2007/09/15 - 2007/09/17
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ononさん
三連休パスで行く函館・松島2007?
2007年09月15日
一日目 青函トンネル(竜飛海底〜竜飛岬〜竜飛海底)
2007年の秋に三連休パスを使い、函館まで行ってきました。
一日目の午後、青函トンネルに来ました。一度は行きたかったので、やっと念願かなった感じです。
開業から約20年で展示物は壊れたままになっていたりしていて、当初の目的は果たされた感じなのでしょうか。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
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-
竜飛海底駅
本抗全景。3階建てビルがすっぽり入るそうです。 -
下り線から見た上り線の誘導路
今回の旅行を計画した時、最初に行こうと決めたのがここです。
新幹線工事が始まれば、いずれ閉鎖されてしまうだろうと考えたのです。
じゃぁ行くしかないでしょう。ってことで、すぐに海底駅見学券を取りました。
この時に調べてたら吉岡海底駅はすでに新幹線工事のために閉鎖されていることが分かりました。
読みは間違ってないなぁーと我ながら思ったりしました。 -
降りてまず最初に案内されるのが、ホームから見える本坑?です。
新幹線が走れる規格で造られていると説明されていました。
北海道の人は新幹線が来ることをとても待ち望んでいるというのが分かります。
しばらくすると貨物列車か通過して行きました。
時速80Kmだそうです。
白鳥は時速120Kmで通過して行くそうです。
新幹線が開通すると、時速300Kmで通過する予定だそうで・・・まぁそうなれば、竜飛海底駅は復活不可能でしょうね。 -
新幹線が通ると一番問題になるのは貨物列車の扱いです。
現在札幌と本州の主要貨物ターミナルの間で長距離コンテナが発着しているのですが、まだ、どうなるか正式には決まっていないのです。
なぜかというと、一つはレールの幅が違う事です。
当初20年前に開通した時は3線式の軌道にする事で解決すると思われていました。
現在も基本はその予定ですが、スピードの差があり過ぎるという新たな問題が指摘されています。
当時の新幹線は時速200Kmちょっとで一番早い区間でも時速240Kmでした。
ところが、東北新幹線でも275Km、東海道新幹線はのぞみが時速300Km出しています。
北海道新幹線で使う車両は時速360Km出る物だし、JR西日本だったかJR東海だったかは実験車両で時速440Kmくらい出しています。
時速300Km出る車両と時速80Kmの車両を同一軌道で走らせるのは難しいのです。
新幹線を優先すれば日中は貨物の運転ができないし、貨物を優先すれば新幹線の時速を落とすしか無いのです。
こういう新たな問題があり、解決策として片側貨物で片側新幹線という案も出ています。
新幹線のダイヤが難しくなりそうですけど。
また、JRではもっとスピードの出せるコンテナ車を開発しようということも行われています。
時速200Kmくらい出れば、なんとか軌道を共有することも可能ですしね。 -
作業抗が本抗に沿って掘られています。
緊急時には避難路として使われます。
ちょっと逸れたトンネルに入ってしまうと、迷子になってしまうそうです。
それだけ複雑って事ですが、こんなところで迷子になったら、生きて返って来られないでしょうね。 -
説明を聞きながら進んでいくと、大きな扉が現れます。
トンネル内と外では気圧が違うので、外に出るには2つの扉を交互に開けて出るようになっています。
ここをくぐると竜飛海底ワールドという体験坑道があります。
ここは地上の青函トンネル記念館でケーブルカーの乗車券を購入すると来られる場所で、工作機械や説明のパネルなどがあります。
竜飛海底駅から来た場合は、ここにあるケーブルカーを使って地上に出ます。 -
竜飛岬
地上に出てきました。 -
竜飛岬といえば津軽海峡冬景色って事だと思うけど、歌詞的には竜飛岬から見るものではなく、青函連絡船から見た竜飛岬って事だと思うんだけどなぁ。
まぁ、いいけど。 -
ここに来た第2の目的は階段国道です。道を決めるとき地図上でルートを決めたら高低差がありすぎて車が走るような道路が造れず、階段になってしまったというなんともお役所的な仕事ぶりが観光地を作っています。
ある意味成功だなぁ。
一応国道なので、整備は行き届いていて、しっかりとした階段とブロックで作られていました。
これで、両脇に国土交通省って書かれた、反射ポールみたいなものがあればうれしいが、さすがにそれは無かった。
国道を示す標識しかないのが残念。
脇には階段村道もあります。
ただ、こちらはウケねらいって感じです。 -
国道なのに民家の裏を歩きます。
-
竜飛海底駅に戻るにはこの扉を通ります。
-
駅前は大盛況!3コースの人と合流して白鳥へ乗ります。
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