2014/12/27 - 2015/01/04
3位(同エリア301件中)
ウェンディさん
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2014年の年末に家族で訪れたイギリス。
今回の旅ではロンドン、オックスフォードと旅し、その後にコッツウォルズを車で巡った。
コッツウォルズといえばイングランドの中でも美しい風景を誇る地方で、緑が生い茂る春〜夏の景色は、英国の代名詞となるほど有名だ。
でも、冬のコッツウォルズ地方はどうなのだろう…。
草木は枯れ、殺風景な風景が広がる場所に変わってしまうのだろうか。
そんな冬のコッツウォルズを今回の旅先に選んだのには理由がある。
冬のコッツウォルズの良さを教えてくれたヒトがいるのだ。
そのヒトとは、私が24年前にロンドンの下宿先(ホームステイ先)でお世話になった方。
今回の旅の計画段階ではホームステイ案も出ていて、ダメ元で昔お世話になった住所へと手紙を書いてみた。
返信は“現在はもうホームステイの受け入れはしていない…”という回答だったのだが、手紙の中に彼女のお勧めの旅先としてコッツウォルズの地名があった。
夏のコッツウォルズは有名だが、いつ行っても観光客が沢山で疲れてしまう。英国人ならば、冬の落ち着いた時期を選ぶだろう…と。
目から鱗だった。
コッツウォルズに行くならば緑が生い茂る時期が一番だろう!とステレオタイプに思い込んでいた私の中に、新しい風が吹き込んだ。
英国の石造りの田舎町であり、自然が豊かなコッツウォルズ。
できればゆっくりとフットパスを歩き回りたいものだが滞在できる日数はたったの2日間。
それならば、タイプの異なる村を組み合わせてポイントを絞り込んだルートにしなくては…。
私たちが選んだ村は、Chipping Campden、Bourton on the Water、Bibury、Castle Combeの4か所。
レンタカーの旅なのでもっと多くの村を巡ることも可能なのだが、旅で大事なのはいくつ制覇したかではなく、そこで何を感じたか…だと思う。
冬だから景色も良くない…なんていうのは思い込み。
冬ならではの落ち着いた色合いの景色、はちみつ色の町並み、のどかな牧草地帯が広がる田舎を歩くのだって楽しい♪
旅程 2014/12/27〜2015/1/4
□12/27 成田13:10 ― モスクワ(乗り継ぎ2時間) ― ロンドン(LHR)20:15
□12/28 ロンドン
□12/29 ロンドン
□12/30 オクスフォード
■12/31 コッツウォルズ (レンタカー)
チッピング・カムデン、ボートン・オン・ザ・ウォーター、バイブリー
□1/1 コッツウォルズ (レンタカー)
□1/2 ソールズベリ(レンタカー)→ ロンドン(LHR)22:30 ― モスクワへ
□1/3 モスクワ05:05/20:00 - 成田へ
□1/4 成田11:40
☆★☆★☆★☆★☆ 家族と歩く真冬の英国 旅行記☆★☆★☆★☆★☆
【1】 24年前の君へ http://4travel.jp/travelogue/10969164
【2】 アフタヌーン・ティは貴族の館で召し上がれ♪ http://4travel.jp/travelogue/10973030
【3】 チェシャ猫が浮かぶ街 http://4travel.jp/travelogue/10975423
【4】 双貌のコッツウォルズ・ドライブ http://4travel.jp/travelogue/10976918
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【番外編 1】 バナナも凍る世界へ行こう! http://4travel.jp/travelogue/10995510
【番外編 2】 ロシアビザ取得ついでに最高峰登山 http://4travel.jp/travelogue/10958914
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イギリス5日目の朝。
この日の朝は旅の中で一番の冷え込みで、朝方にYH(ユースホステル)の窓から忍び寄る冷気で目が覚める。
若干震えながらも布団から抜け出し窓の外を覗くと、オクスフォード駅に停車する列車の姿。
今回の旅では鉄道を利用する機会は無いのがチョッピリ残念だ。YHA オックスフォード ホステル ホテル
-
イチオシ
YHを7:45にチェックアウトし、私と相棒は二人でお出かけ。
娘は荷物番としてYHに残す。
この日から3日間はレンタカーでコッツウォルズ地方→ソールズベリ→ヒースローへと移動する。その為のレンタカーを借りに行くのだが、外は昨晩の冷え込みでツルツルの氷が張っている。
そんな道をスーツケースをガラガラ転がして歩いたら、歩き難くて仕方がない。
だから、車を借りてからもう一度YHへと戻り娘と荷物をピックアップする。
1年前だったら一人で宿に残される…なんて言ったら泣きそうになっていた娘も、今はもう全然平気。
ちょっと大人ぶって、そのシチュエーションを愉しんでいる素振りすら見せたりもする。
夜が明けたばかりのオクスフォードの街。
運河への景色のリフレインが綺麗だ。
夏にはこの運河をパントと呼ばれる平底の船に乗り、水辺を楽しむことも出来るそうだ。
オクスフォードにはそんな風景も良く似合うと思う。 -
街の小さな教会の屋根にも霜がびっしり。芝生の上も真っ白だ。
霜…と言うにはあまりにも真っ白。
もしかすると、昨晩は雪も舞ったのかもしれない。 -
今回のドライブで利用したのは、YHからは徒歩15分弱の距離にあるハーツ・レンタカー。
オクスフォードはレンタカー会社の営業所の数が少なく、有名ところはハーツ・エイビスの二社。
他にも欧州系のレンタカー会社は何社かあったが、現地で何かあった時の対応を考え、日本にも支社のあるこの二社を比較検討した。
エイビスよりハーツの方が若干安かったのでハーツにしたが、車種がコンパクトでマニュアル車(4ドア)を3日間レンタルし、事故等の対人・対物フルカバーの保険に入ると210ポンド(約42000円)だ。決して安くはない。相棒は可能ならばオートマ車が希望だったのだが、オートマにするだけで1日当たり+4000円(3日で+12000円)だったので却下。
マニュアル車で頑張ってもらうことになっていた。
今回はレンタカーの返却がヒースロー空港なので、燃料満タンOPにも加入(コレは3日間1回も給油せずにヒースローでのタンクの残りが1/4だったので入っておいて便利だった)したのだが、このOPが75ポンド(約15000円)とかなり高い。
色々と手続き書類を書いていたら、レンタカー屋さんスタッフの方から、「オートマには乗れますか…?」と嬉しい質問が…。
答えは勿論、YES。
燃料満タンOP加入の効果かもしれないが、車をマニュアルからオートマへアップグレードしてくれた。
準備された車は、内装が総革張りのVOLVO。
うわ〜!!!…高級車だ〜。
VOLVOはレンタカーではたまに乗るが、革張りシートは初めてで、何だか緊張してしまう。 -
さあ、出発!…でも、その前にすることがある。
レンタカー会社には広域マップが置いてあり、そのコピーが貰えることが多い。だから今回も貰おうと思っていたのだが、そのお願いに対するスタッフの答えは「地図はない。本屋さんで買ってね」。
でも、私にだって情報網はある。
旅の準備の段階で英国のレンタカー会社には地図が置いていないことが多い…との情報を得ていたので、日本でちゃんとコッツウォルズ地方の地図を買っておいた。
相棒は地図が貰えるとばかり思い込んでいたので、地図がないと知った時にはかなりアタフタしていたが…。
結論から言えば、この地図がなかったらドライブはかなり大変な事になっていたであろう…という感じだ。
コッツウォルズ地方をレンタカーで移動する旅を計画されている方は、事前の地図入手がお勧めだ。
(地図:The Cotswolds and Gloucestershire 出版社: Ordnance Survey; new edition.版 (2014/1/27出版) Amazonで1002円) -
娘と荷物をYHでピックアップし、3人で車に乗り込む。
ナビは助手席の私。地図を読みながら、進行方向の指示を出す。
まず、最初に向かうのはOxfordの市内。
市内は前日にゆっくりと観て廻ったのだが、1箇所、見逃していたところがあった。
それは、ボドリアン図書館。
ボドリアン図書館は英国で2番目の蔵書数を誇る図書館だ。
昨日は、その門の前を歩いたのに素通りしてしまっていた。
時間の早い今朝は観光客の姿も地元人の姿もほとんど無い。
また、年末なので図書館のガイドツアーも催行していないので、ボドリアン図書館はその正門を見るだけ…が私の希望だった。
そして、その正門にカッコいい木製の扉を見つけた。
カレッジのエンブレムが彫り込まれた正門。おそらく建築当時の1700年代にこの地にあったカレッジの紋章なのだろう。
デザイン的には洗練されてはいないが、創設者が紋章に込めた志が伝わってくるような門だ。ボドリアン図書館 建造物
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此処では、門のエンブレム以外にも面白いもの…図書館の建物の2階部分にあたる外壁には、変顔のおじ様達の彫像…を見つけた。
口を開けているデザインも多かったので、前日に教会で見た雨樋の役割を果たすガーゴイルと同じ目的で作られた彫像なのかもしれないが、そのデザインの元は各カレッジの創始者たちの顔かもしれない。 -
正門がある建物の先にあるのは、科学系の蔵書がタップリと詰まった図書館付属のラドクリフカメラ。
このラドクリフカメラはある小説に出てくる寺院のモデルであると云われている。
その小説とは、指輪物語。
Dark Loadであるサウロンの寺院…の描写の元となっている建物だ…そうだ。
指輪物語は原書で読むと古語が多く読み難く、一章を読むだけでかなり肩が凝る本だ。
帰国後に、以前に斜め読みした本から該当箇所を抜き出そうかと思い、本をパラパラと捲ったが、あえなく挫折。
サウロンの寺院の記述を見つけた方の情報を期待している。ラドクリフ・カメラ 建造物
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New Collegeの裏道にある橋;Bridge og Sigh(溜息の橋)に別れを告げる。
橋の真下へと行き、上を見上げる。
橋の真ん中のエンブレム、よく見てみたら天使が支える盾の中が鹿だった。
大学の紋章って、本当に面白い。溜息の橋 建造物
-
9時にオクスフォードを出発する。
この日は平日だったが大晦日ということもあり、道路は空いていて運転しやすい。
英国の運転で日本と一番大きく異なるのは、ラウンドアバウト交差点。
ラウンドアバウト交差点は環状交差点とも呼ばれるドーナツ型の交差点で、全ての車(交差点を直進する車も左折する車も右折する車も)は必ず1度交差点の中央にあるドーナツの輪に加わり、そこから抜け出る形で自分の進行方向へと進む。
ラウンドアバウトは交差点での交通事故防止には合理的な手法なのだが、クルクル回るドーナツ道路を運転しながら慣れない英語表記の地名を一瞬にして読み取り、その方向へと指示器を出すのは結構至難の業。
更にナビである私は運転者よりも先に方向を読み取り、進行方向の指示を出さなければならなく、地図上にラウンドアバウトのマークを見つけると、かなり身構えていた。
特に夕暮れから夜は看板が読み難くなり、半分、感に頼って指示を出す。
だから、たまに道を間違えた。 -
本日の最初の目的地まではオクスフォードから車で1時間程度の村なのだが、その村に行く前に、オクスフォード郊外にある世界的にも有名な宮殿;Blenheim Palace(ブレナム宮殿)へ寄り道をする。
冬季は、宮殿はクロ―ズだとは知っていたが、門の所からも遠景で宮殿の姿を見ることが出来るはずだ…と車を走らせる。
そして宮殿の門へと行くと、予想通りゲートには車止めのポールが渡してあり、宮殿敷地内には入ることが出来ない。
車を降りて遠くに見える宮殿をゲートの所まで見に行こうとしたら、警備員の詰所からお兄さんがこちらに駆けてやって来る。
ヤバイ、車から降りてはまずかったのか…?
お兄さんはかなり訛の強い英語の方で、最初は何を云われたのか半分も理解できなかったが、分かったのは、宮殿の庭園に車で入って良い事。ただし、進入禁止のマークのある場所には入らないこと。
冬季は休園だと思っていたのだが、どうやら入ってもいいらしい。それも無料で…(通常期は庭園と公園で12.5ポンド(約2500円/1人))。
お兄さんが車止めのポールを外してくれた。 -
ブレナム宮殿の敷地内の1本道を宮殿に向けて車を走らせる。
ブレナム宮殿は、宮殿、庭園、公園から構成されていて、私たちが行けるのは公園迄。
でも、それだけでも予想外なので嬉しい。
公園の芝を霜(雪)が覆い尽し、木の幹の周りのみに芝の緑色が見える。
芝の上に集まっているのは野鳥たち。
木の実や、地中の餌を啄んでいるのだろう。 -
宮殿の門に到着。
残念ながら冬季はメンテナンス期間で、ここから先へは観光客は入ることはできない。
ブレナム宮殿はチャーチル首相が生まれた場所でもある。
ここは、季節の良い時にもう一度来てみたいな♪ -
宮殿の門のゲートは半開きになっていて(メンテナンスの従業員が通るため)、そこから少しだけ奥の方を覗く。
ゲートの向こうには更に門があり、その先にも更に門があるようだ。
宮殿に辿り着くまで一体いくつの門があるのだろう…。 -
ブレナム宮殿の紋章は、翼を広げたドラゴン。
そして、ドラゴンが護る盾の中には王室を象徴する獅子の姿が見て取れる。 -
イチオシ
公園の中は広大で、歩いて回ったらかなり時間がかかりそうだったので、車で入ることが出来て良かった。
公園内には川が流れ、その川に橋が架かる。
白一色の落ち着いた景色だ。ブレナム宮殿 城・宮殿
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車から降り、少しだけ公園を散策する。
芝生の上を歩くと霜が砕けるサクサクという音。
その音が耳に心地よい。 -
野生の雉(キジ)も、彼方此方で餌を啄んでいる。
この風景を見た時は、宮殿だから雉狩りのために雉がいるのか…と思ったのだが、実際はそういう訳ではなく、野生の雉はコッツウォルズ地方の原野に山ほどいた。
特に夕方、ライトの光に急に飛び込んでくる雉の姿には度々ビックリさせられた。 -
宮殿の中へは入れないが、宮殿の姿を眺めることが出来る所もあったので、そこからの宮殿を眺める。
冬以外の時期であれば、宮殿内部の見学もできる。 -
ブレナム宮殿で30分ほど散策した後は、コッツウォルズの街並みドライブの再開!
この街はChipping Norton(チッピング・ノートン)。
毛織物工場などが見所だが、時間がないので街の中は通り過ぎるだけ。
街並みの色が明るいクリーム色で、オクスフォードの煉瓦や濃い石色の街とは異なる雰囲気だ。 -
時刻が10時を過ぎると天気もかなり回復し、青空が顔を覗かせる。
通り過ぎる街並みの景色の色がハチミツ色に変わってきている。 -
コッツウォルズの街の中を乗馬で散策するツアーもあり、楽しそう♪
乗馬は私も大好きなのだが、家族ではもう乗馬をすることが出来ない。
それは、お医者さんもまさか…とビックリの馬の毛アレルギーの出現。馬が大好きで、乗馬も好きだった娘が、どうしたことか、馬の毛に対しアレルギーを起こすようになってしまった。今では馬の毛センサーと呼ばれるほど、体が馬に対し敏感に反応するようになってしまった娘…。
いつの日かアレルギーを克服できればよいのだけど…。 -
最初の目的地、Chipping Campden(チッピング・カムデン)の村が見えてきた。
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チッピング・カムデンは小さな村なので、1時間もあれば村の中を見て回ることが出来る。
駐車場があるのは、この写真左の市場跡(マーケット・ホール)の裏側。
公の駐車場は其処にしかなく置ける台数は20台程度なので、車での旅の場合には中途半端な時間だと、駐車場渋滞に巻き込まれるので注意が必要だ。(駐車料金 20分まで無料、2時間まで1ポンド)
私たちが訪れた10時過ぎは未だ駐車場もガラガラだったが、11時前には満車で駐車場待ちの列が出来ていた。チッピング カムデン 散歩・街歩き
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車を降りて、まずはすぐ脇にあるマーケット・ホールを見学する。
コッツウォルズは昔から羊毛取引の盛んな地域で、チッピング・カムデンの街も羊毛産業の発達と共に栄えてきた。
このマーケット・ホールも17世紀に建てられた乳製品の取引市場だったところだ。
石灰岩を外壁に、内側は木で組んである。
マーケット・ホールの中へ入ると、何やら動物臭を感じた。
匂いの感覚でいうならば厩舎に近い臭いだ。
もしかして、ここは今でも乳製品の元である牛の取引に使っているのかも…。 -
イチオシ
チッピング・カムデンの家々を作っている石は、ライムストーン(コッツウォルドストーン)と呼ばれる石灰石で、その色合いは地域により微妙に異なる。
チッピング・カムデンの地域から産出されるライムストーンの色の特徴は柔らかい蜂蜜色だ。
建物に日の光が当たると、蜂蜜色の輝きが更に増してくる。
そんな家々の立ち並ぶ街並みを散策する。
気温はそんなに寒くはなく、陽だまりの色もHoney色。
オープンカフェがあれば、のんびりと陽だまりで愉しむティ・タイムもいいかもしれない。
旅の時期が年末だったので、コッツウォルズ地方も観光客でそれなりに混みあっているかと思っていたが、静かな村の雰囲気を味わえる程度の混み方だ。 -
黄色い薔薇の花が咲き、はちみつ色の壁に彩りを添える。
今朝の霜が溶けた石畳は黒く光り、その色と壁のクリーム色の対比が好きだ。 -
村はずれの方へと歩いて行く。
先ほど車で通った時に、村はずれに高い塔が見えた。
多分、教会だと思うのだが、せっかくなのでそこまで足を伸ばす。 -
村はずれにあったのはSt.James教会。
小さな教会だが、その歴史は古い。 -
教会の中は乳白色の柔らかい色合いで、正面の祭壇は中世に作られた物と云われている。
-
祈祷席には膝置台があり、その内のいくつかには可愛らしい刺繍が施してある。
きっと村の方のMy膝おきなのだろう。 -
教会の高い塔は時計台になっていて、多分階段はあるのだろうが、一般人は上がれない。
登ってみたかった。
教会があるのは少しだけ高い場所なので、遠くの風景までが良く見える。 -
春のようなポカポカ陽気の中を村の中へと戻る。
英国の冬は寒いと思っていたのだが、お日様が射すとかなり温かく、ダウンコートが邪魔なほど。
良い天気に恵まれて良かった。 -
村の中には不動産屋さんもあり、コッツウォルズの家々が売りに出されている。
すっかりコッツウォルズの村の様子が気に入った相棒は、いくらで買えるのだろう…と、早速価格をチェック。
なになに、二階建て・庭付きで…お値段は…650,000ポンド。
日本円に換算したら、イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン…1億3000万円!
こんな辺鄙(といったら怒られてしまう)な田舎、移動手段が車しか無いような田舎で1億3000万円ですか…。
土地付きと考えれば安いのかもしれないが、英国に夏の間の別荘でも…なんていうことはそうは問屋が卸さないようだ。
でも、こんな素敵な家を売りに出すなんて…なんてもったいない〜。と思っていたが、コッツウォルズを旅して分かったのは、売り出されている歴史的な家の数が非常に多い事。
コッツウォルズでの旅では、フォトジェニックな景色の中に普通に点在するSALEと書かれている看板を掲げる家々を彼方此方で目にした。
1世紀〜3世紀前という昔に建てられた家々は、メンテナンスも大変なのだろう。
さて、先方の言い値が1億3千万円のこの素敵なお家はいくらまで値引いてくれるのだろうか。
でも、いくら値引いてもらっても私の財力ではとても無理なコッツウォルズのお買いもの。
かくなる上は …… 娘よ!目指すは玉の輿♪ -
コッツウォルズ地方での名物…と言えば蜂蜜色の家々と路上駐車。
もともと17世紀〜20世紀前半に建築されたライムストーンの家。
その頃生活していた人たちには、駐車場なんていう概念はない。
だから、石造りの家々には駐車場のスペースは無い。
とはいえ、この地方で生活をするには車は必需品。
石造りの家に住む住人が車を停められる場所…それは家の前しかないようだ。 -
チッピング・カムデンの村からはフットパスという田舎の散歩道が伸びていて、その道を歩くとコッツウォルズの全体を見渡せるDover’s Hill(ドーヴァーズ・ヒル)と呼ばれる小高い丘の上へと行くことが出来る。
片道約2kmのフットパス。歩けない距離ではないのだが…。
私たちには車という文明の利器がある。
また、この日は行きたいところもまだまだあるので、ここは文明の力に頼り時間節約。
車でドーヴァーズ・ヒルへと向かう。(駐車無料) -
ドーヴァーズ・ヒルの丘には羊がたくさん。
コッツウォルズという単語は、昔は羊ヶ丘を指す言葉だったという。
その言葉通りの風景だ。
羊は冬なのでモコモコしていて遠目には、可愛い。
近景の羊は可愛さに欠ける…頭蓋骨に皮膚が張り付いたような顔は、よく見るとちょっと怖い…と私は思う。
眼下にコッツウォルズの平野が見渡せるが、遠くは霞がかかっていてクリアな景色とは言い難い。
でも、丘に立つ3人の影が映る丘陵地帯の写真はお気に入り♪ -
イチオシ
チッピング・カムデンの近くには、もうひとつの蜂蜜色の街;Broadway(ブロードウェイ)がある。
今回の旅では、ブロードウェイの街まで足を伸ばす余裕はないが、ブロードウェイの郊外にあるブロードウェイ・タワーは次の目的地への通り道なので、立ち寄ってみる。(駐車有料)
小高い丘の上にそびえるブロードウェイ・タワー。
そこから見る景色は、牧歌的でイギリスらしい景色だ。
このブロードウェイ・タワーが作られたのは18世紀で、当初の目的は“のろし台”だった。当時からコッツウォルズの村は平地にあり、有事の際に平地で“のろしの煙”を上げても、なかなかすべての地域に情報は伝わらなかった。そこで目を付けられたのが小高いブロードウェイの丘。この丘にのろし台を作ったことで、遠くにある村からも“のろしの煙”を見ることが出来る様になったそうだ。ブロードウェイ・タワー 建造物
-
今は、展望台として観光客に人気なブロードウェイ・タワー。
お天気が良い日は、この塔の展望台からの眺望が良いそうだ。
この日は雲があったので、塔には登らずに丘の上からの景色を眺める。
30km離れた場所からも見えたと云う“のろしの煙”。
Load of the Ringsの映画のシーンを思い出させる光景だ。 -
この日のランチはコッツウォルズのヴェネチアとも称される村、Bourton on the Water(ボートン・オン・ザ・ウォーター)で食べる予定だ。
村の駐車場に車を入れ、まずは村の地図をインフォメーション・ボードで確認する。
インフォメーション・ボードは見所を地図上に番号で書いてくれているので非常に分かりやすい。(コッツウォルズに関して言及すれば、黄色いガイドブックの各村の案内マップはほとんど役に立たない) -
駐車場を出る前にしなければならないことがある。
…それはパーキングチケットを買う事。
駐車場には何カ所か券売機があり、コインとクレジットカードが使える。
そして、私は此処で痛恨のエラー。
2時間券2.3ポンドを買おうとして2.5ポンドを券売機に入れたのだが、お釣りが出てこない。券売機にはChangeと書かれたコイン返却ボックスがあるので、てっきりお釣りが出るとばかり思っていた。しかし、私の0.2ポンド(40円だけどね)は機械に呑みこまれたまま、私の元へは帰ってこなかった。
後ろで見ていたお兄ちゃんにカードで払えばいいのに…と笑われてしまった。
英国では、小銭を持っていない時の駐車料金はカードで支払うべし。
ひとつ、学習した。
購入したチケットを車のダッシュボードの上に置き、ボートン・オン・ザ・ウォーターの散策へと出かける。(チケットには有効時間のリミットが印刷されている) -
ボートン・オン・ザ・ウォーターはロンドンからのアクセスも比較的よく、コッツウォルズ地方への日帰りツアーでは必ずと言ってよいほど組み込まれている地だ。
だから、いつの時期も観光客で溢れている…と言うイメージがあったのだが、この日はそんなに人で混みあってはなかった。
海外からの観光客の姿もポツポツとあるが、地元の方たちが犬の散歩をしていたり、ご夫婦で散歩していらしたり…という日常的な英国の光景が目の前に広がっていた。
うんうん…。私が会いたかったのはこういう景色。
自然体のコッツウォルズの風景を楽しみたかったんだ♪
夏のように緑あふれる景色ではないが、私の最初の英国が3月でちょうどこんな色合いだった。
この少し寂しげな色合いも、コッツウォルズには良く似合う。 -
立ち並ぶ家々の石壁の色は、午前中に居たチッピング・カムデンよりも若干茶色身が強い蜂蜜色。
チッピング・カムデンのライムストーンはレンゲの蜂蜜色、ボートン・オン・ザ・ウォーターのはアカシアの蜂蜜色かな…。
コッツウォルズの村の石壁による壁色の微妙な違いは、表現するのが非常に難しい。 -
村の中を流れる川には水鳥たち。
圧倒的に鴨が多い。 -
鴨を見ていたらお腹も空いてきたので、川辺にあるライムストーンの石壁で作られたレストランへと入る。お昼時だったが、待たずに席に案内してもらえた。
この日のレストランは、The Rose Tree Restaurant。
窓辺の席からは川の流れも良く見える。ローズ・ツリー 地元の料理
-
時刻は1時を過ぎていて、もう腹ペコの3人。
それぞれに食べたいものをオーダーする。
Kidney Pie Steak、Fish & Chips、Today’s Special(ラザニア)と食後にはホット・チョコ。
全部でチップ抜きで40ポンド強(約8000円)。
家族経営の小さなレストランだが、お料理は美味しく、接客時の笑顔も良くってサービス料を最初からつけないところも気に入った。
サービス料を請求時に乗せられると、チップを多めに渡す気は一切しなくなる。 -
食後は川沿いを離れて、フットパスのある方向へと行ってみる。
村の中にはB&Bも数件あり、Vacancyの看板も出ている…。出発直前まで、コッツウォルズの宿は彼方此方のホテル予約サイトを見ていたのだが、どこも空は無かったのに…。
コッツウォルズの小さな村は、予約サイトよりもダイレクトにB&Bで検索をかける方が予約をとりやすいのかもしれない。 -
村の中の脇道を入っていくと、壁石の色の異なるライムストーン。
少しグレー味がかった石の色だ。
きっと石の産地がここら辺よりももう少し南なのだろう。
時間はまだ午後2時台だが、家々の部屋には暖かい色の電気が灯っている。
暖色系のランプの色と石壁の色がとても素敵だ。 -
村のはずれまで来ると、この先はフットパス(村の散歩道)となり、泥だらけの道となる。
この日の私たちは、フットパスは歩かずに村の石畳の散歩だけにしようと考えていて普通のスニーカーで歩いているが、フットパスから帰ってくる人達の足元は大抵、膝まである長靴だ。その長靴も脹脛位までは泥の跳ね返りで白く汚れている。
明日歩くフットパスは、泥だらけになる覚悟が必要となりそうだ。 -
村はずれは、羊の放牧地。
この牧草地を横切る様にフットパスは続いている。 -
イチオシ
そろそろ駐車券の表示時間2時間が切れる頃だ。チケットの有効時間をオーバーしてしまい、それが見つかった時にどうなるのかは分からないが、英国の違反金(罰金)は高いという噂なので、そんなことは避けたい。
橋の上から子供たちが楽しそうに水鳥に餌を投げている。
娘も餌をやりたそうにしているが、時間がなかったので見なかったことに…。ボートン オン ザ ウォーター 散歩・街歩き
-
上を見上げると、素敵なお店の看板。
きっと夕方にはライトも灯り、幻想的な夕景になるのだろう。
でも、私たちはもう行かなければならない。
どうしても明日に備えて、この日の明るい内に確認しておかなければならないことがある。 -
イチオシ
川沿いの道を駐車場まで戻る。
ここは観光バスも来る観光地でしょ!と、あんまり期待していなかったボートン・オン・ザ・ウォーターだったが、思いの外、コッツウォルズらしい水辺の景色が広がる村だった。
此処に来て、良かった。 -
この日の最終目的地であるBibury(バイブリー)に向けて車を走らす。
夕陽はかなり地平線近くまで降りてきていて、日没ももうすぐな感じだ。
急がなくては…。
バイブリーまでは主要幹線の分かりやすい道ではなく、地図に載っているショートカット・ルートを走る。
幹線道路ではないので道案内の看板はなく、道があっているかどうかは自信がなかったが、地図上は1本道。
間違う筈はない。 -
午後3時半に、無事にバイブリーに到着。
まず最初にすることは、駐車場の場所の確認。
駐車場はすぐに見つけられた。
駐車場があるのはスワン・ホテルの橋の袂の1か所のみで、10台も停められないであろうという大きさだ。
この駐車場に停められなかったら次の手段は道路脇の縦列駐車だが、住民は仕方ないにしても観光客がそれをやったらルール違反の気がする。
さすがに夕暮れも近い時間帯なので駐車場には空きがあり、そこに車を停め散策開始。コッツウォルズ 旧市街・古い町並み
-
イチオシ
私たちは明日、このバイブリーの村の本格的な散策(フットパス歩き)予定している。旅の前の準備段階では、バイブリーのフットパスはネット上でも詳細な情報があまりなく、結局ガイドブックの大雑把すぎる点線で描かれた地図しか確実な情報は得られなかった。
それに、此処バイブリーにはインフォメーション・センターは、無い。(例えあったとしても、コッツウォルズ地方のインフォは何処もたいして役に立たない→他の村でフットパスについて質問しても、コッツウォルズの地図を買えば分かるから…みたいな答えしか返ってこなかった)
そんな場合は、自分の足で情報収集が一番。
実際にバイブリーを歩いてみれば、フットパスの情報も見つかるはず…と思っていたのだが、他の地区ではあっちこっちにあったフットパスを示す看板や標識が見つからない。
半分諦めかけていた時に、この写真のArlington Row(アーリントン・ロー)と呼ばれる家並みの奥と村はずれの2か所にフットパスの看板を見つけた。
これで一安心。
どこからともなく流れてきた霧がゆっくりとライムストーンの家々を覆い隠す。
どことなく幻想的な風景で、私ならばこの風景に“黄昏の国”と名前をつけるかな。バイブリー アーリントンロウ 旧市街・古い町並み
-
この日は12月31日の大晦日。
どの家でも年越しパーティの準備が始まっている様だ。
お家の方の邪魔にならない様、遠くから写真を撮る。バイブリー 散歩・街歩き
-
バイブリーの最高級ホテルであるスワン・ホテル(写真)にも灯がともり、きっとレストランではガラ・ディナーの準備が始まっているのだろう。
コッツウォルズでの宿泊を検討し始めた時、最初の候補がこのスワン・ホテルだったのだが、如何せん宿泊料金が高い。
半年前には空室はあったが1泊1部屋40000円位で、とても手が出なかった。
だから、バイブリーには宿泊できずにこの日の宿は近郊の村。ザ スワン ホテル ホテル
-
日が暮れる前には今日の宿泊地に到着したいと車を飛ばす。
しかし、この辺りは幹線道路ではなく、あるのは村と村を結ぶ田舎道で街灯なんてあるわけない。
そんな道では、野生の動物たちが次から次へとライトを目がけて飛び込んでくる。
雉などの野鳥、イタチのような小動物、暗闇で目がきらりと光ったのはキツネだろうか…。
低速度で運転していないと避けきれない。
そんな訳でスピードも出せずにいたので、宿に着いたのは日もどっぷりと暮れてから…。 -
この日のホテルは、バイブリーから車で30分のところにある小さな村Fairfordにあるホテルだ。
Fairfordは小さな村なので、村には宿がたった1軒;The Bull Hotelしかない。
バイブリーから出来るだけ近いホテルで予算内のホテルを探していたら、此処のホテルを見つけた。
ホテルの前は“駐車場”兼“村の広場”となっていて、クリスマスツリーが輝いている。 -
早速チェックインするが、小さい規模の宿なので受付のスタッフがバーのバーテンダーを兼ねている。
この日は大晦日なのでバーにはお客様が沢山。
彼らの注文が途切れるまで15分程度待たされた。
予約した部屋は、Ensuitルーム。(トリプル1泊朝食付:17317円, Expediaより予約)
Ensuitというと聞こえが良いが、2部屋をコネクティングルームとして利用しているファミリー・ルームだ。でも、シャワーだけでなくバスも付いているのが嬉しい。 -
大晦日のこの晩、村で唯一のホテルではガラ・パーティが開催され、オシャレをした子供たちや村の人たちが集まって、おしゃべりをしながらパーティが始まるのを待っている。
私たちは、昼食が遅めで更にガツンと食べてしまったので、お腹の空き加減が中途半端。夕食を食べに出るのも億劫だし、果たして大晦日の夜に営業しているレストランがあるのかどうか…。そもそも此処のホテル以外にレストランが存在するのかどうかすら不明だ。
こんな時こそ、持ってきた蕎麦の出番!という事で、年越し蕎麦の夕食となった。
カップ麺は日本で食べるとありがたみはあまり感じないのだが、海外で食べるとその美味しさが体中に染み渡る。
大晦日のパーティは夜中までが続くのかと思っていたら、カウントダウンの花火が上がってしばらくしたら村人たちは家に帰り、ホテルの中はすうっと静かになった。
きっと米国だったら一晩中騒ぎ明かすのだろうが、節度がある遊び方をするのが英国紳士だ。
英国人の英国らしさを感じた一夜となった。The Bull Hotel ホテル
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<ドライブ行程>
Oxford―(A44)―(B4081)―Chipping Campden―Broadway Tower―(A44)―(A424)―(A429)―Bourton on the Water―(A429) ―Northleach―Bibury―Fairford
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この旅行記へのコメント (8)
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- 潮来メジロさん 2015/03/10 23:55:52
- ハイイロガンですね。ヾ(^o^)
- ウェンディさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
真冬にコッツウォルズを旅されたんですね。
私ももう5年も前になりますが、コッツウォルズのカッスルクームを訪れたのは11月下旬でした。懐かしいです。
> 公園の芝を霜(雪)が覆い尽し、木の幹の周りのみに芝の緑色が見える。
> 芝の上に集まっているのは野鳥たち。
> 木の実や、地中の餌を啄んでいるのだろう。
この鳥さんは、ハイイロガン(英名:Greylag Goose)だと思います。
私もロンドンのハイドパークで見ましたよ。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- ウェンディさん からの返信 2015/03/12 19:48:51
- RE: ハイイロガンですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん こんばんは。
旅の前に拝見していたハイドパークの旅行記を再見して、ハイイロガンの写真を確認しました。
ブレナム宮殿に居たのは、そう、確かにこのハイイロガンでした。
私の中の雁のイメージは、もう少し大柄で隊列を描きながら夕方の空を飛ぶ感じでしたので、比較的小さなこの鳥が、ガンである…というはなんだか意外な感じがします。
そして、潮来メジロさんのグリーンパークの旅行記でクロウタドリを発見!
南の島にしかいないのかと思っていましたが、ロンドン、そして日本にもいるのですね。
(私はコスタリカのモンテベルデ自然保護区でメガネクロウタドリと出会いました)
日本に棲むクロウタドリに会いに行きたくなってしまいました。
ウェンディ
-
- 鼻毛マンさん 2015/02/07 01:49:46
- 玉の輿に乗る方法
- 素晴らしい歴史的な土地付き家を買うために、玉の輿に乗ることを考えたウェンディさんのため、僕もどうすればいいか一晩寝ないで考えてみました。
玉の輿に乗るためにはまず上流階級の人と出会わなければ始まりません。
しかし、上流階級の人たちは、自然と上流階級の人たち同士でのお付き合いになっていることが予測できます。
なので普段暮らしをしてて上流階級の人と出会うことは難しいでしょう。
そこで考えたのが海外留学。
オックスフォードなどに留学をすれば、世界中からこれでもかこれでもかと賢く将来有望の青年が集まってきます。
ここで出会いの場を作るという考えはどうでしょうか。
これならば実に自然に出会えること間違いなし。
ゆくゆくは郊外の土地付きの歴史的住宅を世界中に何個も別荘として持ち、すきなときにすきなだけ遊びにいくことができるようになることでしょう。
めでたしめでたし。
追記:
すっごく美しい街ですね!
僕もこんなところ住んでみたいな〜
逆玉に乗りたくなりました。
- ウェンディさん からの返信 2015/02/07 18:08:28
- RE: 玉の輿に乗る方法
- 鼻毛マンさん こんにちは。
目の下に隈を作ってまで考えて下さった玉の輿作戦、ありがとうございます。
早速、実践を…と思いアクション開始!
まずはオックスフォード留学に向けて英語のスキルアップから。
そして、カレッジを調査して、私向きの学問所を探して…。
って、ここまで書きましたが、大事なことを忘れていました。
私は既婚者なのでさらにここで玉の輿を狙ったら多重結婚となり、結婚詐欺と云う罪に問われる可能性があります。
なので、玉の輿作戦は娘に託すことにしました。
他力本願の玉の輿作戦、上手くいくか乞うご期待!
ウェンディ
-
- mistralさん 2015/01/30 22:16:00
- お写真が素敵です。
- ウェンディさん
mistralです。
いつもご訪問、投票までいただき
有難うございます。
コッツウォルズの旅行記にお邪魔しました。
真冬のイギリス、そして車での旅
よかったですね〜
mistralは日帰りでの旅でしたので
あっという間に、通り過ぎてきました。
冬の景色が
モードを変えたお写真で
よく雰囲気がでています。
素敵です!
お嬢さんがお馬さんのアレルギーなんですか!
珍しいのでしょうか?
そのうちに治ると良いですね。
大きくなって体力が充実すると
アレルギーも軽くなるといいますものね。
今年もよろしくお願いいたします。
mistral
- ウェンディさん からの返信 2015/01/31 20:09:24
- RE: お写真が素敵です。
- mistralさん こんばんは。
同じ12月でも、バイブリーやボートン・オン・ザ・ウォターの景色が全然違って見えますね。
コッツウォルズは、1年中、様々な表情を見せてくれるのでしょう。
馬アレルギーは、イヌ・ネコよりも数は少ないようですが、それなりに患者数はいる様です。
娘はもともと春になると花粉症の症状があったので、念のために抗体検査を受けてみたら、馬の反応が花粉と同じレベルだと分かりました。
思春期は、体の変化に伴いアレルギー反応も出やすいのかもしれません。
好きな馬に乗れないのは今だけ、その内よくなると信じて待つしかないようです。
また、mistralさんの旅行記を拝見させてくださいね。
私からも、今年もよろしくお願いいたします。
ウェンディ
-
- aoitomoさん 2015/01/30 12:01:44
- アーリントン・ローもハリー・ポッターの世界に見えます〜
- ウェンディさん
『朝のオクスフォードの街』
路面の状況が心配ですが、霜というか雪というか幻想的な雰囲気でこれはこれで素敵です。
ブレナム宮殿やその周辺もそうですが霜の降りた景色はなかなかフォトジェニックです。
『ブレナム宮殿』
なんと無料で特別に入れてもらえて宮殿の門までは行けるんですね。
ゲートには近づいてみるもんです。(笑)
『馬の毛アレルギー』
理屈から言えば馬の毛アレルギーがあっても不思議ではないのですが、娘さんがアレルギーとは驚きです。
バンフで馬に乗ってい写真を思い出してしまいました。
娘さんぐらいの時期は色々アレルギーが出やすい時期でもあるので年を追って感作が消えていくこともありますし克服してほしいです。
『チッピング・カムデン』
右造りの家がなんともいい味を出してます。
こんな小さな村散策は楽しそうです。
St.James教会のある場所からの景色も素敵です。
さすが人気の観光地でもあるのでしょうね〜
ウェンディさん、コッツウォルズの別荘を是非値切って購入してください。(笑)
『ボートン・オン・ザ・ウォーター』
コッツウォルズでもに人気の観光地だけあって水辺の景色も最高ですね〜
いいレストランも見つけましたね〜
まあ、対応がいいのが嬉しいです。
『バイブリーの村』
アーリントン・ローは思わずまたハリー・ポッターの世界を想像してしまう幻想的な風景です。
なかなかいい雰囲気です。
しかしホテルがベラボーに高いのですね。
色々計画して近郊の村のホテルへと。
さすがその辺も完璧!
フットパス歩きも期待してます〜
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2015/01/30 21:54:13
- RE: アーリントン・ローもハリー・ポッターの世界に見えます〜
- aoitomoさん こんばんは。
真冬にコッツウォルズを旅するなんて、私も昨年の夏前までは考えていませんでした。
ガイドブックに載っているのは、緑豊かで花が咲き乱れる初夏の景色ばかり。
ブログを見ても、冬の旅について書かれているものは少なく、冬にコッツウォルズを旅するなんて論外だと思っていました。
でも、実際に足を運んでみて、来てよかった!と実感しました。
人ごみが苦手な私にとって、観光客でギュウギュウの観光地…と言うのはかなりストレスな状態で、のんびりと自分のペースで歩ける環境…が一番大事です。(だから、富士山は好きですが、人の尻を見ながら歩く富士登山は大嫌いです)
観光客の数はソコソコで、地元の方たちも普通に生活している村、そんな村を散策出来て、英国人の好む英国の景色を堪能で来てよかった。と思っています。
私たちは、旅行雑誌のエディターの趣向に踊らされて、トップシーズン以外の素晴らしい景色を自ら見ない/切り捨てるという行為をしているのかもしれません。雑誌だけではなく、実際に生活をされている国の方の意見を聞いている。ということも大事ですね。
娘の馬の毛アレルギーが判明したのは昨年の春。
馬に触れることが大好きだった娘にとって、アレルギーの発症は晴天の霹靂。
バンフやジャスパーでのような乗馬をしばらく我慢しなければならないのはかわいそうとは思いますが、思春期が終わり体質が変わってくるまでは、ひたすら我慢の時ですね。
で、本題の旅行記の内容について。
この日訪れたコッツウォルズの村は3か所。
どの村の建物もライムストーンと呼ばれるコッツウォルズ地方の特産の石で家が作られていました。
でも、その石の色は村によって微妙に異なっていました。
私が好きなのはバイブリーの少しグレーがかった蜂蜜色、オトナっぽい蜂蜜色です。
でも、バイブリーはコッツウォルズ地方の中でも一番物件のお高いところ。
とても我が家の家計では無理そうですので、aoitomo家や我が家の娘たちに夢を託しましょう!
目指せ英国、玉の輿!!
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ザ スワン ホテル
3.66 -
The Bull Hotel
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