2016/09/21 - 2016/09/26
193位(同エリア379件中)
ミータさん
ハルシュタット 前編
「駆け足バイエルン・ザルツカンマーグート その10」はこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/11186944
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バート・イシュル方面に向かうザンクト・ヴォルフガングのバス停は、
トンネルの手前にある。 -
バート・イシュル駅。
ここで列車に乗り換える。
乗り継ぎ時間は約10分。
その為、前日のうちに切符を受け取っておいたのだ。
(「その7 http://4travel.jp/travelogue/11182419 」参照)
ホームは結構人がいた。
さすが世界遺産のハルシュタット、
こんなに観光客が押し寄せるのねと思う。
列車が来たので乗り込むと、
隣のホームに反対方面行の列車が入ってきた。
「あれ?」と一瞬思うが、隣のホームは誰も待っていなかったし、
きっとこちらの列車で大丈夫。
それに、すぐに発車してしまったので、
自分は正しい方面の列車に乗っていると信じるしかない。バート イシュル駅 駅
-
しばらくすると、車掌さんが切符の確認にやってくる。
車掌さんは私の切符を受け取ると、首をかしげる。
車掌さん「どこに行くつもりだね?」
私「ハルシュタット」
車掌さん「それは反対方面だよ。次の駅で降りて正しい列車に乗り換えて」
はい、列車を乗り間違えていたのね。
この日おかした2つ目のミス。
普段は時刻表などでホームの確認をするのに、
みんなが並んでいるから、そちらだと思い込んでしまったのだ。
しかも、快速列車だったのでいくつか駅を通り過ぎ、
最初に止まったのはEbenseeという駅。
周りには何もなさそう。 -
時刻表を見ると次の列車は13:58発。
この時13:20なので、40分ほど時間がある。
ここからバート・イシュルまでの切符を買って、
駅の周辺を歩いてみることにした。 -
駅前に食堂があったので遅めのランチを取ることにした。
列車の時間まで後30分程しかないが、
こういう食堂では料理が出るまで結構時間がかかることが多い。
そう思いながら、ナスのシチューとやらを注文。
(メニューには英語も併記されていた) -
案の定、20分以上待たされた。
しかも、熱々のフライパンに入った状態で出された。
奥の白い器に入っているのは付け合わせのライス。
列車の時間まで残り10分。
料理と引き換えに代金を支払う。
火傷しそうなほど熱々のナスと豆のシチューを水で流し込むようにして食べる。
結構おいしかったが、ゆっくり味わう暇はない。
2/3ほど食べて食堂を飛び出し、駅のホームに向かう。
何とか13:58の列車に乗り込む。
でも無理せず、次の14:47の列車でも良かったかも。 -
懐かし(?)のバート・イシュル駅。
つい1時間20分ほど前にもいたけどね。 -
今度こそ、ハルシュタットに到着。
ハルシュタット駅から船に乗り換えて、ハルシュタット湖を渡る。
連絡船は往復で5ユーロだったが、
私は連絡船や塩坑ツアーなどがセットになったチケットを持っている。
もっとも、予定より1時間半ほど時間をロスしているので、
塩坑ツアーに参加するのは難しい。 -
ハルシュタット駅付近の船着き場方面。
小さな屋根付きの待合所があるだけ。 -
ハルシュタットと言えば、あのとんがった塔を持つプロテスタント教会。
水辺、アルプス、教会の三点セットは、やはり良い。
ハルシュタット・マルクト(市場)という船着き場に到着したのは15:10頃。 -
船着き場から急いでケーブルカー乗り場に向かう。
走ったが、さすがに15:15発のケーブルカーに乗ることはできなかった。 -
塩坑ツアーのポスター。
日本語も見える。 -
チケット売り場でケーブルカーと塩坑ツアーのチケットを受け取る必要があった。
15:30発のケーブルカーに乗車。 -
ケーブルカーからの眺め。
3分ほどで山頂駅に到着する。 -
山羊かと思ったが、尻尾が上向きではなさそうだ。
-
展望台(橋)もあるのだが、あの高さは少々怖い。
-
展望台には目もくれず、ひたすら山の奥へと向かう。
-
塩坑ツアーには参加できなくても、塩坑の入り口くらい見ておきたい。
-
まだまだ進む。
-
ケーブルカー駅から10分ほどで塩坑ツアーの受付の建物にたどり着いた。
丁度15:45からのツアーが始まるところだった。
下りのケーブルカーは遅くとも17:45発の便に乗らないと、
最終の連絡船に乗り損ねてしまう。
確か、ツアーの所要時間は1時間半くらい。
17:15にツアーが終わるとすると、
急げば17:30のケーブルカーに乗れるだろう。
ハルシュタットの街を散策する時間はあまりとれないが、
せっかくチケットを持っているのだから塩坑ツアーに参加することにした。
(ランチをゆっくり食べていたら、塩坑ツアーに参加することはできなかった) -
荷物を預け、服の上から作業服を着こむ。
-
写真撮影も可。
ズボンの裾のボタンはきちんと止めておこう。 -
最初に塩坑の歴史などを紹介するパネルが展示された部屋に案内される。
-
パネルのある部屋の窓からは展望台とその横のカフェが見える。
-
この人がツアーガイドさん。
-
いよいよ塩坑に向かう。
-
塩坑の入り口。
ハルシュタット塩坑 史跡・遺跡
-
塩坑は地下深くまで続いている。
坑夫たちは素早く下に降りるために、滑り台を利用していた。
その滑り台をツアー客たちも利用する。
かなりのスピードが出る。
作業服を着るのはこの滑り台の為でもある。 -
岩塩のランプ。
-
岩塩
-
あの丸いものの真ん中に映像が映し出され、
塩坑の歴史などの紹介がある。
映像の説明はドイツ語の音声ガイド、
ガイドさんが英語で説明する。
日本語の音声ガイドも借りられたはずだが、
急いでいたので、借りていない。 -
滑り台は2カ所あり、2カ所目では滑っている姿を写真に撮られ、
この様に滑り降りる速度も表示される。
これはガイドさんのお姿。
何と時速40.1㎞!!
すごーい。
出口で自分の写真も売られていたはずだが、
急いでいたので見ていない。 -
これは3000年前の梯子だそうだ。
それよりも前から、あの山の中に塩坑を発見し、岩塩を掘り続けていたのだ。 -
遊園地のアトラクションのような列車に乗って、地上に戻る。
さあ、17:30のケーブルカーに乗れるのか。
私は走った。
「今回の旅は走ってばかり・・・」
そう、この旅行記のタイトルはこの時思いついたのだった。
続く→http://4travel.jp/travelogue/11189627
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この旅行記へのコメント (12)
-
- ころちゃんさん 2016/12/11 20:17:34
- ホント!駆け足だったね(笑)
- なんか、読んでいても息が切れますわ(笑)
次の列車や船、ケーブルカーなどに間に合うのか?
ひやひやですよ★
塩坑って初めてみました。
岩塩はよく食しますが、こうやって採掘するんですね。
- ミータさん からの返信 2016/12/12 06:28:57
- RE: ホント!駆け足だったね(笑)
- まぁ、何事も過ぎ去ってみれば良い思い出です。
塩坑ツアーに参加しなければゆっくりできたのですが、
せっかくなので頑張りました。
ツアーは日本語ガイドを借りたら良かったのですが、
さすがにそんな余裕はありませんでした。
-
- gontaraさん 2016/11/14 19:27:12
- やらかしてますね
- 皆が待ってるんだから・・・
その気持ちはよ〜く分かります。
それでも、しっかり観光してますね、流石。
塩坑って面白そうですね、岩塩を掘ってたと言えば理解はできるけど、塩は海からと固定概念があるなぁ。
塩のアイテムはお土産品で売ってるのですね。
- ミータさん からの返信 2016/11/14 20:03:39
- RE: やらかしてますね
- ハルシュタットのハルは「塩」という意味があります。
(「塩」は貴重だったので「お金」という意味もあります)
昔はあの辺りも海だったそうです。
それが隆起してアルプスとなった訳ですが、
それにしても山の中に塩坑を良く発見できたと思います。
塩坑ツアーに参加しなければ、
かなりゆっくり町を散策できたはずです。
そうそう、時間があれば岩塩をお土産に購入するつもりだったのに・・・。
-
- お気楽母娘二人旅さん 2016/11/14 00:39:30
- お久しぶりデスぅ★
- かなり進んどるぅー(凹)
船からの景色も山の眺めも街並みもステキだわ~★
でも…でも…
カード忘れないでェェェ!(爆笑)
もぅ会長さまったら、しっかりしているよーで
たまにやらかすんだからぁ!(笑)
追伸…
旅するドイツ語、見とりますが…
完全に旅番組となっとりますデスぅ(大笑)
行く前に見たかったわー!
勉強コーナー、すっ飛ばし大作戦!(爆笑)
でも、「ウンダバー」だけ覚えた!←それだけか!(笑)
また来ますぅ★
- ミータさん からの返信 2016/11/14 19:57:11
- RE: お久しぶりデスぅ★
- ほぼ週2回連載です。
カードの件は反省しております。
宿の方が優しい人で良かったです。
フランス語検定の勉強を頑張るのも良いですが、
あまり夜遅くまで起きているのはお肌に悪いですよ。
ドイツ語の“W”は濁って「ヴ」になります。
「ウンダバー」ではなく「ヴンダバー」です。
一方で“V”は“F”と同じ様に「フ(ァ)」と濁りません。
因みに“S”も濁るので「サルツブルク」ではなく、
「ザルツブルク」になります。
(“S”が濁らない方言もあるようですが)
-
- ほいみさん 2016/11/13 20:41:47
- 相変わらずの・・
- 綱渡り旅行。
逆向きの飛行機に乗ってしまわないように。
乗り換え時間が30分しかなければ、立ち食いソバでしょ・・・普通。
立ち食いスッパゲティーとかないのかなぁ。
ナスのシチューっていうのも、想像と違いますね・・・日本だったら「巨大ナスの・・」。
ヤギとヒツジの違いは未だに判りません。
- ミータさん からの返信 2016/11/14 19:47:46
- RE: 相変わらずの・・
- 逆向きの飛行機に乗っても、周り廻って日本にたどり着くはずです。
本来、ハルシュタットはのんびり観光のはずだったのですが・・・。
ナスは賀茂茄子の様に丸々としたものだと思います。
それよりもフライパンごと提供されるとは思いませんでした。
急いでいるのに熱々。
急ぎの人用のメニューが欲しいです。
ヤギとヒツジ、本当に区別が難しいです。
-
- クリスさん 2016/11/12 20:35:25
- エーベンゼー
- ミ〜タさんらしくないミスが続きましたね。
重いお昼の時間も惜しかったけれど、バードイシュルは三又に分かれる分岐点で、グムンデン行きとハルシュタット行きがあるので、到着地を確認して乗車しないとだめなんです。
エーベンゼーはトラウン湖の南端。このトラウン湖も観光地として有名で北のグムンデンの町が知られているかな。
私は登山鉄道も塩鉱も行ってないけれど、2つの町は街歩きが魅力的だと思ってます。ハルシュタットの博物館は、私の好きなケルト時代の展示品が多くて良かったな。
- ミータさん からの返信 2016/11/13 09:49:27
- RE: エーベンゼー
- 元々うっかりミスは結構やります。
海外では気を引き締めるので少ないのですが、
ドイツ語圏で気が緩んでいたのかもしれません。
それにハルシュタット=人気観光地と思い込み、
誰もいないホームの方の電車だとは考えもしませんでした。
バート・イシュル駅で列車をすれ違いを行っていたのですね。
エーベンゼー駅は湖から少し離れています。
隣のEbensee Landungsplatzなら湖に近く、
景色も良かったかもしれません。
塩坑ツアーのチケットを事前に購入していたので、
もったいないから参加しました。
16:00からのツアーだったらきっぱり諦めて、
町の散策に切り替えていたのですが。
-
- くろねこだりゅんさん 2016/11/12 15:55:03
- ドキドキ…
- カードの件、そして電車の乗り違い、何故かアツアツの食事チョイス…
今回のミ〜タ様の旅行記は手に汗握らせて読んでます(笑)
時速40kmの滑り台って相当怖いです〜それともガイドさんが特別早かったとか?
3000年も昔からの塩鉱、紀元前10世紀から塩が掘り出されていたとは知りませんでした。
で、列を作って乗られた電車の方々の目的地はどちらだったのでしょうか…
- ミータさん からの返信 2016/11/13 09:34:18
- RE: ドキドキ…
- この時は自分でもおかしくらい失敗続きでした。
時速40?はあのガイドさんだから出せた速度で、
お客さんたちは20?前後で滑っていました。
あの辺には古くから人が住み、岩塩の採掘を行っていたのは有名です。
でも、そんなに昔から、あんなところで岩塩を採掘していたなんてすごいですよね。
列車は塩坑から出た直後で、あそこが終点です。
ツアーの受付の建物に戻って、作業服を返して解散です。
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