2015/09/30 - 2015/09/30
604位(同エリア768件中)
ドクターキムルさん
- ドクターキムルさんTOP
- 旅行記7517冊
- クチコミ134件
- Q&A回答247件
- 6,207,590アクセス
- フォロワー38人
大磯町大磯にある妙輪寺は日蓮宗のお寺で福聚山妙輪寺という。延文元年(1356年)この地の真言寺主は、鎌倉比ヶ谷妙本寺・池上本門寺、両山の三世である大経阿闍梨日輪聖人(日蓮六老僧の一人、日朗聖人の高弟9人(九老僧)の一人。日蓮上人池上入滅の際、兄経一丸と共に稚児として仕えた亀王麻呂)と大いに宗義を論じたが、ついに信順して宗を改め寺を聖人に献上した。
翌延文2年(1357年)聖人は方駕を今のこの地に進め、四月開堂して説法をし、福聚山妙輪寺と号した。以来、永聖跡(寺格)として今日に至る。
開山日輪聖人の母は妙朗尼であり、尼の父は印東領主印東次郎左衛門尉藤原祐照といい、母は工藤祐経の娘である。
当山日蓮聖人像は疱瘡身代り守護の像といわれた。現在も病気身代り守護の像として、祈願参詣が多い。徳川時代は紀州家の姫が度々宿泊し、また江戸城の奥女中の参詣が少なくなかった。
天保7年(1836年)九月、北下横丁大工半七火元にて宿内大半焼失し、自他11寺を焼失した。その後仮建物で過ごし、明治末に現在の本堂が再建された。
古文書と仏像の一部は火災を免れ、特に当山二世である日向(真言寺主)に授けた開山日輪聖人真筆曼荼羅が現存し、日輪聖人像(徳川中期、池上本門寺宝蔵より移した)も保存されている。
境内にある熊王稲荷は、大磯宿商繁盛の守護神として伝わる。
落ち着いた境内で、枝を広げた松の木の下にベンチが設えてあり、そこに座ってお昼を頂いた。
(表紙写真は妙輪寺本堂)
PR
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドクターキムルさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33