ロンドンは今日も雨だった。～2015夏（3）

2015/08/24 - 2015/08/24

ロンドン滞在３日目です。
今日は月曜日、夕方のうちにブリュッセルへ移動してしまうことにしています。強行スケジュールになりました。

実際、旅の３日目あたりが歩き疲れが出てくる頃だと認識しているはずが、その日に移動を入れてしまった自分を列車のなかで凄まじく後悔しました。

が、いざ現地へ着いてみたら”やっぱり良かった（☆）”と思ったりで、定まらないお天気同様、わたしの気持ちも上がったり下がったりで忙しい１日でした。

お天気も最高に恵まれて（雨でした）、なかなかロンドンっぽい街歩きになりました。

’ロンドン半日＋ユーロスターでベルギーへ’編です。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□１）8/22（土）成田　　　BA６便　　　　　　　　　　ロンドン泊
□２）8/23（日）ロンドン　自転車ツアー/大英博物館　　ロンドン泊
■３）8/24（月）ロンドン　自然史博物館/ハロッズ　　　→列車→ブリュッセル泊
□４）8/25（火）ブリュッセル　グランプラス/美術館　　→列車→ブルージュ泊
□５）8/26（水）ブルージュ　水曜市/運河下り　　　　　→列車→ロンドン泊
□６）8/27（木）ロンドン　セントポール大聖堂/バラマーケット　ロンドン泊
□７）8/28（金）ロンドン　BA５便　
□８）8/29（土）帰国

エリア ロンドン(イギリス)

おはようございます。

ホテルのロビーです。

朝の６時くらいだったでしょうか。

チャールズ・ディッケンズの家がホテルの近くにあるらしいので、散歩がてらちょっと歩いて見て来ることにしました。

ちょっと惹かれる看板。

脇道に入ってみました。

The Duke of York　ってなんだろ？

古い住宅をリノベーションしたような個性的な外観の小さな家が続く通り。

その先の三叉路にパブ。

さっき、THE DUKE　と看板にあったのはこのパブだったんですね。
もう１泊するなら入りたかったな。

たどり着きました。

チャールズ・ディッケンズの家。

クリスマスカロルしか読んだことはないんですが、ここに住んでいたんですね。

博物館になっているようですが、こんな早朝では当然開いてませんから、来た道を帰ることにしました。

そういえば、このラッセルスクエア界隈は大英博物館もあるし、大学もいくつかあったりで文教地区だったことを思い出します。

たまにジョギングする方とすれ違うくらいで、静かな住宅街でした。

駅がある通りに戻ってくるとこんな階段状になっている新しいフラットがありました。

ここは１階がショッピングセンターになっていて便利そう。

ブラウンズウィック ショッピングセンター ショッピングセンター

ラッセルスクエア駅と、その向こうが宿泊しているホテルです。

そうそう、のんびりモードでいたのですがやらなくてはいけない事を思い出しました。

昨日の失くし物は日本でいうスイカ、オイスターカードだったのですが、再購入しなくてはいけない事を思い出しました。

８年前にカードを作ったときには有人駅の窓口で買ったので、どうもその考えが残っていました。

”でもこんな早い時間に駅員はいないし、弱ったな・・・”

ちょうど歩いてきた警備員さんに話すと、なんのことはない、自動券売機でクレジットカードをシュッと通してすぐに新しいカードを発行することが出来ました。
（ホっ）

が、更なる問題が発生。

↑↑↑　コレです。↑↑↑

『明日２５日から２８日まで地下鉄ストライキ』・・・なんですと？！

日本なら回避できなくても運行全面休止はないだろうけど、、ここはイギリス。
ロンドン地下鉄労組って強そうだもんなぁ、全面ストで交通パニックとか、、、

考えても仕方ないので、とりあえずホテルに戻ることにしました。

ホテルに戻って、朝ごはんです。

イングリッシュブレックファストの何が好きってトーストスタンド、

日本では出来ないなといつも思います。

味のほうは、うーん、、、”ザ・イギリス”でした。

聞くところによると、このダイニングルームはタイタニック号の内装を手がけた人によるものだそうです。

女王様が手を振ってくれています。

地下鉄『ボンドストリート』駅を出てきたところです、

本日の観光開始です。

雨がザーザー降っていますが、めげずにウォレスコレクションに向かいます。

お、これがドラマで流行ってたらしいデパート「セルフリッジ」か。

期せずして遭遇。

ザ セルフリッジ ホテル

『ウォレスコレクション』です。

貴族の邸宅と絵画や家具、武具のコレクションを展示しています。

しかし雨が強くてですね、、、傘が裏返りましたヨ。

今日はあまり濡れるつもりはないんですが。

ウォーレス コレクション 博物館・美術館・ギャラリー

優雅です。

一通りまわったのですが、

なにか語りかけてくる感じががないな〜、、、とか。

肖像画が多いからでしょうか。

それもこのご家族の内輪の。

それともこっちのコンディションでしょうか。（たぶんそうです）

この方は目を惹きました。

ポンパドール夫人ですって。

・・・どおりで美しいはずだ。

『このへんで一番うまいフィッシュアンドチップス。（たぶん）』


"（たぶん）"が効いてます。

パブの軒先にあった看板に笑ってしまった。

地下鉄に乗ってウエストケンジントン駅に向かいます。

ウエストケンジントン駅から出たところにあったPaulで

クロワッサンアマンドを買ってお昼にしました。

歩きながら食べました。

うん？　もとい、食べながら、歩きました。

見えてきたのが、自然史博物館。

映画ナイトミュージアムを見て以来、ちょっとここに来てみたかったんです。

ロンドン自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

が、、、

すごく並んでいて・・・

待ち時間は”１時間かもっとかかるかも。”と言われれる。

が、歩き疲れていたのと、考えるのが面倒になっていたのと、

この建物が眺めていて全然飽きないのとで、なんとなくダラダラと

並んでみました。

結局１時間10分並びました。

本当に美しい建物でした。

美しいだけでなく、よく見るとやっぱりイギリス。適度に”外す”感じがユニークで

そのセンスが堪んないなぁと思っちゃうんですよね。

例えば、壁の飾りに掘られているものがよぉく見ると、昆虫だったりミミズだったり、訳のわからない生き物みたいのだったりするんですよ。

遠目にはライムストーンに水色の石材をバランス良く配していて美しさだけが際立つのに。完璧にしすぎないところが憎いなぁ、、、

博物館のなかも、カッコよかったです。

しかしこの人出、混雑ぶり。

恐竜の詰め合わせ・・・

詰め合わせる？　

中には２０分もいませんでした。　

人が多すぎて。

それでも、建物が外観も中身もこんなに素敵だとは知らなかったので、見られて満足でした。空いているときにまた来たいです。

さて、と。

自然史博物館の前の通りをそのまま東に向えばハロッズがあるな、、、と。

バスで３つ目だったでしょうか。

上品なマダムに「次で降りてね」と教えてもらいました。

ハロッズデパートにやってきました。

ハロッズ 百貨店・デパート

iPhone6のカバーを探しに来たのですが、ギャラクシーのものか、iPhonePlusのものばかりでした。そういえば、地下鉄でみていたら、iPhone6をそのままツルっとしたまま使っている方を結構見かけました。（そして色はgoldばかりでした）

よって、iPhone6のカバーはない？　のか？

あっさり諦めて何か違うものをと思うも、なんだか棚の商品は荒れまくっているし
、いつも心踊らされてしまうハロッズオリジナル商品のデザインも、何故か今回はまったく魅力的に見えなかったです。

どうしたんでしょう、ハロッズ。たまたまでしょうか。

気をとりなおして、"The Tea" でお茶を頂きます。

この食器。ウェッジウッドの’ワイルドストロベリー’って、いつ見てもなんかピュアな気持ちになってしまう絵柄な気がします。（しませんか？）

器に惹かれて入ったのですが、え、あ、、

サーブされた給茶器の先がうっすら欠けていた。

どうした？　ハロッズ・・・。　

替えてもらっても良かったんですが、そういうの言うのが面倒なときってありますよね。

スコーンは美味しかったですよ。すごく中身が詰まっていて、急いで食べたら窒息間違いない（は？）というくらい。（え？… 褒めてます。）

二つ目が食べられなかったんで持ち帰りにしてもらったら、まさかの20センチケーキの箱に”ポツーン、他がらーん”って感じで入ってました。　

どうしたんだ？　ハロッズ。。。君はそんなだったか。

17：00頃でしょうか。セントパンクラス駅構内のユーロスター待合室です。

ハロッズからホテルに一旦戻り、スーツケースをピックアップ。

ラッセル駅から駅１つで来れたのは良かったです。

キングス クロス セント パンクラス駅 駅

18:00頃　セントパンクラス駅からベルギーのブリュッセルへ出発です。

向こうの時計が
白いのと、黒いのとふたつ重なっていて、あーただそれだけなのに、センス良く感じる自分は少しオカシイでしょうか。

ちなみに、写っているスーツケースはレンタルしたリモワサルサ。これが軽くて軽くて楽チンでした。

バッグは８年前に初めてロンドンに来たときに友人が買ってプレゼントしてくれたもの。外国に行くときはいつも一緒です。

知らない間に寝てました。

そして三本の羽がある風車がまわっている・・・そう、寝ている間にドーバー海峡を渡ってフランスを走っていました。

”外国の列車で寝ていいんだろうか・・・。”
自らツッコミを入れたところで寝てしまったのだから仕方がない。

ブリュッセル南駅です、時刻は夜９：００をまわっています。

（イギリスとは時差１時間です）

おととい飛行機で来て、昨日は自転車乗って、今日は列車で移動。

ええ、かなりお疲れモードでした。自分で組んだスケジュールですが、それを激しく呪っていたりしました。おまけに車内が寒かったりして、気分は↓↓↓

南駅からはさらに中央駅まで移動しなくてはいけません・・・

ブリュッセル南駅 駅

ブリュッセル中央駅に着きました。

この時間、ひとも少なく広い駅をウロウロ。どこが出口？
インフォメーションの腕章をつけているオジさまを見つけました。

そこで、驚きの光景。　
オジさま、相手の話す言語にあわせて、フランス語、オランダ語（たぶん）、英語でそれぞれに答えていました。

”こ、これがベルギーか・・・。”と思った瞬間でした。

・・・と、

駅を出たら、この光景。

あれって、もしかしてグランプラスだよね？　

キャーーーーーーーー！！！　叫びそうになった瞬間でした。




（ブリュッセル編に続きます）

グランプラス 広場・公園