来てもらう事も出来ましたが、今居る場所がハッキリ把握出来てないので、スマホのスクショに有る地図を頼りに歩きました

此処が今夜の宿となる、Zoo Coartyard hostelです

建物はかなり引っ込んだ所に在るので、さっきの案内を見逃すとヤバいです。とは言え、建物が混み合ってる訳でもないので、道の左側さえ気を付けてれば大丈夫

予約してあったのは女性専用6人部屋です。1泊60元、千円にもなりません。このところの最安値ですね。
まだ誰も居なかったので、手前のベッドの下段を使う事にしました。
この日の宿泊客はPHOの他に奥のベッドを利用した東洋人の若い女性だけでした。彼女はPHOが部屋に戻って来た時には寝ていましたし、PHOがシャワーを浴びてる間に出かけて、寝るまでに戻って来ず。翌朝は逆に彼女が眠ってるうちにPHOがチェックアウトしたので、完全にすれ違いとなってしまいました

窓側から見た部屋の全体。

部屋に暖房は無い代わり、ベッドに電気敷毛布が用意されてます

何と、専用バスルームが在ります☆これは嬉しい誤算

芙蓉洞が閉鎖中なのでどうしよう？とオーナーさんに相談すると、明日予定していたハイキングルートを1つ先倒しして歩く事を勧められました。まだ時間的に充分余裕有るし、天坑三橋なら霧が濃くても歩くのに支障無いだろうからと。
で、シャトルバスの発着する観光センターまで送って貰いました。
その際、この時にはこれを指し示せって中国語の文章を宿の名刺の裏に3つも書いてくれて、PHOは殆ど喋らずとも、スムーズに事が運びました

入場料はオフシーズン料金でも95元

にしてもさ、人居な過ぎでしょ。仮にも世界遺産だよ。芙蓉洞が閉鎖中のせいかな？やっぱり世界3大鍾乳洞だもんね

綺麗過ぎて落ち着かない待合室

シャトルバス何処？と思ってたら、館内放送(中国語と英語)で、シャトルバス間も無く発車しますだって。此処じゃないジャン！

無事に1フロア下の乗り場からシャトルバスに乗れました。
下車したハイキングルートの入口に芙蓉洞は閉鎖中ですの案内が★
此処で知らされても‥。
まぁ、知ってたから良いですが。
で、霧の中、ハイキングルートを歩き始めます