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表紙写真は、新薬師寺の十二神将のうちのお一人<br />伐折羅(バサラ)像。<br />堂内は撮影禁止でもあり、DVDの映像を撮影したため<br />ピンボケ状態だが、雰囲気だけでも。<br />今は、当時の彩色はすっかり落ちてしまい<br />木像彫刻のような色彩だが、<br />部分的に当時の色がかすかに残っているようで<br />そこから当時の色彩をCGで再現されたパネルがあった。<br />まるでドラゴンボールに登場する<br />スーパーサイア人のような出で立ち。<br />古の人が地味好みか?という先入観は見事にくつがえされる<br />この色彩感覚は!!<br />青、朱、緑、紫に繧繝彩色(うんげさいしき 同系色の色ごと<br />に濃淡をつけて立体感を生み出す彩色法)されていて、現在<br />でも部分的にその色が残っている。

奈良、山の辺の道を歩く。新薬師寺界隈。

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2015/12/29 - 2015/12/31

823位(同エリア5393件中)

旅行記グループ 奈良旅

2

66

mistral

mistralさん

表紙写真は、新薬師寺の十二神将のうちのお一人
伐折羅(バサラ)像。
堂内は撮影禁止でもあり、DVDの映像を撮影したため
ピンボケ状態だが、雰囲気だけでも。
今は、当時の彩色はすっかり落ちてしまい
木像彫刻のような色彩だが、
部分的に当時の色がかすかに残っているようで
そこから当時の色彩をCGで再現されたパネルがあった。
まるでドラゴンボールに登場する
スーパーサイア人のような出で立ち。
古の人が地味好みか?という先入観は見事にくつがえされる
この色彩感覚は!!
青、朱、緑、紫に繧繝彩色(うんげさいしき 同系色の色ごと
に濃淡をつけて立体感を生み出す彩色法)されていて、現在
でも部分的にその色が残っている。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0

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  • 奈良ホテルから徒歩で<br />南方向へ向かって歩く。

    奈良ホテルから徒歩で
    南方向へ向かって歩く。

  • どの通りも<br />趣ある佇まいで、

    どの通りも
    趣ある佇まいで、

  • お酒の<br />テイスティングもできそうな!

    お酒の
    テイスティングもできそうな!

  • 目指していたのは頭塔。<br />新しいガイドブックだからか?<br />掲載されていた。<br />新薬師寺へ向かう途中にあるので<br />ちょうど立ち寄るには良い地点。<br /><br />東大寺南大門の南約950mの距離でもある。<br /><br />そうは言ってもすぐには<br />見学が出来ないようだ。<br />入口には鍵がかけられていた。

    目指していたのは頭塔。
    新しいガイドブックだからか?
    掲載されていた。
    新薬師寺へ向かう途中にあるので
    ちょうど立ち寄るには良い地点。

    東大寺南大門の南約950mの距離でもある。

    そうは言ってもすぐには
    見学が出来ないようだ。
    入口には鍵がかけられていた。

  • 近くの仲村表具店さんに<br />見学の申し込みをするようだ。<br /><br />保存顕彰会事務所となっているらしい。<br /><br />一定の公開期間中には、丁度裏手にある<br />ホテルウェルネス側から<br />予約なしでも入っていけるようだが。

    近くの仲村表具店さんに
    見学の申し込みをするようだ。

    保存顕彰会事務所となっているらしい。

    一定の公開期間中には、丁度裏手にある
    ホテルウェルネス側から
    予約なしでも入っていけるようだが。

  • 何処に事務所が?<br />と思いつつ<br />しばらく歩くと、

    何処に事務所が?
    と思いつつ
    しばらく歩くと、

  • すぐに表具店が<br />見つかった!

    すぐに表具店が
    見つかった!

  • ご主人に伴われて入り口まで戻り,<br /><br />鍵を開けていただき<br />住宅街の間に設けられた<br />フェンスに囲まれた石段を<br />登っていくと

    ご主人に伴われて入り口まで戻り,

    鍵を開けていただき
    住宅街の間に設けられた
    フェンスに囲まれた石段を
    登っていくと

  • 木立が生い茂っている小山が現れた。<br /><br />見学は、本当は<br />前日までに申し込みをしなくては<br />いけないらしいが、<br />運良く当日は仲村さんも在宅されていて<br />おまけに、仕事も一段落つき、<br />次の仕事に入るまで少し間をおく為に<br />案内をして下さることになった。

    木立が生い茂っている小山が現れた。

    見学は、本当は
    前日までに申し込みをしなくては
    いけないらしいが、
    運良く当日は仲村さんも在宅されていて
    おまけに、仕事も一段落つき、
    次の仕事に入るまで少し間をおく為に
    案内をして下さることになった。

  • お仕事の合間に、<br />訪れる観光客のために鍵の<br />開け閉めをする大変さ!<br />何故そのようなお役目を引き受けられたのか?<br />伺ってみた。<br /><br />お爺様が宮大工をされていて、それも<br />職人さん達を束ねるような立場にあった<br />らしい。<br />奈良の有名な寺社建築など携われたようだ。<br />そういったお爺様の気概?を受け継ぐ想いもあり、<br />このお役目をうけられたとのこと。

    お仕事の合間に、
    訪れる観光客のために鍵の
    開け閉めをする大変さ!
    何故そのようなお役目を引き受けられたのか?
    伺ってみた。

    お爺様が宮大工をされていて、それも
    職人さん達を束ねるような立場にあった
    らしい。
    奈良の有名な寺社建築など携われたようだ。
    そういったお爺様の気概?を受け継ぐ想いもあり、
    このお役目をうけられたとのこと。

  • もともと、ご近所の人は<br />この小山は単なる木立の生い茂っている<br />山ではないことはご存知だったようだ。<br />仏さまの彫られた石が露出して<br />見えるところもあったようだ。

    もともと、ご近所の人は
    この小山は単なる木立の生い茂っている
    山ではないことはご存知だったようだ。
    仏さまの彫られた石が露出して
    見えるところもあったようだ。

  • 南面は以前の状態のまま木立を残してある。<br /><br />頂上には「五輪塔」があるようだ。<br /><br />一説には奈良時代の僧、玄昉の頭を埋めたお墓との伝説があるが<br />土塔(どとう)がなまって頭塔(ずとう)と呼ばれるように<br />なったようだ。<br />767年、東大寺の僧、実忠(じっちゅう)が土塔を築いたとの<br />記録があるそうだが、それが頭塔にあたり、その役割は<br />五重塔と同じように、仏舎利を納める仏塔と考えられている。<br /><br />形から「奈良のピラミッド」とも呼ばれている。

    南面は以前の状態のまま木立を残してある。

    頂上には「五輪塔」があるようだ。

    一説には奈良時代の僧、玄昉の頭を埋めたお墓との伝説があるが
    土塔(どとう)がなまって頭塔(ずとう)と呼ばれるように
    なったようだ。
    767年、東大寺の僧、実忠(じっちゅう)が土塔を築いたとの
    記録があるそうだが、それが頭塔にあたり、その役割は
    五重塔と同じように、仏舎利を納める仏塔と考えられている。

    形から「奈良のピラミッド」とも呼ばれている。

  • 300円の入場料をお支払いすると<br />このようなパンフレットを渡してくださった。<br />写真の上部は現状のままに保存され(南面)<br />下部はいったん瓦や土などを取り除いたうえで<br />整備され,元の形に戻された。<br /><br />また周りには遊歩道が設けられ,<br />見学者はその道にそって周囲から見学する<br />ようになっている。<br /><br />

    300円の入場料をお支払いすると
    このようなパンフレットを渡してくださった。
    写真の上部は現状のままに保存され(南面)
    下部はいったん瓦や土などを取り除いたうえで
    整備され,元の形に戻された。

    また周りには遊歩道が設けられ,
    見学者はその道にそって周囲から見学する
    ようになっている。

  • 往時の頭塔は、1・3・5・7の奇数段4面に<br />各11基の石仏が配置されていたようだ。<br />そのうち28基が現在までに確認され、そのうちの<br />13基が昭和52年、国の重要文化財に指定された。<br />その後の発掘調査で新たに14基の石仏が発見、<br />うち9基が平成14年、重要文化財に追加指定された。<br /><br />奈良時代後期の数少ない石仏として美術史上でも<br />かなり貴重なもののようだ。<br />

    往時の頭塔は、1・3・5・7の奇数段4面に
    各11基の石仏が配置されていたようだ。
    そのうち28基が現在までに確認され、そのうちの
    13基が昭和52年、国の重要文化財に指定された。
    その後の発掘調査で新たに14基の石仏が発見、
    うち9基が平成14年、重要文化財に追加指定された。

    奈良時代後期の数少ない石仏として美術史上でも
    かなり貴重なもののようだ。

  • 元のままの状態を示しているのか?<br />むき出しのままの石仏「如来三尊像」<br /><br />そういえば奈良ホテルには<br />どの石からとったのか<br />頭塔の拓本が額にかけられていた。<br />作者不詳とあったが<br />今はそのようなことは出来ないはず。

    元のままの状態を示しているのか?
    むき出しのままの石仏「如来三尊像」

    そういえば奈良ホテルには
    どの石からとったのか
    頭塔の拓本が額にかけられていた。
    作者不詳とあったが
    今はそのようなことは出来ないはず。

  • 奇数段にはかつても瓦葺屋根が施されていたようだ。<br /><br />現在は部分的に石仏の上に屋根がつけられている。<br />石仏を保護するためには仕方のない処置かもしれないが,<br />周辺にも石垣が設けられている為、石仏が見にくくなって<br />しまった。<br /><br />東面にある石仏。<br />比較的遠くからでも石仏のお姿がわかりやすい。

    奇数段にはかつても瓦葺屋根が施されていたようだ。

    現在は部分的に石仏の上に屋根がつけられている。
    石仏を保護するためには仕方のない処置かもしれないが,
    周辺にも石垣が設けられている為、石仏が見にくくなって
    しまった。

    東面にある石仏。
    比較的遠くからでも石仏のお姿がわかりやすい。

  • 「如来三尊像」<br />おだやかなお顔をした石仏が<br />奈良時代からずっとここに<br />あったと思うと、<br />不思議な存在感を持ってくる。

    「如来三尊像」
    おだやかなお顔をした石仏が
    奈良時代からずっとここに
    あったと思うと、
    不思議な存在感を持ってくる。

  • 石段もきっちりと<br />整備されていて<br />逆に不自然な感じは否めない。<br />

    石段もきっちりと
    整備されていて
    逆に不自然な感じは否めない。

  • 北面には<br />休憩所のようなベンチがあり<br />そこには各種のパネルがあって<br />発掘にいたるまでの経過なども<br />解説されている。

    北面には
    休憩所のようなベンチがあり
    そこには各種のパネルがあって
    発掘にいたるまでの経過なども
    解説されている。

  • どの方向には<br />どんな石仏があるかを示すパネル。

    どの方向には
    どんな石仏があるかを示すパネル。

  • 石積みの間には<br />鉛板が挿入されているようだ。<br />わかりにくいが中央部分あたりに鉛板が見える。<br /><br />復元修復の際、本来の石積と補充した新石積の間を<br />明示するために入れられたようだ。

    石積みの間には
    鉛板が挿入されているようだ。
    わかりにくいが中央部分あたりに鉛板が見える。

    復元修復の際、本来の石積と補充した新石積の間を
    明示するために入れられたようだ。

  • 北面?から見える<br />石仏。<br />

    北面?から見える
    石仏。

  • 西面へ回ってきた。

    西面へ回ってきた。

  • やはり<br />「如来三尊像」か?

    やはり
    「如来三尊像」か?

  • 見学が終わったら<br />仲村さんにお声をかけて<br />再び鍵をかけていただく。<br /><br />途中何組か見学者が見えたが<br />やっと,見学できた<br />という声も聞こえたので<br />初回での見学はラッキーなことだった<br />のかもしれない。

    見学が終わったら
    仲村さんにお声をかけて
    再び鍵をかけていただく。

    途中何組か見学者が見えたが
    やっと,見学できた
    という声も聞こえたので
    初回での見学はラッキーなことだった
    のかもしれない。

  • 周辺には凝った門構えの<br />お屋敷が続いている。

    周辺には凝った門構えの
    お屋敷が続いている。

  • この後<br />新薬師寺へ向かった。

    この後
    新薬師寺へ向かった。

  • 古都らしい<br />家並みがあると思ったら

    古都らしい
    家並みがあると思ったら

  • 醫院だった。<br />医院となっていないところが<br />奈良らしい。

    醫院だった。
    医院となっていないところが
    奈良らしい。

  • 1月も中旬まで<br />お休みされるようだ。

    1月も中旬まで
    お休みされるようだ。

  • このような土壁もあり

    このような土壁もあり

  • 崩れそうな壁を<br />補強しているところもあり,

    崩れそうな壁を
    補強しているところもあり,

  • かと思うと<br />門構えが立派で<br />なかなか中までは<br />入りにくそうなお屋敷もあって

    かと思うと
    門構えが立派で
    なかなか中までは
    入りにくそうなお屋敷もあって

  • 新薬師寺に至る<br />山の辺の道を<br />歩くのは<br />とても楽しい。

    新薬師寺に至る
    山の辺の道を
    歩くのは
    とても楽しい。

  • お寺らしい山門が<br />見えてきた。

    お寺らしい山門が
    見えてきた。

  • お寺の前にある<br />お家の塀が<br />波打っていて<br />デザインが素敵。

    お寺の前にある
    お家の塀が
    波打っていて
    デザインが素敵。

  • 不空院というお寺。

    不空院というお寺。

  • 秘仏の特別公開の期間は<br />終了しているようだった。

    秘仏の特別公開の期間は
    終了しているようだった。

  • お砂踏みというパネルが。<br />次々にふんでいくと,<br /><br />西国三十三観音霊場を次々に<br />巡るのと同じ効能が<br />あるのかも?

    お砂踏みというパネルが。
    次々にふんでいくと,

    西国三十三観音霊場を次々に
    巡るのと同じ効能が
    あるのかも?

  • やっと新薬師寺へ到着。<br /><br />新とついていても、西の京の薬師寺とは関係がない。<br />「霊験新たかな薬師如来さまを祀ったお寺」<br />という意味。<br />ということがわかっていても、どうしても薬師寺<br />の方に目がいってしまい、これまで訪れる機会はなかった。

    やっと新薬師寺へ到着。

    新とついていても、西の京の薬師寺とは関係がない。
    「霊験新たかな薬師如来さまを祀ったお寺」
    という意味。
    ということがわかっていても、どうしても薬師寺
    の方に目がいってしまい、これまで訪れる機会はなかった。

  • 747年、光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒を祈願<br />して建立したものとされている。<br />かつては七堂伽藍が建つ大寺院だったようだが<br />落雷などにより焼失。<br /><br />現在の本堂(国宝)は奈良時代の建築だが、<br />本来の金堂ではなく、食堂(じきどう)を転用したもの。<br />他は鎌倉時代に再建されたものが多い。<br />

    747年、光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒を祈願
    して建立したものとされている。
    かつては七堂伽藍が建つ大寺院だったようだが
    落雷などにより焼失。

    現在の本堂(国宝)は奈良時代の建築だが、
    本来の金堂ではなく、食堂(じきどう)を転用したもの。
    他は鎌倉時代に再建されたものが多い。

  • 本堂前にあるお線香の台には<br />キャスターがついていて<br />どこかから転がして出し入れを<br />しているのかも。

    本堂前にあるお線香の台には
    キャスターがついていて
    どこかから転がして出し入れを
    しているのかも。

  • 本堂へは横手、西側から入館する。<br />中に入ってみると、天井はなく<br />屋根板の裏側がそのまま見渡せるような<br />造りになっていて、面白い。<br /><br />内部は撮影禁止なっているため<br />購入した絵葉書をもとにした画像をのせます。<br /><br />ご本尊「薬師如来像(国宝)」の回りを<br />「十二神将立像(11体が国宝)」が円陣を<br />組んで取り囲んでいる。

    本堂へは横手、西側から入館する。
    中に入ってみると、天井はなく
    屋根板の裏側がそのまま見渡せるような
    造りになっていて、面白い。

    内部は撮影禁止なっているため
    購入した絵葉書をもとにした画像をのせます。

    ご本尊「薬師如来像(国宝)」の回りを
    「十二神将立像(11体が国宝)」が円陣を
    組んで取り囲んでいる。

  • 11体は天平時代作の国宝だが<br />1体「波夷羅(ハイラ)大将」だけは地震で破損してしまい<br />後の時代の作である為、国宝には指定されていない。<br /><br />これだけ迫力ある仏像群を間近に見られる空間は少ない<br />ように思われる。<br /><br />薬師如来さまを守るという、十二神将の本来のお役目を<br />全うするかのように周囲をぐるりと囲むお姿に圧倒<br />され、ついつい何周かしてしまう。<br /><br />写真は同様に絵葉書を複写したもの。<br />珊低羅(サンテラ)像。

    11体は天平時代作の国宝だが
    1体「波夷羅(ハイラ)大将」だけは地震で破損してしまい
    後の時代の作である為、国宝には指定されていない。

    これだけ迫力ある仏像群を間近に見られる空間は少ない
    ように思われる。

    薬師如来さまを守るという、十二神将の本来のお役目を
    全うするかのように周囲をぐるりと囲むお姿に圧倒
    され、ついつい何周かしてしまう。

    写真は同様に絵葉書を複写したもの。
    珊低羅(サンテラ)像。

  • 同様に絵葉書を複写。<br />一番、ポスターなどでも登場回数の多そうな<br />伐折羅(バサラ)像。<br /><br />十二神将は、干支の守護神の役割も果たしているそうで、<br />自身の干支の守護神をお詣りするようにとの記載も。

    同様に絵葉書を複写。
    一番、ポスターなどでも登場回数の多そうな
    伐折羅(バサラ)像。

    十二神将は、干支の守護神の役割も果たしているそうで、
    自身の干支の守護神をお詣りするようにとの記載も。

  • すぐ左手にあった南門堂。<br />鎌倉時代作の重要文化財。<br />中には<br />薬師如来、地蔵菩薩、十一面観音が<br />祀られている。<br />

    すぐ左手にあった南門堂。
    鎌倉時代作の重要文化財。
    中には
    薬師如来、地蔵菩薩、十一面観音が
    祀られている。

  • 南門すぐにある<br />鎌倉時代の建築物<br />鐘楼(重要文化財)。

    南門すぐにある
    鎌倉時代の建築物
    鐘楼(重要文化財)。

  • 本来は十三の塔だったようだが<br />現在は五重となっている。<br />下の二段がオリジナルのようだ。

    本来は十三の塔だったようだが
    現在は五重となっている。
    下の二段がオリジナルのようだ。

  • 南門すぐの左手には<br />多くの石仏が見られる。<br />

    南門すぐの左手には
    多くの石仏が見られる。

  • 庫裡へ回っていくと<br />そこでビデオの上映をしているというので<br />行ってみた。<br />

    庫裡へ回っていくと
    そこでビデオの上映をしているというので
    行ってみた。

  • 十二神将像は塑像だという説明部分。<br />木の骨組みに縄を巻きつけ<br />そこに藁をまぜた粘土で大まかな形をつくり<br />紙の繊維と雲母を混ぜた土で上塗りをしたもの<br />との説明。<br /><br />そのようにして造られた十二神将像が<br />1000年を超えた今の世でも<br />こうして拝顔できることに<br />大きな驚きがある。

    十二神将像は塑像だという説明部分。
    木の骨組みに縄を巻きつけ
    そこに藁をまぜた粘土で大まかな形をつくり
    紙の繊維と雲母を混ぜた土で上塗りをしたもの
    との説明。

    そのようにして造られた十二神将像が
    1000年を超えた今の世でも
    こうして拝顔できることに
    大きな驚きがある。

  • 帰り際に<br />本堂の屋根の上をみると<br />鳥の姿が!<br />

    帰り際に
    本堂の屋根の上をみると
    鳥の姿が!

  • あまりにじっとしていて<br />身動きもしないでいるので<br />置き物のようでもあったが、

    あまりにじっとしていて
    身動きもしないでいるので
    置き物のようでもあったが、

  • 首の向きは微妙に<br />変わっていた。<br /><br />観光客の気配の少ない新薬師寺を<br />堪能した夕暮れ時となった。

    首の向きは微妙に
    変わっていた。

    観光客の気配の少ない新薬師寺を
    堪能した夕暮れ時となった。

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  • わんぱく大将さん 2016/01/19 23:50:07
    奈良のボロブドゥールのような
    mistralさん

    いや〜やはりmistralさんはいろいろ なんでもご存知ですね。私などは恥ずかしくて日本史学部卒ですなんて、大きな声ではいえませんね。
    頭塔、上から見るとまるでボルブドゥールのようにみえました。

    それにしても十二神将のバサラ、この色ですか? 凄いですね、こんなのが再現されるなんて。一瞬、焼き物に使われてる色を思い浮かべてしまいました。 

      大将

    mistral

    mistralさん からの返信 2016/01/21 14:24:05
    RE: 奈良のボロブドゥールのような
    大将さん

    いつもありがとうございます。
    サンティアゴ デ コンポステーラからはお帰りでしょうか?
    体調は、回復されましたか?

    > いや〜やはりmistralさんはいろいろ なんでもご存知ですね。私などは恥ずかしくて日本史学部卒ですなんて、大きな声ではいえませんね。

    いえいえ
    知っていたわけではないのです。
    その場で、パンフを読んで、じっくり見学してくれば良いのに、
    帰宅してから復習しつつ、見落としてしまったことを悔やんだり、、、
    恥ずかしいです。
    大将さん、専攻は日本史でしたか!
    今は、スペイン史ですね〜

    > 頭塔、上から見るとまるでボルブドゥールのようにみえました。

    あ~そうですね。
    ピラミッドというよりは、ボロブドゥール遺跡に雰囲気が近いですね。

    > それにしても十二神将のバサラ、この色ですか? 凄いですね、こんなのが再現されるなんて。一瞬、焼き物に使われてる色を思い浮かべてしまいました。 

    スペインのお祭りに紛れても良いかもしれませんね。

    mistral

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