2010/08/09 - 2010/08/15
2479位(同エリア16388件中)
wonwonさん
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- 旅行記7冊
- クチコミ3件
- Q&A回答3件
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いよいよ一人旅も事実上最後の一日。
どうしても行きたかったモンマルトル徘徊です。モンマルトルをモチーフにした絵画たくさん観てるから、どんなトコ?興味津々です。
怪しい絵描きがたくさん出没する!って聞いてるから、オイラ日本代表の怪しい絵描きとして対抗してみるつもり。
モンマルトル博物館や洗濯船跡、モンマルトル墓地、、行きたいところだらけですが、またオイラ、ピンチです。年の功でどうやって切り抜けるか。がんばれWONWONです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨日も夜のライブなんか楽しんじゃったんで12時過ぎの就寝。
それでも早起きなのは老人じゃん!と、言われてるけどお構いなし。
7時にホテル出発です。
行きつけのスーパー、マルシェUも8時前なんで開店前です。
いろいろお世話になってます。部屋用のビール、ワインからサンドイッチ、チョコレートまでなんでも揃います。 -
出発前にフロントで、 オイラ 明日お帰りだけど、8時前にタクシー呼んでくれる?と、聞いたら 私は明日はお休み、7時頃フロントコールすればOKよ。黒人さんおやすみかー。
ほかに二人フロントで見たから当然交代制ですね。んじゃ、明日。
サンチェにある日本料理店、ローマ字でYOKOSUNA ヨコスナ?横砂???
ガラス越しにメニュー見るとひらがなで よこずな って書いてある。
だれかにウソ教えられた?フランスじゃこれで良いの?
YOKOZUNAか YOKODUNAあたりだとオイラは思うけどなー -
朝食はサンチェの町で、と思ったけどレストランみたいなところはオープン前でした。しかたなくサンチェのファーストフード店で、こんな朝食です。
ま、オイラはお腹ふくれりゃなんでも派ですから気にしません。
これで2,75ユーロです。 -
サンチェ駅から3号線でヴィリエ駅に、2号線に乗り換えてアンヴェールまで
地図でみるとすごく遠回りだけど、ほかのルートが分からなかったから気にしない。乗り換えも上手にできるし、そんなに時間かからない。
最新のメトロです。 -
2号線の最新(たぶん)車両の車内。扉もフルオートだし、シートの柄もデザインもしゃれてます。
カルネ使い終わったということはオイラ10回メトロとバスに乗ったことになりますねー
アンヴェールで1枚ビエ買ってみたけど、簡単に買えた。ヨーシ、オイラ慣れてきたぞ。 -
アンヴェール駅の出口。キョロキョロしてると地元のおじさん、サクレクール!って指さす。オイラどう見ても異邦人観光客だし、ここで降りるのは9割がたサクレ・クール寺院を目指すんでしょう。アタリです。
でもオイラ昼間なら方向感覚あるし、迷っていません!
ま、すなおに メルスィ です。 -
この坂道を登っていけば、だいたい行けるでしょう。
古い建物多いし、道も古そう。
日本的感覚でいう下町の雰囲気が思いっきり漂っている。
なんか角を曲がると汚い格好したアンリ・マティスがひょっこり顔だしそう。
どんな顔だか知りませんがね、 -
見えてきたサクレ・クール寺院ですが、まっすぐ向かいません。市内のあちこちから見えてたけど、近づいてきたんですね。
この先を左に曲がってドンドン徘徊します。
町はまだ静か。大きく息を吸い込むとなんか場末のパリの臭いを感じる。
嫌いじゃないです、この感触。 -
近くまできたけど、まだ9時前 営業してるカフェ見つけてモーニングコーヒーです。
隣のテーブルのテリア連れたおばさまに遭遇、おもわずウチの犬(うみクン)の写真みせたら、オイラに対する警戒心解いてくれた。もう、お友達気分です。動物好きにも悪い人いません。
頭なでで(おばさまじゃないですよ、犬です)店内でテリアの写真撮ったらマスターに怒られた。
ダメなのー? -
サクレ・クール寺院も興味深いけど、モンマルトルを彷徨いたいオイラは右に左に、得意のウロウロです。
どの道も少し登りか下り、古い街並みが続く。
ここをゴッホがユトリロが佐伯が、歩いたと思うだけで胸が弾みます。とうとう来たんだーオイラ、生きててよかった。 -
イチオシ
ここも印象的。今ここにスケッチブックあれば鉛筆でも木炭でもクレヨンでもいい!なにか残してみたい!
あいにくオイラ足が不自由なんで何も持てない。国内でも描きたい!に駆られることあるけど、いつもジット、ジット見つめるだけ。印象に残って画像をカメラに残せればウチに帰ってもなんとかなる!なんとかするしかないんですが、、、
オイラ流です。
3色のコントラストが面白い。整然としていないところがまた魅力的です。 -
登りも下りも階段も面白い!古い建物がオイラになにか語りかける。
なに?どうすればいい?
道や建物とお話できたらどんなに幸せでしょう。
1世紀以上前の話が聞けるかもしれない。
笑われるかもしれませんがオイラ草木や花とお話出来る事あります。 -
このあたりでオイラどうもおかしい?いつもよりも多くつまづく?あれっ?
足が思っているほど上がらない。そういや、なんか心臓ドキドキ、いつもより強く脈うってる。頭クラクラするー。
歩きすぎ?嬉しくて興奮しすぎ?あー、旅行前に献血いったら、心電図に異常あるから献血できません。どこかで検査受けてください!っていわれたなー。検査受けて、即入院になったら旅行行けないんで内緒にしてて帰国したら病院いきましょ!にしてたけど、バチがあたった?
いろいろ考えますが考えてても治らない。
うまい具合にテルトル広場の手前でモンマルトル周回バス発見!
調査はしとくもんですねー
ビエ1枚で好きな場所から好きな場所へ、ぐるぐる廻るから車内観光しましょ。座ってりゃドキドキクラクラ治るかもしれない。
ここからは車内から撮った画像です。 -
広場近くでポスターたくさん並べて売ってる。
どれも見たことあるものばかり。
ポピュラーじゃなきゃ売れないんでしょうがじっくり眺めるほどじゃない。 -
でも、明るい陽を浴びて並んでると、普段と違ったイメージ
モザイク模様見てるようで楽しいかも、、、 -
小さなバスだからかなり狭い路をグリグリまわる。
オイラが知ってるミニバスって東京上野を起点に芸大美術館経由で谷中墓地を廻って上野に戻るバス。
横浜桜木町をスタートする赤い靴号、みなとみらい、赤煉瓦倉庫を廻って中華街、山下公園経由のバス。
箱根強羅駅からもポーラ美術館行くのにも乗ったなー
駆け足の街巡りより雰囲気味わえて楽しいかも、、
一日は短いけど人生長いと思えば回り道も楽しい。 -
狭いバスの車内。
時折乗り込む人がいたり、降りる人もいる。
人間観察も楽しみです。
オイラは山梨の実験線リニアカーにも乗ったことあるけど時速500キロで東京から大阪を1時間で走っても楽しくない。
ローカル線で見知らぬ駅でドアが開いて、見知らぬ人が乗り降り、時には枯れ葉や蝶々が乗り込んでくる。川音が聞こえたり、新緑の臭いが感じられる旅も大好きです。 -
ぐにぐに曲がるバスだからサッパリ方角が分からなくなりました。
でも坂道ばかりだしモンマルトルバスと言うくらいだからモンマルトルをバスで彷徨ったことは間違いありません。
百年位前から何も変わっていないような街並みは、やはり何かを語りかけます。
車内で観光案内のテープも流さないし、フランス語じゃどうせ分からない。
サン・ピエール教会の前あたりで止まったからオイラ降ります。 -
降りたところからサクレ・クール寺院までは歩いてもすぐです。
階段下から1枚。白亜の寺院というんでしょうか、青空に白のコントラストが美しい。空って対象物を引き立たせる名人です。
快晴の青、曇りの暗灰色、夕暮れ前の薄茜色、1秒ごとに明るさを変える。
自然に、人生に生命観を与えてくれる。
オイラも自然に生かされてるんだ!と思います。
少し息切れしなくなったような気がしますが、なんかクラクラは相変わらず。オイラここで倒れたりして病院送りになったりするとパリの旅行記がパリの闘病記になってしまう。
シャレにならない。
まして、ここで息を引き取ったりしたら、、、、、、本望です。
できたらモンマルトル墓地のドガの隣かスタンダールの隣でも空いてりゃ、そこに埋葬、、、、、、?
待てよ!!オイラ真言宗だし、友達もお彼岸に墓参りに来られないかー
ガンバレ!オイラ!!
普段はガンバラナイのがオイラのモットーです。
この歳でがんばっても疲れるだけ、だめならやめる、違う道探す。そのまま置いといて違うことする。そんな人生もアリです。
てすりにしがみつくようにしてやっとよじ登る。振り向くと、 -
振り返ればパリ市内が一望できます。
大勢の人々でごったがえす。
オイラ適感覚だと、京都清水寺の舞台から眺める京都市内とちょっとイメージがだぶります。
でも空気の乾き具合はだいぶ違うなー -
こんなところにもストリートミュージシャンが出没する。
ゆっくり耳を傾けていたいんですが相変わらずオイラの頭はクラクラする。
ウーン しっかり考えろ!オヤジ!
とにかく疲れ気味なのは間違いない。もっとモンマルトルを歩き回りたいけど、足がイヤだ!と言ってる。
モンマルトルの続きは宿題にすれば、再び訪れる言い訳になる。健康保険証持ってないし、病院見学もしたくない。 ヨシッいさぎよく撤退しましょう。近くに客待ちのタクシーいたから、とにかくホテルに戻って休憩しましょ。
歳を重ねると無茶して良いことなかった記憶が判断材料になります。 -
フラフラとテルトル広場の手前を歩くと、やっとスケッチブック持った絵描きさんに遭遇。
オイラにも話しかけてくる。
ウーン、体調不良じゃなけりゃジックリお相手するところなんですが、あいにくオイラ絶不調!
ボンジュー ムシュー ☆○☆×・・・?
がんばって少し大きめの声で、おまけに日本語で わしは絵描きじゃ!! と言うと驚いた様子でエカキ? エカキ、、、? 言いながら退散する。
こんな仕打ちにあったことないでしょ?
また一人哀れな絵描きさんが近寄ってくるから同じ方法で退治する。
ゴメンネー絵描きさん。 -
寺院のなかで天井見上げるとクラクラするのも決断材料になりました。
もうカメラ構える気力も無くなったから、階段降りてタクシーに乗ります。
だらしないけど、ここでぶっ倒れたらもっとだらしない。
ホテル前の道路は一方通行なんで見覚えあるところで下車。
やっとたどりついたらまだお昼前。
ベッドで一眠りです。 -
仮眠して目が覚めたけど簡単に回復はしません。すこしイイかなくらい。
でも得意の好奇心で廊下をウロウロ、
そういや、こんな時に限ってエレベーターがお休みしてた、ボタンのランプ付かないから、フロントのオネーサンに聞いたら、あと1時間! って修理中か点検中。よじ登るように6階に上がったの思い出した。
初めての階段にも抽象画?、モネの睡蓮のまね?パネルがあった。 -
向かいの部屋もドアが開いてたから、ちょいと観察。
トリプルって言うんでしょうか?開けっ放しじゃ、ダメじゃん!
とにかく、よーく考えてモンマルトルは無理!無念の宿題にすることに、、
タクシー拾ってチュイルリー公園行くことしました。
公園お散歩して、オランジュリー美術館行ってモネの睡蓮たちが最良の処方箋になるんじゃないかなー? -
公園に入ったらもう1時。お昼ごはんはしっかり食べないといけません。
テントのレストラン、アメリカンっぽいランチです。さすがにポテトは多すぎて食べきれない。
元気でるかなー?
ここでもウエイターがオイラのカメラみて、写真撮ってくれた。公開はしませんが、、、
どうもオイラ同性には気軽に声かけられるようで、そういや、オペラ付近で怪しい東洋人に マネー? 聞かれたこともあった。大声で怒鳴り返したら退散したけど、、、 -
オランジュリー美術館の裏階段?から
ここもきれいな公園と建物のバランスが楽しい。
階段登ったところで新しい芸術作品発見です。 -
イチオシ
おっとー、magnifique! すばらしい!
すんごくパリっぽい。モデルさんになっていただきたい。夏のパリをたった一人ですべて表現してるよな、こういうシーンを絵になる!と言うんでしょうか?
あんまりボーっとしてると当局に通報されそうなんで退散します。
ごちそうさまでしたー -
再びモネの睡蓮の部屋
初めてモネの睡蓮をじっくり眺めたのは何年前でしょう。
東京駅近くのブリジストン美術館にも睡蓮が一枚あります。
いつも睡蓮の前にチェアーがふたつ。
30分も眺めていたでしょうか?気がつくと 何?今、夕方近く?
そよと少し涼しい風が吹く。池の水面がわずかに波打って
睡蓮の葉が小さく動く。生命があるかのように、絵が息づいてる!
ブリジストン美術館の睡蓮は60号くらいのサイズで、ここにある睡蓮に比べれば小さな作品ですが、大きさではない、下書きでもない共通の自然の深さを体感できます。
機会があれば 東京、ブリジストン美術館に足を運びぜひ ご覧いただきたい。 -
近寄ってじっとみると乱暴な筆づかいで絵の具がなすりつけてあるだけ。
monetは描くとき、全体のイメージを頭の中でとらえつつ、近づいたりはなれて眺めたりしたはず。少しはなれて客観的にどのように感じられるかを想像した。自分の感じたものを表すことに努力を惜しまなかった。
日本画の習作、下絵、部分画をたくさん観る機会があったけど画家達の頭の中で構築、修正が繰り返されて作品となる。
後世に残るような作品には作者のただならぬ努力の跡が見え隠れします。
オイラは努力しないから、絵と呼べるようなものが描けない。涙。 -
美術館ってどこでも不思議な人の流れがあります。
混んでて思う作品観られない時は後ろの方で、離れてじっと待つ。
睡蓮の部屋は今日も混み合ってるけど、突然こんなに見渡せるようになる時があります。
時間が許す時は好きな絵見つけたら、ちょっと待機してみてください。
独占できる瞬間があります。 -
睡蓮の部屋は何度訪れても、去りがたいんですがオイラ住み込みの予定もないんで階下へ降りると、
まずポール・セザンヌの作品が飛び込んできます。
セザンヌ以前、セザンヌ以後などと例える人もいるようですが、何とも革新的です。
遠近感、バランス、視点を無視した構成がいまだに新しい。多面的にとらえる、分割した部分を組み合わせる。確かにセザンヌ以前には見られなかった表現方法です。 -
マリー・ローランサン 柔らかでホッとする独特のタッチ
たまには余談を、
ジョルジュ・ブラックと知り合ってからキュビズムの影響を受ける。その後モンマルトルの洗濯船に出入りするようになって、ピカソ、モディリアーニ達と交錯するエコール・ド・パリの女性画家として著名。
シャネルの創業者ココ・シャネルの肖像画がありますが、依頼した本人が気に入らず受け取らなかったという逸話があるそうで、、、
シャネル!あんたは何様じゃい!?と思うけどなー -
パブロ・ピカソ
彼は時と共に作風に変化をとげました。
初期の清楚な作品から、大胆さを身につけ、多面的なとらえ方をする晩年まで、それぞれに魅力的です。
このあたりは中期と言うんでしょうか? -
ユトリロじゃん!
彼の作品達に惹かれてモンマルトルって所はどんなところなんだろう?今でも変わっていないって本当なのかなー?
こんな事が気になりだして、今回の彷徨い旅行になった!と、言ってもあながちハズレでもありません。
シャイム・スーチンのなにか力強さを感じる作品も多いんですが、あいにく良い画像がありません。ゴメンナサイ。 -
もちろんユトリロのモンマルトル風景ですが、このあたりにオイラ午前中いたんだー!と、思うと格別です。百年の隔たりを感じません。
きのう描き上がったと言われても何の不思議も感じない!
ちょいとオイラには刺激が強すぎた。
道が壁が、もう一度おいで。ゆっくりお話しようね。
語りかけている。
ウン、きっとまた行くから、、、
つぶやきかえす。 -
オーギュスト・ルノアール
輪郭のはっきりしない、柔らかなタッチ、独特の色使いは日本人女性のファンが多いようですが、オジサン達も大好きです。
ふくよなか裸婦の作品も数多く、油彩でパステルタッチを追い求める。
ドガのようにパステルで油彩のように描こうとする画家もいる。
絵画の世界は不思議なことだらけです。
今日は早めに引き上げて、明日の帰国に備えることにします。
いつかまた訪れればいつでも会えるはず。 -
3時過ぎにコンコルド広場からタクシーでサンチェに向かいます。
途中で目に入ったのがショーウインドゥのバレエの衣装。バレエシューズも並んでる。
これを見て、ドガの踊り子達を連想するのはオイラくらいかなー?
そういや、オペラ・ガルニエ行ってない。ドガはここに通い詰め、多くの作品を残した。シャガールの天井画も観たかったけど、今日は無理。
これも宿題にしとけば、また訪れる大義名分になるなぁ! -
サンチェの近くでタクシー降りていつものスーパーマーケットでお買い物、
ワイン、ビール、クロワッサン買います。オイラ疲れたり、体調悪いときは酒飲んでお休みする事にしてます。だいたい回復する。よい子の皆さんは決してマネしちゃいけませんよー。
店を出たら小雨が降ってる。商店街の軒先で雨宿りしてると下から声が、道に座り込んでるオヤジさんです。
何度か見かけてる夫婦者らしいホームレスらしき二人。フィメ、、?煙草すう仕草する。あいにく持ってないから、ノン。 寂しそうな顔する。
雨がやんだんでホテルに戻ります。途中にも絵のモチーフになりそうなシーンがあります。フラフラしながらもそんなことばかり考えてる。
4時頃部屋に戻ってワイン飲んで一眠り。6時過ぎにまたサンチェに行きます。パリ最後の晩餐です。 -
美味しい食事といえば、オイラに鯛の塩焼き出してくれたあのビストロ(その4参照してください)でしょう。オヤジさん、今日は何をごちそうしてくれるかなー?、、、ところが、6時過ぎなのに店は閉まってる!あれー?なんでー?これから開店?定休日?臨時休業?せっかく楽しみにしてたのにー
ぐずぐず言ってもオープンしません。すっかり気分萎えちゃって、別の店入るのもすごーく面倒になってきた。しょうがない、オイラ美食の旅でもないし、なんでもいいやー、になってきた。最後の晩餐どころか侘びしい部屋食です。QUICKって国内のマク○ナルド同様のファーストフード店でテイクアウトです。○○セット(ポテト、コーラ付き)と別のハンバーガー頼んだつもりですが、アレッ?袋の中は、
コーラもポテトも2個ずつ入ってる。○○セット2個じゃん!
疲労の極致で説明して変えてもらうのも面倒!また太っ腹です。シクシク -
でも、イイコト考えた!帰りにホームレス風の夫婦におすそわけしましょ。
どうせコーラもポテトも一つ余る。ところが二人ともいない、夕食探しでしょうか?でも、いつもいる所へお供えしていけば、、、そこへオヤジさん現れて、オー グラシャス、、!どうもスパニッシュ系のご夫婦ですねー。ウン、良いことしたかなー?
オイラ国際貢献にも役立ちます。
部屋に戻ってスーパーで奮発して買ったア△ヒスーパードライで夕食です。
いままでパリではハイネケンビールばかり飲んでたから最後くらい高級品?をと思って買いました。パリじゃ5割位高い日本のビールでした。 -
シャワー浴びて眠りにつけば悲しい朝がきます。もっとも朝がこないで、そのまま永い眠りのままじゃ困ります。
6時前に目覚めてしまいドンドン起きちゃう。
フロントに行ったら白人のニーサンが一人。オハヨー!オイラお帰りだからラディスィオン(精算) スィル ヴ プレ ってやっとフランス語らしくなってきたところで帰国です。
あと、凱旋門まで行きたいからタクシー呼んでちょ!これは英語で、、
7:30過ぎでダイジョブだからねー。
精算は口頭で冷蔵庫の水1本だけ っていったら5ユーロ支払っておしまい。
信用しちゃっていいのかねー?
そうそう、オイラが5泊したのは写真の真ん中、アーチ状のひさしがかかる6階です。夕方帰るとよくベランダの扉があいたまま、手で押しながら足でケリを入れないと閉まらなかった。不用心かと思うけど、こんなもんかなー?
荷造りも終わってるからタクシー来るまで小さなフロントや外に出てアブーキル通りをキョロキョロ。
シャワー浴びて眠るだけなら、またここに泊まってもいいかなー?と、思うけど冬はダメです。シャワーの水量がすくなくて凍死しそうです。
一泊59ユーロだけど皆さん!冬は無理です、このホテルは。 -
あこがれてたパリの空も見納めと想うとキュンとしちゃいます。
でも、この空も遠く日本までつながってる。シャガールじゃないけど時々空を飛んでパリの街を眺めたいなー!
だいたい定刻にタクシーが現れる。いろんなタクシー乗ったけど、最後のタクシーが日本の誇るプリウスって、なんか皮肉です。プジョー、オペル、メルセデス、、、みんな窓少し開けてた。オイラ自動車関連業界のひとなんで、観察してました。空調パネルにどの車もエアコンスイッチ付いてるけど、誰も使わない。湿度低いから真夏でも窓開けとけば不快じゃない。雨の日ぐらいなんでしょ、エアコン必要なのは、
車もいろいろですが、ドライバーもいろいろ、フランス語しか判らず日本といえばサムライしか知らない。英語が上手で、ここからホテルまではそんなに遠くないよー なんて教えてくれる人もいました。 -
ホントはオペラ駅までタクシーで行ってロアシーバスで空港まで行ってみたいんですが、近すぎて乗車拒否されそうだったんで、またエトアールまで。凱旋門は、この二回近くで見ただけ。エッフェル塔なんて近くにも行きませんでした。こんなんでオイラ、パリに行った! なんて言えるんでしょうか?言っちゃいます!
すぐにエールフランスバスが来て、9時前にはCDGに到着します。帰りは緊張感が全くないなー -
オイラ、空港も飛行機もチョー初心者だけど行きに成田で搭乗経験できたから、もうドキドキしません。
よく考えれば世界中どこの空港も出来るだけ初心者でもわかりやすいように工夫してるんだろうから、すなおに考えれば難しくない!ってことがわかりました。
CDGはもちろん日本語の案内ないけど、だいたいパターンは同じとわかっただけでもオヤジ大進歩です。 -
帰路の航空便は13:30発のAF276便、ロレックスが9時を表示するインフォメーションボード(と、言うんでしょうか?)にはオイラの乗る便はオンタイムと表示されてる。不満なのは、あと210分もオイラは何してりゃいいのよー?と言うことくらいかな?
10時頃チェックイン始まって、またオイラの席が窓側だったから交渉して通路側にしてもらう。スーツケース預けて、あとはフラフラ、、いろんな店はあるけどショッピングが眼中にないオイラはヒマです。 -
少しお腹すいたんでビールでピラフの軽食です。飯粒は久しぶりの気がします。ご飯食べないと寂しくなるのは、やっぱりオイラはチャキチャキの日本人だなーと思う。
パリに牛丼屋ができたらオイラ1ヶ月は楽に生活できる!と思います。
ウロウロしてたらマッサージのお店発見!機械揉みだけど20分で20ユーロ、少し高い気がするけどロングフライトに備えて、、残金もあるし、、時間もあるし、、
うん!リフレッシュできました。快調、快調。 -
オイラの搭乗ゲートはE74なんだけど、係員が指さしながら、トレイン!って言う。オイラ電車じゃなくて飛行機に乗りたいんだけど、解ったふりして ウィ。
オッ!トレイン発見。どうもこれに乗ってターミナル移動なんですねー。遊園地の電車みたいなのに乗ると、なるほどーE74発見しました。
もちろんこの電車は無料ですねー -
このあたりはエールフランスの飛行機ばかり(あたりまえ?)もうどれでもいいです。帰国できれば、、、
13時頃、やっと搭乗できました。オイラのシートは39J右側三列シートなんですが、どうも前後三列グループの中央、通路側です。若い夫婦ふた組と小学生位の四人。オイラど真ん中です。とりあえず英語でご挨拶。
ハイ、オイラ日本人、あんたらは? ハイ、スパニッシュ!
あらー スパニッシュ系のホームレスに差し入れした御利益でしょうか?ところが子供達、ブランケットや持ち込んだクッションで大騒ぎ、やれやれスペインファミリーの観察も面白そうだけどうるさいかなー?
少し落ち着くまで機内後方で黄昏れてると、男性CAが、
ドシタ?
周りの子供達が巣作りしてるから待機中だよー と言うと
オー 少し待っててー
しばらくして日本人女性のCAがやってきて、お客様、よろしければ最後尾から二列目の二席が空いてますが、いかがでしょう? エー オイラ、ラッキーなのかな? -
結局、二人分シート独占で14:17離陸。機内アナウンスによると(日本語で)地上職員のストの為、離陸が47分遅れたと言うことです。
あぁーフランスが遠ざかる。涙 二度と訪れること無いかも知れないのに、神は無情です。 -
同じエールフランスのエコノミーと言っても機材の違い?で雲泥の差があります。行きのエアバスはシート配置が悪くオイラの席の真ん前に前席シートのパイプがあって、まっすぐ足が入らなかった。帰りのボーイングは足元ひろびろ、タオル敷いてサンダルも脱いじゃう。パーソナルモニターも画像がキレイでこれなら映画を見る気になります。
テーブルとモニター二つ独占してオイラ殿様気分です。 -
さぁ、13時間のロングフライトです。
ベルト装着のランプが消えたら すぐにワイン頼んじゃう。
もう飲むしかありません。
どんどん持ってこいー! -
3時半ころ、こんなお食事、席が後方だと食事のチョイスって出来ないんですねー
でもオイラなんでも構わない。出る物はなんでもいただきます。
ワイン飲んで眠くなったらウトウト、時々機内をウロウロ。
また男性CAと仲良くなれたんで、ワインは無くなると次を持ってきてくれる。ハイ、ミスターってヌードルやアイスクリームの用意ができると教えてくれる。フランス人に悪い人いません。
酔いにまかせてCAと冗談言い合って、オイラなかなかコンフォートです。 -
ワイン飽きたなーと思った頃、CAがやってきて ミスター、スペシャルプレゼント!ってブランデー2本とリキュール1本くれた。 メルスィです。
ブランデーはビジネスクラス用のでしょうか?いただければ何でも飲んじゃいます。
外を見ると朝焼けなんだか、夕焼けなんだか、遠ざかるのか、近づいているのか、もうなにがなんだか分からない。
でもキレイかな? -
到着予定が8:19ってモニターにでました。もうすぐ日本かー
日本時間で7時頃、またこんな食事が出ました。
好き嫌いがなくて何でも飲めるオイラは幸せです。
ちょっと気流が悪くてホットコーヒーのサービスが中止です。とアナウンスありました。そろそろコーヒー飲みたいなー、と思ってたのにちょいと残念。
こんどはビールです。
オイラ、どんだけ飲んだかなー -
眼下に千葉のゴルフ場が見えてきちゃった。
オイラ、ゴルフやらないし、人工的な森や林はあんまり好きじゃない。
何十年も変わらない雑木林のほうが楽しいと思うなー -
8:19タッチダウン。
最後までご覧いただいたかた、ありがとうございました。そして申し訳ありませんでした。旅行記の後半は私の記憶の記録になってしまったので、面白くもなんともなかったと思います。
もし、またフランスに行くことあったら、ジヴェルニー、アルジャントゥイユ、エトルタの海岸やバルビゾン村に行きたいと思います。
それでは、Au revoir
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この旅行記へのコメント (8)
-
- wiz さん 2011/09/04 20:00:05
- 同感〜!
- wonwonさん、こんばんは!
どれも面白くってどこにコメントを付けたら良いかという感じで・・
まずはコレを選びました〜!
>もちろんユトリロのモンマルトル風景ですが、
>このあたりにオイラ午前中いたんだー!と、思うと格別です。
私も2006年12月まったく同じ思いでオランジュリーのこの絵を見ました。
実際の場所を見てきたばかりだと、ほんとうに感慨深いですよね!!
帰国の際のフライトのワイン「どんどん持ってこいー!」には笑えました。
wonwonさんの掛け声で私もどんどん呑みたい気分になっちゃいました!
マルモッタンの中の写真1枚も撮られなかったので
wonwonさんの数枚かで記憶が蘇りました、めるしぃ〜。
ジャズクラブも良いですねー。
それでは、新しい旅行記楽しみにしています♪
wiz
-
- Brothers18さん 2011/08/25 12:57:50
- コメントいいです!!
- wonwonさんこんにちは。
wonwonさんのコメントが面白くて、楽しさが伝わってきますね。
飛行機のCAとも仲良くなるなんてすごいです。僕はひたすら映画見て、寝るだけでした。
僕も次回はアルジャントゥイユとバルビゾンに行きたいと思っています。
これからも旅行記楽しみにしてます!
- wonwonさん からの返信 2011/08/26 06:09:12
- RE: コメントいいです!!
- Brothers18さん 書き込みありがとうございます。
一年間も新しい旅行記創ってないので、国内旅行ですが新作を!と
思って準備中です。
パリほどの感動がないんで、たいした旅行記にはならないと思います。
皆さんの旅行記みるの大好きで、家にいながらにしてあちこち
旅行気分です。
WONWON
-
- パンジーさん 2011/08/18 23:48:56
- 絵を見るのが好きです
- wonwonさん
旅行記を一気に全部読ませていただきましたのに
読み逃げで失礼しました。
私も絵を見るのが好きで
上野、乃木坂、竹橋、丸の内etc・・・と足しげく通うクチでした。
なので パリ旅行記でありながら 東京の美術館も出てくるwonwonさんの
旅行記、とても楽しかったです。
オランジェリー美術館展をむかーし文化村で見て
とても良かった記憶があります。
ぜひ行って見たいものです。
マルモッタンも行きたいし、
マティスが好きなので ポンピドーセンターも行くべき?
妄想は果てしなく広がります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。 パンジー
- wonwonさん からの返信 2011/08/19 19:18:46
- RE: 絵を見るのが好きです
- パンジーさん、書き込みとお返事ありがとうございます。
大変失礼ですがパンジーさん!変なオヤジと共通性あるじゃありませんか!私(ふだんはオイラって言いません)も花や自然観るの大好きで、上野公園のバラも何度か観に行ってます。今年は上野公園が改修中でバラが観られないのが残念です。
花や植物は絵のモチーフにする事もあります。
記憶の限りで今年も小石川後楽園の梅、横浜元町からみなとの見える丘公園
の桜や木蓮、鎌倉明月院の紫陽花、先週もバス旅行で栃木県塩原方面のハンターマウンテン(標高1300M、冬はスキー場)のゆりパークで今が見頃という、ゆり観てきました。高原の涼風と色とりどりのゆりの香りの中で、群れ飛ぶトンボのダンス眺めてきました。
美術館巡りも休日の日課のように、、、今年の夏も乃木坂のワシントンナショ
ナルギャラリー展、神奈川平塚市美術館、竹橋のクレー、横浜そごう美術館、
ブリジストン美術館、東京町田の西山美術館、横須賀美術館、、、と絵画の流
れに身を任せています。
よろしかったら、これからもオヤジにお付き合いください。よろしくお願いい
たします。
今モンマルトルをモチーフのお絵かきしてますが、モノになるかどうか不明で
す。
WONWON
-
- まいみさん 2010/11/06 11:45:10
- こんにちは。
- 「待ってました!」と読み始めたらビックリ。
帰国後ちゃんと病院には行かれました?!
こうして旅行記をアップされているので
大した事態ではなかったのではと思いますが。
異国&一人旅での体調不良はシャレになりませんね。
私もゆとりを持って無理なスケジュールは組まないよう肝に銘じました。
しかし、6階まで階段はきつい・・・。
- wonwonさん からの返信 2010/11/07 06:07:16
- はいどうも。
- チェック入れるの はやっ! です。
オイラは現在、集中治療室の隣のベッドで人工心肺につながれて
キーボード縛り付けてもらってお返事書いてます。
なーんて事にはなっていません。
驚かせてごめんなさい。詳しくはのちほど、、、
- まいみさん からの返信 2010/11/07 07:43:02
- RE: こんにちは。
- > チェック入れるの はやっ! です。
でしょ? でしょ〜〜!!
しかし朝早くからビックリしたじゃないですか〜〜。
お陰で眠気が吹き飛びました!!!(*゚∀゚)=3
さて、私はこんな時間にもう職場に来ておりますよ!
昨日は残業で8時過ぎまで働いていたので、
家にはお風呂と寝に帰るだけですわ、ここ数日orz
「パリに行く」って夢があるから頑張れるのさ!! ですね。
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