みちのく潮風トレイル/セクション八戸（八戸市）

2016/05/01 - 2016/05/01

6時起きでも良かったが旅立ちの朝は早く、4時起きで八戸へ向かった。

20,950steps
Walking distance　16,4Km
Walking time　4 hours

仙台までは、やまびこ41号。

エリア 八戸(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台〜八戸は、はやぶさ１号函館行きで。
東北新幹線は盛岡、八戸、新青森と徐々に北へ延びて行ったわけだが、ついに北海道まで達したのだ。

乗車したはやぶさでは、上下線とも座席完売御礼をカレチさんがアナウンスしていた。

八戸駅の観光協会で地図とスタンプ帳を入手。
バンダナの配布は終了。
地図は欠品区間あり。

八戸〜鮫は、DC。

悪趣味な厚化粧をされた哀れなキハ40。
JNR時代の方が優秀なデザイナーが在職していたと思う。

サボを見ると、このハコで２区間を運行していることが確認できる。


手元にある１９６９年10月号の交通公社の時刻表によると、上野と久慈を結んだ昼行急行八甲田１号が１１時間２６分かけてDC運行をしていた。
ちなみに尻内（現八戸）〜久慈間の所要時間は、急行八甲田１号で１時間２５分だった。


また、ローカル急行としてなつどまり１号が青森〜鮫間を、深浦が深浦〜鮫間をいずれもDCで結んでいた。
その後急行は廃止され、１９８３年の同12月号によると快速久慈が八戸〜久慈間を１時間４０分で結んでいる。

清潔なキハ40

鮫駅１０時着。

駅舎内でmontrailマウンテンマゾヒスト2の靴ひもをタイトにして出発。

Trail Head　/　End Point


蕪島

雨も降っていないのに傘をさす人がいる。
その理由を妻殿が気づいたが、時すでに遅く、吾輩は左耳からほほにかけて黄色い液体の洗礼を受けた。

蕪島は、階段から山頂まで足の踏み場もないくらい糞だらけだ。
卵を温める親鳥たち。

わがパーティーにとっては起点となる蕪島である。

マリエントでトイレを借りて、恵比寿浜漁港を過ぎたころから良い雰囲気になってきた。

GW中だからか、シーズンオフだからなのか人影がなく、ひっそりたたずむ「しめさば」を通過中。

旅立ち前に、津波はもちろん恐ろしいけど、高潮と高波も恐いよねと話し合った。

歩く旅だからこそ足元に目を向ける余裕がでてくる。

浜小屋群を抜け快調に歩を進める。

民家の板塀にくくりつけられたマーク。

鮫角の急登を登りつめると・・・

運良く八戸線のDCが通過中。

左奥の黄色い建物がホロンバイルで、右手は鮫角灯台とタイヘイ牧場がある。

県道1号線を進むと・・・

ホロンバイルと葦毛崎展望台に到着。

ホロンバイルで2つ目のスタンプを押して、小休止。
大人気の牧場（マキバ）をコーンで。
気温は寒い位だが、トレッキングのおかげで上気した身体には冷たいアイスクリームが美味い。

葦毛崎展望台からはるかな行く手を望む。

風光明美な名所で停車中のトレインは、全車食堂車の「Tohoku Emotion」。

鮫駅行きワンコインバスを眺めながら順調に遊歩道を行く。

いよいよ大須賀海岸である。
鳴き砂で有名な大須賀海岸は「快水浴場百選」でもあり、全長2.3Km。

3パーティーの足跡が確認できる。

今年の正月には北海道の清里トレイルで実感したが、ひたすら長く単調なトレッキングは辛い。


そこで登場したのがレイション1。
今回のレイション1は
柿の種
オストレイリヤのピーナツ
ミックスドライフルーツ
マーブルチョコ

以上を頬張りながらの遊歩である。

この浜の終点近くには渡渉不可の沢があり、上流に迂回を余儀なくされる。

白浜漁港で見かけた自家用？のわかめ干し。

白浜漁港からの登りで先行するパーティーに追いついたので、小休止をすることにする。
砂浜は効くねーと、妻殿と感想を述べあいながら各種レーションで小腹を慰める。

深久保漁港で見かけたSignboard。

誰もいない深久保漁港。

14時
種差キャンプ場に到着。

天然の芝生って不思議だねー。
その全貌と・・・

足下
montrailマウンテンマゾヒスト2の靴ひもは行動終了につきルーズ。念のため。

種差海岸インフォメーションCで「八戸区間達成証明書」と記念バッジをいただく。

※6月からは、バッジを所望する場合は、運営協賛費として800円を徴収するようになるとのことで、とても良いことだと思う。

種差食堂で遅いランチ。

吾輩は生ウニ丼。

but　まだ足りねー！
種差海岸インフォメーションCでスパイシーカレー。
残念ながらウミネコの卵のフライは完売。

瀟洒な種差海岸駅と・・・

種差海岸駅より太平洋を望む。

その駅で列車を待つ間に、2本の列車が入線してきた。

上り八戸行きTohoku Emotion

下り久慈行き。

そして、われわれが乗車するジョイフルトレイン「リゾートうみねこ」八戸行き。

吾輩のザックは、今春発売されたノースフェイスのカイルス35田中陽希モデル。

カラビナは陸上自衛隊の装備品で、とある駐屯地の物資部で購入した。
軽量で使いやすく、さすがはプロ用品だと思う。

ショルダーストラップに付けたノースフェイスサイドアクセサリーポケットとマムートの水筒入れは便利だ。