エミレーツで行く情熱の国スペイン 2大都市とアンダルシア おまけにドバイ 1人旅 その17：復路+ドバイ編 おまけのドバイ 復路とジュメイラ・モスクとブルジュ・ハリファ

2015/10/05 - 2015/10/21

情熱の国と一言で表しますが，国土が日本の約1.3倍と広大で，地方によって郷土色のものすごく豊かな国，スペインに13泊17日で行ってきました．
とは言え国土が広大ゆえ訪れることが出来たのは，マドリードとその周辺，アンダルシアの1部，バルセロナとその周辺に過ぎません．バスク，ガリシアなどの北部スペインやアンダルシアでもセビージャやマラガ，地中海沿いでもバレンシア周辺などにも訪れたかったのですが，今回は日程が許しませんでした．また，サッカーファンとしてリーガ・エスパニョーラは観戦しましたが，闘牛やフラメンコは体感していないので，それらのザ・スペインともいえる文化にも触れてみたいものです．
スペインはイスラムの支配を受けていたという歴史があるため，特にアンダルシアでは他のヨーロッパ諸国とは違う文化を感じることができ，非常に興味深かったです．
また1つ再訪したい国が増えてしましました．
ちなみに国内移動には鉄道，バスおよび飛行機を，都市内移動には地下鉄およびバスを使用しました．
おまけとして復路のドバイでの乗継にて，ドバイに入国し観光してきました．
ルート概要は 関空→ドバイ(乗継のみ)→マドリード→セゴビア→トレド→コルドバ→ネルハ→フリヒリアナ→ネルハ→グラナダ→タラゴナ→バルセロナ★→ドバイ(入国観光)★→関空★ です．

その15：復路+ドバイ編 15,16,17日目
バルセロナ空港到着後はSala Miro Loungeにてシャワーを浴び，のんびり．BCN22:45発→DXB7:25着のEK188ビジネスクラスでドバイへ．ドバイでは初入国，ジュメイラ・モスク見学の後，ドバイ・モールのドバイ水族館へ．その後，日本で予約していた世界一高いビル，ブルジュ・ハリファの展望台At the Topへ上り，ドバイの最後にドバイ・ファウンテンを鑑賞します．そしてドバイ国際空港に戻り，Emirates Business Class Loungeでのんびり．DXB3:00発→KIX17:10着のEK316便で日本へ帰国します．
観光ルートは下記の通り．

BCN→DXB→ジュメイラ・モスク→ドバイ・モール，ドバイ水族館→ブルジュ・ハリファ→ドバイ・ファウンテン→DXB→KIX．

表紙はドバイ・メトロのドバイ・モール駅そばから見たブルジュ・ハリファ．

その1：往路+マドリード編① 1,2日 http://4travel.jp/travelogue/11068499
その2：マドリード編② 3,4日目 http://4travel.jp/travelogue/11068801
その3：セゴビア編 5日目 http://4travel.jp/travelogue/11069200
その4：トレド編① 6日目 http://4travel.jp/travelogue/11069313
その5：トレド編② 6,7日目 http://4travel.jp/travelogue/11069315
その6：コルドバ編 7,8日目 http://4travel.jp/travelogue/11069609
その7：ネルハ編 8,9日目 http://4travel.jp/travelogue/11069895
その8：フリヒリアナ編 9日目 http://4travel.jp/travelogue/11070093
その9：グラナダ編① 9,10日目 http://4travel.jp/travelogue/11070155
その10：グラナダ編② 10日目 http://4travel.jp/travelogue/11070156
その11：タラゴナ編 10,11日目 http://4travel.jp/travelogue/11071138
その12：バルセロナ編① 11,12日目 http://4travel.jp/travelogue/11071565
その13：バルセロナ編② 12日目 http://4travel.jp/travelogue/11072064
その14：バルセロナ編③ 13日目 http://4travel.jp/travelogue/11072431
その15：モンセラット編 14日目 http://4travel.jp/travelogue/11072978
その16：バルセロナ編④ 15日目 http://4travel.jp/travelogue/11073086
その17：本旅行記

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

本旅行記はここからスタートです．
スペイン観光を終え，バルセロナ・エル・プラット空港に来ました．
さっさとチェックインし，パスポートコントロールへ．

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

バルセロナ空港でお土産を買おうとする方はご注意ください．
免税店はパスポートコントロールの前にあります．
スペインの空港らしく，ロエベやザラ，FCバルセロナの公式ショップなどもあります．

特に買い物をする気もなかったので，さらりと出国審査を抜けラウンジへ．
バルセロナ空港にはエミレーツのラウンジはありません．ということで，こちらのSala Miro Loungeへ．

サラ ビップ ラウンジ (バルセロナ エル プラット空港) 空港ラウンジ

ラウンジ内部はこのような様子．
もちろん食事もありますが，1日観光し汗をかいたので，まずはシャワーを浴びます．
受付に言うとタオルなどのシャワーセットを借りられます．

シャワーが簡易的なものではなく，個室になっていて想像以上にしっかりしたものでした．

洗面台もついています．
シャワーで歯を磨いてしまったので，食事はなしにしました．
しばしラウンジ内で休憩して，ゲートへ．

BCN22:45発，DXB7:25着のEK188便でドバイに向け出発です．
D18のゲートから出発です．
機体はBoeing777-300ERだと思いますが，空港の窓が2重になっていて上手く写真を撮れませんでした．

ビジネスクラスのシートはこのような感じです．

機内の様子です．
飛行機は定刻通りに出発．

エミレーツ特有の擬似星空です．
このフライトでは，飛行時間が6時間40分，ドバイでの入国観光を考えて，なるべく睡眠を取りたかったので，機内での食事は断りました．
そして睡眠へ．

4時間ほど寝て起床．
やはりお腹がすいたので，CAさんに何か食べるもの無いですか？と聞くと，夕食のデザートなら，ということなので，フルーツ盛り合わせとココナッツとパイナップルのケーキをいただきます．

そしてコーヒーとゴディバのチョコレート．

その後も，ウツラウツラしていたらほぼ定刻通りにドバイ到着．
エミレーツのビジネス利用ですので，ドバイ空港ではファストトラックを利用できます．とは言えファストトラックでも結構並んでいました．

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

ドバイ国際空港自体の利用は何度かありますが，ドバイ入国は初めてです．

かなりお腹がすいたので，空港内のコスタコーヒーで朝食です．

いただいたのは，スモークサーモンのベーグルだったと思います．
これが高いわりに今ひとつでした．これなら機内食を食べておけば良かったです．

ドバイ・メトロと市バスを乗り継いで，ジュメイラ・モスクを目指します．

こちらドバイ・メトロです．

こちらはドバイ・メトロ，市バスなどが1日乗り放題のレッドカードです．
本当はチャージ式ICカードのシルバーカードが欲しかったのですが，自動券売機では買い方がわかりませんでした．

すでに市バスに乗っています．
市バスの車窓から見た，謎の船．

ジュメイラ・モスクに到着．
降りるべきバス停を1つ乗り過ごしたのはナイショです．

ジュメイラ モスク 寺院・教会

ジュメイラ・モスクのファサード．
ドバイで最も美しいモスクといわれ，真っ白なドームと2本のミナレットが凛としています．
異教徒は火・木・土・日のツアーでのみ内部見学が可能です．

モスクのとなりのこの建物でツアーの申し込みをします．
また，ツアー開始に10時まで建物内で休憩可能です．

10時になり，ジュメイラ・モスクツアースタートです．

ツアー参加者の数人が，実際に礼拝前のお清めをしています．

ジュメイラ・モスクの内部．
それほど広くありません．

ジュメイラ・モスクのドーム．
華美な装飾もされていない印象です．

礼拝の動作を実演してくれています．

ジュメイラ・モスクのミフラーブ．
1時間20分ほどでツアーは終了．半分以上は質問タイムです．

先ほどお清めを行っていた建物です．
これでジュメイラ・モスクを出ます．

続いて近くの有名カフェ，ライムツリーカフェに休憩に来ました．

ライム ツリー (ジュメイラ店) カフェ

グリーンスムージをいただきました．これ大きさがあまりわかりませんが，高さ30cmくらいあります．

こちら市バスのバス停です．
多くのバス停にはこのような建物があり，中はエアコンが効いています．ただし，目当てのバスが来た時に外にいないと，バスが通り過ぎることがあります．
市バスとドバイ・メトロを乗り継いで，ドバイ・モールへ向かいます．

ドバイ・メトロの駅はだいたいこのような形状をしています．

ドバイ・モール駅に到着．
まずはドバイ・モールとは逆側に下りて，ブルジュ・ハリファを撮影．
ブルジュ・ハリファが遠いのと，手前のビルも大きいため，今ひとつブルジュ・ハリファの大きさを確認できず．

今度は駅からドバイ・モール側に下りて，ブルジュ・ハリファを撮影．
この方がブルジュ・ハリファの大きさがわかります．

駅からドバイ・モールへ向います．
駅からドバイ・モールへは冷房の効いた通路になっており，動く歩道などもありますが，約15分ほどかかります．正直結構遠いです．

ドバイ・モールに到着．
ドバイ・モール周辺の模型があります．

ドバイ モール ショッピングセンター

お腹がすいたので，まずはフードコートで食事です．

なんちゃらケバブラップです．
店員さんに「飲み物は？」と聞かれ「いらないよ」と答えると「すごく辛いよ」と言われましたが，言うほど辛くなかったです．

食後はドバイ水族館へ．
こちらは現在世界3位？(おそらく1位：長隆海洋王国，中国，2位：S.E.A.アクアリウム，シンガポール)の大きさを誇る水槽です．幅32.88m，高さ8.3mの1枚パネルを通して水槽を見ることが出来ます．ちなみにここから見るだけだと無料です，水中トンネルを通るには料金がかかります．

お金を払って，ドバイ水族館内へ．

ドバイ水族館 & 水中動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

まずは研究施設のようなところへ．研究員さんが案内してくれます．
そこでは巨大水槽にスキューバダイビングで潜るという体験アトラクションも行われています．

逆さクラゲもいました．

巨大水槽の上に立つことも出来ます．
研究員さんの案内のあとは，水族館へ．

カワウソが食事をしていました．

小さいカピバラかと思いましたが，ヌートリアというそうです．

ヘラチョウザメ．
結構，水族館は行ってますが，初めて見たような気がします．

ミズクラゲ．
クラゲはだいたいこのような展示をされていることが多いです．

オウムガイ．

水族館&水中動物園なので，クロコダイルもいます．

なぜか小鳥たちもいます．

上に登って，水槽を上から眺めることも出来ます．

日本人にとっては水族館の定番，フンボルトペンギンです．

続いて水中トンネルへ．
ダイバーさんが水槽内にいます．

水中トンネルは神秘的な感じがして好きです．

この水中トンネルは，今までに体験した中で一番長いです．
水族館を出て，ブルジュ・ハリファの展望台At the Topの入場口へ．

ドバイ・モールの地下1FにAt the Topの入場口はあります．
日本で予約していたチケットを機械で発行します．

こちらがチケットになります．
今回は16:30入場にしました．

At the Topへの入場にはまだ時間があるので，すぐそばの入口から外に出ます．
そこがドバイ・ファウンテンという，噴水ショーが行われる場所になります．

こちらの建物はThe Address Downtown Dubaiというホテルです．

ブルジュ・ハリファを足元から仰ぎ見ます．
もの凄い大きいです．さすがは828m．

時間になったので，At the Topの行列に並びます．
光り輝くブルジュ・ハリファの模型があります．

通路とエレスカレーターを通って行きます．

展望台へのエレベーターに乗るために．再度行列に．
このエレベーターへの通路には，ブルジュ・ハリファのできるまでの写真などが展示されています．

こちらがエレベーターです．
あれだけの行列なのに2基しかありません．ただ，展望台の許容量からすると，おそらく2基が適正だと思います．
また，右のエレベーターに124と出ていますが，これがそのエレベーターがいる階をしましています．

エレベーターに乗り込みます．
エレベーター内では光の演出があります．ちなみにコレは100Fです．
このエレベーターはMax.分速600mで，約1分で452mの124Fに到達します．

124Fに到着です．

ブルジュ・ハリファの屋外展望台At the Topに到着．
ちなみにここは452mで，展望台としては広州塔の488m，上海環球金融中心の474mに負けています．

ブルジュ ハリファ 現代・近代建築

振り返って仰ぎ見ますが，ブルジュ・ハリファの頂上は見えません．

At the Topから見たドバイの日の入り．
下に見えるビルも高層ビルといえる高さだと思いますが，ブルジュ・ハリファからは見下ろすことが出来ます．

At the Topからドバイ・ファウンテンを見下ろします．
暗くなるのを待って，ここからドバイ・ファウンテンを鑑賞しようとも思いましたが，まだまだ時間がかかりそうなので，今回は諦めました．また，この時点で窓際にはたくさんの旅行者たちがいました．

もちろんショップもあります．

同じエレベーターに乗って，下ります．
ちなみにエレベーターに乗るまで約1時間，At the Topでの滞在時間は20分弱でした．

エレベーターから戻る通路，エレベーター待ちの通路の裏側，にはブルジュ・ハリファの建築途中の模型があります．
こちら2005年12月，77mの時点のものです．

こちら2008年4月，人類が造った建造物で最も高い621mの時点のものです．

最後には色々な国の言葉が書かれており，ドバイ・モールへ戻ります．
このあとは，ドバイ・ファウンテンを鑑賞するため，いったん外へ．

The Address Downtown Dubaiの夕景．

足元から仰ぎ見るブルジュ・ハリファの夕景．

18時からのドバイ・ファウンテンのショーを鑑賞．
ちなみに動画から切り出したため，縦横比が16:9になっています．

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー

ドバイ・モールへ戻り，今回の旅行最後の機内食以外の食事，サブウェイです．
暗い中でのドバイ・ファウンテンを鑑賞するため，再度外へ．

The Address Downtown Dubaiのある夜景．

足元から仰ぎ見るブルジュ・ハリファの夜景．

19時からのドバイ・ファウンテンのショーを鑑賞．
これといって夜にやりたいことも無いので，空港に戻ります．

ドバイ・メトロのドバイ・モール駅そばからのブルジュ・ハリファの夜景．
ドバイ・メトロで空港へ向かいます．

ドバイ国際空港に到着．
すでにチケットは持っているので，さくっと出国審査を通って，ラウンジへ向かいます．

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

エミレーツですのでターミナル3ですが，gateA側のターミナルにシャトルで移動します．

Emirates Business Class Loungeに到着．
ちなみに往路はgateB,C側ターミナルのラウンジを利用したので，それとは別のラウンジです．

内部はこのような様子．
20:30ぐらいにラウンジに到着したのですが，やはりドバイ国際空港はこれくらいの時間はあまり活気がありません．日をまたぐ頃から，活気を帯びてきます．
飛行機は3時発ですので，これから約6時間こちらで過ごします．
暑いドバイでの1日観光で，たっぷり汗をかいたので，何はともあれシャワーを浴びます．

ここでもシャワー受付にお願いするかたちです．
こちらがシャワーです．バルセロナ空港のSala Miro Loungeのシャワーに輪をかけて，立派なシャワーでした．日本のビジネスホテルのバスルームよりも，全然広いです．

洗面台もしっかりしています．ここにはドライヤーもついていました．

シャワーですっきりしたあとは，食事をいただきます．
こちらのラウンジは食事もかなり充実しています．
これは主に野菜，特に右下のポテトグラタンが美味しかったです．

サカナのフライ，ミニハンバーガーとポテトグラタンでしょうか．

フルーツ盛り合わせです．
ケーキ類などスイーツも結構揃っていましたが，今回はいただきませんでした．

エミレーツのラウンジは，ターミナル全体の3Fがビジネスクラスラウンジ，2Fがファーストクラスラウンジになっています．

ラウンジには地球をかたどった，謎のオブジェもあります．
6時間はキツイかと思っていましたが，Wi-fiとiPadがあれば，何の問題も無かったです．

搭乗時間となったので，ラウンジ内にあるゲートから飛行機に乗り込みます．
今回乗るのはDXB3:00発，KIX17:10着のEK316便です．

機内に直接搭乗は出来ませんが，ラウンジからエレベーターを使って搭乗通路に降りることができるようになっています．

こちらビジネスクラスのシートです．
機体はBoeing777-300ERとなります．

機内の様子．
今回，周りにほとんど人がいませんでした．
飛行機は定刻通りに出発．

最初の機内食は軽食です．
海鮮焼きそばです．

デザートはチョコレートケーキのマンゴーコンポート添え．

2度めの機内食は朝食，和食を選びました．
メインはスズキの照り焼きでした．

食後にはコーヒーをいただきます．

そうこうするうちに，韓国上空に．
このスペイン旅行も終わりが近づいてきます．

定刻より少し遅れて17:20に関空到着．今回のスペイン旅行も終了です．
スペインは見所もまだまだたくさんあります，ご飯も美味しいです，また行きたい場所が増えてしました．ここまで見てくださった方はありがとうございます．

本旅行記はここまで．ありがとうございました．

関西国際空港 空港