2010/08/09 - 2010/08/15
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wonwonさん
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三日目、ルーブルとオランジュリー美術館巡りです。
メトロ、タクシーはなんとか乗り降りできるようになったし、迷子にもならない。
オイラ前世はパリシィだったんじゃないかと思います。
一日が早い!楽しい!知恵熱が出そうです。
途中で日本語教室を開いたり、フランス語教室に入ったり オイラ頭からケムリ出そうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
どうも時差ぼけが解消されないようで長時間続けて眠りにつけません。
まあ、歩きながら眠ってしまうこともないでしょうから、あまり気にしないことに。
4時頃目覚めて部屋に備え付けの電気ポットで置いてあったインスタントコーヒーを飲みます。
6時過ぎ明るくなるのを待って窓から覗くと、コンフォートホテルって幟だけ新しい。薄曇りだけど晴れるといいなー、
6時過ぎに昨日スーパーで買ったサンドイッチとオレンジジュースで朝食です。夜はビール、ワインしこたま飲みますがアル中じゃないし彷徨いに影響するんで昼間は普通の皆さんと同じです。
ホテル前の路は一方通行、車の往来は少ないので静かなほうです。
オイラの部屋は6階なので小さなベランダに出ると見晴らしも良い。建物だらけですが、、、 -
誰の作品でもパリの街並みを描いた絵に必ず見えるのが屋上あたりに見える小さな赤いトサカみたいなの。
気になってたけど、ナルホドー ここだけじゃなくあちこちで見かけるのに納得です。
排気口か煙突か?必ず赤いんですねー
もしオイラがパリの街並み描いても空と建物の間に赤を小さく落とすことになりそうです。 -
今日も元気に出発ー。8時前にサンチェ駅に到着。
ここがサンチェ駅の入り口です。カルネ1枚いれてオペラ駅に向かいます。
ところが乗ったとたんに大きな音?
何?車内アナウンスじゃないし、朝はサービスで音楽放送してるの?
隣の扉付近に目をやると、、、 -
イチオシ
ホー!噂にゃ聞いてたけどホントにいるんだー
メトロのなかでも大音量でライブなオジサン。思わず目と目が合ってしまったので覚悟決めます。だんだん近づいてくる!ウワー、、、大丈夫、大丈夫。こんな時はご祝儀差し上げれば頭カジられることありません。コインいれてカメラ見せるとニコッ(ちっともかわいくないけど)とするから写真もOKですね。こんな自由なパリの街、大好きになります。
エレキヴァイオリンとでも言うんでしょうか?
こんなファンキー大好きです。 -
しかし、このオジサン朝8時から音楽三昧とは普段何して生活してるんでしょうか?小銭稼ぎにはなるけどヴァイオリン、アンプなど安くはないはず。10時にはサッサッと着替えてパリ市庁舎で勤務ですかねー?謎です。
朝っぱらから うるさい!と思うかたは次の駅でいったん降りて隣の車両に移る(パリメトロは車内通り抜けできない)しか方法ないんですが、皆 新聞読んだり目を閉じたりして気にかけないみたい。オイラはもうしばらく目覚めのミュージック楽しみたいのに残念ですが三つ目のオペラ駅で降ります。 -
昨日と同じ店PAULでカフェオレだけ飲んでルーブル目指します。
ヴァンドーム広場を目指しつつ、適当にフラフラ、、ピラミッド駅過ぎたあたりまで日本食のレストランが目に付きます。SUSI,SASIMI,YAKITORI色々書いてあるけど、ひぐま・江戸っ子・野田岩なんて日本語見るとつい、気になります。寄り道大好きは国内と同じ。
オイラのあとをつけてくる探偵さんはきっと首をかしげてます。(もし、いたらの話) -
彷徨いながらもルーブルに着くところがオイラの実力です。
今日は9時でも大勢の人がいる。
ミュージアムパス持ってるから、どんどん進むとオイラを呼ぶ奴が、
何?パス持ってるよ?
いいから、コッチへ来なさい!
後を付いてくと、ガラスピラミッドの下に降りるエレベーターの前に、、 -
これは午後の画像ですが、この丸いステージが上下する。
オイラは一人これに乗せられて下に降りる。
なんか小林幸子が艶やかに登場する時みたい!
羨ましそうに見てる人もいます。
こんな事なら、かぶりものかぶるとか背中に羽根でも付けときゃよかった。 -
健康なかたはこのらせん階段で降りられます。
オイラが降りると舞台?は地下に潜ってしまいます。
車いすはもちろん、ベビーカートも乗せてくれます。 -
またリュック預けようと思ってクロークに行くと
ノープロブレム、もって歩け!って
オイラ 杖だからしょって歩きたくない!
なら、車椅子使え! 強情な奴です。
オイラ自分の足で歩いて観て廻りたい!
強情なら日本男児の名にかけてオイラも負けません。
渋々預かってくれました。
へへっ、オイラの勝ち! ちっとも偉くありません。
クロークの写真撮ってたら、怒られた。なんでよー? -
まだ、9時少し過ぎた頃ですが館内はかなり混んできます。
深く考えずにとりあえずリシュリュウ翼から攻略です、ウダウダ考えてると時間が惜しい。
国内でも一日に2〜3カ所美術館廻りする事あるんですが交通の便を第一に考えて年代順などあまり気にしません。どうせ頭の中で混じってしまうけど、ゾクゾクした作品はしっかり焼き付きますから、、 -
オイラはルネサンスあたりから近代絵画まで(特に19〜20世紀にまたがる頃が好き!)大好きだし、ここには無い日本画まで見境ないんですが、これほど多数の絵画を前にすると完全にクラクラ状態です。
-
たまには作品の感想も、、、
ラ・トゥールの いかさま師 と言う絵なんですが、かなり評判になる作品みたいです。でも彼の作風から少し外れてて、私はここで見つけられなかったんですが 大工の聖ヨゼフ とか 灯火の前のマグダラのマリア など蝋燭の明かりと闇をテーマにした作品が彼の真骨頂だと思います。闇が闇であるが為に一本の蝋燭の照らし出す、なんと明るいことか!後年のレンブラントにも共通するものがあります。
光が明るいのは対比する闇が暗いからです。 -
なんとも時間を忘れて 絵画の流れに身を任せたい 状態です。
日本語の音声ガイドもあるらしいんですが、オイラは借りることありません。他人の批評や感想は自分の印象、判断のじゃまになるだけ、
あとで画集でもゆっくり読みます。 -
息が止まりそうになるんで、時々外を眺めるとあちこちで行列が長くなってくる。
あちこちに入り口があるらしいけど、入ってしまえばこっちのもの。
寝袋持ち込んで泊まり込みもできるかも?
見つかってしまったらイエスのようにはりつけになるんでしょうか。 -
館内員のお二人。
結構お気楽に楽しそうにお話ししてます。
オイラもここでアルバイトに雇ってくれないかなー?
もっとも監視、ガイドしないで観てばっかりいたらすぐにクビでしょうが、、、 -
だんだん近代に近づいて来た!
望んで来た事とはいえ、どんだけ作品あるんでしょう? -
たどり着いたのがドキドキもののカミーユ・コロー
-
ここはコローの部屋なの?
館内員の若いお兄さんに聞くと、いや○△×の作品もあります。ホラあそこに、、、
ホー、どうもありがとう って日本語で言うと どうも ってどういう意味?
フーン 一生懸命日本語の勉強中みたいです。
えーと ドウモ はVERYとかSO MUCHみたいな感じだよ。
じゃ、アリガトって言われたらなんて言うの? -
なかなか熱心な奴。よしオイラが教えてあげよう。
そんなときは ドウイタシマシテ って言うの!
???ドウイタマシマシ、、、???
違う!三つに分けて覚えなさい!
ドウ イタシ マシテ はい、言ってごらん。
ドウイタシ、、、ぶつぶつ言いながらなんかメモしてる。
皆さん!ルーブルで上手に どういたしまして って言える好青年いたらオイラの弟子です。 -
イチオシ
そんなことより こんなに多くのコローの作品観られるのは至福の限りです。 モルトフォンテーヌの思い出 2年ほど前に東京上野でお目にかかってます。
もちろん日本人以外にもファンがたくさんいるようです。
コローは風景画で空気の密度、大気を感じさせてくれます。 -
珍しくアップで一枚。コローの ティヴォリ、ヴィラ・デステの庭 ですが妙に私の頭に残っている作品です。中央の少年はあとから描き足したそうですが、画家は頭の中で常にバランス、ポイント考えてます。
前述のモリゾおばさまも、この絵の模写を残してる。制作時期に20年程の時差があるんですが比べて観るのもおもしろい。 -
ナポレオン皇帝が使っていた品々と言うことです。
絵画以外にも、思わず立ち止まってしまう場面も、
いかんいかん!こんな事では野宿ならぬ館宿になってしまう! -
ニケちゃんも今日は館内の岐路という事で遭遇しますがシュリー翼とドゥノン翼の間、踊り場みたいな場所なんでことさら人が多い!
オイラのイメージだと夕方の東京渋谷ハチ公前の人だかりを連想します。 -
モナリザも案内あるあたりからすでに混雑。情報によると小品なのに柵があつて近寄れない、じっくり観ること出来ない。
人の頭越しにのぞくと、祇園祭りのクライマックスみたいな感じでエライ事になってる。
そこで考えるオイラ。観た!と言う実績残したくて来た訳じゃない。何十分もかかるならダビちゃんには申し訳ないけど、他の作品一枚でも多く観たほうがオイラの頭は喜ぶ筈。そう考えてパスしました。そうとうヘンなオヤジですがオイラはオイラ!
後悔しません。 -
もうお昼過ぎ、一度ピラミッド下に戻って昼食です。レストランありますが混雑してそうなんで、テイクアウトで軽くこんなものを。
テーブルもなかなか空きがないけど、親切なフランス人がここ、もうすぐ空くからおいで!って呼んでくれる。
フランス人に悪い人いません。
ワッフルは美味しかった。 -
何千年も前から何か描きたい!って一部の人間に願望あったんでしょう。
人が道具を使い出してすぐに指や棒を使って大地に何か書いた。それが絵画の始めなんでしょう。
フレスコ画も進化の途中で生まれた物。
人間の欲ってものが文明の進化を生み出しています。 -
うっかり見落としそうですが、時々視線を上に向けないといけない。
天井画と言うんでしょう。足場を組んで描いた作品もあります。
オイラ、出来れば床に仰向けになって観たい作品もありますが、きっと上見て歩いてる人に踏んづけられると思うんで自粛しました。
やはり閉館後に一人でうろつきたい! -
ここも採光が充分配慮されてます。
国内の美術館には問題ある所おおくて、無理な照明あてて おまけにアクリル板(ガラスもあり)でビシッとガードしてるから反射してさつぱり観られない作品ばかり、なんて場合が多々あります。
わざと見にくくしてるの?なんて思うことあります。
せっかく展示していただけるんなら、見やすさを充分検討してください。
どうかお願いします。 -
グルグル彷徨いガラスピラミッドの下に戻った。
やっぱり半日程度じゃルーブルに行った!などと大口たたけません。涙。
でも予定じゃオランジュリー美術館も今日行かなきゃミッション果たせません。
きっと、きっとまた来るから待っててールーブル。 -
このらせん階段、このアングルからも絵になりそうです。
空を秋の乾いた青空にしてもう少し左に振って、、、、
オイラの頭の中には 描きたい! モチーフたくさんありすぎです。
何枚を絵にする事ができるんでしょうか?
また、目立ちすぎるエレベーターに乗ってオイラお帰りです。 -
やっと出口までご帰還。思いっきりスッ飛ばして廻ったから見逃したのもあるかもしれない。でも1時過ぎちゃったから、涙、涙の退館です。きっとまたいつか来るぞー
-
午後は朝にも増して大勢の人々。日曜は入館無料になるそうですが、さらに多くの来場者で埋め尽くされるんでしょう。
携帯電話なしで仲間とはぐれたら巡り会うの難しいでしょう。
今日は午後から得意のウロウロ散歩とオランジュリー参拝?予定ですが長くなりすぎたのでこの旅行記はおしまいです。
初パリ一人旅、彷徨いオヤジ 絵画の流れに身を任せ、、、、その4に続きます。
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