梅を訪ねて越生（おごせ）

2014/03/10 - 2014/03/10

春の兆しが少しずつ見えてきたので、思い立って梅を観に行くことにしました。

乗換検索で調べると、越生なら家からもそんなに時間がかからないで行かれそうです。
あの、2度の大雪で梅まつりも1週間遅らせて開催中。さあ、今がチャンスです。

そんなわけで、平日、1人でふらりと、梅を訪ねての小旅行記です。

エリア 日高・鶴ヶ島・坂戸(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

武蔵野線で北朝霞駅まで来て、東武東上線の朝霞台で乗り換えます。

ちょうど頃合いよく急行・小川町行が来そうです。これで坂戸駅まで・・。30分弱。

今日は埼玉県の公立高校の合格発表日。ホームにもちらりほらりと発表帰りの中学生が・・。

電車の中で、違う高校を受けた同級生？がばったり会って「どうした？」『受かったよ？』「おれも！」とハグしあう姿にちょっとほろり。

坂戸駅で東武越生線に乗り換えます。

本数が少ないのかなと思っていたら、そうでもありません。10分毎に出ています。ああよかった。

学年末で帰りが早いのか高校生多数ののんびりした電車に揺られて約20分。
越生駅に到着。

越生の名所は梅林だけではないのですね。

黒山三滝は次回のお楽しみにとっておくとして・・・・。

越生駅は東武越生線と、JR八高線の乗換駅でもあります。


それぞれのホームに乗り換えるときは一旦ｓｕｉｃａやｐａｓｍｏをタッチするようです。（わたくしは切符でこの駅で降りるだけだったので関係なし♪）

11：00ジャストの梅林に行くバスがあるのですが、行きは歩くことにします。駅前はこんな感じ。

バスの時刻は川越観光自動車のHP
http://www.asahibus.jp/html/time/201303ogose01.pdf
で調べられます。歩くのがちょっと不安な方は、バスの時刻に合わせて行かれることをおすすめします。梅林までは１９０円だそうです。（平成26年3月現在）

梅まつりのHPに歩きやすい道とあった、裏道をずんずん行きます。

五大尊つつじ公園はあちら・・だそうです。
これも、ツツジの時のお楽しみにとっておきましょう。

歩き進み川べりに来ました。

欄干の柄が可愛らしいではありませんか。
『梅に鶯』です。

越生は「梅とゆずの街』だと思っていましたが、ほかにも、『建具の里』『木材の郷』『建築の町』なのですね。

たしかに、素敵なログハウス風のお宅、ふんだんに材木を使ったお宅、道中お見かけしましたね。

のんびり歩いて40分位で梅林に到着しました。

あら、ここですか・・とちょっと拍子抜け。

年末に行った熱海の梅園のような感じかなと期待していましたので。

入場料200円。自然環境保全協力金と思えば・・。梅まつりのために、雪かき、折れた梅の手当、苦労なさった模様ですから。

梅林に入ったあたりでは、咲き具合はまだまだと思えました。

でも歩き進んでいくと、だいぶ咲いています。

地元の農家の方が梅まつりの間は出品しているようです。

大雪の影響は大きかったようです。でも、こんなに綺麗に咲いてくれました。

空を見上げると・・。

梅林の奥に碑がありました。

いい香りがしてきました。地元の婦人会の方々が、温かい食事を提供しています。みなさん、揃って白い割烹着。

今朝採れたばかりのふきのとう（100円）とゆず粉（300円）をおみやげに購入。

お腹もすいてきたので、お昼もこちらでいただきましょう。

うどん500円なり。

柚子の香り、素朴な麺の食感、なかなかではないですか。

ゆず甘納豆を見つけたので、迷わず購入しました。

以前、お友達から手製のを頂いたことがあり、とても美味しかったのです。

帰宅後よく見たら、越生産ではなく、製造元は秩父市でした。

今日は平日ですので、屋台は『シャッター商店街？』
やっていたのは、2,3軒。

昨日の日曜日は沢山のお店がでたのでしょうね。

趣きのある古木の幹を見ているだけでも優雅な気分。

先程の婦人会のおばさんによると、大雪で随分枝が折れたそうです。
切り口の痛々しい木も、いくつか見かけました。

梅林を後にし、帰りも駅まで歩くことにしました。

梅林のたくさんの梅が並ぶ風景もいいですが、蔵の白い壁の前の紅梅もいいではょう？

おじぎをするようなこんな梅も。

道路の反対側、雪の塊がまだ残っています。
随分、降ったのでしょうね。

あの大雪からそろそろ1ヶ月経ちますのに。

電柱の陰にひっそりおかれていた融雪剤。

中には、入りませんでしたが「里の駅」

駅前まで戻ってきました。

越生線に乗ってさあ帰りましょう。

のどかな、どこか懐かしい梅の街の旅でした。